週刊浅草「江戸っ子瓦版」 -のんびりHiGH句な日々-

文学と食とRUNの日々を、PHOTO5・7・5で綴るエッセイ♪

秋の吟行【深大寺篇】

2017年11月26日 | ★全国蕎麦屋飲み好き連★



【深大寺 紅に見惚れる 蕎麦路かな】哲露

 久しぶりに吟行に出かけた。

 馴染みの作家仲間を引き連れて、秋を愛で、蕎麦を食う。





 新宿から特急で3駅ほど。

 調布駅からバスに乗ったら紅葉が目に飛び込んできた。

 いざ、参道へ。





 まずは、鬼太郎の茶屋へ。

 この地は、水木しげるが暮らした町。

 古今東西の妖怪たちが待っている。





 鬼太郎グッズ、妖怪のあれこれが並んでいる。

 百円払うと、妖怪の館も見学できる。




 先の戦争で片手を失った漫画家水木しげる。

 彼が胸に抱き続けた、笑いや悲しみがここに凝縮している。





 妖怪の館の二階からこんな素敵な秋を見つけた。

 深大寺、ええなぁ。





 藁葺きの山門をくぐり、寺に詣る。

 観光地とはいえ、まだ素朴な佇まいが好ましい。





【新そばに ついさそわれて 深大寺】優女


 参道からすぐの蕎麦屋に入る。

 ここは蕎麦屋が各所に点在。

 あっしの大好きな蕎麦がてんこ盛りの深大寺。

 なんて素敵な場所だ。

 新そばに舌鼓を打ちながら、姐さんの心地良さが現れる一句。





【七五三 四半世紀後 仲間酒】弾前


 男前の作家は、気持ちの良い一句を。

 彼女らしい発想に、思わずニンマリ。





 小滝が流れる風流な一角を陣取った。

 深大寺門前そば【八起】さん。

 そりゃあ、名句が産まれるってことよ。

 姐さん方、心構えはよござんすか。

 おっと、まずは一杯か。





 今度は吉祥寺へ河岸を変えて、もう一杯。

 かの地の名物【いせや総本店】で、ガツ刺しとモツを食いつつ。

 朝鮮漬けが辛くて旨いこと。

 食い物で交流すれば平和なのにね。





 外の風が吹いてきた。

 体が冷えてきたので、ハーモニカ横丁へ。

 目移りするばかりの路地は魅惑の町。





【CAVAを呑み 紅葉冷やかす ハモニカ路】哲露 天賞


 路地の交差する二階のビストロへ。

 もはやお腹は満たされたので、ナッツ、レーズン、スモークチーズなど飲んべのつまみオンリー。

 弾前さんのリクエストで、CAVAのスパークリングを。

 散々飲んだのに、結局二本開けちゃいましたわ。

 今日の日をそのまま綴って、天賞をいただく。

 心置きなく、森羅万象を語れる良き仲間たちがいる。

 ただ飲むだけでなく、文字で遊ぶ昨今では極めて優雅な戯言。

 優女さんと弾前さんとのご縁に、改めて感謝する秋の一日。

 ありがとう。

 姐さん、またやりましょ。 


桑田佳祐 LIVE TOUR 2017

2017年11月12日 | ★江戸っ子エッセイ★




【人生はがらくただけど実るもの】哲露


 海が好き、サザンが好き、

 努力の上の天才、桑田佳祐が好きだ。

 2年ぶりの東京ドームは、葡萄ツアー以来。

 桑田佳祐 LIVE TOUR 2017にいってきた。

 観客の年齢層はそれなりに高い。

 だから、しっとり曲にはアリーナといえど座る人も続出。



 


 全く還暦を過ぎてなお、このパワー。

 俺の大好きなパワーだ♪

 新譜から、朝ドラの「若い広場」、 懐かしいメロディに大騒ぎ。

 足を高々と掲げ、ジャンプする、なんて元気な還暦だ。

 桑田さんが思いっきり歌い、飛び回っているのが、ファンは嬉しいのだ。

 お気に入りのナンバー「スキップビート」が、めっちゃカッコええ。





 桑田さんら、メンバーが来ていたTシャツが可愛いい。

 葡萄のLIVEで買えなかった、扇子を買えた。

 年末は「白い恋人たち」を歌おう。

 

 


 後楽園に、お菓子の家があった。

 聖夜のツリーと並んで綺麗やったわ。

 桑田さん、ありがとう。

 夏が過ぎたのに、エネルギー いっぱいもらいました。

 次は、サザンのライブが聴きたい。 

 明日から一週間、ご褒美の南の島へ。

 いってきます♪ 


季節風秋の大会 in オリンピックセンター

2017年11月03日 | ☆文学のこと☆




 秋の夜長。

 風邪を引く人やら、インフルエンザが流行っている。

 気をつけねばならない。

 神保町の小体なお店で、文学絡めた一杯を。

 八寸に秋を感じつつ、銀杏をふくむ。

 牛タンの味噌漬けが秀逸だ。




 


 魚の美味い店は良いなぁ。

 子供の頃はまだ肉が贅沢だった。

 いつからだろう。

 魚の方が体に合うような気がする。

 これがジジイになると言うことか。





 辛口の酒がすすむ。

 鹿児島の人が目の前に二人。

 角川出身の男と、料理長。

 兄弟のような掛け合いは微笑ましい。

 先ごろ脱稿した小説には、薩摩侍が出てくる。

 この人らに、赤字を入れてもらおう。


 


 ブログの更新がしばらく開いてしまった。

 ごめんなさい。

 同人の集い。

 小説を書いて、分科会の参加者の原稿を読み込まねばならない。

 レポートを書いた小磯さんが推薦作に選ばれた。

 なんだか嬉しい。

 まだ道半ば。

 ここでの出会いは宝物。

 書評していただいた作品を改めて書き直そう。

 初めてのオリンピックセンターは広かった。

 二階食堂のサラダバーが嬉しい。

 時間はないが、充実した日々であることは間違いない。

 小説に向き合うエネルギーをいただいた。

 明日からまた一歩ずつ、謙虚に。

 書くって楽しいわ。 

 

【追記】

 先日 ヒルナンデス 今週食べるべし委員会! というコーナーに出演しました。

 ガラではないですけど、youtube動画の40分目くらいに出ております。