局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

病室にお雛様

2012-02-10 01:32:15 | 友人
母の入院しているところの近くに友人の画家の家がある。
かなり広い敷地にアトリエがあり、自宅があり、カフェも開いている。

 ☆ こんな所 

ちょっと気分転換に父とそのカフェでランチでも食べようと思った。

友人に電話したら 「わ~ 来て来て! ランチ食べてってよ。助かる~」とのこと。
あまり人が来ないのかな?(場所的にはあまり便利なところではないから)と思って訪ねたら、駐車場には車がいっぱい、カフェも人がいっぱい。笑い声であふれていた。



ランチも手作りミートローフと小さな豆カレー 新鮮な野菜を使ったサラダとスープ ご飯は何種類かの豆が炊き込んである。
ヘルシー おいしい ボリューミー 父も気に入って全部たいらげていた。

お客さんはみんな彼女の絵のファン。食べに来ながら何か食材を差し入れたりしている。この日も有名なファームの社長の奥様がいらした。
自分のファームのある町のかるたを友人の絵と字で作るための打ち合わせがてららしい。
このファームのハムやベーコンや肉類、あまりにおいしくて 舞台友Nと私が驚愕したことがあり、去年の年末画家がわざわざ実家にロース肉を届けてくれたのである。
そこの製造元の奥様、若々しくてエネルギッシュで美しい人だった。自分のファームとその製品にすごく自信を持っている感じ。(それほどおいしいのですよ)
その方と話が盛り上がり、今度家の庭も見に来てねということになった。友人のカレンダーの風景にも取り上げられているらしい。

友人はというと、中央のテーブルでコーヒーを飲みながら絵を描いている。

お客さんに頼まれると即興で描いて額に入れて渡してくれる。しゃべりながら、打ち合わせしながら、それが速いのなんのって。

お客さんのうちの一人が 雛祭りの絵を描いてもらっていた。お内裏様とお雛様の顔がその人の家の飼い猫になっていた。
可愛い~

うちのPちゃんとGちゃんのバージョンも描いてもらって額装もしてもらった。

これを母の病室に飾ろう。



殺風景な病室がちょっと明るくなった気がする。私も父も画家のエネルギーをもらった気もする。


母が退院したら、我が家の彼女の絵コレクションに加えよう。

 壊される前の歌舞伎座

 天使のクリスマス




コメント (4)
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