風に吹かれすぎて

今日はどんな風が吹いているのでしょうか

突破

2009年06月28日 | スピリチュアル
ぼくの今のPCの壁紙はストーンヘンジの写真です。
ストーンヘンジには行ったことがあります。
アンティークの買い付けでロンドンに行ったついでにバース(ローマ時代の温泉で有名です)に向かう途中に立ち寄りました。
広々とした草原に突然それはありました。

巨大な石柱がサークルを形成しています。
その石をどのようにこの地まで運んできたのかは謎とされています。
その辺りで採掘される石ではないそうです。
冬至だとか夏至だとかを観測する天文所の役目をしていただとか、祭儀の場所であったとか言われているようです。

ぼくが思うに、古代の人たちが現代に残した「公案」だと思います。
太陽の死と復活を象徴する冬至や夏至にこだわる意味、そのために膨大な労力を費やす意味、
或いは膨大な労力なんか必要としなかったかもしれない可能性。
そういう現代のおいての硬直した知性に対する挑戦状として、エジプトのピラミッドにしろ、マチュピチュの遺跡にしろ、
ストーンサークルにしろ、現代においても存立し続けているのだと思います。

「神々の指紋」や「神の刻印」などのグラハム・ハンコックの著作を読むと、全世界じゅうに遺跡が「沈んで」います。
わが沖縄の海の下にも壮大な石造りの遺跡が眠っているようです。
豊富な写真とともに世界中の眠れる遺跡が紹介されていますから、興味のある方は読んでみるといいかもしれません。

アセンションというのは、そろそろその「公案」を解きましょうということに他ならないような気がします。
その公案を解くためには、まず自分とは何か、生きるとは何かを通過しなければ無理なのでしょう。
禅的にいえば、「本来の面目」を通過しないと、それに続くいかなる公案も通過しないからです。

人はどこから来てどこへ行くのか?
問いはそれだけです。
それだけの問いに答えられない苦しさにこの世は満ちてしまいました。
突破できますでしょうか?
ぼくは突破したいです。

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