週刊浅草「江戸っ子瓦版」 -のんびりHiGH句な日々-

文学と食とRUNの日々を、PHOTO5・7・5で綴るエッセイ♪

楊名時師太極拳50年記念イベント

2010年10月26日 | ★江戸っ子エッセイ★



10月24日(日)。
楊名時師が起こした八段錦太極拳の50周年の野外イベントが日暮の里近くの公園で開催されました
会場となった公園には、東京都北地域支部の先輩門徒が725人も駆け付けて、お祝いの太極拳の演舞をそれぞれに披露しました。
晴れ間の見えた秋の雲上、天国にいる楊師も微笑ましくご覧になったのではないでしょうか
この目まぐるしく変節するスピード社会において、50年続けられるパワーと団結力はスゴイのひとこと。
楊先生、真下先生、各師範、関係者の皆様。
本当におめでとうございます。

    725人の門徒が集結しました

直々の師匠、真下先生の号令で、立禅、スワイショウ、立ちながらのストレッチをしてカラダをほぐす準備をします
各部の先生が、八段錦を順番に模範、全員で揃って演舞する姿は圧巻でした~

 24式太極拳
 3班に分かれて演舞
 一同揃うと美しい
 時がゆったりと流れます
 女性師範の柔らかな型

725人が揃っての演舞は野外太極拳ならではの醍醐味、迫力
あくまでも柔らかな師範の演舞に、太極拳の基本を学びましたぞ

ほとんどが人生の大先輩の中、お元気に演舞されている姿に、楽しい第2の人生を垣間見ることができました。

陽気に、元気に食べて動けることが人生の要諦。
これからも精進を続けていこうと思います

         「ゆるゆると 秋雲ゆらし太極拳」
                                              哲路


                   


鰯(いわし)雲

2010年10月21日 | ★江戸っ子エッセイ★

   澄み渡る秋空に広がるいわし雲

     「見上げれば つらなる青白いわし雲」
                      
              哲路

週刊浅草ブログをご愛読の皆さまへ
 
すみませ~ん
おまたせしました。
週刊なんて云っておいて、更新の間隔が大幅に開いてしまった

実は同人会合評会用の2作目の作品の締め切りが迫り、仕事を終えた帰宅後・・
連日午前2~4時まで創作活動に勤しんでおりました。
次男の学習発表会、長男の連合陸上大会の送り迎え、太極拳などなど。そして17日に開催された「第39回タートルマラソン」の走り込みも制限するほどの追われよう・・
あたふたあたふた

筆者の認識不足でしたが、無事に・・3日遅れで・・脱稿し発送を終えました。
分科会の工藤先生や参加者の方々には本当にご迷惑をお掛けしました。
この場を借りて、お詫び申し上げます。
ごめんなさい。

白状ついでに、その作品のタイトルは・・

「太極シュート」

そうこのブログをお読み頂いている方はお察しの通り、筆者が修行中の太極拳にちなんだ児童文学の作品になってます。

下町のとある中学サッカーのクラブチームの話。
中学一年生に進学したケンジは夏休みに入って間もない二年生とのガチンコの練習試合で、やっとレギュラー補欠の座を掴んだ。その同じサッカー仲間のユウヤが軽くレギュラーに昇格するや思わぬトラブルに見舞われ、ケンジ自身がかなりショックを受けることに。ユウヤとの黄金コンビを夢見た矢先・・どうしていいか、ユウヤにどう声をかけていいか悩むケンジ・・
そこに転校生の蹴斗が絡んで、物語は急展開に進行していきます。
まだまだ駄作ながら、合評会で揉まれ、一歩先に進めたらと思ってます。
怖いですが、先が楽しみでもあります。

ってな理由で、さらに、ご愛読者の方々におかれましては・・
平にご勘弁くださいまし
            名の由来通り、まるで鱗のようです  

さて、一息ついて空を見上げれば、ご覧のようにな秋空、見事ないわし雲がうろこヨロシク、空一面に広がっていました。

長男の東京都連合陸上大会では、新木場の陸上競技場にも、南国の木の上に綺麗な青空が・・

 南国にいるようですな

さて、10月17日(日)。曇りのち晴れ。

前夜午前4時まで徹夜に近い状態で、臨んだ「第39回タートルマラソン全国大会」。
この大会は第13回バリアフリータートルマラソン大会も同時開催。
障害を持った方の頑張りに、お互いに声を出し、励まし合うのはいいものですなぁ。

筆者は、ハーフの21.1kmにエントリー

 荒川に1万人以上の方が参加

カラダは正直です。

スタートこそ大人数の参加者に揉まれ、6分/kmかかってしまいましたが・・

その後は取り戻すように、5分台前半~そして4分台へとペースアップしていったんです
調子よかとです、11km地点までは・・

地獄はそのあとに訪れました
大会レースに参加して9回目。初の腹痛
本当に棄権しようかと、100万回くらいそう思って走りました。
苦しかったなぁ~~

寝不足か、準備不足か、オーバーペースか、気温か、ポカリの飲みすぎか?
どれも当たっているような、いないような・・

でも、どうにか走り続け、歩くことなく完走しました~

記録よりも、途中で投げ出すことが怖かったのですね。
でも、良い子の皆さんは、体調の悪いときは素直にリタイアしましょうね。

筆者は、経験上、なんとなく、まだいけると判断したまでです。
まだ、すれ違う障害者の方を応援する余裕があったので、大丈夫かと・・

新記録はならず、まだ届いてませんが、手元のウォッチでなんとなく1時間50分前後かなって。
半分、ペースダウンしてこのくらいのタイムなら、カラダも成長しているんでしょうか。

12月のうどんの町、加須のレースでは、きちんと走り込んで臨みたいと心に誓いました

ちょいと、サボってのブログでしたが、これからもよろしくお願い申し上げます

東京マラソン外れました~やっぱ
かわりに、大学の同期が出ます、がんば

【飛脚Tのランニング日記
                             今月のランニングトータルは105.3km
                            今年のランニングトータルは1325.5km


第64回台東区中学校連合陸上競技大会

2010年10月03日 | ★江戸っ子エッセイ★

                    

9月28日のこと。
スポーツマン、特にサッカーをやられる方には憧れの聖地、国立競技場に行ってきました。

わが台東区内の中学校の選抜選手が己の肉体のみで競う、陸上競技大会が開催されたのです
今年で第64回目だとか・・
上野中学校出の筆者が卒業したのは?思い出すのも難しい27年も前のことなんですなぁ

今回は浅草中学校から選抜メンバーに選ばれた長男と同じ学徒の応援に馳せ参じたのでございます
さて、結果はいかに

 中1女子の400mリレーのアンカー
今年の浅草中の活躍は目覚しいものがありました
写真の女子の400mリレーでは見事優勝。
3年生の女子からは、それぞれ800m、共通1500m、共通80mで優勝。
男子3年生は
3000m、400mで優勝。
1,2年生も優勝含め、入賞多数。
生徒たちが応援に来られなかったのが残念でしたな。

 3年男子3000m緊張のスタート前
筆者の長男は、3000m決勝に出場

   
 
        びっくりしたことにスタートダッシュ           序盤からレースを引っ張ります

決勝大会に出場できて、
国立を走れただけでもたいしたもんだ。
と思っていたら、驚きました
「パンッとスタートの合図がしたと思ったら、なんとレースの先頭を引っ張っているのがうちの長男
いつまでも持つんだぁと親心丸出しで心配するのもお構いなしでグングンと前を行きます

      
             レースを引っ張る二人               オーロラビジョンに大写し

すぐに後続を引き離し、浅草中の長男、駒形中のK君の文字通り一騎打ちの様相を呈してきた

   
         トップなので何度もピックアップ         実況も加わりデッドヒートが盛り上がる
   
      何人目からの周回遅れの選手を抜くシーン      終盤まで二人のレースが続く


それにしても、国立競技場のビジョンに大きく映る長男を見られるなんて夢のようですなぁ
長男が堂々とトップを走る姿に親バカながら、とても誇らしい気持ちで一杯です

      降り続いた雨のトラックを疾走する二人 

ほとんどトップで引っ張った長男だが、一度だけK君に抜かれたシーンがあった。
あ~ここまでかぁ、となんだかがっかりしたようなホッとしたような不思議な気持ちになるのも束の間。
筆者が声をかけたように、彼は離されず付いていき、1周するうちにまたK君を抜き返したのだ
逆に駆け引きですなぁ、K君はその後徐々に失速していきました。
3月の東京都駅伝では、3000mで驚異的な速さを見せたK君にして・・
レースというのは、水物でござるな
この根性と粘りには、息子ながらほとほと感心してしまった

      
        ラストはK君を振り切り単独のスパート          自身初の9分台でゴールした

なんと、優勝してしまった
しかも自分のペースを掴んでの完全優勝だ。

 堂々の優勝が天気とともに晴々と映ります

                     中学校最後の大会に輝かしいシーンです

ほぼ息子自慢ですみません
でも日頃受験勉強もそこそこに、漫画や本を読んで寝転んでいる長男のこんな姿を見られて感無量

まだ好きなサッカーでは聖地に立ててないけど、国立のビジョンに競技でトップに掲載されるなんて、じつに誇らしく、いい思い出になると思う。

これからの長い道のりに、こんな宝物を持って飛び出せるなんて幸せだね
苦しいとき、辛いときに、この頑張った記憶の引き出しを開けて、立ち向かって欲しい。

 
     最後は晴天になった閉会式            国旗と台東区の旗がおろされる

 浅草中一同みんないい顔してますなぁ


入賞の多かった浅草中の2010年大会ですが、今日このフィールドに立った少年少女たち。
それぞれに肉体のみを使って、国立の舞台に力いっぱい表現できたのだと思う

まさに、青春

素敵なパフォーマンスを魅せてくれてありがとう

      「天高し 全速力で駆け抜ける」
                        
哲路


諦めてしまうことが多い大人社会にあって、彼ら彼女らから学ぶべきことも大いにありますな


【飛脚Tのランニング日記
                             今月のランニングトータルは 38.2km
                            今年のランニングトータルは1258.4km