週刊浅草「江戸っ子瓦版」 -のんびりHiGH句な日々-

文学と食とRUNの日々を、PHOTO5・7・5で綴るエッセイ♪

赤門のとなりで!

2011年10月30日 | ☆文学のこと☆

          生原稿

 10月29、30日東大の赤煉瓦の正門を眺めつつ、本郷の旅館に通った
 同人「季節風」の大会が行われたのだ

 2011年のテーマは、「思いを言葉に!」

 今年でなんと第33回目というから凄い歴史だ。老舗鳳明館の風格が季節風の連綿と続く歴史を物語っているようである。

 100名もの名うての書き手が全国から自信作を引っ提げて、続々と集結する。

          
                   鳳明館 森川別館

 

 筆者のような通いもいれば、遠方の同人は泊りがけという学生の合宿さながらの場。

 筆者が参加した分科会は、「そこが知りたい分科会」。

 数多くの書を出され、取材や創作の講師として全国を飛び回っている、人気作家の高橋うらら氏が世話人の会だ。

     

 そこが知りたいでは、総勢6名で2日間、書き持ち寄った作品を合評する。

 それぞれの作品をレベルアップさせるため、多方面からの意見が飛び交った。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 そして・・・初日の晩餐は、書き手と編集者がそろっての大宴会!?もとい、懇親会

               秋田の逸品

 全国から集まった同人が、有名無名のたくさんの正宗を差し入れてくれる

 秋田の同人が持ってきた銘酒は、よほど丁寧に磨いてあるのに、10年と寝かせた年月がたゆまないコクと上質の澱を昇華させ、大樹の黄金を纏っていた。
 口にふくむとまろやかが広がり、大吟醸なのに舌へベタつかない甘さのバランスが絶妙だった。 
 品のある辛さは味わったことのない至福の時を運んでくれる。値を云うと「ひええ」となるのであえて云わない(笑)

 もう一生飲めないだろうな、って思うほどの静謐な大人の岩清水とだけ記しておく。

 井嶋先生、ありがとう。

 良質の酒精が、同人との愉しい会話を包みこんで、一向に文学熱が冷めない。

 筆者もそれなりに熱い思いを持っているつもりだが、毎度のことながら、女性陣のパワーには圧倒されっぱなし。男子の少ない同人だけに、がんばれ、男の子といったところだ

 熱い思いは尽きず、午前さまになっても座に残るもの多し。気づいたら・・

            総会

 わが分科会では2日目のお昼も世話人が買ってきてくれたお弁当とキリンラガーで、打ち上げと称し、会の成果に気勢をあげた。

 文学から四方山まで話がつきない。自分にはみえなかったたくさんのヒントをいただいた。

 真摯に作品を語り、ご助言をくだすった世話人の高橋氏と分科会のメンバーに、心から感謝したい。

 書き直し、書き加えたいものがたくさんみえた。

 すぐにでも始めたいが、まずは109号への投稿を進めるのが先決だろう。


            「赤門に 集う思いや 竹の春」
                        海光


           

 大会初日に「たまゆら」で第18回島清(しませ)恋愛文学賞の受賞のあった、あさのあつこ代表がお昼頃到着し、総会の場で高橋秀雄氏から花束が贈呈された。

 同人の拍手と笑顔が代表を温かく迎える。

 その代表からは、児童文学を続けてきた季節風の意気と意味を、小池真理子氏との対談で再確認したと言葉があった。

 書き続けよう。

 結局、そこにしか答えはないのだから・・・

 追記

 幹事会の皆さん、どうもお疲れさまでした。同人の皆さんもお疲れさまでした。

 そして、大会委員長の工藤さん。

 会場の旅館も代わり、陰でご苦労が多かったはず。本当にお疲れさまでした。

 季節風に入会できたご縁に感謝しつつ。。



  2011年TOTAL RUN 1742.4km   10月30日現在  

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江戸のヴェニス、深川  前編

2011年10月28日 | ☆文学のこと☆

                  お月見

 9月の中日、かつての水の都、深川に向かった

 取材で、深川江戸資料館を訪ねたのだ。

 両国の江戸東京博物館はお江戸の日本橋を再現した迫力とか、江戸と旧き良き東京を詳細なミニチュアでみせるとか、あれはあれで面白い。ただ、毎度の1400円は高い。家族で行くと大変なもんだ。

 そこへ行くと、深川はよかった。観覧料も300円と庶民派。そこがいかにも深川らしい

 展示物も、派手で奇をてらったものでなく、江戸末期天保の深川の町を丁寧な職人技でこさえたもの。

 ここの建築当時の映像が見られるので、一度ご覧になられると作り手のこだわりにこころ打たれると思う。

 立派な火の見櫓から、猪牙舟が浮かぶ掘割、町木戸、裏店の木戸、大小さまざまな長屋に視覚と体で触れられるのだ。

            
 
 まさに、江戸そのものを体感できる場所と云っても過言ではない。

 9月のこの日は旧暦で云うと、8月の15日に近い

 それで、この写真のように、十五夜のお月さん、中秋の名月の月見団子となるわけだ。

 芋ではじまったお供えだが、団子に定着して万人に受け入れられたのだろう

        いなりずしの屋台
                        天ぷらの屋台

 当時も今も、屋台は子どもから大人まで、江戸の民衆のおやつの王道である

 ベタベタとした手を、橋の欄干に擦りつけるなんざあ、江戸っ子のあかしってことよ
 
  有名な江戸川柳を一句。

                              「天ぷらの 指を凝宝珠へ こすりつけ」

                      

 
                  「紅染まる 階段見上げ 牡蠣そばや」
                                海光

 どんなに嫌なことがあっても、日は落ちて、また昇る。

 秋晴れ後の夕暮れは時代を超越して美しい。

 今日でサラリーマンの一週間もお仕舞い。

 明日の愉しいことを思って一杯飲ろう。

 赤門前の老舗に集う同人。

 再会する同人たちの顔を思い浮かべて酒を飲む。

 素敵なひとときに感謝


 

  2011年TOTAL RUN 1723.4km    10月28日現在  

                 

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ロールサンドは初恋の味!?

2011年10月26日 | ☆文学のこと☆

                    

                 「男子弁当部」オレらの初恋ロールサンド弁当

             著 イノウエミホコ 画 東野さとる


               2011年8月第1刷 ポプラ社刊

 
 待ってましたの、弁当部第三弾は、ついにソラの恋が描かれていく
 
 相手は誰だって?そんな野暮なこと云う輩は、1巻から読み直してもらおう

 今回は弁当部初尽くしが目白押し、ファッション誌のモデル撮影のシーンは、大人顔負けの演出

 古畑任三郎風に云えば、水波リヒトが今回のゲストといったところか。いやあ、顔もいい、性格もいい、ホント我々庶民派の男の敵でございますな

 相変わらず、ノー天気なユウタと、こんなやつが側にいたら、揉め事など起きないのにってくらい、気の回る高野も健在でうれしい限り。でも、途中で気付くけど、ユウタって、案外、人のこと観察してるんだね。こいつはいいやつだ。おいらも友達になりてえ。
 

 気になるソラの恋は読んでからのお楽しみとして、意表をついたロールサンドはつい作ってみたくなりやすなあ

 さらに、表紙裏に掲載されているフルーツ占いに胸どっきゅん

 う〜んと、唸って、こいつは誰が考えたんじゃい!とつい突っ込みを入れたくなったのはあっしだけでしょうか。当然作者なのだろうが、仕掛け人は某編集者じゃなかろうか。

 シリーズが続くと、魅力が半減していくハリウッド映画なんて多くございますが、このシリーズはなんとも複雑なスパイスの調合が絶妙に絡まり効いて、弁当界の求道者として席巻する予感

 そそ、某「男子食堂」最新号のインフォメに載っていたのだけど、来月5日「恋する弁当男子」なる映画が公開予定だそうな。(http://movie.nifty.com/cs/catalog/movie_movie/catalog_157845_1.htm

 「男子食堂」も、第2回雑誌大賞において、「TREND MAKE MAGAZINE」を受賞した。

 益々、男子弁当部に追い風、順風満帆って感じだ

 そろそろ全国の食材や料理を巡る旅、万遊記に入ってもよろしいのでは? 

 そんな取材あっしがいきてえ。

 イノウエさん、これからも期待してまっせ


          「秋ロール 鮭に松茸 恋かけて」
                    海光

 

 

  2011年TOTAL RUN 1713.4km    10月26日現在  

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20年の節目

2011年10月25日 | ★江戸っ子エッセイ★

                         上野の山のモンブラン

 恥ずかしながら、結婚は早かった。この10月で20年経ったのだ。歳月はあっという間だなあ。いろんなことがあった。今となっては、あれもこれも、現在の自分につながってくる。連れ合いもよくぞ逃げ出さなかったもんだ。
 
 子どもたちが祝ってくれた。それがなによりうれしい。

 あと何年生きられるものか?

 谷中霊園の入り口にある、閑静なケーキ屋。下町の有名なパティシエ、イナムラショウゾウ。その店の一番のオススメが、写真の「上野の山のモンブラン」。収穫の秋だけに、和栗を使ったカスタードは家族に好評だった。

                          マロンカスタードが珍しい 

 次の機会には、絶品だという、チョコレートを買ってみよう。

  
                    「20年 旅の途中に 栗拾い」
                              海光


 ◇パティシエ イナムラショウゾウ◇

 東京都台東区上野桜木2-19-8
 03-3827-8584
 http://www.inamura.jp/

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動物園は通学路!?

2011年10月24日 | ☆文学のこと☆

                      
                      

                         文 漆原智良 画 いしいつとむ 

                  2011年9月30日第1刷 アリス館刊

 これは東京にある、小さなどうぶつえんの物語。これが実在する動物園なのだ

 羽村市にある、羽村市動物公園のこと。

 園長の林さんが「お花と童話が好き」と云うなんとも魅力ある人物なのだ。

 ここには、今も外交で話題になっているパンダのような、所謂人気者がいない。

 でも、サルやキリン、豚、そのほかたくさんの動物たちが見られるだけで筆者は十分だと思う 

 童話をモチーフに、動物園を童話の国に変えてしまう園長さんの活躍が見物だ。お花好きだけに、本格的な花壇をこさえる手腕はさすがだが、旧い線路の枕木を使っちゃうあたりが温かみがあり、等身大って感じでいい

                

 見開いて、本の視点をかえるだけで、小さい動物園ながらも、スケールのでかいキリンの迫力が伝わる。これぞ絵本のマジックだな。


 
筆者は狭い檻で元気のない動物を見るのがなんともやるせなくて、悲しくなってしまうのだけど、子供たちと一体で楽しめるここ羽村の動物園は動物園の理想に近いのではないか。派手さを競ってないのが微笑ましい。


           
「柿食えば ヒトもおサルも 笑顔かな」
                           海光


            

 最後は通学路になってしまうなんて、本当だろうか!?

 目を疑ってしまう。

 この絵本のページを開くと、そんな素晴らしい動物園が君の部屋に現れるんだぞ。

 これって、すごいことだよ、ねっ

 そういえば、昭和の昔、あっしがガキの頃は、浅草花やしきは入園料もなく、自由に通り抜けることができた。鬼ごっこやかくれんぼ、魚釣りなど懐かしい。  

 ドラえもんに出てくるような空き地もなくなり、公園では野球やサッカー、球技はしちゃダメという現代。道路は裏道マップに載り、クルマがひっきりなし。

 いったい、都会の子どもたちにどこで遊べというのか。

 これでゲームばっかやってと、子どもを悪しくいうのもチャンチャラおかしい。

 羽村の動物園のような大人の余裕がほしい世の中ですな。

 

 作者の漆原先生は、筆者と同じ浅草生まれ。江戸っ子先生はやはり粋な仕事をなさる。

 この絵本を読むと、きっと羽村に行きたくなること請け合いだ。

 あっしもいつか行ってみたいもんだ


                             

  2011年TOTAL RUN 1703.4km    10月24日現在  

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同人「季節風」108号!

2011年10月24日 | ☆文学のこと☆

                           

                               同人誌「季節風」108号

 季節風の最新号が届いた。秋の紅葉や柿をイメージした色が映える

 2010年の6月、後藤さんに入会したいと、メールを送った。

 すぐに、快いご返事を賜った。

 その時の後藤さんはもういない。

 一年間、季節風に投稿し、研究会に参加し、先輩たちに学ばせてもらった。

 ヨチヨチなのを、承知で、一年投稿し続けたお情けか、はじめて掲載することが叶った。

 ようやくスタートラインといったところか。

 でも、これでやっと晴れて同人の一員になれた気がする。

 まだまだこれからだぞ、と激励を込めての掲載と心得、精進を続けようと思う。

 佐野さんの評は、あっしの目指したいものをよくぞ捉えてくださっていた。

 あさのさん、江戸情緒がもっと醸し出せるよう、心に留めやす。

 恐れ多くも、今号で、あさの代表の書評も書かせて頂いた。

 同人誌にてめえの名が載る、これだけで大きな励みになるもんなんですなあ


                  「夢覚めて 形を目指す 秋の暮れ」
                               海光

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Macの魅力!

2011年10月21日 | ★江戸っ子エッセイ★

                     Power Book G4

 お馴染みのアップルのマークである

 OS9とOSXの両方を使える最後のデュアルモデルなのだ。

 2004年に購入した。

 当時所属したいくつかの雑誌の原稿をたくさん書いた。

 国内は、北は北海道から南は石垣島まで。海外では、アメリカ中南部や香港、中国の取材記事も書いた。

 どれも懐かしい。編集記者時代の思い出だ。

 i-photoでたくさんの写真も整理した。

 i-tuneは画期的なコンポになって、旅先でも活躍した。インターネットラジオのハワイ局は今でも休日の朝を和ましてくれる。昼はボサノヴァ、夜はブルースやjazzを流して、グラスを傾けると至福が訪れた。

                      オアフ島ノースショアの写真 

 そんなに高度な使い方はできない、昭和のアナログ派だが、appleだから愉しめたのは間違いない。

 Steven Paul Jobsについては、ツイッター上でも各メディアでもたくさん取り上げられている。書籍も目白押し。映画も予定されているという。いまさら筆者が書くことはないだろう。

 この稀有な存在、Mr. Steve Jobsは、僕の世界を広げてくれた。

 彼と彼の作り上げた世界に出会えた幸運に、感謝する。

 Thank you Steve!!

 ご冥福を祈る

 合掌。。

                「苦い実も 美味な魔法で リンゴの木」
                                 海光

 

 さて、次はどの機種を買おうか・・

 

 

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走る少女!

2011年10月20日 | ☆文学のこと☆

                       

                                「走る少女」

                          著:佐野久子 画:杉田比呂美

                        岩崎書店  初刊:2007年2月15日

 同人誌「季節風」の幹部でいらっしゃる、佐野久子さんの作品である

 主人公の比呂は中学一年生。

 かつて中学生のときに陸上部に所属して、学校の伝説となった兄。その兄が比呂をバイクから救うため、一生走れない障害を負ってしまう。落ち込み、悩む比呂に対して、立ち直りと切り替えの早い兄の天真爛漫さがいい。その根底にはたくさんの葛藤はあるのだろう。それでも、起こったことを受け止め、忽然と前に進む強さに惹かれる。いつの世も、なにが待ち受けているか分からない。未曾有の大震災に見舞われることもある、今この時にも身に迫る題材でもあるのだ。

 兄はストラディヴァリというヴァイオリンを産んだ街、イタリアのクレモナ公立音楽学院へ留学していく。ほどなくして、イタリアから陸上用のシューズが送られてきた。それがきっかけとなり、比呂は兄と同じ陸上部に入る
 
 そこには、やはり幼い頃にオリンピック候補だった父を持つ季里子がいた。父と離れて暮らす季里子はやはり何かを抱えて生きている。そこに、面倒見のいい先輩である千秋、比呂が少しだけドキッと感じてしまう男の子、達也、妹にかまけている母のためつい意地悪な行動に出てしまうカオリなど一癖もふた癖もある部員たちとキャラクターは豊かで、万全だ。
 
 比呂は胸に抱えたものを走るときにだけは前面に出していく。仲間たちとぶつかりあい、悪戦苦闘しながら、100mそして400mリレーへと進んでいく。はたして、それぞれが抱えた思いは前に進めることができるのか。一番やっかいで、切なくて、やりきれない大人になる前の中途半端な時期。それを乗り越えたとき、人はいつしか人生でいちばん愛おしいと思えるものに変容した、かけがえのない青春の宝物を得ることができるのだろう。

 この兄貴のように達観した男になりたいもんだ

 それにしても、比呂って名前、絵を描かれた杉田さんの名と同名。関係あるのかいなや。いま頃気付いた
 
 その比呂や登場人物たちのひたむきに走る姿が、切ないほどエネルギッシュで爽やかな印象が心に残る作品である

               「秋穂ゆれ 走る気持ちを わすれない」
                                海光

         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 佐野さん、季節風108号に掲載の拙文への評論、ありがとうございました

 筆者の表現したいものを怖いほどよくご洞察頂けているのだなあと、なによりもそれが嬉しい。

 先輩たちの作品を評するのは、気が引けて温めていたのだけど・・・

 一年前に書いた書評を掘り起こし、お礼方々、ブログに掲載させていただく。

 拙い評ですみませぬ。

 ヨチヨチですが、あっしも走り続けやす

 佐野さんのご健筆を祈りつつ。。



 2011年TOTAL RUN 1672.3km    10月20日現在  

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方舟の船出!!

2011年10月18日 | 呑み屋探訪(新宿、四ッ谷界隈)

                          

 今月11日に、大学の同期、原氏が経営する囲炉裏居酒屋「方舟」が新宿に初出店した

 実に、5店舗目。個人商店からチェーン店へ飛躍する旅立ちの日なのだ

 会社立ち上げから僅か6年足らず、この間の急成長ぶりには目を瞠るものがある。

 常に、経営者として上を目指し、学ぶ姿勢を怠らない。

 友人として鼻が高いとか云うレベルを脱し、同期として己れの未熟さ、不勤勉さを突きつけられてしまう。

 そのくらい、傑出したセンスと、努力を続けられる才が飛びぬけているのだ。

 錫に注がれる冷酒は、菊水の辛口。まずは、お祝いと、登山サークルローゼンピークスの面々と乾杯する

               
        小滝橋通り沿いのこの看板が目印           敏腕オーナー ceory代表 原氏
 
                    
                昨夏から話題のエクストラコールド          酒付きの突き出し

             
             八海山の振る舞い酒                  美味しい野菜の蒸し料理

       
                     牛筋の煮物                        陶板焼き

                     

 この日はオープン特別企画で、八海山の蔵元から酒が無料で振舞われた。

 タダ、とあって、我々ローゼンピークス登山隊は、お代わりを催促しまくったのである

 ご覧のように、一升瓶がどんどん空いていく。

 壁には北陸の食材と酒にこだわってきただけに、蔵元から激励の色紙がいっぱいだった。

 たくさんの人を巻き込んで、寄せて引いて、精査され、ここに至っているのだろう。

 大盛況の人の出入りを邪魔しちゃわるいと、早々に引き上げた。

 一階の看板前で、看板娘ならぬ写真大好きな経営者ふたりでパチリ

 10月17日には、待望の横浜店もオープン 

 方舟の快進撃、いったいどこまで広がるのだろう
             
                        

 飲み足りない飲み助たちは、駅前のしょんべん横丁へ

 道産子でいつもの昆布焼酎をたっぷりと飲んで、北海の果実を饗した。

 登山家の中には、シメのラーメンを食べて、タクシーの方もいたとか・・・

 いやはや山男はパワフルですなあ

               
            「小滝橋 乗り込む舟は 月夜酒」
                                海光

 ◇日本酒スローフード「方舟」新宿店◆

 東京都新宿区西新宿7-10-18 パシフィカ小滝橋ビル6F
 03-5937-0038
 http://www.ceory.co.jp/index.php

 

                 



2011年TOTAL RUN 1662.3km  10月18日現在              

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下屋敷跡の公園!?

2011年10月16日 | ★江戸っ子エッセイ★

          清澄庭園

 深川探索ついでに、清澄庭園へ寄る

 江戸時代、ここは下総国関宿藩主久世家の下屋敷だったとか

 こんなふうに東京にはまだまだ江戸情緒が残っているのですな

 その後、有名な岩崎弥太郎が買収し、岩崎別邸となった模様。大正12年の震災の後、残った東半分を公園とし、東京市に寄贈したとか。昭和54年には東京都の名勝第一号になった。

 三菱財閥の創始者、弥太郎。昔の経済人には社会に還元するという高い意識があったのですなあ。

 これこそ、noblesse oblige(ノブレスオブリージュ)の精神であろうか。

 欲と保身に明け暮れる現代の経営者たちに、爪の垢でも飲んでもらいたいもんだ


        「海の町 アサリ飯食う イワシ雲」
                         海光

  

 さあて、お次は深川の資料館をご案内するとしよう。

 深川が日本のベニスだった頃のお江戸へタイムスリップできる愉しい場所。

 乞うご期待。。

       

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まもなく老舗リニューアル!

2011年10月13日 | 呑み屋探訪(浅草、根岸、本所界隈)

          並木やぶの建替え

 10月に入ったある朝、旧浅草寺参道を走っていると、工事中の並木藪蕎麦の外観がみえた

 心配した鉄筋ビル化ではなく、木造二階建て、和風様式の形にホッとした

 その前に幕が張られていた時に、10月30日頃完成と書いてあった

 小上がりで、濃い目の蕎麦味噌を舐めて樽酒のぬる燗を飲る、並木の本来の愉しみが待ち遠しい

 季節風の大会後に、リニューアルオープンしていたら、早速行ってみよう

  
                  「秋深き 大人の愉悦 並木待つ」
                                海光


 

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AUTUMN HANABI

2011年10月10日 | ★江戸っ子エッセイ★

                    

 10月8日(土)、夏花火の延期で、荒川「足立の花火大会」があった

 適度に涼しく、鈴虫が啼く初秋。蚊もいない。実に快適に観覧できた

 夏の花火も派手に陽気でいいが、秋の花火ももしっとりと愉しめていいね。

 今年は震災の鎮魂の意味も込めて、50分に短縮しての打ち上げ。

 凝縮された10,000発は、月夜のなか、大きく可憐で、慎ましやかに華麗であった

             

 この三色がシンプルでいい。

 連続した鎮魂の火を、ビール片手に飲む秋の夜長

 打ち終えたあとの、鈴虫の音がいつまでも耳に残った

 こんな花火もときにはいいもんだ

         
          「静けさや 花火いろどる 十三夜」
                         海光


 今日は体育の日。2011年の目標1600kmを、この週末達成できた やった~


2011年TOTAL RUN 1632.3km  10月10日現在      

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永遠の旅人

2011年10月07日 | ☆文学のこと☆

                
  
 深川を散策中、仙台堀川の海辺橋を渡ったら、俳聖がさりげなくお座りになっていた。

 かの「奥の細道」の旅はここからはじまったのだ

 芭蕉庵を売り払い、この地に構える杉山杉風の採茶庵にしばし身を寄せて、長い旅路の支度をしたのだろう。

 当時の深川はベニスのような水の町。千住までは舟でいったそうな

 せっかくの聖地、この建物を木造建てにしたほうが情緒がでると思うなあ。

 堀川沿い、水辺の散歩道に旅先で詠んだ18の句が立てられている

 俳聖に見られて、僭越ですがいつもの一句。

 柔らかな秋虫の声を聴き、十三夜でも愛でながら、創作の進む季節を大切にしよう

           「旅行かば 夢追い果てに 何思ひ」
                             海光

                     


     2011年の目標達成まで残り15.7km、この週末には達成するつもり


2011年TOTAL RUN 1584.3km  10月7日現在          

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本所のお神輿

2011年10月05日 | ★江戸っ子エッセイ★

             本所のお神輿

 9月18日(日)。深川まで取材に行ってきた

 駒形橋を渡り、チャリで清澄庭園にいって、持参の弁当を食するともうお江戸気分になる

 目的は深川江戸資料館(http://www.kcf.or.jp/fukagawa/)だが、これはまた後日にアップ予定・・

 その帰り道、本所をふたたび走っていると、賑やかな男女の気合声と笛の音がした。

 春日通りを右手にみると、なんと迫力あるお神輿が向かってくるではないか。

 いやあ、うれしいねえ 

 まつり囃子にこころがときめき、テンションがあがった

 隅田川の畔、言問橋の袂にある「牛嶋神社」の祭礼であろう。

 この神社は風格があり、大きな牛の銅像がある

 おりしも、福島をはじめ、牛にとっても、それに従事する人、食する人にとっても苦難の日々が続いている。

 村上龍も雑誌のエッセイで、焼肉店の倒産が相次いでいると書いていた。

 話を戻そう。

 このお神輿の担ぎ棒が、ぶっとい丸太なのに度肝を抜かれた
 
 三社とも、鳥越とも、今戸ともまた違う神輿がこのタイミングで見られたのはラッキーだ。

 人間って、案外予想していない、うれしい出来事があると、何倍にもシアワセな心持ちになれるのだなあ

 本所四丁目町会のHP(http://wakamutsu.com/)で仲間を募集している。

 こういうとこは、便利な時代なんだね。

 おいらも担ぎたくなったよ。

 来年は思いっきり担ぎたいもんだ

   
                   「本所衆 担ぐ威勢に 秋も晴れ」
                               海光



 2011年TOTAL RUN 1574.3km  10月5日現在

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ご先祖さまのこと

2011年10月03日 | ★江戸っ子エッセイ★

               

 ちとこのブログでは珍しい話題

 わが家のお墓である

 いきなりのお墓の写真で驚かれた方もいらっしゃるかな。

 千葉の某霊園に、このようにわがご先祖さまが眠っているのだ。

 ご覧のように、骨を焼いたあとに土に直接埋める、現代では珍しい方式で埋葬する墓地。

 元々わがご先祖様は埼玉の出自、それを住まい近くでなく、なぜ千葉の寺へ持っていったのか。いまだに真に信心深かった祖母の行動は、身内の誰もが理解できないのだ。必然性の問題ですな。

 小さい時は遠足さながら、草むしりにいくと思ってた行事であった。

 今回も父と家族と1時間以上かけて草むしりした。不謹慎だが、お百姓さんの苦労が分かろうと云うものだ。ミツバチとてんとう虫の屍骸をみつけた。

 おかげで午後は背中と腰が痛み、執筆にかかることができなかった

 誰もが歳をとる。筆者も家族も、親戚も・・・

 一年半前、クルマ生活に一時さよならした。クルマでも半日の墓参り。渋滞すると、休日をほぼつぶしてしまう。

 それを電車で行くとなると、浅草からは在来線に乗って、さらにローカル線に乗り換えて到着する地方都市の駅。そこから墓地まで歩くと小半刻はかかる。幾度か訪れて苦労している。

 浅草から上野、谷中、根岸一帯は、江戸以前から全国でも有数の寺町である。

 由緒ある寺と墓を隣り合わせに生きながら、どうにも腑に落ちないでいる。

 最近は、お墓を住居近くに移すことも多々あるそうだ。

 これを機会にご先祖さまの足跡なんてものも調べてみたい気もする。己のルーツ。

 壬申戸籍の関門があるが、お寺に残存する資料を辿って行くこともできるそうだ。

 地元にあれば、毎日でも墓参りできる。 朝夕、自転車で通勤しながら他家の墓を通り過ぎているのだから・・

 いずれそうしたいな、そう思って日々新聞の折り込みチラシを眺めていたりするのである

 

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