風に吹かれすぎて

今日はどんな風が吹いているのでしょうか

打ちのめされる

2009年03月23日 | 雑感
今日は空はうららか、風は冷たしみたいな天気でした。

朝出掛けにテレビを見たら、野球のワールドカップをしていました。
日本が集中打で圧倒的に勝ち越したので、出勤しました。
真剣勝負というのはどちらが勝とうが負けましが、気持ちのいいものです。
真剣でいながらも、わずかな心の隙やミスが負けにつながります。
それをお互いに知り尽くしているからこそ、勝ち負け関わらず相手を讃える気持ちが生まれます。
武士道、騎士道はその精神があるからこそいまだに命脈を保ちます。

国名を背負って、この一球を打たなければ負けるというプレッシャーを背負って選手たちは戦っています。
おそらく、国名を背負うということは想像を絶するプレッシャーに違いがありません。
一流選手が魔法をかけられたみたいに実力を発揮できないということがあるのも、そのせいだろうと思います。
そのなかで戦い続ける選手たちに幸あれ、です。
一人一人の選手の真剣な面構えに、幸あれです。

真剣な戦いというのはいいものです。
もちろん、真剣な戦いに負けたら打ちのめされます。
打ちのめされることが大嫌いな多くの現代人にとっては、なおさら嫌なことでしょう。
でも、一度打ちのめされることをお勧めします。
そこから、初めて自分が生きるということがリアリティを持ち始めますから。

貧乏な時代、打ちのめされることが当たり前だった人々の心の強さは見事でした。
真剣な勝負ができるということこそ、この世に生まれた最大の恩恵でもありますから。


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