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安倍氏暗殺にまつわる数々の疑問

2022-07-13 05:15:00 | 社会・政治
7月8日に安倍晋三元総理が暗殺されてから様々な動きがあった。現時点で振り返りを行い、気になるポイントを列挙してみようと思う。



1.新聞各紙見出しがぴったり同じ、の不気味

暗殺翌日・大手五紙の朝刊見出しが全く同じである。

『大手五紙全部が同じ見出し』

これは気色悪い一致と言えよう。決して「暗殺」という言葉を使わずに「死亡」とするところも、まるで示し合わせたかのような一致ぶりだ。普通ならここまで文言が一致することはほぼあり得ない。あたかも背後にある大きな存在(国家?)からの指令通りに処理した結果…のような印象である。

なお、海外のメディアは普通に「暗殺」を使っている。日本のマスコミは敢えて「死亡」「死去」という本質からずらした単語で、これがテロ犯罪である事実から目を逸らせようとしているようにも思える。こんな小細工を弄して誤魔化そうとするからますます国民に嫌われていくのに、未だに気が付かないのだろう。愚かである。



2.諸外国の対応

アメリカのブリンケン国務長官が、G20外相会合等でインドネシアとタイを訪問中だったが、安倍元首相に哀悼の意を表する為に急遽来日する事になった。こんなことは安倍氏でなければあり得ないだろう。中露など専制国家の横暴が危険視される現代において、自由主義国家の世界で独裁者たちにも一目置かせ、オープンで率直な話し合いのできる安倍氏が失われてしまった事の意味の大きさ深さをアメリカは判っているから、だから急いでやってきたのだ。

また、国連・安全保障理事会で7月8日に開催されたシリア情勢に関する公開会合に於いて、冒頭、議長国のブラジルの国連大使が安倍元総理が暗殺されたことに言及し、その後出席していた理事国の代表者らが黙祷を捧げたのである。世界は安倍氏を失った事の重みをきちんと認識しているのだ。

「自由で開かれたインド太平洋構想」、「TPP11」等の世界秩序構築に日本(安倍首相)がリーダシップを取った実績は途方もなく大きなものがあるのだ。「自由で開かれたインド太平洋構想」は今では普通に定着した言葉だが、これはそもそも安倍氏の構想から生まれたビジョンであり言葉なのである。

他にも、米国では大統領官邸が半旗を掲げ、英国は女王陛下から天皇陛下に弔意が示された。ブラジルでは3日間の服喪を決定し、インドでも9日には国を挙げて服喪してくれたのだ。それなのに、 日本では反日マスコミが『モリカケ、サクラが~』である。実に恥ずかしいことだ。

マスコミや左派系活動家が執拗に「安倍は大罪人」「安倍が悪い」と喧伝してきた一方で、世界は安倍氏の存在の価値と重要性をちゃんと理解していた。朝日が言うように安倍氏が本当に悪人だったら国際社会からこれほど慕われる事はなかっただろう。世界をきちんとリードしていた安倍氏。今は世界中が安倍ロスになっているのだ。これが真実を物語っている。朝日をはじめとする左派系マスコミは恥を知るべきであろう。



3.マスコミの対応

冒頭の新聞見出しも気味が悪いが、この期に及んで朝日などのマスコミは「モリカケ」を喚き散らしている。(*1) そもそもモリカケについて安倍氏は何一つやましい点は無い。これはとっくの昔に立証されていることだ。(*2) だが、朝日新聞などは未だに「疑惑が~」と言い続ける。しかし、場合によっては捜査機関をしのぐほどの取材能力を持つマスコミや国政調査権に依って役所を調査できる国会議員が5年もの歳月を費やして何も出てこなかったのである。それでもマスコミはとにかく「安倍が悪い」ということにしたいのである。マスコミの動きは全て「安倍憎し」に集約されると言って過言ではない。正に卑劣極まりないマスコミである。朝日新聞は未だに「真相不明」としてあくまで安倍氏を罪人扱いしたい願望がバレバレである。朝日はありとあらゆるケースで誤報・捏造・印象操作・世論操作を企んで実行してきた。それはすなわち、彼らが報道機関ではなく、極左の情報工作機関であることを自ら雄弁に物語っている、ということである。

安倍氏が銃撃された事について、朝日新聞は「暴力に屈しない」などとこうしたケースで必ず出てくる常套句を繰り出すが、そもそも「安倍を叩き斬ってやる」という酷すぎる暴言を吐いた山口二郎法政大教授に肩入れしていたのが朝日新聞である。教育者であるにも関わらず、暴力を肯定するヤクザのような人物を支持する新聞…それが朝日の「程度」ということなのだ。

8日の時点での報道では「犯人に刑事責任能力があるかどうか」という観点の記事もあった。だが、犯人は電気発火式拳銃を作る能力と安倍元総理の予定を調べて岡山まで行く能力を持っていたのであり、十分に刑事責任能力はあると言える。マスコミは彼らが大嫌いな安倍氏を亡き者にした犯人に資する意図を持っている、かのように見える。極めて醜悪と言えよう。




4.異様な報道「元海上自衛官」

銃撃犯人について、マスコミ各社は執拗にこれでもかと言わんばかりに「元海上自衛官」と書き立てる。だが、犯人は17年前に1任期(3年間)の経験しかないのである。武器を制作する技術などは自衛隊では教育しないそうである。しかも海上自衛隊の場合は銃は全員が所持するものではないのだ。そして、実弾射撃も年1回の体験程度しかないのである。犯人の山上容疑者は海自時代には護衛艦の見習いの砲雷科員だったとのことで、その後、術科学校の練習船で勤務したようだ。射撃経験もほぼ無いようなこの人物を想定すると、今回のテロ事件と自衛隊との関係を強調し過ぎることは強烈な違和感がある。

また、「元海自」をやたらに強調する今の報道は現職隊員にとっては大きな迷惑であろう。だが、マスコミは「自衛官が安倍氏に恨みを持っている」という図式にしたいように見える。または、自衛官を強調することで真の原因や本当の背後関係から目を逸らそうとしているのかもしれない・・・それほど異様な印象操作をやっているのだ。プロパガンダである。

サッカー選手の本田圭佑氏も犯人の『元海上自衛隊員』報道について「なぜメディアは元と強調したがるの? 今何やってるかを先に教えて。」と疑問を投げかけている。マスコミの異常な報道姿勢は誰であっても気付いているのである。気付いてないと思っているのはマスコミ自身だけだ。

そして、事件が発生してからたった15分で犯人が海上自衛隊勤務の経歴があることを報道したのは共同通信だった。共同通信もまた左派系の色合いで知られる通信社である。それにしても発生から15分で、というのはいかにも異様である。あたかも警察とマスコミの関係に説明できない何かがあるような印象をも与える事実だ。



5.異様な報道「特定の宗教団体」

犯人の山上容疑者の母が統一教会に所属している事は海外メディアでは普通に報じられていたが、日本のマスコミは当初は「特定の宗教団体」として団体名を不自然に伏せていたが、その時に海外メディアでは既に「統一教会」という名称を報道していた。マスコミは暗殺が実行された8日の午後には「特定の宗教団体」を言い始めており、しかも繰り返し発信している。

宗教団体の名称を伏せて繰り返し報じる意図はどこにあったのだろうか。統一教会が韓国発祥のキリスト教系新興宗教であり、親韓で内部に在日韓国人が多いマスコミ(特にTV局)としては名称は伏せたかったのかもしれない。

山上容疑者の母親が統一教会に入れ込んだ事で自己破産したのは2002年ということだが、その年や翌年に統一教会に対して復讐したというのなら、確かに経緯としてはあり得るように見える。だがしかし。破産から既に20年も経過しているのだ。しかも統一教会を攻撃したのならまだ判るが、二次的な怨恨で安倍元総理を狙ったというのは、話として腑に落ちない。雑な作話としか思えないのだ。

マスコミは執拗に統一教会との関係を流し続けている。そのおかげで、あたかも「犯人と統一教会の関係に於いてテロ攻撃が起きた」…かのような図式を既成事実化しようとしている。ここは非常に非常に怪しいところだ。或いは、マスコミは何かの背後関係を隠す為に敢えてこうした話を繰り返し報道することで真実から国民の目を逸らそうとしている?・・・ようにも見えるのである。特に、犯人が統一教会との関係についてスラスラ供述している、というのも、その状況に作為的な何かを感じる事を禁じ得ないところだ。つまり、本当の背後関係を悟られないように、統一教会とのトラブルという事にしようとしている可能性だ。

また、副次的な話として、現在、統一教会を非難している人々の多くは霊感商法など統一教会の悪質な側面を昔から知っていたはずである。にも関わらず、なぜ今になって急に非難し始めたのだろうか? 被害者の救済ではなく、何か別の目的があるのでは?という推測するのは常識で考えて普通の成り行きである。

さらに、「悪い宗教団体に関わってしまったら殺されても仕方ない」かのようなニュアンスに持っていきたい勢力があるようだ。非常に違和感がある。そして、犯人を「母を宗教団体にカモにされて可哀想な殺人犯」にしたいかのような動きもある。

統一教会は韓国発祥のキリスト教系新興宗教であるが、そもそもマスコミは親韓勢力でもある。朝日新聞などは日本を敵視する一方で韓国には優しい姿勢で一貫している。



6.犯人像

マスコミの8日時点での報道では、犯人の刑事責任能力について判断が必要との話も出ていたが、これもまたマスコミに依る観点そらしのようにも思える。マスコミには犯人に刑を負わせたくない意図があるのかもしれない。

先述のように、犯人の刑事責任能力は間違いなく有る、と言える。ただ、そういうことなら統一教会へ直接攻撃するプランも考えられるだろう。しかも反社会的宗教集団への恨みからの制裁ならば無期懲役で済むものと推測されるところだ。しかしそうはせずに安倍氏を銃撃したのである。腑に落ちないのである。

また、元自衛官の人のツイートに依れば、自前のハンドメイドの銃は元自衛官であっても作ることは不可能だそうである。しかも、現場で確実に銃撃する為には何度も試し打ちすることが必要であり、それはたった一人の個人で出来ることではない、と。必ず何らかの協力者や組織が関与しているものと推測される、ということだ。そうなると、大きな組織や場合によってはどこかの国家が関与している可能性も捨てきれないところではある。あくまで可能性だが…。




7.お粗末な警備体制

奈良県警の警備体制の余りにもお粗末さに喫驚するばかりである。アメリカの警備のプロは「容疑者が近付いてきて銃を構えるところ、十分時間があったはずなのに誰も動いていない。誰もだ」「少なくとも攻撃の邪魔はできた」と指摘している。そうだろう。ビデオ映像を見ると、まず安倍氏の後方を見ているSPは二人居たようだが、犯人の怪しい動きを全くマークしていない。そして、最初の1発が発射された時に安倍氏の後方に居たSPは身をすくめただけで必要なアクションをとっていない。「素人か!」と叱責されるようなお粗末さである。普通なら、安倍氏にそばに居たSPは最初の1発の時に安倍氏を倒してでも身を低くさせるべきだったのに何もしていないのである。身を低くできていれば恐らく命は助かった筈だ。

本当にボンクラばかり集めたSP隊だった・・・ように見えるのだが、むしろこれが不自然なのである。

犯人が1発目を打った時にSPは全員棒立ちだったが、本当にSPなら棒立ちなどあり得ないのだ。1発目が打たれた瞬間に咄嗟に動いて安倍氏の安全確保をはじめとして必要な措置を講じる筈だからだ。しかし棒立ちだったSP…その意味でも何かおかしいのだ。仮に犯人の動きからSPの棒立ちまで全てがシナリオ通りだったとしたら・・・今はここまでしか書けないが、その可能性は決してゼロではない。

警備担当がアメリカのシークレットサービスだったらこんな結末にはならなかったのは間違いない。警備としては明らかな失態であるにも関わらず、奈良県の警備当局は初期の会見で「警備体制が十分だったか確認していく」などと言葉で誤魔化そうとしていた。最悪の結果になっているのだから警備は完全に失敗であり完璧な失態であることは100%明らかであり、言い訳できる筈もない。最初の記者会見では怖気づいて出てこなかった奈良県警の鬼塚友章本部長だが、9日の夕方になってようやく出てきて会見した。だが、型通りの言葉しか言えず、引き起こした事態の重大性をどれだけ理解しているのか疑問であった。政治家は命を懸けて演説しているのだ。警備を担当する警察にも同様以上の覚悟が必要であることは言うまでもないだろう。だが、それはもう起きてしまったのであり、既に遅いのだ・・・。こうならない為の警備なのに…。



8.警察発の情報について

元海上保安官である一色正春氏は次のツイートで注意を促している。
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わたくしの経験上、極基本的かつ重要な事を申し上げておきます。
警察や検察は自分たちに都合の良い事しかリークしません。
本来は捜査の情報を外部に漏らしてはいけません(法令違反です)。
これらのことを踏まえたうえでメディアの発表を受け取ってください。
おのおのがた、努々騙されてはいけませんぞ。
午後11:57 · 2022年7月8日

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また、「犯人の背後に2つの〝反アベ団体〟があるとして、捜査当局が重大な関心を寄せている」という情報がある。これについても一色正春氏は次のようにツイートで注意を促している。

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警備で大失態を犯した警察は自分達に都合の良いことしかリークしない。メディアは、それに色を付けて報道する。
特定宗教団体、反アベ団体という単語に一喜一憂していれば物事の本質を見誤る
安倍元首相銃撃の山上容疑者の背後に2つの〝反アベ団体〟か 捜査当局が重大関心
午後7:02 · 2022年7月13日

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警察やマスメディア側には何か隠したい事があり、国民の目を誤魔化したり逸らそうとしている…のかもしれない。真相はまだ不明だが、情報はその真偽も含めて慎重に吟味する必要がある、ということである。

また、元警察官で外国人犯罪に詳しい坂東忠信氏の見解では、現時点では単独犯であって特定の外国勢力の影響を示すものは見られない、ということであった。





9.最後に

どうも解せないのは、8日の事件発生後からあたかも予め書かれたシナリオ通りに進んでいるかのように犯人はほぼ素直に確保されてスラスラ供述しており、マスコミも必死に「元海上自衛官」「宗教団体」を繰り返し国民に刷り込ませようとしている事だ。それら全ての動きがどうにも怪しく作為的な匂いがある。何かを隠そうとしている可能性を考えざるを得ない。犯人の背後関係に左翼方面の組織や国家が関係していないとは言い切れない疑念の余地があるのだ。安倍氏がいなくなって喜ぶ国といえば、あの国とかあの国であろうことは誰でも想像がつくというものである。(*3)

仮に犯人の背後に何らかの左翼勢力が関係しているとしたら、彼らは全力で多方面へ責任転嫁しようとするだろう。そして、マスコミはバリバリの左翼勢力である。実際に真の仕掛人を隠すかのような情報工作(世論誘導・印象操作)に余念がない…ようにも見えるのだ。(*4)

さらに、今回の事件報道を見てもマスコミは日本が安倍元首相を失った事の重大性や切迫性を感じさせない、むしろ淡々とした報道姿勢であり、それどころか、事ここに至っても未だ「モリカケさくら」を宣うほど真実を見ようともしない偏向的でひん曲がった勢力なのである。マスコミは安倍氏が殺されて内心は喜んでいるのか?と勘ぐらざるをえないような態度にも見えるのである。

もちろん、現段階では確定的な事は何も言えないのは事実だ。今後の推移を注意深く慎重に見守る必要があるだろう。





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(*1)
朝日新聞は安倍氏が暗殺された翌日に「森友・加計、桜…“負の遺産”真相不明のまま 安倍元首相が死亡」との記事を掲載した。お決まりの“疑惑は深まった”との文句で情報弱者に誤った認識を与え続けた朝日新聞は万死に値する大罪を犯したと言えよう。改竄財務省文書にも記載されていたのは他の政治家の名であるが、朝日は自社に都合の悪い事は報道せず印象操作に励んだのである。かつて朝日新聞の若宮啓文論説主幹は「安倍の葬式はウチが出す」と言い放った。その通りになった朝日は満足しているのだろうか。そうであったならば本物の鬼畜外道と言えよう。

(*2)
森友学園問題は総理夫妻の違法な関与が全くなかったことが財務省近畿財務局での取引の音声記録、文書、赤木ファイルなどで証明された。加計学園問題は「官僚の忖度」以外は何も無い。桜を見る会については、民主党政権でも300超の民主党議員1人あたり8人の招待枠を与えて支援者を接待する絶好の機会だと党が指示書を出しているにも関わらず、これについては朝日新聞はスルーしている。都合の悪いことは「報道しない自由」らしい。(蔑笑)

(*3)
作家で中国ウォッチャーの石平氏からの情報では、現在、中国のネット上で安倍元首相の暗殺死を喜ぶ声が溢れているそうだが、これに対して、中国外務省華春瑩報道局長は、「中国人民には率直の感想を表現する権利がある。それは素朴な愛国主義だ」と公然と擁護しているとのことだ。呆れるばかりだが、これが中国の「程度」なのである。もはや人間ですらない低レベルな民族である事がよくわかる。石平氏いわく「反人類的野蛮国家の本性剥き出しだ。政府がこれほど野蛮なら一部国民の野蛮度も増長。益々恐ろしい国となる。」とのことで、全くその通りである。このような中国に対して「外交で平和を」とか「話せば分かる」「友愛の精神で」などと考えるのは正にお花畑なのである。日本は中国に対して一貫して優しく対話し多大な援助もしてきた。正に優しく外交し対話し続けてきたのだが、それが何一つ成果をあげていないどころか、逆に軍事大国となった中国は日本を侵略する気満々の状態にあるのだ。根本的に価値観も思考法も思想も民度も異なる民族であり、日本人のモノサシは全く当てはまらない。この事を、特に親中派政治家はしっかり認識すべきなのである。

(*4)
仮にこれが中国が仕掛けたものであれば、それがバレないように周到な準備を彼らはするだろう。バレてしまっては意味がない。中国は既に超限戦を日本に仕掛けている。戦争は正面からドンパチやるだけが戦争ではない。内側に潜り込んで静かに侵食・侵略してゆく方法もあるのであり、今はそのプロセスの途上にあるのだ。安倍氏暗殺がこの超限戦の一環で隠密裡に行われた可能性だってゼロではないのである。マスコミ報道の怪しさ、警備体制も含めた警察の動きのおかしさ等々を総合すると、腑に落ちない点が多々出てくるのである。






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