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海外の都市の紹介、 その53の6 『カンボジア、バンテ・アイスレイ』

2008年10月26日 | 海外の都市の紹介
カンボジアの最後は、バンテ・アイスレイの紹介です。



『女の砦』という意味のバンテ・アイスレイの遺跡は、アンコールワットの北東30kmの所にある小さな寺院です。



バンテ・アイスレイは967年に密林の中に作られたヒンズー教寺院で、創設者はラージェンドラヴァルマン2世です。
彫りの深い彫刻が次々と眼に飛び込んできます。



他の遺跡ではあまり見かけない紅色砂岩とラテライト(赤土)で造られているので、全体的に紅みを帯びているため女性的な感じになります。
こちらはラーマ王子の像と言われているそうです。
踊りでも踊っている感じですね。



バンテ・アイスレイはアンコール王朝のヤジュニャヴァーラハの菩提寺として建設されたと言われてます。



この遺跡は規模は小さいのですが、ヒンドゥー教神話を描いた彫刻は、彫りが深く、その造形美はアンコール遺跡の中でも、洗練されています。



バンテ・アイスレイの敷地はそれ程広くはありません。
紅色砂岩に彫られているデバダーの造型美が素晴らしいです。



この女神デヴァタ像は『東洋のモナリザ』として一躍世界に知れ渡りました。
アンコール・ワットの約150年前に、既にクメールの人々は、美の一つの頂点をパンテ・アイスレイに極めていたようです。



これらのデヴァター像は、本尊を供養するための女神として、中央祠堂、南塔、北塔の各面四隅に刻まれました。

それではカンボジアよりお別れです。


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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (wINDYママ)
2008-10-26 09:40:26
カンボジアにもいつか行ってみたいなと思っていたことを思い出しました。
実は仲良しのダックスちゃんが13日にヘルニアの手術を受けました。その時にトッポ君の闘病記録を読み返しました。
パパさんの感情というか、臨場感あるレポートで、様々な想いがこみあげました。
今ようやく自宅に戻ってきてますが、残念ながら麻痺の程度は強く、痛覚にほんのちょっと反応があるかないかのようです。リハビリの部分が見つけられませんでしたが、ありましたでしょうか?
もし良い情報がありましたら教えてください。
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Unknown (ネコ娘)
2008-10-26 15:34:24
彫刻がとても繊細で細かいですね
近くで見ることができるなんて羨ましいです♪
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Unknown (あんれに)
2008-10-26 21:17:12
アンコールワットより歴史が古いのですね
歴史的にもかなり貴重な遺跡に感ます
彫られた彫刻がまだ綺麗に保存されてるのが凄いです
当時の人がどうやって作ったか不思議です
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Windyママさんへ (TOPPO PAPA)
2008-10-29 20:00:49
ヘルニアの手術で後遺症が残るワンちゃんは、とても多く残念に思っています。
完全回復は難しいのですが、ワンちゃんによっては結構回復し、歩行も出来るようになったケースも多々あるようです。
痛覚に多少でも反応があるのなら、可能性は高いと思いますけど..........。
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ネコ娘さんへ (TOPPO PAPA)
2008-10-29 20:02:15
こんな彫り物の技術が当時からあったのですね。
どのように彫刻していたのか、時間を止めて見学したいくらいです。
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あんれにさんへ (TOPPO PAPA)
2008-10-29 20:04:34
アンコールワットより古いそうですが、よくこれだけきれいに保存されていますね。
この状態を維持して将来に伝えてもらいたい遺跡です。
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