【万物のめぐみを浴びて事始め】哲露
今日は大晦日。
なまはげやら各地では風習の行事がおこなわれていることだろう。
おいらの実家は下町で商売をしていたから、年末は大わらわだった。
年越しの蕎麦は、出前を掻っ込むならわし。
コンビニが出来てからそれもめっきりと。
いずれ遠き思ひ出に過ぎない。
そして、今年も湘南、師匠の地茅ヶ崎に何度も足を運ぶ。
師走には、湘南国際マラソンがあり大磯を起点に、数年ぶりに走った。
三月に行われる三浦と比して、この時期は温暖だから助かる。
むしろランナーには暑いくらいで、目の前で倒れる人もいた。
風もあるから脱水症かもしれない。
天気は上々。
海辺のRUNはなんと爽快なことか。
いつか晩年はこの地で暮らすのもわるくない。
友人夫妻とおきまりのご褒美で乾杯!
茅ヶ崎まで出て正解。
ザーサイだけでいけるが、餃子も炒め物も量もたっぷりと嬉しい。
お店の名物という玉ねぎ炒めも、温かな接待もなかなかのもの。
横濱屋さん、ごちそうさま。
行く年来る年。
切なさと儚さを感じつつ、気持ち新たに前に進もう。
それが生まれ来るときから死に向かう生き物の定めなり。
新年はどんな出会い、どんな発見が待っているだろう。
まずは、今夜の蕎麦を何でシメるか。
やっぱり鴨のセイロか。
わしの干支の猿は去り、酉でござる。
ご愛読のみなさま、拙いたわ言に一年お付き合いくださり感謝します。
どうか良いお年をお迎えくださいませ。