ファンタジーなど

基本的に、いろいろなことの変なとこに突っ込みます。

顔のない魔術師 ベン・アーロノヴィッチ著 ハヤカワ文庫

2013-08-09 08:16:46 | ファンタジー
ロンドン警視庁特殊犯罪課2 です。

現代の少し違った世界~魔法、ヴァンパイア、神々などなどが存在する世界を舞台にしています。

なお、神々(人間から進化した神も含む)が登場しますが、ユダヤ、キリスト、イスラムの神は未だ登場しません。どう、扱うんでしょうか楽しみです。(これらの宗教が未だ登場していないようです)

ひっかかるとこを

P173:シニスターやデクスターを扱った部分
男女共学では冗談になるという事項のようですが、訳注が欲しかったところです。
ネットで探すと、シニスターもデクスターも、ほぼ悪役の有名な決まり名のようで、映画、コミック、小説がわんさかとひっかかります。根気良く探せば出てくるのかな?
遠い昔の記憶で、竿を左右どっちに収めるかという件で冗談ぽいのがあったけどそれかな?


P201:キッチンにいるというマーサのジョーク
訳注のない小ネタのひとつらしい。
マーサとキッチンで探すとマーサーキッチンというニューヨ-クのレストランがトップに出てきますが、小説はイギリス出版なのでこれとは違うかもです。日本にも支店があるようなので、イギリスにもありそうなので、これをさしている?

次にマーサ・スチュワートというアメリカの実業家がいますが、範囲が広いのでこれは違うようです。リビングに居たようだし。

P205:IKEAの家具
実在する会社名で、日本でも通販で買えるようです。

変なとこを

1940年代に成年になっていた3名の女性が、不老のまま現代にまでずーっと一緒に住んでいるのですが、
数年に1回は、それぞれが男性それも音楽家の魔法素質?とでも呼ぶべきものを吸い取って死に至らしめることが必要という設定です。
こんな姿形が変わらない3名が、パトロンもいないのに、一緒に住み続け、生活できたというのが、そもそもご都合主義でしょう。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする