週刊浅草「江戸っ子瓦版」 -のんびりHiGH句な日々-

文学と食とRUNの日々を、PHOTO5・7・5で綴るエッセイ♪

美女と野獣

2017年05月03日 | ★映画★




【醜悪な心も変わる五月晴れ】哲露


 美女と野獣。Beauty and the Beast。

 連休の初めに鑑賞。

 言わずと知れたディズニーの不朽。
 
 Wikipedhiaによると、1740年ガブリエル=スザンヌ・ド・ヴィルヌーヴ作が初とある。

 現在私たちが知っているものは、短くした1756年ジャンヌ=マリー・ルプランス・ド・ボーモン版らしい。

 人に迎合しないベル。それは芸術家であり、不幸な過去を持つ偏屈な父親の影響とも言える。

 その彼が仕事帰りに摘み取った一輪のバラから物語が走り出す。

 誰もが知っている話し。

 安心してみるも、演技者とミュージカルがその主軸だ。

 ところがどうだ。

 演技とあいまった丁寧で巧みな表現力を前に、落涙してしまった。

 人物にしっかりと感情移入したということ。





 アリアナ・グランデの歌にも魅了される。

 ベル役のエマ・ワトソンもハマり役だった。

 そして、野獣より醜い心の悪役を演じたガストン役、ルークエバンスの演技が光っていた。

 筋をわかってても、泣けてしまう。

 こんなエンターテインメントを作れたらどんなに素晴らしいだろう。

 シンプルで、人の醜さと再生が全てが込められいる。

 観終わった後、考えさせられた。

 そんなことを思う、GWの午前である。

 みなさん、リラックスした休日をお過ごしくださいまし。



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