局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

ピーターラビットフィキュアに萌える

2007-03-11 22:41:47 | 日々の生活
息子がアクエリアスを買って帰ってきた。
無造作においてあったおまけを見て、私は目がハートになった。



ファミリーマートの飲み物にピーターラビットのフィギュアがおまけについているらしく、息子が持ってきたのは ジェレミー・フィッシャーどんだったからだ。

海洋堂のもので アンティークフィギュアの第一人者 村田明玄氏の作品だそうです。そっち方面に興味がなかったので知りませんでしたが よくできてます、確かに。
ビアトリクス・ポターの描いた動物と、イギリスの田舎の背景まで取り込んで表したそうで、ジェレミー・フィッシャーどんの後ろにはちゃんと川べりに生える草までついている。
室内のグリーンの鉢においてみたら そこは物語のある風景になった。



他にはピーターラビット、ベンジャミン・バニー、あひるのジマイマ、トム・サム&ハンカ・マンカ 全部で5種類のフィギュアがついているみたいだ。
全種類揃えたいっ! 
私はどうも、コンビニでペットボトルの飲料を買うのが、金銭的にも省エネ的にも好きじゃなく(ケチなんです) なんか飲みたきゃ家に冷やしたお茶でも牛乳でもあるんだから それを飲めとか言っているし、ペットボトルは洗ってつぶしてスーパーの集積所まで持っていくのは私だからめんどうが増えるのでペットボトルを家に持ち込まれるのは迷惑な話なんだけど・・・ 今回ばかりは息子に ファミマで飲み物買っておいでと指令を出しましたね(我ながら好きね)

でもこのビアトリクス・ポターのシリーズは 24冊全部そろえ、子供の小さい時、よく読んでやったこともあって本当に懐かしいものなのだ。
子供の本は元々好きで、渋谷の童話屋や、青山の子供の本の研究所にも通い、かなりのものを集めてよく読んでやった。自分が小さい時に読んだ 小さいおうちや 森の中 また 初めてめぐりあった かいじゅうたちのいるところ など ちょっとシュールなセンダックのものなど。 自分の感性のおもむくままだったけど、子供たちが同じように楽しんでくれるのを見るのが楽しかった。
私はどっちかと言うとせっかちで こうしなきゃっていう性格が災いして のんびりゆったりした子育てを楽しむタイプではなかったけど、子供と本を読んだというのは子育ての中で一番楽しかったひとときだったかもしれないと思ったりもする。
その中で ピーター・ラビットはかなり大きな存在だった。



それぞれの動物の特徴がよく出ている絵とお話なのに どことなく人間的な登場人物たち。イギリスの農村、湖沼などの自然が織り込まれた背景。どちらかと言うと淡々としているけど、引き込まれるストーリー展開の背景にはどことなくユーモアのセンスも漂う。
このフィギュアを手にして懐かしくて何冊か引っ張り出して読み直してしまった。
やっぱり楽しかった。

たまに あれ読んだよね、これ読んだよねって話が子供たちと出ることがある。
ちょっと不謹慎だけど海外の鉄道事故なんかの映像みて きかんしゃちゅうちゅうを思い出すとか・・・

息子が今回 「OO子(彼女)もピーターラビット好きなんだとよ。あいつも母ちゃんに読んでもらったらしいよ」と言っていた。
こういうのって結構安心する。どんな学校出身とか、具体的にどのような家の娘とかってことより、慈しんで育てられた女の子ってことは伝わってくるから。
そうやって育てられたら、自分の生んだ子を川に投げ込んだり、自分の親と一緒に灯油をぶっかけて焼き殺したりするようなことはないであろう。文化が同じってことも重要なことだと思う。
別に息子と結婚すると決まったわけじゃないけど(せっかちの取り越し苦労症は先走りする) あちらの親御さんが、家の馬鹿息子にダメ出しすることも大いにあると思うけど。
コメント
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