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TOPPO WORLD

TOPPO(ダックスフンド)から見た周りの出来事いろいろ。

動物園 動物写真その59 『ナマケモノ & ボブキャット』

2017年05月28日 | 動物園 動物紹介
今回は『ナマケモノ & ボブキャット』の紹介です。



夜行性で、1日の約15-20時間眠っています。
1日の半分以上眠り、ゆっくりした動きから「怠け者」と名づけられたそうです。



ナマケモノは、大きく別けてフタユビナマケモノとミユビナマケモノが知られていますが、いずれも中央アメリカから南アメリカにかけての湿度の高い熱帯雨林に分布しています。フタユビナマケモノには指(実際は指骨)が2本、ミユビナマケモノには指が3本あります。
コロンビアとベネズエラの北部のほか、スリナムやブラジル北部、ペルーの北部などの密林地帯に生息し、完全な樹上生活をしています。



夜になると低カロリーの木の葉や植物の芽、木の実、果実などを食べます。
1日に数枚の葉を食べるだけで生きていけるので、水分補給はほとんど果汁で補っています。
余計なエネルギーをあまり使わないように、必要最低限の食べ物、動きで効率よく生活をしています。



頭部は短くて丸く、耳は外からは見えにくく、前足は後足よりも長く樹上生活に適しています。



体は黄灰色や灰褐色の長い毛で覆われていて、ナマケモノは他の樹上性の動物と違って、体を木の枝にぶら下げて生活しています。
そのため体毛はほかの哺乳類とは違い、全く逆に生えているほか、野生の成獣ではしばしば苔も生えているそうです。



ナマケモノは他の哺乳類と違って、外気温によって体温が左右され、24~35度の間で体温が変化します。
この為、気温が一定する熱帯の一部地域でしか生活できず、樹上でも体温調整の為に天蓋や日陰などに移動したりします。



ボブキャットは同じネコ科に属するオオヤマネコとは同属です。
北アメリカのカナダ南部からメキシコ南部辺りにかけて広く分布しています。



茶色か赤茶色の毛皮で覆われていて、腹部は白く、しっぽは短くて先端が黒く、頬には耳から続く長いふさ毛があり、耳の裏はトラなどのように黒くて白い斑点が見られる。
ワイルドキャットとも呼ばれ、体はイエネコの2倍ほどです。
足が長く、手のひらは大きく、耳にはふさふさの毛が生えています。



獰猛な捕食動物で、自分よりはるかに大きな獲物を仕留めることもできます。
普通はウサギや鳥、ネズミ、リスなどの小動物をエサとしています。



ボブキャットは単独行動をする動物ですが、さまざまな環境に適応していて、人の住む近くにも姿を現します。
北アメリカ全土での生息数はかなり多いと考えられ、アメリカだけでもおよそ100万頭いると推定されます。

次回は『保津川下り』の紹介です。

動物園 動物写真その58 『コツメカワウソ』

2017年05月27日 | 動物園 動物紹介
今回は王子動物園の『コツメカワウソ』の紹介です。



東南アジアに生息するカワウソの中で最も小柄な種で、体長は40~65㎝ほどになります。



体重は平均3~6㎏程度で、手足の爪が小さいことからコツメカワウソと呼ばれています。



河川や湖沼の周辺に生息しています。
尾は長くて太く、体長の三分の一程の長さがあり、水の中を泳ぐ時にバランスをとったり、推進力をつけたりするのに役立っています。
潜水能力にも優れていて、水の中に6-8分ほど潜っていることができます。



名前の通り指の爪は小さくても、とても器用に川のドロをかきまわしてエサを捕ります。



体つきは全体に細長く、水中での抵抗が少ないようになっています。



川の流域の水辺付近に生息し、甲殻類や貝、カニ、カエルなどを広い臼歯ですりつぶして食べます。



昼間は寝ていることも多いが、コツメカワウソは主として昼光性の動物で、動物園などでも活発に動き回ったりする姿がよく見られます。



他のカワウソと違って、家族を中心とした数頭のグループで行動します。
人にもよく慣れ、マレーシアでは漁にも使っています。
でも、怒った顔はちょっと怖いです。



分布域が広いにも関わらず生息数は減少していて、現在では、国際自然保護連合(IUCN)の保存状況評価によって、絶滅危惧種(VU)としてレッドリストに指定される状況になっています。



次回は『ナマケモノ & ボブキャット』の紹介です。

動物園 動物写真その57 『マヌルネコ』

2017年05月22日 | 動物園 動物紹介
今回は王子動物園の『マヌルネコ』の紹介です。
動物図鑑の説明を引用しています。



マヌルネコの大きさは、少し大きめの普通のネコぐらいで、体長はおよそ50〜65cm、体重は2.5〜4.5kgです。



マヌルネコは1500万年前から生存している、世界最古のネコといわれています。



四肢が短く、毛が厚く生えるのでまるまる太ったネコのようにみえます。



マヌルとはモンゴル語で「小さいヤマネコ」という意味です



瞳は円形に収縮します。



顔の前面に眼があるため、どこか変わった顔に見えます。



夜行性でナキウサギなど小型哺乳類を捕食します。



岩の割れ目や他の動物が掘った穴を利用して巣を作り暮らしています。



別名「モウコヤマネコ」と呼ばれ、ネコ科の動物と比べると足や爪が短く、臀部がやや大きい。特徴的な顔つきで、額は高く、丸い耳が低く離れた位置に付いています。



次回は『京都・貴船神社』の紹介です。

動物園 動物写真その56 『パンダ』

2017年05月21日 | 動物園 動物紹介
久しぶりの動物園の動物紹介です。
再開の最初は、やはりパンダにしました。



日本の動物園でパンダがいる動物園は、東京上野動物園、神戸王子動物園、南紀白浜アドベンチャーワールドだけです。



今回のパンダは神戸王子動物園のパンダです。



パンダは暑さが苦手なので、この時期は空調完備の室内居住です。
ガラス越しのため反射光が入りこむのが残念です。



名前は『旦旦ちゃん』です。



上野動物園のパンダより小ぶりにみえます。
よく見ると可愛い目をしています。



ネット情報によると、動物園が中国からパンダを借り受けて飼育すると、1年に平均260万ドル(約2億9000万円)もの費用がかかり、子供が1頭生まれるとその額は300万ドルを超え、2頭だと400万ドル近くになるそうです。



エサ代も年間1000万円、その他の付帯経費も高額とのことです。



なにかと費用がかかるパンダですが、希少動物ではあるが故、絶大なる集客、経済効果を生むパンダです。



その経済効果は大きく、世界中の動物園からラブコールが寄せられています。
まさに『客寄せパンダ』ですが、初来日から40年目を迎える日本をはじめとして、世界各地でこれからも続きそうです。



南紀白浜アドベンチャーワールドに4-5頭いるようですので,いつか機会があれば見に行きたいと思っています。
次回は『パンダ』の紹介です。

動物園 動物写真その55 『シロテテナガザル』

2017年03月31日 | 動物園 動物紹介
今回は上野動物園の『シロテテナガザル』の紹介です。



シロテテナガザルは中国南部やミャンマー東部、タイ、マレーシア、そしてインドネシアのスマトラ島など、南および東南アジアのジャングルの木の上に生息し ています。



シロテテナガザルは、その名の通り手首から先が白くなった長い手を持ち、ほとんど樹上生活をしています。



掌は平たく、前足の親指は短くて、ほかの四本は長くなっています。
この手の構造は、物をつかんだり、木の枝につかまったりするのに大変役に立っています。



胸の筋肉はよく発達していて、腕の力や握力も強く、樹上では長い腕を使って枝から枝へと敏捷に移動します。
跳躍力にもすぐれていて、ひと跳びで10m程も跳ぶことができます。



毛色は生息域や固体によって異なり、黒色、黒褐色、黄褐色、クリーム色、茶色などと変化がありますが、シロテテナガザルは、いずれも顔のまわりと手足の先が白くなっています。



活動は昼間に行い、主に果実や若葉、花や茎などの植物質を食べるが、昆虫や鳥の卵なども食べます。



シロテテナガザルは樹上生活をしているので、肉食動物に襲われることは滅多にありませんが、危険が迫ると大きな叫び声をあげて仲間に知らせます。



枝から枝へ長い腕をつかってブラキエーション(=うでわたり)をして移動します。
動物園でも高い木の枝やロープを飛び移るようにして移動する姿が見られます。



野生での寿命は25年ぐらいで、飼育下では30~40年程度と考えられていますが、飼育下では50年近いものも知られています。



次回は善光寺の紹介です。

動物園 動物写真その54 『エゾヒグマ & ツキノワグマ』

2017年03月30日 | 動物園 動物紹介
今回は上野動物園と野毛山動物園の『エゾヒグマ & ツキノワグマ』の紹介です。
紹介はネット情報の動物図鑑より引用しています。



世界には8種類のクマがいて、日本国内には北海道に生息するヒグマと、本州以南に生息するツキノワグマの2種類のクマがいます。
環境省の調査によると、北海道の約55%の地域はヒグマが、本州の約45%の地域にはツキノワグマが生息しています。
最初は上野動物園のエゾヒグマです。



エゾヒグマは北海道に分布するヒグマの亜種で、サハリンや南千島列島、スタノヴォイ山脈辺りから中国北東部、朝鮮半島などにも分布しています。



森林や原野・高地などに生息し、国内では最大の陸上哺乳類で、体格はがっしりとして大きく、腰よりも肩の方が高く、肩の部分は盛り上がっています。



体の大きさは体長1.8-2m、体重150-300kgです。
嗅覚(きゅうかく)が特に敏感で、数kmも風上のにおいをかぐことができます。



野生下のものは、冬には山の斜面に穴を掘ったり、岩穴や木の洞を利用して冬眠しますが、秋にあまり餌を充分に食べることができなかったものは、冬眠しない場合もあります。



外敵はトラが挙げられますが、トラのいない国内では、人だけが外敵となっています。
食性は雑食性で、果実や草類のほか、木の葉や木の実、球根や樹皮・樹脂などの植物質の他、昆虫や魚、ザリガニ、鳥や鳥の卵、小動物など何でも食べます。



雄の方が雌よりもひと回りほど大きく、毛色は褐色や赤褐色・黄褐色・黒色などですが、ふつう体が黒く、頭部が黄褐色のものは胸に白い斑紋が見られ、全身赤褐色のものはエゾヒグマの中でも体が大きく、爪もよく曲がっています。



日本国内には、北海道に生息するヒグマ(亜種としてのエゾヒグマ)と、本州以南に生息するツキノワグマ(亜種としてのニホンツキノワグマ)の2種類のクマがいます。
ツキノワグマです。



アジア大陸に起源をもつツキノワグマは、現在、イラン、アフガニスタンの西アジアから、日本、韓国、台湾の東アジアにかけて広く分布しています。



主に木の実や木の根、果実などの植物質を食べるが、アリや昆虫、鳥やげっ歯類など、ツキノワグマは何でも食べます。
嗅覚は優れていて、1m程の地下にいる昆虫なども嗅ぎだすことが出来ると言われています。



ツキノワグマはふつう全身黒色で、頭は幅広く、耳は離れていて突き出した感じで、鼻面は長いです。
胸には月の輪の形をした白斑が見られるが、この白い斑は細くて真ん中で切れているものや、中には白斑がないものなどもいます。



ツキノワグマの分布は、ブナやミズナラに代表されるブナ科の落葉広葉樹林(ただし紀伊半島では照葉樹林)の分布と重なっていることが指摘されています。



頭は幅広く、耳は離れていて突き出した感じがし、四足で立つと肩の方が低いです。



ニホンツキノワグマは昼夜共に活動するが、主として夜行性が強いと言われている。
これは人との接触を避けるためと言われていて、元来は日中によく活動します。



性質は荒く、野生のヤギやヒツジ、スイギュウなどの大型獣を倒すこともあり、時には家畜を襲うこともあります。
相手に襲いかかるときは手で殴りつけるようにして攻撃しますが、人に向かってくることもあり、特に繁殖期には気が荒くなります。



ツキノワグマは雑食性ですが、植物を主食としています。しかし、ウシやヒツジのように食物繊維を消化するための特殊な消化器官を持っていないので、硬くて繊維質の多い植物は避ける傾向があります。



次回は『シロテテナガザル』の紹介です。

動物園 動物写真その53 『マヌルネコ & ケープハイラックス』

2017年03月11日 | 動物園 動物紹介
今回は『マヌルネコ & ケープハイラックス』の紹介です。
上野動物園のマヌルネコです。
動物園ではガラス越しにしか撮影できず、屋内で照明も暗く、動きの早い動物はうまく撮れませんでした。



マヌルネコはずんぐりとした体が特徴の食肉目ネコ科の動物で、別名モウコヤマネコとも言われます。
中央アジアに分布し、マヌルとはモンゴル語で「小さいヤマネコ」の意味です。



ネコ科の動物の中では最も古い種から約1500万年前に分岐した最初の2種のうちの1種であると考えられています。
他のネコ科の動物と比べると足や爪が短く、特徴的な顔つきで、額は高く、丸い耳が低く離れた位置に付いています。
これは目の位置が高いところにあるのでそう見えるとのことです。



マヌルネコは独特な威嚇行動をとり、片方の上唇を釣り上げ震わせて、大きな犬歯をむき出しにします。
しかし、この顔は怖いですね。



体長50-65cm、尾長21-31cm、体重2.5-5.0kg。
体毛が長く密集して生えているので丸々と太った立派な体型に見えます。
優しい顔をしているときは、家でも飼いたくなるネコみたいです。



ケープハイラックスです。
大きなネズミのように見えますが、イワダヌキ目という独立した動物分類群に属しています。



外見がウサギやテンジクネズミに似ていますが、足には蹄に似た平爪があり、原始的な有蹄類との関係が認められる動物とされています。



岩山の割れ目なに棲み、草、果実、花などを食べます。
体長は40-50cm、体重 2.5-5kgです。



アフリカ、アラビア半島のほぼ全域に分布しています。
主に岩地やサバンナ、低木林などに生息していますが、砂漠や半砂漠のような乾燥した環境にも棲んでいます。



体温調節が苦手なので、寒い日はひなたぼっこで体を温めます。
湿った手や足の裏は常に湿っていて、岩などを登る時の滑り止めの役割をしています。



次回は松本城の紹介です。

動物園 動物写真その52 『ピグミーゴート & ヤブイヌ』

2017年03月10日 | 動物園 動物紹介
今回は横浜ズーラシア動物園の『ピグミーゴート & ヤブイヌ』の紹介です。
ピグミーゴートは西アフリカのカメルーンが原産といわれる超小型の家畜ヤギです。



成獣でも体高40-50cm、体長60-70cm、体重20-35Kgぐらいです。
股が短く、体が小さいことが特徴で、粗食に耐えます。



1950年代にアメリカに持ち込まれ、そのおとなしい性格からペットとして大人気になりました。
体色も黒・白・茶とバリエーションがあります。



ピグミーゴートは山岳部の岩場に生息し、ヒヅメは4本で後ろ2本の指は浮いていて、険しい岩場で滑らず動き安くなっています。



ヤブイヌです。
約1000万年前から今の姿のまま続く、イヌ科の中でも古い種族といわれています。



ヤブイヌはイヌの仲間よりも上下の大臼歯が1対少なく、足の指の間には水掻きのようなものがあり、泳ぎが巧みと言われています。
また、胴が長く、四肢も短いので、一見アナグマに似た感じがします。



ヤブイヌは南アメリカ北部の森林や草原などに広く分布し、英語でBush Dogと呼ばれています。



全身はがっしりとして、毛色は前身が黄褐色や暗褐色、灰褐色などで、後身や下腹部、四肢、尾などはそれよりも黒っぽいです。
森林や草原に広く分布し、特に水辺を好みます。



小型哺乳類や鳥類、魚介類などを食べています。
10頭程の群れで生活し、カピバラなどの大型齧歯類を集団で狩ることもあります。
尿によるマーキングは雄が片足を挙げるのに対して、雌は縄張りを示すため、逆立ちしておしっこをするそうです。



つぶらな瞳に短足で胴長の体は愛嬌たっぷりです。
藪で暮らすためにとても便利な体型で、巣穴で暮らすうえでも役に立ちます。



続く...............................................................。

動物園 動物写真その51 『ニシローランドゴリラ ②』

2017年03月02日 | 動物園 動物紹介
『ニシローランドゴリラ』の家族写真?も撮れましたので、続けて紹介します。



顔や耳、手足は黒く、毛はない。鼻孔は大きく広がっていて、耳は小さいです。



貫禄十分です、ママゴリラかな?



自然では一頭の雄を中心に、数頭の雌とその子どもたちからなる、10頭程度の小さな群れで生活しています。
その群れは一夫多妻の家族集団と思われ、ときには群れ同士が一緒になることもあります。



毛色は黒褐色で、成獣の雄の背中は灰色になり、シルバーバックと呼ばれます。
ローランドゴリラは動物質のものをほとんど食べない「菜食主義者」です。
興奮したり、機嫌のよいときに、両腕で胸をたたいて音を出す行動をとることがありますが、これをドラミングといいます。



前足は後ろ足よりも長く、ゴリラが四肢で立つと肩の方が高くなります。
ゴリラは、力も強く、外観からはどう猛な動物と思われますが、実際にはおとなしく、知能もかなり高いようです。



表情が人間に似ています。



何かお悩みですか?(笑)



沈思黙考!



イケメンで有名なゴリラがいると聞きましたが、この若いゴリラかな??
野生の個体は9万5000頭にも満たず、その数は過去20~25年間で少なくとも60%減少しています。



食用や野生動物取引を目的とした商業狩猟に加え、エボラ出血熱の流行で、1980年代以降、その数は急激に減少しました。
現在、ローランドゴリラは国際自然保護連合(IUCN)の保存状況評価によって、絶滅危惧種(CR)としてレッドリストに指定されています。

次回から飛騨高山の紹介です。

動物園 動物写真その50 『ニシローランドゴリラ ①』

2017年03月01日 | 動物園 動物紹介
今回は上野動物園の『ニシローランドゴリラ』の紹介です。



ゴリラには、『ニシローランドゴリラ』『ヒガシローランドゴリラ』『マウンテンゴリラ』の3種類がありますが、日本の動物園にいる約50頭前後ののゴリラはすべて『ニシローランドゴリラ』です。



体重は野生のオスで140〜180kgです。
上野動物園ではハオコが2012年8月に210kgを計測したそうです。
メスは100kgくらいです。



アンゴラ、カメルーン、中央アフリカ共和国、コンゴ共和国、コンゴ民主共和国、赤道ギニア、ガボンの山林や低地の湿地に生息している特定動物です。



餌はたけのこやセロリなどの繊維質の多い植物を好みます。



動物園では、りんご、みかん、トマト、バナナ、にんじん、さつまいも、キャベツ、ヨーグルト、脱脂粉乳などをあたえています。



ニシローランドゴリラが食べる特定の食べ物は、薬としての効能があるものが多く、健康に対する自然の知恵があるのでしょう。



動物園では、糖質低めの野菜を一日約30品目と脂肪ゼロのヨーグルトなどをあたえています。



シルバーバックといわれるリーダーのオスを中心に群れで暮らしています。



続く..........................................................。

動物園 動物写真その49 『ガウル & スーチョワンバーラル』

2017年02月23日 | 動物園 動物紹介
今回は『ガウル & スーチョワンバーラル』の紹介です。



『ガウル』は国内では金沢動物園でしか見れない動物です。
雌や子は赤褐色ですが、雄は成長するとほとんど黒色になります。



インドからマレー半島にかけて分布する大きな野生ウシで、隆起した背中と逞しい前半身が特徴です。
鳴き声は家畜のウシに似ていて、主に草や木の葉などを食べるが、タケノコなども食べます。



角は三日月型のものが雌雄ともにあり、長さは80cm近くになります。
大きい雄は体重が1500kg近くになるようです。



標高1800メートル位までの常緑林や熱帯雨林などの高地の森林地帯に生息しています。



『スーチョワンバーラル』は中国四川省・陜西省などに分布し、雌雄共に角を持っている。
中国名を「岩羊」といい、その名のとおり、標高3,000m以上の起伏の激しい山岳地帯に生息しています。



体色は茶色や茶褐色、灰色を帯びたような褐色です。
外敵に気づくと、周囲の景色に溶け込むようにして、動かずにじっとしている。



角も雄の方が大きく、成獣の雄の角は横に張り出したように伸び、基底も太くて見事です。



跳躍力にも優れ、危険が迫ると険しい岩場を巧みに駆け上がり、外敵も近づけないようなところに逃げてしまう。



体長は雄が115-165cm、体重は80kg、雌40kg前後です。



次回は飛騨高山の紹介です。

動物園 動物写真その48 『モウコノロバ & ポニー』

2017年02月22日 | 動物園 動物紹介
今回は『モウコノロバ & ポニー』の紹介です。



モウコノロバはモンゴルの限られた地域の川沿いの谷や砂漠周辺などに少数が群れで棲んでいる野生のロバです。
モウコノロバは、アジアの野生ロバの中では最大で、絶滅危惧種に指定されています。



ズーラシアの中央アジアの高地ゾーンには、日本に1頭しかいないミンミン(雌)という名前の、モウコノロバがいます。
世界中でも日本(よこはま動物園ズーラシア)と中国の動物園だけにしかいない希少種の動物です。



蒙古のロバと思っていましたが 蒙古野ロバが正しいそうです。
 


体長 117-142cm、体重 230-245kgです。
飼育員さえなかなか近づけないくらい神経質で、警戒心が強いそうです。




こちらは金沢動物園のポニーです。
ロバと馬の区別は?
馬のしっぽは根本から毛になっていますが、筆のように棒の先に毛が生えたようなしっぽがロバです。
タテガミ(鬣)は発達せず、尾の先端の体毛もあまり房状にならないのが特徴みたいです。



ポニーとは品種ではなく馬のタイプの一つで、肩までの高さが147cm以下の馬の総称です。



代表的なポニーにはウェルシュマウンテンポニー、シェトランドポニー、ハクニーポニーがあります。
共通する特徴として、頭がよく温厚であり耐久力に優れています。



ポニーは体は小さいがとても頑丈で、体重の2倍もの荷物を引くことができることから、5000年程の昔から使役動物として飼育されてきました。



しかし、ウマは従順ですが、ポニーはイヤと言ったらテコでも動かない頑固な性格です。



次回は『ガウル & スーチョワンバーラル』の紹介です。

動物園 動物写真その47 『パンダ』

2017年02月15日 | 動物園 動物紹介
今回は上野動物園の『パンダ』、2度目の紹介です。
前回も紹介しているので、ネット情報でパンダの歴史を少し紹介します。



現在日本にいる『パンダ』は上野動物園の雄の『リーリー』と、雌の『シンシン』と



神戸の王子動物園の雌の『旦旦(タンタン)』と



南紀白浜アドベンチャーワールドに7-8頭(詳細は未確認です)いるようです。
ここではアドベンチャー生まれのパンダも多く育ち、逆に中国へ戻ったパンダもいます。



ネット情報による、パンダの歴史の一部です。
パンダが世界中に知れ渡ったのは、1869年フランス人宣教師のアルマン・ダヴィッドが中国を訪れた際に、地元の猟師が持っていたパンダの毛皮を発見し、その見たことのない珍獣の毛皮と骨を得て、パリの国立自然史博物館に送ったのがきっかけで、パンダが世界中で人気者
になりました。



この出来事が、同時にパンダの悲しい歴史の幕開けともなってしまいました。



パンダの存在が世界中に知れ渡るとともに、白黒模様のパンダの毛皮が人気をよび、毛皮目的の狩猟が盛んになりました。
この狩猟ブームは絶滅の危機という残酷な結果をもたらしました。



1972年 中国から日本にランランとカンカンが贈られ、上野動物園は大フィーバーでした。



1900年代に入ると、中国は外交のカードとしてパンダを使うようになり、国交回復や友好のしるしとしてパンダを贈るようになります。



それと共にパンダは『国家一級重点保護野生動物』に指定され、密猟などは禁止されて厳しく取り締まられるようになりました。
1940年には初の野外調査も行われ、野生の個体数が激減していることが明らかになります。
その後1955年に北京動物園で始めて飼育・展示が始まり、パンダの研究と個体数を増やして保護する活動が本格化しました。



中国の懸命な努力により、パンダの個体数は1600頭ほどまで回復したと報告されていますが、一方でパンダの生息地である密林はどんどん破壊されつつあり、野生のパンダを取り巻く環境はいまだ厳しいものとなっています。



次回は『曽我梅林』の紹介です。

動物園 動物写真その46 『アカカワイノシシ』

2017年02月14日 | 動物園 動物紹介
今回は『アカカワイノシシ』の紹介です。
あまり馴染みがないので、ネット情報を参照しました。



『アカカワイノシシ』の名前は皮が赤いと思っていましたが、サハラ砂漠以南の西アフリカを生息域でアカカワは「赤い河」の意味なんだそうです。



川辺に暮らすイノシシなので、この名前が付いたそうです。



体毛色は赤茶色で成獣の背中には縦に白線があります。



全長100cm、体高60cm、体重80Kgぐらいです。



体幅は狭く、長くユニークな顔と長い耳を持ちます。



尻尾は細くかわいいです。



食べ物は、鼻先を使って土を掘ったり、石を除けたりして下にいるミミズや昆虫、植物の球根、 落下した果物を食べる雑食性です。



夏の暑い日には池に入って水浴びもします。



4~20頭ぐらいの群れで生活し、主に薄暮過ぎから活発に活動します。



次回は『パンダ』の2回目の紹介です。

動物園 動物写真その45 『ノスリ、ハヤブサ & フクロウ』

2017年02月07日 | 動物園 動物紹介
今回は『ノスリ、ハヤブサ & フクロウ』の紹介です。



『ノスリ』は全長約50cm強で、幅の広い翼と短い円形の尾をもった中形のタカです。
体の上面は褐色、下面は淡褐色で、わきは黒褐色をしています。



日本では北海道から九州、小笠原諸島に分布・繁殖していています。
一般的には漂鳥ですが、冬になると海外から渡来してくることも確認されています。



低山の森林にすみ、付近の草原や耕地などの開けた場所でネズミなどの小形哺乳類餌をとるため羽ばたかないで輪を描いて飛ぶ、停空飛翔をよく行います。



『ハヤブサ』はカラス大で、全長:42-49cm 翼開長97-110cmです。
北九州、四国、本州中部以北の海岸の崖で繁殖し、冬は暖地に移動するものもあります。



『ハヤブサ』の急降下は最速で時速300kmといわれ、速さを象徴する鳥で、戦闘機や新幹線、人工衛星にも『ハヤブサ』の名前がついています。



そのため、狩りには障害物のない広い空間が必要なので、繁殖も海沿いの岩場や岩壁で行います。
獲物は小さな小鳥からハトくらいの大きさまでの鳥類です。



『フクロウ』は全長 50cmほどで、羽角はなく,羽色は暗褐色や黄褐色の複雑な縞の入った灰褐色です。
全国の低地から低山帯のよく茂った林に留鳥としてすみ,日中は木の枝に止って休み,夜間活動してネズミなどをとります。



『シロフクロウ』はフクロウの中では大型で、成長した雄は全身が殆ど白色をしています。
北極圏のツンドラ地帯に分布し、冬期は少し南に下ります。



冬鳥として北海道に渡来しますが、秋田や岐阜、鳥取、石川などの本州の一部でも見られることがあります。
北極圏の夏が白夜のためフクロウ類の中では珍しく、日中も活動する性質があります。



次回は水戸・偕楽園の紹介です。