風に吹かれすぎて

今日はどんな風が吹いているのでしょうか

悪法

2008年02月16日 | 雑感
昨夜は二度目の牡蠣パーティーでした。
ネネさんが漁師さんのところから直接買ってきた殻付牡蠣をレンジでチンして食べます。
レモンもなにもかけず、熱々の牡蠣をそのまま食べます。
ほんのり塩味が効いていて美味いです。
冬の食べ物としては、湯豆腐と牡蠣がぼくの中ではベスト2です。
そのあとは行きつけの食べ放題飲み放題の店に行きました。
時間制限でその店を追い出されたあと、ネネさんと二人で立ち飲みの店に行きました。

それにしても、昨日今日と寒いです。
滝に毎週行っている頃は寒さを感じなくなっていましたが、すっかり身体は元の脆弱に戻ったようです。
こういう寒さのなかでも、しっかり忘れず梅が咲き、あと一月も経てば桜が咲きます。

ところで、人権保護法案というとんでもない法律がなし崩しに国会に提出されるようです。
マスコミは一斉にだんまりを決め込んでいます。
人権委員会という組織を作り、被害者の訴えに基づき令状も裁判所の許可も無く加害者を捜索できる仕組みです。
「差別を受けた」とある人が主張すれば、そういう強力な権力を持った人権委員会とやらが動き出すわけです。
しかも、その人権委員会のメンバーの選定方法が曖昧で、何でも「高潔な人格者」がその任に当たるそうです。
「高潔な人格者」が裁判の過程を経ることも無く、差別をしたしないを裁いていくわけです。
差別というのは極めて微妙な問題で、不快に感じたものがカタッパッシから差別だ、差別だと訴えだす可能性が高いです。
その「高潔な人格者」は国籍を問わないそうでもあります。
誰がどういう見識で「高潔な人格者」を決めるというのでしょうか。
もう誰のための、何のための法律なのか、分かる人にはわかるでしょう。

自由な言論をあれほど主張するマスコミが、こんな重大な法案なのに口を閉ざしているのもやれやれです。
マスコミに関しては、この法律の適用外ということで、我知らずを決め込んでいるだけではなさそうです。
マスコミの嘘というのもネットでさんざん暴かれています。
要するに、制御不可能なネットを封じ込めるための法律ですね。
常に煮え湯を飲まされているマスコミ側もネットに対しては苦々しく思っているのでしょう。

なんというか、日本全体が制度疲労を起こしている感じですね。
一人一人がしっかりと誰がなにをしようとしているのか、見極めておかなければなりません。