局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

阿弖流為

2015-08-02 22:19:47 | 見る(映画 劇場 美術館など)
こう暑いとパソコンを開く気力もなくなり時間が過ぎてしまったが、やはり備忘録として書いておかなきゃ

良かったし。

市川染五郎と劇団☆新感線のいのうえひでのり・中島かずきがタッグを組み、現代の感覚で創造する全く新しい歌舞伎=歌舞伎NEXT

染五郎主演で02年上演された劇団☆新感線「アテルイ」の豪華版で、古代日本を舞台に蝦夷(えぞ)の英雄、阿弖流為と坂上田村麻呂との友情や戦いを描く。

 ★参考サイト 


阿弖流為 市川 染五郎
坂上田村麻呂利仁 中村 勘九郎
立烏帽子/鈴鹿 中村 七之助
阿毛斗 坂東 新 悟
飛連通 大谷 廣太郎
翔連通 中村 鶴 松
佐渡馬黒縄 市村 橘太郎
無碍随鏡 澤村 宗之助
蛮甲 片岡 亀 蔵
御霊御前 市村 萬次郎
藤原稀継 坂東 彌十郎


新橋演舞場にて もう東京公演は終わっちゃったけど






花道が右と左と二本あるといった変わったつくりだった。



入口でこんな感じのリストバンドを渡される 最後の場面で光るんですと。

新感線の舞台はいつも見たいと思いながらもチケット難で果たせずにいた。その舞台をもとに歌舞伎としてアレンジして作られたこの公演。

ご近所奥様が半額チケットが当たったとお誘いくださったのでホイホイ乗った。

趣味としては歌舞伎は本来の歌舞伎っぽいほうが趣味なんだけどね、これはこれで面白かった。
音楽も新鮮だったし。

そして一番の感動所は七之助くん

この人、こんなにうまかったっけ?

可憐な乙女鈴鹿と悪しき神の二役 最後の場面で鈴鹿が神に変ずるところなんてゾクゾクするほどであった。
声も通るし滑舌もいいし、もちろん姿も良いし 色っぽいし・・・

ほとんど七之助くんに釘づけで終わってしまったのである。もちろん染五郎さんも色気あるし勘九郎くんもお父さんを思い出させる演技でうまいんだけど、この舞台注目してしまったのは七之助くん。

実は平成中村座をやってる時、打ち上げかなんかで彼らが某おでんやさんにいらしたところに偶然居合わせたことがあるんだけど、その時の七之助くんは100%男の子であった。ちょっと伝法で不良っぽい感じで。

そのギャップを知ったので余計だったかもしれない。

彼ら兄弟のお父さん、団十郎さん・・・ 歌舞伎界の重鎮が次々と亡くなってしまってなんとなく歌舞伎座に行く情熱が失せてしまったのだけど、こうやってちゃんとDNAは受け継がれているんですね。
そのうちまた歌舞伎座にも行ってみよう。



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