秋

ようやく涼しくなってきました。
そんな秋の青い空の下をお宮参りに行ってきました。
以前は大祓などの祝詞を上げていたのですが、他の参拝者がジャラジャラ鈴を鳴らすわ、お賽銭を投げ入れるわで、
落ち着かないので、最近はごく簡単に参拝を済ませるようになりました。
他の参拝者から見れば、なんだ気取って祝詞なんか上げやがって、という感じだったかもしれません。

昨日の夕方、台所の窓から東の方向の町並みをぼんやり眺めていました。
遠くのビルの窓の一つがオレンジ色に強烈に光っています。
空は曇っているのでなんだろうと思いましたが、雲の切れ間から夕日がその窓に射しこんでいるのだと気が付きました。
次第にオレンジ色に輝く範囲が広がり、ビル全体が燃え立つようになりました。
周囲の建物には夕日が当たっていなので、そのビルが大変目立ちます。
すごいなぁ～としばらく感心してみていました。

その後、日も沈みビルの窓にも灯がともり始めました。
先ほどのビルの窓にも電気が灯っています。
先ほどの強烈な光に比べるとなんとも貧弱な黄色い光です。

ああいう強烈な光を毎日地球は浴びているわけです。
膨大なエネルギーを浴びて、生命は循環します。
宇宙空間から見たらさぞかし見事なサイクルでしょう。
奇跡的に美しい光景が地球上で毎日くり広げられています。

時間の経ち方がとんでもなく早くなっているような気がします。
そういう見事なサイクルからはじき出されないように、地に足をつけていなければなりません。
どうもぼやっと観念的になりすぎです。

そろそろ涼しくなったので山歩きでも復活させようかと思っています。