風に吹かれすぎて

今日はどんな風が吹いているのでしょうか

自ら光る

2008年10月06日 | スピリチュアル
変な事件が続いています。

人は人の心の暗部というものを正面から見つめるのが苦手です。
他人の心の暗部を覗くと、自分の心のに潜む暗部までもが浮き出てくる恐れがあるのかもしれません。

わが子を絞め殺す母親の心理を知りたいとは思わないものです。
無差別に通りがかった人を刺し殺す心理を知りたいとは思わないものです。
そんなものは自分とは遠い世界で起きているものだとして、考えることを放棄します。
そんなものでしょう。

でも、暗部を知れば知るほど、光のありがたさを知るということはあるように思います。
不信、絶望、虚無の世界を知れば知るほど、日常を大過なく過ごせるありがたさを知るでしょう。

この世は光も闇も、どろどろと渦巻く世界です。
テレビドラマのように安易なストーリーで終始するわけもありません。

闇を知らない光は、少しの風でも恐れおののいて消えてしまうでしょう。
闇を知る光は、強いです。
闇を目の前にして、光るべくして光り、そこにはいささかの怖れも不安もないからです。

そういう意味から言うと、ありのままの世界をありのままに知るということの重要さがあるように思います。
第二の経済大国といわれる日本ですが、生活水準は驚くほど貧しいままです。
それが何故なのか、ただ正確に知るということが大事なのだと思います。
メディアはまったく当てになりません。
闇の勢力の番犬といってもいいくらいです。
腹なんか立てる必要もありません。
闇というのは、人のマイナス感情をエネルギー源としています。
知った上で、搾取され貧しくとも、楽しく生きるという決意を人々がしたときに、闇の勢力は衰えます。

闇の勢力にエネルギーを与えているのも、やはり人の心です。
自ら光ることが出来るのも人の心です。

自ら光る人間を、だれもどうすることもできません。
自ら光る自由だけは守りきりましょう。

抽象的な話でごめんなさい。