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駅伝

2014-12-22 | 日記・エッセイ・コラム

 

 全国高校駅伝大会、おもしろかった。

 毎年、この年末の全国高校駅伝大会を楽しみにしている。とくに女子だ。この大会で活躍した女子高校生のなかから、世界的に活躍するマラソンやトラックの長距離ランナーが何人も出ている。

 今年の優勝校、大阪薫英女学院のレースは、みごとだった。1区からアンカーまで実力もあるが、なにより心が強い。みごとだ。わたしはみていて、それにシビレる。

 1区の長身の嵯峨山佳菜未さん、4区の前田梨乃さんの ”けっして負けない” 走りがとくに印象的だった。もちろんアンカーの加賀山恵奈さんの ”絶対、勝ってやるわ!” という強い意志の走りには感動した。

 そして、初優勝だから、監督の、ここまでの指導力が大きい。

 

  わたしは、テレビで観るスポーツで、マラソン、駅伝が一番好きなのだが(二番目は、サッカーかな)、以前、アメリカ人の知人にそう言ったとき、大笑いされた。「なにが面白いんだ、あんなもの?」と。

 日本に来て、まず最初の”日本の不思議”は、日曜日の昼、テレビで2時間以上もマラソンの中継をやっていることだった、という。ランニングやジョッギングは、自分でやるもので、他人が走ってるの観て楽しいかい? ともいう。

 このアメリカの知人に、「なら、アメリカ人は、テレビで楽しむ好きなスポーツは、何なんだよ?」と、たずねる、と。やはり、「フットボールだろ!!」という。次に、「バスケットボールかな、俺は」という。

 

 わたしは、マラソンが好きなので、東京国際女子マラソン大会の現場、つまり沿道の外堀通りに出かけたりした。

 大手門の交差点でトップ集団の選手をライブでみて、すぐに東京メトロに乗って部屋に帰る。25分で部屋に走りこめるから、後半をテレビでみる。

 

 その、世界の女子マラソンの歴史を切りひらいた、資生堂の東京国際女子マラソンは、東京市民マラソンがはじまって、東京都で2大会の開催は金銭的にも人的にも、無理とか。女子マラソンは、会場が横浜に移った。だが、その横浜大会も終わった。

 わたしは、市民マラソンのなかで、プロフェッショナルなランナーのレースもある、というやつが好きでない。コスプレや、着ぐるみの、おどけてはしゃいだやつらと、勝利のため、人生をかけて、毎日30キロ以上走るようなアスリートが、おなじ大会を走るのが、わたしには、なじめない。

 


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