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古い曲が気になる

Sympathy For The Devil

2013-04-13 | 日記・エッセイ・コラム

ベガーズ・バンケット

 

 完全夜型の(夜の7時、8時、9時に起きてきて、夜じゅうテレビをみていて、午前中もずっと起きてテレビをみていて、正午とか、午後2時に寝る)父親の食事をつくって、じぶんの酒の肴をつくって、部屋に上がってくるのは、もう真夜中。(わが老父の生活サイクルに、パターンとか、リズムというような規則性は、まったくない。今日と昨日は、まったく違う。気分で決まるのか、天候なのか‥‥‥)

(わたしの晩年が、こういうことになるとは、予想だにしなかった。母がどんなに老いても、母の面倒をみることは覚悟していた。だが‥‥‥母は、昨年晩夏、癌で死んだ。母より十歳いじょう年上の、勝手気ままな父親の、その暴君、お殿様、社長っさん、の認知症がかった、デタラメ生活に、一日じゅう拘束される、とは‥‥‥なんて無慈悲な、わが老後だろかいな。わたしも歳だ。老老介護なのだよ。)

 

 

 そんなわけで、深夜、二階にあがって、安ワインを飲みはじめて、テレビをつけると、ちょうど、映画『インタビュー・オブ・ヴァンパイア』のエンディングで、ガン・アンド・ローゼズのSympathy For The Devil が流れてきた。

 

 カヴァーのこの曲を聴くと(邦題は、なぜか『悪魔を憐れむ歌』)、やはり、ローリングストーンズのオリジナルを聴きたいじゃないか。アルバム『ベガーズ・バンケット』の、オープニングの曲だ。歌詞が、まあ、すごい。悪魔へのシンパシーだ。

 このアルバムが発売になったとき、ミック・ジャガーも若いが、もちろん、わたしも、バリバリの、レコード屋の仕入担当のあんちゃんだったのだよ。発売の三か月前にはテスト盤を聴いて、仕入枚数を決める。

 

   ローリングストーンズ Sympathy For The Devil http://www.youtube.com/watch?v=iLddJ1WceHQ

 


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