今日はドラの誕生日だった。
ドラの生まれた夏はやはり暑く、あの年は阪神タイガースの何十年かぶりの優勝の年、当時住んでいた関西はそれで多いに湧き、ワタシの居た社宅のような住宅も毎夜ナイターを見ながら歓声があちこちから聞こえてきたのであった。
あれからもう28年 はるか昔のような あっと言う間だったような・・・
「赤ちゃん」「子供」ってものにあんまり接したこともなかった環境で、子育てするぞって観念的な覚悟だけで臨んだドラの誕生。
ただただいとおしいと思っていた我が子から、幾たびも夜泣きで起こされ、こんなに手のかかるものだったかと知らされた。
それを発端に(ああ 子供ってなんて思い通りにならないイキモノなんだろう)と何度思い知らされたか。
そりゃあ喜びも楽しみもあったけど 今まであんまり親に心配かけなかった自分に比べて、明らか心配かけるイキモノだったドラは 怒りや心配もそりゃあたくさんもたらしてくれたっけ。
今となっては懐かしいけどね。
今朝の燃えないゴミの日に電柱の前のゴミ置き場で、ドラの小学生の時のことを思い出した。
その電柱の前に、毎朝ドラの小学校の友達が集まり、ドラを待ってから登校した毎日。
確か8時20分始まりで、5分もすればついてしまう距離だったが、せっかちな双子の兄弟は7時50分くらいからそこで待っていた。
それから三々五々と近所の友達が来て(家より近い子もなぜか遠回りしてそこに集まり)ピークの時は10人くらいの集団になって行ったのである。
友達を待たせているからとせかすワタシをものともせずに、全然あせらずマイペースだったドラ。
ある時は窓の外に向かって「わりい ちょっとう○こしてから行くからもうちょっと待って」と言って「みっともないでしょ」とワタシに頭をはられたりして。
あのヤンチャさと人を集めてなにか面白いことしてやろーぜってノリは多分今でも変わっていないと思う。
彼の不在の誕生日。
遠く海外で迎えている誕生日ももう二度目。
7月末に引っ越して
やっと家具もそろったらしい
こんな所に住むようになるとはワタシも想像しなかった。
今月は西の方に出張もあったらしい。まだ慣れない所でM子も一人ぼっちでかわいそうにと思っていたらそちらの支社長さんから「奥さんも連れてくればいい」と言われて、同伴で行ったらしい。
「俺が働いている間にあっちこっちで遊びまくってたよ」だそうだ。M子もたくましい。まず言葉に困らないってのが強みであろう。
この度の引っ越し後、我が家にアマゾンから何度も荷物が届いた。
ドラが頼んだマンガの週刊誌である。
ドラの会社 御親切なことに、月何冊かマガジン類を無料で送ってくれるサービスがあって、カナダにいる間もずっと日本のマンガ雑誌を頼んでいたそうだ。しかし、それが引っ越しで途切れてしまった何週間ぶんかをアマゾンで買ったものである。
「悪いなおかん。それ送ってくれよ」
最初の4冊くらいは私も気軽に「いいよ~」なんて言っていたが それが10冊超えた頃・・・ついでにゲームと単行本も届いた日。
送料を調べて青くなったワタシ。
「あんたさ、あれ全部送ったら8000円だよっ。紀伊国屋があるんでしょ! そこで買いなよっ」
「ホントかよ。じゃ、単行本はいいや でも雑誌は手に入らないからよろしく」
何がよろしくだよ。私は海外送料比較サイトを駆使してカナダと違って今度はヤマトの宅配も使えることを知り、ついでだからとドラに買ってきたプレゼントは箱から出してぎゅうぎゅうに圧縮し、きっかり5kgに梱包してヤマトに持ち込んだのであった。これなら4500円で済む(それでもマンガ雑誌の送料と思うとアホらしいが)
ヤマトではこの梱包だと不安なのでこっちに包みなおしたほうが・・・ と言われ、ほどいた荷物が殆どマンガ本。顔見知りのヤマトボーイにムスコのバカがバレてしまった。
この時、あまちゃんのダイジェストと半沢直樹のブルーレイも送った。
誕プレありがとうってラインが来たから
「半沢直樹見た? あれを本気にして上司に倍返し なんて言うんじゃないよ」と返したら
「さすがにそんなアホじゃないよ~」と帰ってきた。
やっぱり君のアホはFBでばれている。(同僚とマンハッタンのスーパーで)
ドラはいまだにドラである。
しかし、ドラのFBの中にあった一枚の写真 ground0に新しく建っているビルである。
ここで亡くなった中にはドラのような年若い人たちも居たことだろう。同じように希望と少しばかりの野心をもって働いていたはずなのに。
ワタシと同じような母親を日本に残して。
もうこんな事が起きないように祈るしかできないけれど。
無事で楽しく過ごして欲しい。
ドラの生まれた夏はやはり暑く、あの年は阪神タイガースの何十年かぶりの優勝の年、当時住んでいた関西はそれで多いに湧き、ワタシの居た社宅のような住宅も毎夜ナイターを見ながら歓声があちこちから聞こえてきたのであった。
あれからもう28年 はるか昔のような あっと言う間だったような・・・
「赤ちゃん」「子供」ってものにあんまり接したこともなかった環境で、子育てするぞって観念的な覚悟だけで臨んだドラの誕生。
ただただいとおしいと思っていた我が子から、幾たびも夜泣きで起こされ、こんなに手のかかるものだったかと知らされた。
それを発端に(ああ 子供ってなんて思い通りにならないイキモノなんだろう)と何度思い知らされたか。
そりゃあ喜びも楽しみもあったけど 今まであんまり親に心配かけなかった自分に比べて、明らか心配かけるイキモノだったドラは 怒りや心配もそりゃあたくさんもたらしてくれたっけ。
今となっては懐かしいけどね。
今朝の燃えないゴミの日に電柱の前のゴミ置き場で、ドラの小学生の時のことを思い出した。
その電柱の前に、毎朝ドラの小学校の友達が集まり、ドラを待ってから登校した毎日。
確か8時20分始まりで、5分もすればついてしまう距離だったが、せっかちな双子の兄弟は7時50分くらいからそこで待っていた。
それから三々五々と近所の友達が来て(家より近い子もなぜか遠回りしてそこに集まり)ピークの時は10人くらいの集団になって行ったのである。
友達を待たせているからとせかすワタシをものともせずに、全然あせらずマイペースだったドラ。
ある時は窓の外に向かって「わりい ちょっとう○こしてから行くからもうちょっと待って」と言って「みっともないでしょ」とワタシに頭をはられたりして。
あのヤンチャさと人を集めてなにか面白いことしてやろーぜってノリは多分今でも変わっていないと思う。
彼の不在の誕生日。
遠く海外で迎えている誕生日ももう二度目。
7月末に引っ越して
やっと家具もそろったらしい
こんな所に住むようになるとはワタシも想像しなかった。
今月は西の方に出張もあったらしい。まだ慣れない所でM子も一人ぼっちでかわいそうにと思っていたらそちらの支社長さんから「奥さんも連れてくればいい」と言われて、同伴で行ったらしい。
「俺が働いている間にあっちこっちで遊びまくってたよ」だそうだ。M子もたくましい。まず言葉に困らないってのが強みであろう。
この度の引っ越し後、我が家にアマゾンから何度も荷物が届いた。
ドラが頼んだマンガの週刊誌である。
ドラの会社 御親切なことに、月何冊かマガジン類を無料で送ってくれるサービスがあって、カナダにいる間もずっと日本のマンガ雑誌を頼んでいたそうだ。しかし、それが引っ越しで途切れてしまった何週間ぶんかをアマゾンで買ったものである。
「悪いなおかん。それ送ってくれよ」
最初の4冊くらいは私も気軽に「いいよ~」なんて言っていたが それが10冊超えた頃・・・ついでにゲームと単行本も届いた日。
送料を調べて青くなったワタシ。
「あんたさ、あれ全部送ったら8000円だよっ。紀伊国屋があるんでしょ! そこで買いなよっ」
「ホントかよ。じゃ、単行本はいいや でも雑誌は手に入らないからよろしく」
何がよろしくだよ。私は海外送料比較サイトを駆使してカナダと違って今度はヤマトの宅配も使えることを知り、ついでだからとドラに買ってきたプレゼントは箱から出してぎゅうぎゅうに圧縮し、きっかり5kgに梱包してヤマトに持ち込んだのであった。これなら4500円で済む(それでもマンガ雑誌の送料と思うとアホらしいが)
ヤマトではこの梱包だと不安なのでこっちに包みなおしたほうが・・・ と言われ、ほどいた荷物が殆どマンガ本。顔見知りのヤマトボーイにムスコのバカがバレてしまった。
この時、あまちゃんのダイジェストと半沢直樹のブルーレイも送った。
誕プレありがとうってラインが来たから
「半沢直樹見た? あれを本気にして上司に倍返し なんて言うんじゃないよ」と返したら
「さすがにそんなアホじゃないよ~」と帰ってきた。
やっぱり君のアホはFBでばれている。(同僚とマンハッタンのスーパーで)
ドラはいまだにドラである。
しかし、ドラのFBの中にあった一枚の写真 ground0に新しく建っているビルである。
ここで亡くなった中にはドラのような年若い人たちも居たことだろう。同じように希望と少しばかりの野心をもって働いていたはずなのに。
ワタシと同じような母親を日本に残して。
もうこんな事が起きないように祈るしかできないけれど。
無事で楽しく過ごして欲しい。
うちの息子も喧嘩をしたり、中学の時は夫婦二人で呼び出されたり…
なんだか情けなかったです。
呼び出された理由は納得行かなかったけど~
直接Amazonからカナダへは送れなかったのでしょうね。
送料は結構かかるんですよね~
さすがアメリカですね。天井が高~い
言葉が通じないと引きこもりになりそうだけどその点安心ですね。
局さまも、何かとお骨折りでしたね。
Amazonは、海外にも送れますし、海外のアマゾンのものを転送してくれる会社もあります。ヤマトが使えるのは大都市だけなので、我が家はもっぱら郵便局ですが、いつも届くまでハラハラします。
一度、いろいろこちらから頼んで送らせて、苦労を味わって貰いたいもんですが、届いたよ、ありがとう!なんて言われると嬉しくなってまた送っちゃうんですよね…´д` ;
子育てって、ここまでなんて言う終わりのない、不思議なものですよねえ。
渦中で・・ウットオシことばかりですが
母心の奥深さ。。。
局さまの文章からしみじみ伝わってきて
ジーンって涙ぐみそうになりました。
母はいつも子どもの幸せだけを願うんですよね。
元気で楽しくハリを持って生きてさえくれれば☆
仕事でもプライヘートでも素敵な仲間に恵まれて、まさに息子さんの人徳なのでしょうね♪
つい先日亡くなった祖母、71歳の親父殿を最後まで色々心配していました。
母親から見ると息子はいつまでも子供なんですね~w
この一年も息子さんにとって素敵な年でありますように!
近くに居てヤイヤイ世話も焼くのも大変ですから、
物理的にそれが無理ってのは楽な一面やっぱりちょっとさびしいもんです。
男の子って面白いですよね。手はかかるけど・・・
息子の新居の天井の高さにはびっくりしました。
お嫁ちゃんの身長の二倍はありますよね~
今回届いたマンガ雑誌は中古のも混ざっていたので直接には送れなかったみたいですよ。
一月分くらい抜けても構わないのにね~
ネットなどの通信手段はホントに便利になりましたが、
実際にモノを送るのはここ数十年そんなに変化はない感じですね(送料は上がってるけど)
そう言えばお嬢さんからのクルミのジャムは届いたのでしょうか?
(ちょっと興味あり 今度買えるかな?と)
子供が幸せになって欲しい、そのためには何かしてあげたい。
無私の心ってのが親心なんでしょうねえ。
親になるまでわからなかったシロモノです。
ぶどうくんも飄々とでもしっかりと自分らしく行ける道を探して生きていかれるのでしょうね。
就活も絶対うまく行きそう!
いつも周りににぎやかな仲間にめぐまれているヤツです。
しかし、色々やんちゃなので上司によっては相性が悪くて評価もされない時もあるんじゃないかなど
要らぬ心配もしちゃうんですね。
亡くなったおばあちゃまみたいに私も90過ぎても息子の心配するのでしょうか?w