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動物園 動物写真その54 『エゾヒグマ & ツキノワグマ』

2017年03月30日 | 動物園 動物紹介
今回は上野動物園と野毛山動物園の『エゾヒグマ & ツキノワグマ』の紹介です。
紹介はネット情報の動物図鑑より引用しています。



世界には8種類のクマがいて、日本国内には北海道に生息するヒグマと、本州以南に生息するツキノワグマの2種類のクマがいます。
環境省の調査によると、北海道の約55%の地域はヒグマが、本州の約45%の地域にはツキノワグマが生息しています。
最初は上野動物園のエゾヒグマです。



エゾヒグマは北海道に分布するヒグマの亜種で、サハリンや南千島列島、スタノヴォイ山脈辺りから中国北東部、朝鮮半島などにも分布しています。



森林や原野・高地などに生息し、国内では最大の陸上哺乳類で、体格はがっしりとして大きく、腰よりも肩の方が高く、肩の部分は盛り上がっています。



体の大きさは体長1.8-2m、体重150-300kgです。
嗅覚(きゅうかく)が特に敏感で、数kmも風上のにおいをかぐことができます。



野生下のものは、冬には山の斜面に穴を掘ったり、岩穴や木の洞を利用して冬眠しますが、秋にあまり餌を充分に食べることができなかったものは、冬眠しない場合もあります。



外敵はトラが挙げられますが、トラのいない国内では、人だけが外敵となっています。
食性は雑食性で、果実や草類のほか、木の葉や木の実、球根や樹皮・樹脂などの植物質の他、昆虫や魚、ザリガニ、鳥や鳥の卵、小動物など何でも食べます。



雄の方が雌よりもひと回りほど大きく、毛色は褐色や赤褐色・黄褐色・黒色などですが、ふつう体が黒く、頭部が黄褐色のものは胸に白い斑紋が見られ、全身赤褐色のものはエゾヒグマの中でも体が大きく、爪もよく曲がっています。



日本国内には、北海道に生息するヒグマ(亜種としてのエゾヒグマ)と、本州以南に生息するツキノワグマ(亜種としてのニホンツキノワグマ)の2種類のクマがいます。
ツキノワグマです。



アジア大陸に起源をもつツキノワグマは、現在、イラン、アフガニスタンの西アジアから、日本、韓国、台湾の東アジアにかけて広く分布しています。



主に木の実や木の根、果実などの植物質を食べるが、アリや昆虫、鳥やげっ歯類など、ツキノワグマは何でも食べます。
嗅覚は優れていて、1m程の地下にいる昆虫なども嗅ぎだすことが出来ると言われています。



ツキノワグマはふつう全身黒色で、頭は幅広く、耳は離れていて突き出した感じで、鼻面は長いです。
胸には月の輪の形をした白斑が見られるが、この白い斑は細くて真ん中で切れているものや、中には白斑がないものなどもいます。



ツキノワグマの分布は、ブナやミズナラに代表されるブナ科の落葉広葉樹林(ただし紀伊半島では照葉樹林)の分布と重なっていることが指摘されています。



頭は幅広く、耳は離れていて突き出した感じがし、四足で立つと肩の方が低いです。



ニホンツキノワグマは昼夜共に活動するが、主として夜行性が強いと言われている。
これは人との接触を避けるためと言われていて、元来は日中によく活動します。



性質は荒く、野生のヤギやヒツジ、スイギュウなどの大型獣を倒すこともあり、時には家畜を襲うこともあります。
相手に襲いかかるときは手で殴りつけるようにして攻撃しますが、人に向かってくることもあり、特に繁殖期には気が荒くなります。



ツキノワグマは雑食性ですが、植物を主食としています。しかし、ウシやヒツジのように食物繊維を消化するための特殊な消化器官を持っていないので、硬くて繊維質の多い植物は避ける傾向があります。



次回は『シロテテナガザル』の紹介です。

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