ファンタジーなど

基本的に、いろいろなことの変なとこに突っ込みます。

下に一方向回転しかしないプロペラだけの飛翔体のこと

2017-09-29 21:14:34 | ファンタジー
以前の記事で、「ドリームバスター」に登場するトンデモ飛翔体を取り扱いました。

さて、すごく昔になった
「天空の城ラピュタ」の再放送を見ました。
最初からから登場しますね。岩の塊の下に1枚だけのプロペラ付けて、
プロペラをゆっくり回転しながらも空に浮いてる・・・
こいつが犯人だったんですね~
しかも、ヘリコプターでは必須の回転を止めるための尾翼の垂直の回転プロペラに相当するものが無い・・・

理科・物理にうとい人なら信じちゃいますね。これはw
作者を非難したのは間違いでした。ごめんなさい。

ラピュタには、石の力で浮くという基本設定があるので、プロペラが無くても浮き上がれるはずなんです。
石だけでは浮力が足りないとか浮きすぎがあるのでプロペラで調整していますという言い訳は良しとしても、
反動が無いとしているのはファンタジー分野です。
余分な石を使って浮いてから、下のプロペラを回転させて十分に浮いてから石を減らしましたという
細工で飛んでいるとしても、下のプロペラを回すとプロペラ以外はプロペラとは逆方向に回り出すという
事実(作用・反作用の法則)があります。
逆方向には回らないというのは、反動(反作用)がないってことなんですが、すべてに反動が無いと変なことになります。
例えば走るとかジャンプには反動を使っています。走るのに反動が使えないと摩擦だけ使うってことでスリ足移動になり、
ジャンプはまったく不可能ということにw
本当に反動が無いと、実は、プロペラ廻しても浮き上がる力は生じないってことになっちゃうですけどw
ということで、気が付いた人には、ちょっと受け入れがたいかも。

なお、ドリームバスターには、浮き上がる方法がプロペラの生み出す浮力以外にはなかったのでしたw
つまり、着陸・着水した装置が自力で浮き上がるのは、どうやっても無理なのでしたwww
べったり土にのっかていたり水につかったプロペラが、どうやって回れるというのでしょうか?
クレーンで持ち上げてから飛びましたという、なさけない方法ならw
着陸・着水でもクレーンにつるされてから着陸・着水しないととんでもないことになるのですwww


コメント
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