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海外の都市の紹介、 その113-3 『台湾ブラブラ観光旅行-国立伝統芸術中心-3』

2014年03月04日 | 海外の都市の紹介
宜蘭県の国立伝統芸術中心(センター)に案内してもらいました。



国立伝統芸術中心は台湾各地の伝統芸能や工芸のすべてを一ヶ所で楽しめるように造られたテーマ・パーク(スペース?)です。



民芸工房街と呼ばれる老街(旧街)です。
台湾各地の特色ある建物を再現したもので、通りには彫刻や織物、金属工芸、漆器、泥人形、紙工芸、玩具、伝統的な雑貨や飲食などの33店舗が並び、伝統工芸を今日に伝える匠たちが目の前でその技を披露してくれます。



京劇・布袋劇といった台湾伝統芸が老街で始まりました。



中国語(台湾語?)なので内容は良くわかりませんが、泥棒が悪徳商人(お金持ち)よりお金を盗み、貧しい人に配るというような物語のようです。
台湾版の日本の鼠小僧のようなもののようです。



あくまでも想像ですが、ここで演じられている京劇、歌仔戯、偶戯などと呼ばれている演劇は、中国というより台湾独自の庶民が伝承した昔ながらの大衆演芸のようです。



なぜか、日本の着物を着て踊っている人もいます。



古き廟を模して造られた文昌祠と呼ばれる舞台です。
舞台の正面に文昌祠三川殿廟があり、かつて人々の祈りの場であると同時に、娯楽の場として多くの芸能文化を育んできたことを伝承しているのでしょう。



青斗石の基石、屋根を支える紅色の柱、柱上部のます組みと天井板に施された華麗な文様、名文家の題辞がある屏風と、煌びやかです。



とても美しい踊りでした。
ここでは、週末を中心に催し物が開かれているそうです。



昭和の10年代を感じさせる老街(旧街)に日本語の看板も目につくので、もう少しを歩いてみます。

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