源氏の勉強会に行った。
今日はこの前の続き 澪標の章の後半だった。
明石から帰ってきて都で出世街道驀進中の源氏に 六条御息所が病に倒れて死んでゆくきわに、残していく娘(斎宮だった後の秋好中宮になる女性)をたくしていく場面。
だいたい六条御息所は先々帝の未亡人で一時はそりゃあ権勢を誇った人だったわけです。
もちろん美人で教養があり、夫の帝がなくなった後も 都中の高貴な男性に憧れられて彼女の家は一種のサロン化していたようである。
その自分に憧れよってくる男たちの中から、彼女は自分より7つ若いまだ青二才だった源氏を選んだわけですね。
(最初は若い源氏が懇願、御息所も余裕こいて相手してやっていたと想像される)
そして一時は燃え上がった年上女性と源氏。だけどその当時怖いもの知らずの好き物であっちの女こっちの女と手を出しまくって遊んでいる男 だんだんと自分のところに訪れる回数が減っていってしまうのを悶々としつつプライドが邪魔して直接年下の気まぐれな恋人を責められない女。
その表に出せない恨みつらみが生霊となって夕顔なんかを殺しちゃったわけですね。おそろしや・・・
そして 時を経て御息所は病の床に倒れる。そして源氏に自分の愛する娘 斎宮を託そうとする。
ちなみに
源氏 29歳
斎宮 20歳
御息所 36歳 というラインアップであります。
斎宮は御息所の16歳の時の子供なんですね。こうやって見ると源氏はどちらとくっついてもおかしくない組み合わせである。
で、御息所は言うわけです。(現代文は谷崎訳ね)
「私が行ってしまいましたら (娘は)心細いお身の上におなりでしょうから、必ず何かの折にはお忘れにならないで、面倒をみてあげてください・・・中略 ・・・
いやな取り越し苦労でございますが、決してそのような色っぽいことはお考えくださいますな。不幸せな私の身に引き比べてみましても、女は思いのほかのことで物思いを重ねたりいたしますので・・・後略」
あけすけに言ってしまえば、残される娘を 権勢を持ったあなたの力をもって守って欲しい。だけど娘までには手を出すなよ。私と同じような苦労をさせたくないから。ってことだろう。
死ぬ間際の年上の元恋人にここまで言われたら 源氏も凹みつつも言うとおりにならざるを得ないだろう。この言葉が功を奏してか、御息所の死後に斎宮の美しさにふらふらっとなりかけながらもきちんと現帝の中宮にならせている。
私は普段昼メロってものは殆ど見ないのだが、何年か前に病院勤めしてた時に 看護師さんや女医さんが夢中になっていたので一緒に見ていた時期がある。愛のなんとか とか 真珠夫人とか 結構ドロドロしていてみんなで冷やかし半分に眺めて言いたいこと言う昼休みは何かと面白かった。
源氏も昼メロチックなところありますね。
結局 時代や背景が違ってもオトコとオンナの感情には普遍的な部分があるもんってことですよね。
しかし、この御息所 プライド高くて弱みはストレートに出さない。お上品にかまえてるけどやられたらやり返す。将来の計画は緻密 いきあたりばったりみたいなことはしない。
絶対A型だと思う。
ちなみに私もAですので同病相哀れむ部分はあるなあと思う部分もあるわけです。
でも生霊にはならないな。
もっと現実で発散はしてるわな。
今日はこの前の続き 澪標の章の後半だった。
明石から帰ってきて都で出世街道驀進中の源氏に 六条御息所が病に倒れて死んでゆくきわに、残していく娘(斎宮だった後の秋好中宮になる女性)をたくしていく場面。
だいたい六条御息所は先々帝の未亡人で一時はそりゃあ権勢を誇った人だったわけです。
もちろん美人で教養があり、夫の帝がなくなった後も 都中の高貴な男性に憧れられて彼女の家は一種のサロン化していたようである。
その自分に憧れよってくる男たちの中から、彼女は自分より7つ若いまだ青二才だった源氏を選んだわけですね。
(最初は若い源氏が懇願、御息所も余裕こいて相手してやっていたと想像される)
そして一時は燃え上がった年上女性と源氏。だけどその当時怖いもの知らずの好き物であっちの女こっちの女と手を出しまくって遊んでいる男 だんだんと自分のところに訪れる回数が減っていってしまうのを悶々としつつプライドが邪魔して直接年下の気まぐれな恋人を責められない女。
その表に出せない恨みつらみが生霊となって夕顔なんかを殺しちゃったわけですね。おそろしや・・・
そして 時を経て御息所は病の床に倒れる。そして源氏に自分の愛する娘 斎宮を託そうとする。
ちなみに
源氏 29歳
斎宮 20歳
御息所 36歳 というラインアップであります。
斎宮は御息所の16歳の時の子供なんですね。こうやって見ると源氏はどちらとくっついてもおかしくない組み合わせである。
で、御息所は言うわけです。(現代文は谷崎訳ね)
「私が行ってしまいましたら (娘は)心細いお身の上におなりでしょうから、必ず何かの折にはお忘れにならないで、面倒をみてあげてください・・・中略 ・・・
いやな取り越し苦労でございますが、決してそのような色っぽいことはお考えくださいますな。不幸せな私の身に引き比べてみましても、女は思いのほかのことで物思いを重ねたりいたしますので・・・後略」
あけすけに言ってしまえば、残される娘を 権勢を持ったあなたの力をもって守って欲しい。だけど娘までには手を出すなよ。私と同じような苦労をさせたくないから。ってことだろう。
死ぬ間際の年上の元恋人にここまで言われたら 源氏も凹みつつも言うとおりにならざるを得ないだろう。この言葉が功を奏してか、御息所の死後に斎宮の美しさにふらふらっとなりかけながらもきちんと現帝の中宮にならせている。
私は普段昼メロってものは殆ど見ないのだが、何年か前に病院勤めしてた時に 看護師さんや女医さんが夢中になっていたので一緒に見ていた時期がある。愛のなんとか とか 真珠夫人とか 結構ドロドロしていてみんなで冷やかし半分に眺めて言いたいこと言う昼休みは何かと面白かった。
源氏も昼メロチックなところありますね。
結局 時代や背景が違ってもオトコとオンナの感情には普遍的な部分があるもんってことですよね。
しかし、この御息所 プライド高くて弱みはストレートに出さない。お上品にかまえてるけどやられたらやり返す。将来の計画は緻密 いきあたりばったりみたいなことはしない。
絶対A型だと思う。
ちなみに私もAですので同病相哀れむ部分はあるなあと思う部分もあるわけです。
でも生霊にはならないな。
もっと現実で発散はしてるわな。
ああ~羨ましい・・ ちゃう? ><;
O型っぽいような気がするのよね。
easy goingのわりに出世しちゃう。
基本的には女好きであちこち手を出すけど結構情にもろい など、、、
私のO型男の解釈が間違ってなければの話ですが。
ブチ贅沢より下品な表現ですわよw
うらやましい? 50と78の親子セットなんていかがでしょうか?
>>プライド高くて弱みはストレートに出さない。お上品にかまえてるけどやられたらやり返す。将来の計画は緻密 いきあたりばったりみたいなことはしない。
局さんのイメージにダブります(笑)
確かに一見A型ですがあの執念深さはA型にしては行き過ぎてます。行き当たりばったりに見えるB型の隠れた執念深さを感じます。ですからひょっとしたらAB型かもなんて思いますが。
で、源氏ですが、源氏の血液型にも異論あるんですが、、、またの機会にいたします。
ひょっとしてB女性に恨みかトラウマでもあるんすか?
奥様がBとか??ww
そうそう この時代の日本人ってAB型って殆どいなかったそうですよ。医科歯科大の寄生虫学の元教授の藤田先生の著書でそうあったの。
面白い本だったから 感想書きたいと思いつつ探したいるんだけどどこかにまぎれて見つからないのよね。