【醜悪な心も変わる五月晴れ】哲露
美女と野獣。Beauty and the Beast。
連休の初めに鑑賞。
言わずと知れたディズニーの不朽。
Wikipedhiaによると、1740年ガブリエル=スザンヌ・ド・ヴィルヌーヴ作が初とある。
現在私たちが知っているものは、短くした1756年ジャンヌ=マリー・ルプランス・ド・ボーモン版らしい。
人に迎合しないベル。それは芸術家であり、不幸な過去を持つ偏屈な父親の影響とも言える。
その彼が仕事帰りに摘み取った一輪のバラから物語が走り出す。
誰もが知っている話し。
安心してみるも、演技者とミュージカルがその主軸だ。
ところがどうだ。
演技とあいまった丁寧で巧みな表現力を前に、落涙してしまった。
人物にしっかりと感情移入したということ。
アリアナ・グランデの歌にも魅了される。
ベル役のエマ・ワトソンもハマり役だった。
そして、野獣より醜い心の悪役を演じたガストン役、ルークエバンスの演技が光っていた。
筋をわかってても、泣けてしまう。
こんなエンターテインメントを作れたらどんなに素晴らしいだろう。
シンプルで、人の醜さと再生が全てが込められいる。
観終わった後、考えさせられた。
そんなことを思う、GWの午前である。
みなさん、リラックスした休日をお過ごしくださいまし。