週刊浅草「江戸っ子瓦版」 -のんびりHiGH句な日々-

文学と食とRUNの日々を、PHOTO5・7・5で綴るエッセイ♪

海辺に想いを馳せて。

2016年12月31日 | ★江戸っ子エッセイ★

 

 【万物のめぐみを浴びて事始め】哲露


 今日は大晦日。

 なまはげやら各地では風習の行事がおこなわれていることだろう。

 おいらの実家は下町で商売をしていたから、年末は大わらわだった。

 年越しの蕎麦は、出前を掻っ込むならわし。

 コンビニが出来てからそれもめっきりと。

 いずれ遠き思ひ出に過ぎない。

 そして、今年も湘南、師匠の地茅ヶ崎に何度も足を運ぶ。






 師走には、湘南国際マラソンがあり大磯を起点に、数年ぶりに走った。

 三月に行われる三浦と比して、この時期は温暖だから助かる。

 むしろランナーには暑いくらいで、目の前で倒れる人もいた。

 風もあるから脱水症かもしれない。

 天気は上々。

 海辺のRUNはなんと爽快なことか。

 いつか晩年はこの地で暮らすのもわるくない。







 友人夫妻とおきまりのご褒美で乾杯!

 茅ヶ崎まで出て正解。

 ザーサイだけでいけるが、餃子も炒め物も量もたっぷりと嬉しい。

 お店の名物という玉ねぎ炒めも、温かな接待もなかなかのもの。

 横濱屋さん、ごちそうさま。





 
 行く年来る年。

 切なさと儚さを感じつつ、気持ち新たに前に進もう。

 それが生まれ来るときから死に向かう生き物の定めなり。

 新年はどんな出会い、どんな発見が待っているだろう。

 まずは、今夜の蕎麦を何でシメるか。

 やっぱり鴨のセイロか。

 わしの干支の猿は去り、酉でござる。



 ご愛読のみなさま、拙いたわ言に一年お付き合いくださり感謝します。

 どうか良いお年をお迎えくださいませ。

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文学の館。

2016年12月19日 | ☆文学のこと☆


                本郷の旅館【森川別館 鳳明館】


       同人誌季節風さま御一行いらっしゃい


【語れども語れ悩まし深し館】哲露

 

 浅草寺で歳の市が始まった。

 羽子板も人気が落ち目なのかお店の数が減っている。

 ひとの一生など本当に儚いと思う。

 転職のあれこれ、旅などしている間に、師走どころか聖夜が迫る。

 いまさら振り返る秋の同人の集い。

 今年も日本全国、海外から仲間が本郷に結集した。
 
 懐かしい顔に思わず気を許したら最後、旦那、下手な小説ツッコ込まれまっせ。





         昭和モダニズムな館内


         幹部たちも真剣でござる

 
 いずれ味のある昭和レトロ旅館の佇まい。

 これこそ親父、淑女の癒し系。

 わたしは、そそくさと馴染みとなる【愛の物語分科会】へ参戦。

 多忙を言い訳に一度は逃避行を空想したが、姐さんたちの励ましでラストまで疾走した。

 この分科会。いずれも名うての書き手ばかり。

 現役の作家があっちにもこっちにもゴロゴロ。

 棚ぼた式にいただいた皆さんからのご推薦。

 ありがたいこってす。

 励みになりやす。





 恐れ多いことだが、旅の前、転職前にしか手を入れられないと思いどうにか手を染める。

 怠け者は、およそ一年ぶりの執筆なのだが、やっぱり書くことは気持ちいい。

 薬師丸ひろ子の言葉を借りると、”快感”ということだ。

 快楽は、薬より好きなことなのだよ、とどこぞの元ミュージシャンに伝えたい。

 ああ、万里の河よ。





 時間延長してまでの白熱の論戦、アレヤコレヤ。

 点心でビール、そして、いつもの宴会場に、いつもの秋田の富豪より差し入れ。

 ご欠席だが、酒だけ送ってくださるとは何とも粋な計らいや。

 井嶋さん、ありがとう。

 天寿、心して、いただきやした。





 作家に囲まれ、

 敦盛の一節、人生50年下天のうちをくらぶれば夢幻の如くなり。

 ひとの一生は本当に儚い。

 愚息の所属するインカレ決戦はボロボロ。

 ここから成長するしかないのね。

 新宿しょんべん横丁で、先輩方と合流。

 齢52にして彼岸に旅立った仲間に、献盃す。





 橋本さん、いままでありがとう。

 またいつか天国で飲もう。

 どうかいい旅を。



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酉の市。

2016年12月10日 | ★江戸っ子エッセイ★




【鳥居抜け黄金の餅に験担ぎ】哲露


 お日様の温さがありがたい冬真っ盛り。

 今年も酉の市をそぞろ歩く。

 幼い頃、普段クルマが占有する車道に、寝転んだり、「なんでも」という遊びができるのが嬉しかった。 

 景気が悪くとも、熊手を担ぐ主人の顔は晴れやかだ。

 眩ゆい灯りをゆく家族や若者たちが、どの露店を冷やかそうか思案しつつも皆笑顔。







 下町ローカルならではの賑やかさが、一服の清涼をもたらす。

 夜風は、二の酉、三の酉になるほど冷える。

 今年の暦は、二の酉までだから、火事が少ないと思うのも一興。 

 はてさて。



 


 植木市にも出ているタイラーメンのお母さん。

 着物姿が目の保養と思ったら、なんとインバウンドのアジア人。

 随分と国際的な街になったもんだ。 

 寒風吹きすさぶ中で、すするコメの麺に心もほっこり。

 看板通り、ここのスープはクセになる味なのだ。








 小さなお店から大企業、有名人やら政治家の先生方やら、我が倭人は縁起を担ぐ民族というのがよくみえる。

 あちらこちらから熊手を買い求める方が続く。

 シャンシャンシャン、と景気のいい三本締め。

 ああ、2016年も終わるのだな。


 


  転職した会社から青山墓地は、程よい散歩道。

 乃木神社も近いからこんな石碑も建っている。

 日の当たる場所で、弁当を食らうのもいいもんだ。

 怒涛の飲み会、覚えること多しで脳がフル回転している。

 茂木先生曰く、あえて体験しえない環境に身を置くことが、ボケの防止になるそうだ。

 アルコールで破壊される脳と、活性脳、どっちが勝つのか。

 そんなしょうもないことを考えつつ、今日も走る。

 今週も飲み会だらけだな。

 好きこそ物の上手なれ。

 気の合う仲間と飲む酒は、いつでも旨い。 

 さて、今宵も。 

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