風に吹かれすぎて

今日はどんな風が吹いているのでしょうか

2005年12月12日 | スピリチュアル
寒い日が続きます。

目の前の空き店舗、借りることになりました。
いよいよ骨董屋をするわけですが、骨董屋の知識はゼロに近いです。
知識があればいいってものではありませんが、知識のない骨董屋は信用されません。
大急ぎで知識を詰め込まなければなりません。

まず、伊万里やなんやらの焼き物というのがよく分かりません。
土がどうだとかこうだとか、藍色がどうだとかこうだとか、判別つきません。
ものの審美眼は、まず本物を見ることからはじめなければなりません。
二流、三流をいくら見ても、審美眼は身に付きません。
逆に、余計な色眼鏡でものを見るようになってしまいます。

あまり手を広げないで、自分がこれはいいと思うものからはじめたいと思います。
でも、なんか楽しいです。

以前、ボストン美術館かどこかで、宮本武蔵の書を見たことがあります。
ちょっとその場を動けないほど、びりびりとした緊張感と、力強さがありました。
あのレベルのものを扱おうとは思いませんが(間違いなく力負けします)、心地の良い波動を持ったものを扱って行きたいです。

ところで、今日銀行への支払いを、お金をかき集めてなんとか済ませました。
手元に残ったお金は1500円です(笑)
いつもこんなです。
それでも、なんとかなるという毎日が続きます。
ありがたいことです!!!!!!!←やけくそ

いや、ほんとにありがたいのですが。

「人に命を吹きこんだのは風だった。
 俺たちの口から出てくるのも風で、
 それは俺たちに命を与えてくれる。
 風が吹きやむと、俺たちは死ぬ。
 指先の皮膚のなかに風の小道が走っているのが見える。 
 それを見れば、俺たちの先祖が創造されたとき
 風が吹いていたことがわかる。」

           不詳(ナヴァホ族)1897年

風とは、「気」と言い換えてもいいでしょう。
雄大で、荒々しい大地に住むナヴァホの人たちには、「風」と言うほうがピッタリしたのだと思いますが。
気の流れが滞ると、人の心も弱り、身体も衰弱します。
天と人とは「気」で繋がっています。
さらに言うなら、天と万物は「気」で繋がっています。
「気」が物質化したのが、人であり、植物であり、鉱物であると言ってもいいかもしれません。
それぞれの存在は、それぞれの波動を持ちます。
同じルビーという宝石でも、二つとして同じ波動を持つものはありません。
ましてや、その波動の違いの複雑さ、奥深さは人間において顕著です。

あれこれ考えたり、悩んだりすると、「気」も乱れます。
ナヴァホの人みたいに、自分の生命と直結しているような、シンプルな「気」でありたいと思う今日この頃です。





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2 コメント

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 (かなりや)
2005-12-13 16:35:56
 新店舗ご開店、おめでとうございます。

 ますますのご発展を祈ります。



 新店舗となれば店員さんも要りますね。

 もちろん、今のお店からでも見えてる、あそこでしょう?



 それにしても

この寒さの中、元気ですね。寒さに弱いわたしなんか生きてるだけみたいな生活です。



 頑張ってください!



 
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Unknown (torut21)
2005-12-13 17:23:35
ご丁寧に、ありがとうございます



店は丸見えですから、しばらくは一人でいいかなと思っています。

店員を置くほどのことでもないかなと思っているんですが。

ま、様子を見ながらぼちぼちやっていきます。



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