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古い曲が気になる

浅草寺、ほおずき市

2017-07-09 | 日記・エッセイ・コラム

きのうまで入谷・鬼子母神の朝顔まつりだったが、きょうあすは、浅草寺のほおずき市だ。とくにあす7月10日は、浅草寺・観音菩薩の最大の功徳日。この日参拝すると46,000日分の功徳がある、という縁日だ。

きょうも外は34℃。部屋のなかで、台東区中央図書館から借りてきた開高健全集を拾い読みしたり居眠りしたり、ウダウダして、涼しい風が心地よく吹きだした日暮れに浅草寺まで歩いた。

 

もう午後7時ちかい。いつもは仲見世のシャッターが閉まって、数千人くらいの人だが、きょうは凄まじい。雷門から本堂境内のほおずき市に、数万人はいるだろう。このにぎわいは、深夜まで続くという。

いつも5時すぎには扉を閉じる本堂は、参拝する人々であふれ、観音菩薩のまえに数十人の僧侶が座り読経をあげている。

 

切り花のほおずき‥‥‥お盆に、先祖‥‥父と母、祖父祖母、そして若く亡くなったわが子‥‥その霊を迎える飾りのひとつに使う、という。北海道で育ったわたしに、まったく新鮮な知識だ。「知らなかった‥‥」‥‥‥。