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TOPPO WORLD

TOPPO(ダックスフンド)から見た周りの出来事いろいろ。

動物園 動物写真その44 『シシオザル』

2017年02月06日 | 動物園 動物紹介
今回は『シシオザル』の紹介です。



シシオザルは南インドのデカン高原のガーツ山脈のゴアからコモリン岬までの限られた地域に分布し生息しています。



顔に立派なたてがみがあることや尾の先がライオンのようにふさふさとしていることが名前の由来です。
眼光が鋭く、睨まれるとひるんでしまいます。



全身の毛は長く、毛色は黒色や黒褐色で、顔の周りには特徴的な灰色の長い毛が生えています。



この顔の周りの毛もタテガミのようでライオンを髣髴させるが、顔は黒くて毛は生えていません。



体の大きさはニホンザルと同じくらいで体長47-55cm 体重3,4-8,4kgです。
シシオザルは雄の方がかなり体が大きいそうです。



野生では果実を餌とするほか、昆虫なども食べることもあります。
ニホンザルのように頬には頬袋があり、食べ物を一時蓄えておくことができます。



四肢には5本の指があり、爪は人と同じようにすべて平爪をしています。



シシオザルはほとんど樹上生活をしていて、水を飲んだりする他は滅多に地上に降りてくることはないそうです。



野生下の生息数は2,500頭以下という絶滅危惧種で、世界の動物園が協力して保護活動を行っています。



次回は『ノスリ、ハヤブサ & フクロウ』の紹介です。

動物園 動物写真その43 『メガネグマ』

2017年01月30日 | 動物園 動物紹介
今回はズーラシアの『メガネグマ』の紹介です。
ズーラシア動物園、動物図鑑の説明を引用します。



南米及びベネズエラ西部から、コロンビア、エクアドル、ペルー、ボリビアに生息する唯一のクマで、名前の由来となった鼻から目の周りや胸にかけて白くなっているのが特徴です。



標高3,000mの高山地帯の森林から雑木林、低地のサバンナまで、ヒグマのように様々な環境に適応していて、4,000mを超えるアンデスの山地や沿岸に沿った低木林などでも目撃されています。



毛色は黒色から黒褐色で、ふつうは名前のように、目のまわりにメガネのようなクリーム色がかった白色の斑紋があります。



四肢は短く、指はいずれも5本あり、爪は鋭く鉤状になっています。



メガネグマはクマの中でも草食性が強く、果実のほか木の葉や球根、サボテンなどの植物性のものを主に食べます。



木登りが大変うまいので、高いシュロの木に登って若芽を食べたり、ヤシの実なども食べます。



体長は130-210cm、体重はオス130-200kg、メス35-65kgです。



クッションになる肉球足の裏には肉球があり、木から飛び降りた時などに足への衝撃を和らげるクッションの役割をしています。



寿命としては25年~36年です。



次回は袋田の滝の紹介です。

動物園 動物写真その42 『タンチョウ、オニオオハシ & ワライカワセミ』

2017年01月29日 | 動物園 動物紹介
今回は『タンチョウ、オニオオハシ & ワライカワセミ』の紹介です。



釧路空港の名称が『たんちょう釧路空港』と呼ばれるように、釧路湿原を代表するシンボルとして地域の人に愛される鳥です。
丹頂鶴といわれるように、鶴の仲間です。
丹頂鶴とは写真ではわかりにくいのですが、頭のてっぺんが赤いツルということで、日本でツルといえば『タンチョウ』を思い浮かべる方が多いでしょう。



『タンチョウ』は一年中同じ場所で生活する留鳥で、翼を広げると2m40cmほどの大きさになる非常に大型の鳥類です。



外見は、純白のボディーに、首や羽の一部の後ろ側が黒色です。
1952年(昭和27年)、国の特別天然記念物に指定された『タンチョウ』の優雅な姿は誰しもが見ほれてしまう美しさです。



南アメリカのギアナからパラグアイにかけての、低地の熱帯雨林に生息する『オニオオハシ』です。
オニオオハシのクチバシは全体的にはオレンジに近い色をしていますが、付け根と先端に黒色の部分があります。眼の周りは黄色い皮膚が露出しており、眼の下から喉にかけての部分と両翼の間の下の部分にある腰の部分は白く、そのほかは黒色をしています。



とてもユニークな形をしていますが、『アマゾンの(空飛ぶ)宝石』と呼ばれることもあります。
この鳥はもう一度ゆっくり撮ってみたいと思います。



『笑いカワセミ(クッカバラ)』です。
オーストラリア独特のこのカワセミは、同国のマスコット的存在であり、オーストラリア人なら誰でも知っている「楽しい森の住人」です。



世界最大のカワセミの仲間で、オーストラリア原産の独特の鳥です。
体長はカラスぐらいありますが、外見は茶色の翼と白い体、そして灰色と黄色のくちばしを持つ、カワセミらしい姿をしています。



その名の通り、その特徴は鳴き声です。
表現の仕方は多様ですが、「ク、ク、クカカカ、クカカカカ・・ゲラゲラゲラ」のように聞こえる泣き声は、まるで人間が大声で笑っているようです。



頭が大きすぎる『笑いカワセミ』は、その3等身のバランスのから、とても愛くるしい容姿をしています。



次回は『メガネグマ』の紹介です。

動物園 動物写真その41 『カピバラ』

2017年01月23日 | 動物園 動物紹介
今回は『カピバラ』の紹介です。



こちらはズーラシアの『カピバラ』です。
寒い日は苦手なのか、冬はなかなか写真が撮れませんでしたが、ヒーターを入れたハウスの中で暖をとっている『カピバラ』を撮ることができました。



カピバラは、ネズミの仲間で齧歯目(げっしもく)に分類されます。



地球上に現在存在する一番大きなねずみで、南アメリカのパナマからアルゼンチン北東部にかけて、川のほとりの草原や湿地帯に生息しています。
体長105-135cm、体重35-65kg前後まで成長し、寿命は5-10年です。



こちらは以前に撮った写真ですが、お湯に入り暖をとっている『カピバラ』です。
気持ちよさそうな顔をしています。



カピバラという名前は「草原の支配者」という意味のようです。



毛は硬く、背面は赤褐色から褐色、灰色などで、腹面は黄褐色などの淡い色をしています。



体つきも、全体にずんぐりとした体つきをしていて、大人のカピバラは、タワシの様に硬く長く褐色の毛で地肌が見える程度にまばらに生えています。



またネズミのシンボルとも言える尾はなく、四本の足は短く、前足は後ろ足より短かいです。



カピバラは飼いやすく、よく慣れる動物なので、国内の動物園でもよく見かけます。



次回は金沢城の紹介です。

動物園 動物写真その40 『ハシビロコウ』

2017年01月22日 | 動物園 動物紹介
今回は上野動物園の『ハシビロコウ』の紹介です。



眼光鋭くにらみつけるような目とその顔つきは、なかなか威圧的です。
全長 120cm前後で体重 5〜6kg、翼を広げると250cmぐらいです。



コウノトリに近いと考えられていましたが、遺伝子的にはペリカンに近いことが分かっています。
じっとして動かない時間が多いため動かない鳥としても知られているようですが、飛ぶこともできます。



上野動物園で人気の動物ベスト5に『ハシビロコウ』も選ばれるほど、大人にも子供にも大人気の鳥です。



生息域はアフリカのビクトリア湖周辺の湿地や川などに棲み、生息数は1000羽とも10000羽とも言われている絶滅危惧種です。



主な特徴はその名前の由来ともなっている巨大なクチバシである。
この大きなクチバシで主食の魚、主にハイギョ(肺魚)を丸呑みにします。



ハイギョなどの大きな魚を捕まえるために大きなクチバシを持っています。
クチバシの先は獲物を逃がさないように釣り針のように鋭く曲がっています。



鋭い目で視力もよく、獲物のハイギョが水の中で出した空気の泡を見つけることが出来ます。



寿命は自然では30-40年と考えられています。



関東近辺では、千葉市動物園、上野動物園、伊豆シャボテン公園にて見ることが出来ます。



次回は『カピバラ』の紹介です。

動物園 動物写真その39 『オットセイ & イルカ』

2017年01月17日 | 動物園 動物紹介
今回は『オットセイ & イルカ』の紹介です。



ズーラシアのミナミアフリカオットセイです。
2亜種が存在し、アフリカ産のものはミナミアフリカオットセイ、オーストラリア産のものはオーストラリアオットセイと呼ばれています。



アシカ科のミナミアフリカオットセイはオットセイの中で最も大きな種類です。
焦げ茶のビロード状の体毛をしており、泳ぎが得意で、脚を使って陸上も移動できます。



砂浜や低い岩のある海岸に棲み、海岸近く比較的水深の浅いところで魚介類を採食すると言われています。
体長はオス230cm、メス180cm、体重はオス350kg、メス120kgぐらいです。



こちらは八景島シーパラダイスのアシカです。
オットセイ、アシカ、アザラシの区別の仕方がネットに載っていました。

『アザラシ』…耳介がない、五本指と鉤爪がある、陸上では這うように移動、体毛は硬い剛毛のみ。
『アシカ』…小さい耳介がある、前肢はヒレ状、陸上で歩行できる、体毛は硬い剛毛のみ。
『オットセイ』…耳介がある、前肢はヒレ状、陸上で歩行できる、硬い剛毛の下に柔らかい綿毛がある。



八景島シーパラダイスのイルカです。



ハンドウイルカは、最も有名なイルカで、多くの人がイルカと聞いて思い浮かべるのがおそらくこの種です。
生物分類上はイルカとクジラに差はないそうで、大きいものを「クジラ」、小さいものを「イルカ」としているようです。



高い知能をもち、水族館において海面上へのジャンプや立ち泳ぎ等によるイルカショーを披露しています。
ドルフィンウォッチングも盛んで、日本各地でも観察することが可能です。



イルカは高い周波数のパルス音を発して、物体に反射した音からその物体の特徴を知る能力を持っています。
その特徴を他のイルカにパルス音で伝えて、コミュニケーションをとる能力があります。



全長は約3.5mほどで、体色は背側が灰色で、腹部に近づくにつれてやや白くなっていきます。



シロイルカ(ベルーガ)は北極海からやってきた大型のイルカです。
真っ白で背ビレがない体に、大きくて丸い頭部など、他のイルカの姿とはずいぶん違います。
八景島シーパラダイスでは、シロイルカパフォーマンスが見ることができます。



次回は兼六園の紹介です。

動物園 動物写真その38 『チベットモンキー』

2017年01月16日 | 動物園 動物紹介
今回の動物園の動物紹介は『チベットモンキー』です。
これまたズーラシア動物園の紹介記事と動物図鑑からの説明です。



チベットモンキーは、中央アジアの高地の森林に住むオナガザル科の猿です。



顔は肌色で顔の周りに白い毛が生えています。



チベットの修行僧を思わせる風貌ですが、なぜか親しみを覚えます。



全身が濃い茶色や茶褐色の長い毛で覆われていて、目や鼻筋、口には毛が生えていないが、その周りは毛で覆われています。



チベットモンキーはニホンザルに似た社会構造をもっていて、複数の雄と雌、その子ども達で構成される20~60頭程の群れをつくり生活しています。
日中に行動し、ほとんどの時間を地上で過ごしています。



標高800-2,000mの亜熱帯の常緑樹林帯から温帯の落葉広葉樹林に生息し、木の葉や新芽、根、果実、昆虫等の小動物などを食べています。



体長は雄が約60cm、雌が約50cmで、体重は雄が約15kg、雌が約10kgです。



雄も子ザルの面倒をみるサルで、雄どうしは子ザルを使ってあいさつをするという珍しい行動も見せます。



南方系のサルに比べて短足ですが、サルなので金網を登ったりしますが、敏捷性は他のサルに比べたらいまいちの感じです。



近年の森林開発などによる生息地の減少に伴い、チベットモンキーの生息数も激減していて、その数は10,000頭以下と推測されています。



次回は『オットセイ & イルカ』の紹介です。

動物園 動物写真その37 『スマトラトラ & オセロット』

2017年01月12日 | 動物園 動物紹介
今回は『スマトラトラ & オセロット』の紹介です。



ズーラシア動物園で、今回は珍しく居心地のよさそうな寝床?でくつろいでいました。



トラの仲間のなかではもっとも体が小さいそうですが、それでもするどい爪と牙で自分より大きな獲物も捕まえます。
スマトラトラは他のネコ科のように水を嫌わず、泳ぐのも巧みで、時々木に上ることもあります。



インドネシアのスマトラ島中央部の熱帯モンスーン林に、アジアゾウの亜種スマトラゾウ、スマトラサイ、トラの亜種スマトラトラ、そしてオランウータンといった、貴重な野生生物が棲んでいます。



シカやイノシシなどの大きな動物から、ウサギや鳥までいろいろ食べます。



体色は黄色みがかった赤褐色をしていて、腹部や四肢の内側、目の上、頬などは白です。
耳の裏側は黒く、トラに見られる白い斑紋があるが、スマトラトラの体にある黒い縞の数はほかのトラに比べて数が多くて幅広です。



オセロットです。
なかなか写真を撮ることができませんでしたが、寒くなりヒーターを入れたのでネコと同様あたたかいところで丸まっていました。



オセロットは主にメキシコから南アメリカのウルグアイ、アルゼンチン北部にかけて分布する小型のヤマネコです。
体長は65~120cm、体重 11~16kgぐらいです。



熱帯雨林や落葉広葉樹林、沼地、マングローブ、サバンナなど多様な環境にすんでいます。



体毛は短く、毛色は灰色から黄白色、淡褐色などです。
体にはヒョウのようなリング状の黒い斑があり、斜め下に向かって鎖状につながっているように見えます。
頭部や四肢にも小さな黒い斑点があり、耳の後ろは黒く、トラのように白い斑があります。



次回は富山城他の紹介です。

動物園 動物写真その36 『ハイイロウーリーモンキー』

2017年01月11日 | 動物園 動物紹介
今回はズーラシアの『ハイイロウーリーモンキー』の紹介です。
動物図鑑情報より紹介します。



ウーリーモンキーは南アメリカ大陸の北部に分布している真猿類で、コロンビア南部を中心として、これに接するようにエクアドル、ペルー、ブラジル、ベネズエラなどの一部に分布しています。



毛色は赤褐色や暗褐色、灰色、さらに黒色に近いものもなどがあり増すが、一般に頭部や手足は濃く、体の方が淡い色をしています。



ハイイロウーリーモンキーは木登りの名人で、両手両足だけではなく、尾も器用に使って枝から枝へ飛び移ります。



果実が大好物ですが、木の葉や昆虫も食べることもあります。



ウーリーモンキーはクモザル科の中ではもっとも体が大きいと言われ、本種では雄の平均体重は7kg程ですが、飼育下では10kgを超えるものもいるようです。



ウーリーモンキーはあごが丈夫で、かなり堅い木の実でもかみ砕いて食べてしまいます。



手足や尾は長く、体も筋肉質でがっしりとした感じがします。



尾にも密生した毛が生えていて、体長よりも長くて太く、先端の3分の1程は内側に毛が生えていません。
この為、しっかりと木の枝などに巻きつけることができ、ものを引き寄せたりするこもできます。



現在、国際自然保護連合(IUCN)の保存状況評価によって絶滅危惧種(VU)としてレッドリストに指定されています。
生息数の減少した大きな原因は近年の開発などによる森林の伐採で、更なる生息数の減少が懸念されています。



次回は『スマトラトラ &オセロット』の紹介です。


動物園 動物写真その35 『ゾウ & ライオン』

2017年01月06日 | 動物園 動物紹介
動物園の動物紹介の最初に紹介したのはゾウでしたが、その後の動物園巡りで、もう少しよい写真が撮れましたのでアップします。



金沢動物園とズーラシアのインドゾウです。



今回は立派な牙を持つゾウの写真が撮れました。





水を口にたっぷり含んで、見事な放水パフォーマンスです。





こちらは上野動物園のライオンです。



いつも寝ているライオンが少し目を開けてくれました。





しばらくすると、また転寝です。
動物園だからなんでしょうかね??



いつも寝ている感じのライオンを眺めていると、百獣の王といわれるライオンの敏捷性は想像がつきません。



次回は高岡の瑞龍寺の紹介です。

動物園 動物写真その34 『シカ』

2017年01月05日 | 動物園 動物紹介
今回は『シカ』の紹介です。
シカは動物園のシカより開放的な公園を中心に生活している奈良公園のホンシュウジカの紹介です。



体長130-160cm、体重50ー85kgです。
角はオスだけに生え、毎年生え変わります。
角は枝分かれしたものあり、この角は毎年春に抜け落ちて、繁殖期のはじまる秋頃には再び立派なものになります。



ホンシュウジカは国内の本州に分布しているニホンジカの亜種です。



夏は茶色や茶褐色、赤褐色などで、冬は白斑模様が消え灰褐色に毛変わりします。



夏では、毛色に白い斑点が散在しています。





また、奈良公園周辺のホンシュウジカは天然記念物に指定されていて、約1200頭もの野生のシカが生息し、国の天然記念物となっています。





親子で一緒に行動している様子は、ほのぼのとしてきます。





1951年にディズニー映画『バンビ』が公開され、同年子鹿のバンビの唱歌『バンビ』が流行しました。
トッポパパの子供の頃ですね。



次回は再度『ゾウ &ライオン』の紹介です。

動物園 動物写真その33 『オオワシ & コウノトリ』

2017年01月04日 | 動物園 動物紹介
新年最初の動物紹介は、酉に因んで(酉は鶏ですけどね)『オオワシ & コウノトリ』の紹介です。



オオワシは日本に生息する猛禽類では最大です。



ロシアのオホーツク海沿岸で繁殖し、越冬のため知床に飛来してきます。
食性は動物食で、海岸や川の近くに住み、主に魚を食べますが、カモ、小型哺乳類なども食べます。



タカの仲間は特に目が良く、人間の6倍以上の視力を持っているそうです。



翼は広く先が細く分かれています。上昇気流に乗って、長い時間羽ばたかずに飛んで、獲物を探す事が出来ます。



水面に浮いてきた魚を足でつかみとります。
動物写真もそうですが、やはり目がきちんと撮れないといい写真にはならないようです。
寝ている時が多いのが難点ですけどね。



オオワシも、環境破壊には勝てず、森やエサの魚が少なくなったことで、生息数は5000羽ほどに減ってしまいました。



こちらはコウノトリです。
巣作りの準備をしているようです。



分布域は東アジアに限られ、ロシアと中国東北部などで繁殖し、中国南部で越冬します。
渡りの途中に少数が日本を通過することもあります。
食性は肉食で、魚、カエル、バッタなどを食べます。
かなりの大食漢で、成鳥1羽で1日500ー600gの餌を食べるようです。



ヨーロッパでは、『コウノトリが赤ん坊を運んでくる』という言い伝えがありますが、ヨーロッパにコウノトリはいませんので、これはコウノトリの近縁種であるシュバシコウについて語られたものとのことです。



次回は『シカ』の紹介です。

動物園 動物写真その32 『カバ & コビトカバ』

2016年12月28日 | 動物園 動物紹介
上野動物園の『カバ & コビトカバ』の紹介です。
動物図鑑の説明を一部引用して説明します。



カバはいたのですが、寝たきりで動こうとしません。
動物の中ではゾウに次いで、カバとサイが大きいようです。
大きな雄では体長が5mを超え、体重は4,500kg近くになるそうです。



体つきにはかなり特徴があり、頭部は非常に大きく、目や鼻孔、耳が一直線に並んで突出しています。
また、口はかなり大きく、長い門歯と犬歯がある。
この大きな口は150度程も開くことができます。
カバは湖や河川、沼などの水辺近くで生活し、半水生の哺乳類で、1日のほとんどを水中で過ごしています。



こちらはコビトカバです。



コビトカバは生息数が少なく世界的にも珍しい動物で、ジャイアントパンダ、オカピと共に三大珍獣と呼ばれています。





一見して小型のカバか子どものカバのように見えますが、コビトカバは普通のカバとはまったく違った生活をしています。



コビトカバは普段は単独で生活していて、カバのように群れをつくることもありません。
コビトカバは生活の仕方だけではなく、体の感じもよく見るとふつうのカバとは違い、体は灰黒色で、頭部はカバに比べると小型で、眼は突出せず、鼻孔は前方に向いている。
また、コビトカバの前足の2本の指の間には僅かな水掻きがあり、四肢は陸上での生活に適したようになっています。



コビトカバはリビエラやギニア、コートジボワール、シエラレオネなどの西アフリカに分布しています。



カバがサバンナなどの水辺近くで生活しているのに対して、コビトカバは森の中で生活をしています。
森の中でも川や沼などの水辺からあまり離れることのない生活をしていますが、カバのように特に水中を好むことはありません。



泳ぎもうまく、長い時間を水の中で過ごしていますが、カバよりも陸上生活に適応していて、カバと同じで体が被毛に覆われていないので、皮膚を乾燥から保護するために水浴びや泥浴びをする程度とも言われています。
この写真はシンガポール動物園のコビトカバです。


次回から年末特集にします。

動物園 動物写真その31 『オグロヅル & ヘビクイワシ』

2016年12月17日 | 動物園 動物紹介
また動物紹介に戻ります。
今回は上野動物園の『オグロヅル & ヘビクイワシ』の紹介です。



オグロヅルは中国(雲南省、甘粛省、四川省、青海省、貴州省、新疆、チベット)、インド、ブータンに分布しています。
標高3800mー4500mにある湿地に棲息していますが、冬季は標高の低い場所に移動します。



タンチョウは「風切羽」(翼の主要部をなす羽毛)の一部が黒いだけですが、オグロヅルは完全に尾羽が黒色です。



体長は115cmー120cm、翼幅約235cm、体重5.5kgです。
体毛は全体的に薄い灰色で、頭部から首が黒く目の周りの皮膚が裸出して赤くなっています。
寿命は野生で20年~30年です。



一日の殆どの時間を採食に費やし、主に植物の根、茎、昆虫、ミミズ、カエル、ヘビ、エビ、魚、トカゲなどを食べます。
1950年代から減少が始まり、1970年代頃から幾つかの越冬地が保護区とされるなど保護活動が行われている。
個体数は1万羽前後と推定されます。



ヘビクイワシです。
アフリカのサハラ砂漠以南に分布しています。



アフリカのサバンナという草原で暮らしています。
オスとメスのペアか単独で普段は暮らしています。



ヘビクイワシの顔立ちは非常に個性的です。頭の後ろには「飾り羽根」と言われている黒色の羽根が伸びています。
全長は、約100-150cmくらいで体重は約2ー4kgくらいでう。
体は灰色の羽毛で覆われており、長い脚が特徴的な鳥です。



キック力がつよく、草むらで足を踏み鳴らし、驚いてでてきた虫や動物、ヘビなどを蹴飛ばしてしとめます。



普段は飛ぶことなく、移動する時も地面を歩きます。
ちょっと変わった鳥です。



次回は今年最後の豪華客船の紹介です。

動物園 動物写真その30 『マレーグマ』

2016年12月16日 | 動物園 動物紹介
今回は『マレーグマ』の紹介です。
クマの写真を撮りに何度か動物園を訪問しましたが、ほとんど同じ場所をうろうろするか、寝ている写真が多く、なかなかお気に入りの写真が撮れませんでした。



上野動物園で撮れた動きのあるお気に入りの写真を紹介します。



動物図鑑の説明によると、マレーグマはバングラデシュ東部やミャンマーからベトナムにかけてのインドシナ、中国雲南省、マレー半島、スマトラ島、ボルネオ島などに分布している小型のクマで、クマの仲間ではもっとも体が小さい部類に属します。



四肢にはそれぞれ5本の指があり、前足の爪がカギ状に曲がっていて木登りに便利な体をしています。
マレーグマは夜行性で日中はを枝を曲げたり、折ったりして作った木の上のベッドで休むそうです。
穴掘りも巧みで、丈夫な前足の曲がった鋭い爪でたちまちの内に地面を掘ってしまうそうです。



嗅覚に優れていて、食べ物なども匂いを頼りに鋭く嗅ぎつける事が出来るそうです。
このマレーグマも何かを嗅ぎ付けたみたいです。



雑食性で果実やシロアリや甲虫などの昆虫のほか、小動物やトカゲ、鳥や鳥の卵なども食べるそうです。
ハチミツの匂いを嗅ぎ付け、上手に木を上ります。



大きいものでも背の高さが1.5m程しかなく、また、体重も重いもので70kg程度しかありません。
体高は70cmほどで、ヒグマなどと比べると、一回りも二回りも小さいです。



竹筒に入っている大好物のハチミツを手繰り寄せています。
胸の金色の模様が特徴的で、U字、丸、不規則な形と様々です。
この胸の模様に、斑点があることから英名では、SUN bear(太陽の熊)とも、蜂蜜が好きなことから、Honey bearとも呼ばれます。



肘に体重を支え、うまくバランスをとり、竹筒を抱えました。



舌は25cmも伸び、竹筒の中のハチミツを自慢の長い舌で舐め採っています。



このうえなく至福の表情です。



堅いココナッツの実も強靭なあごで噛み砕いて食べるそうで、いきなりバキッ!という竹を噛み割る音が聞こえました。



しっかり竹筒を奥まで加えて舐めまわしています。



おやつの時間だったのか、運が良かったのか、お気に入りの写真になりました。



次は『オグロヅル & ヘビクイワシ』の紹介です。