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NHK朝どら「なつぞら」と十勝・鹿追の画家、神田日勝

2019-04-12 | 日記・エッセイ・コラム

NHKの朝どら「なつぞら」に、死んだ馬を描く少年が登場するが、あきらにモデルは、鹿追の開拓農民で画家の神田日勝(かんだ にっしょう)だろう。貧しい開拓農民の神田日勝は、キャンバスや絵の具など高い画材を使わず、ベニヤ板にペンキで描いた。

神田日勝は、東京・練馬の生まれだが、昭和20年8月、8歳のときに東京から一家で北海道・十勝、鹿追町笹川に入植した。戦後開拓の農家の次男だ。兄一明は絵の才能にめぐまれ、東京芸大に進学して画家になった。その兄の影響で日勝は、開拓地の農業を継ぎながら絵を描いた。その神田日勝のことを、わたしは2010年12月20日のブログに書いているので参照されたい。https://blog.goo.ne.jp/tom7313nanamad/e/ef36540cf3a8f84545ad9514b42aee79

十勝の鹿追町に神田日勝記念美術館がある。そのホームページに日勝のことは詳しい。32歳の若さで夭折した神田日勝は、十勝が誇る偉大な画家だ。

  神田日勝の生涯 http://kandanissho.com/life/

  神田日勝記念美術館 http://kandanissho.com/

神田日勝デッサン集
神田日勝記念館
北海道新聞社

 

神田日勝 絶筆 「馬」 1970年制作