風に吹かれすぎて

今日はどんな風が吹いているのでしょうか

雪の日に

2008年02月13日 | 雑感
友達のお父さんが亡くなりました。
昨日の朝亡くなったと留守電に入っているのを、つい先ほど気づきました。
古くからの仲のいい女の友達です。
いろいろ人生の局面をともに歩んできたような友達です。

彼女の両親と一緒に酒を飲むことも度々ありました。
お二人とも高齢で体のあちらこちらが弱ってきているのに、酒席になると浴びるように飲み続ける人たちでした。
お母さんは口に衣着せぬタイプで、豪胆な冗談を機関銃のように言う人です。
嘘や曲がったことが嫌いな人です。
お父さんはかなりハンサムな人で、若いときは有名どころの建築会社で経理部門の重責を担い続けた人でした。
口癖は「わしの生き様はなぁ~」と始まり、仕事に心身を捧げた日々を懐かしげに語り始めたものです。

そのお父さんとは去年のボジョレーヌーボーの解禁の日に、バーで会ったのが最後の日となりました。
ぼくが店に入ったときはちょうど帰りかけているところで、ちょっとふらふらしているのが気になりました。
以前でしたら、体がきつくてもぼくと飲み直しとなったでしょうが、その日はすぐに帰りました。
よっぽどきついんだろうなと思いました。

おりしも昨夜から雪が降り続けています。
長い不景気と人々の覇気の無さで薄汚れたようなこの町も珍しく白化粧をしています。
お父さんに最後の別れを言いに、今から行って来ます。