週刊浅草「江戸っ子瓦版」 -のんびりHiGH句な日々-

文学と食とRUNの日々を、PHOTO5・7・5で綴るエッセイ♪

水上音楽堂

2010年09月26日 | ★江戸っ子エッセイ★

       不忍池に開く蓮の葉と実


真夏日が記録を更新したと思ったら、唐突に秋が来ましたなぁ

ご覧のとおり、不忍池はその異名のまま、蓮が一面を覆っております。
秋の風物詩ですな。
ご一緒した義母が幼い頃、新潟では蓮の実をおやつ代わりに食べたとか
都会では味わえない、貴重な経験談にまたひとつお利口になったかも

9月12日は上野不忍池の畔で「下町っ子祭り」が開催されました。
池の周りでは、所狭しと、学生が中心になって模擬店が並び、焼きそば、チヂミ、磯部巻きなどが100円で売られていた。それらを買い込んでから、水族館方面へ向かいます。

水上音楽堂で台東区の中学校、高校の催しが発表されたのです
筆者の長男も生徒会委員として、伝統芸能を引き継いで、太鼓を叩きました。

                  上野公園の秋の風物詩「下町っ子祭り」 

  伝統芸能を引き継いで
 浅草中の三味線部が演奏


   
       奥に弁天堂が見えます              蓮見茶屋もいい時分ですな~


       「蓮池や 音を愉しむ秋の風」
                         哲路


             蓮の葉が日光を浴びて綺麗です


続く23日の秋分の日。
鶯谷ライオンズクラブさんたちの素敵な活動に、浅草中学校はじめ、台東区の生徒たちが参加しました。
昨今マスコミで話題の芸能界の薬物汚染は酷いものですな。
子供たちに夢を与えるものが、この有様ではと危惧するばかり・・
そうした中で、こうした活動は冷めてみるのではなく、やはり必要なんだなと痛切に思います。
学生たちは思い思い、絵や音楽で、薬物撲滅運動を支持して頑張っておりました

東京都の大会で、見事「金賞」受賞した浅草中のブラスバンド部の演奏はさすがに魅了する内容です。
筆者の長男も、先週に続いて、生徒会の一員として、伝統の太鼓を演舞しました。

なんにしろ、一生懸命という姿勢は、観る者、聴く者を感動させますな



   「金賞」を取った浅草中のブラバンの演奏    案外迫力ある太鼓の音は気持ちいいですな

さらに続けて、筆者の姪っ子が参加した「ジュニアオーケストラ」。

東京文化会館の大ホールで、観客で満員の中、心洗われるような調べが響き渡りました。

こんなに大勢の人前で、緊張しながらも、堂々と間違えずに演奏できるとは、姪っ子たちの度胸には驚きます。
でも、嬉しいんでしょうな。そのために、毎日練習に励んできたんだもの。

筆者も10月のマラソンに向けて、また文学の合評会へ向けて、気が引き締まる思いです
     
 満員御礼の大ホール
 一心不乱、一生懸命

指揮者が立つと、一瞬の間に、静寂が訪れます。
クラシックのこの緊張感、雰囲気は芸術とはなにかを思い出させてくれます。

筆者の長男といい、姪っ子といい、そのひたむきな演奏にこころが打たれました。
子供たちの努力、成長を目の当たりにして、嬉しい秋の一日になりました。

伝統音楽、クラシック、それぞれに特徴がありました。
やはり経験って大切なんだ。

彼ら彼女らの未来に、きっとこの貴重な体験は活きてくことでしょう。

たまには、こうして心が澄むような音楽三昧ってのもいいもんですなぁ

【飛脚Tのランニング日記
                             今月のランニングトータルは136.0km
                            今年のランニングトータルは1220.2km





12歳たちの伝説

2010年09月20日 | ☆文学のこと☆

       後藤竜二作 鈴木びんこ画名作「12歳たちの伝説」

小学生の頃、学級担任の先生に台東区の文集「下町っ子」に学校代表で作文を選出して頂いた。
いま想うと恥ずかしながら、亡きおばあちゃんが近所に文集を持って、自慢して歩いていた記憶がある。

中学年になると、別の先生から詩でたびたび取り上げていただいた。

そして、高校生の頃。
滅多に人を褒めない国語と古文の先生が親子面談の時、うちのお袋さんに、この子は文才があるからその道に進ませたほうがいいとアドバイスされたことが記憶に新しい。
その大高先生はその後大学の教授になられたとか・・
この場で、こう告白してしまうのも赤面ものだが、あえて、改めて、不惑にして、学生のように同人誌の会に入ったことから初心に戻る意味でも、自分を見つめ直してみたいというのがこの宣言というか、書評も始めようと思った正直な動機である。
生まれて初めて、本気で「書くこと」に向き合ってみようと思ったのです。
努力はあまり見せたくないが、人に公言して、自分を逃げられないように追い込むのが、昔からのクセである。
そうしないと、これまでのようにン十年と逃げる羽目になってしまうのが怖いんですね

前置きが長くなったが、いろいろと調べてみて、後藤先生が主宰する児童文学の同人誌「季節風」がいまの自分に一番合っていると直感したのだ。季節風の先生や諸先輩方には勝手で迷惑な話だが、筆者はそう思ってしまったのだ。

4年前に煙草を止めて、10年日記を書き始めた。
全そ連の活動を開始し、蕎麦屋で俳句を詠むようになった。
3年前からメタボを克服しようと、ランニングを始め、マラソン大会に出場するのが楽しみになった。
今年は春から太極拳を始めた。ただいま2クール目に突入。
そして初夏、幼い頃から一番やりたいと思って、だからこそ逃げていた「書くこと」を始めようと「季節風」の同人誌の会に申し込んだ。
8月には処女作を書いて、同人誌へ投稿。
時間合わせ、文字合わせ、あらゆるその場間に合わせ主義で、見事落選。(あたりまえだ
それなのに、お忙しいだろう先生からは、お葉書まで頂き、一言添えられていた言葉に、「書くこと」へ向き合う真摯さ、誠実さをご指摘いただいた
ほんとうに有り難いことだと思う。

20代後半で、ふと思い立ち、出版社へ入って、全国誌の雑誌の取材に原稿を書いたり、DVDの品評など偉そうに書いてきたけど、何一つ、自分の書きたいことに向き合ったことはなかったのだと気付かせていただいた。

不惑にもなって・・・いまごろ・・・

でも決して遅くない、と思う。
一人でも二人でも多くの市井の方々に生きる喜びや勇気、安らぎや希望を与えられたら、の思いで書き続けてみようと思います。
奢りや慢心など到底持てない今だからこそ、この歳になって書き始める意味が何かしらあるはずと感じるようになったのです。

ということで、筆者のブログなので、勝手ついでに、訓練兼ねて、書評の真似事をしばらく本を読むまま、思うままに書いていきたいと思います。

ご都合主義で多々お見苦しい点もあろうかと思いますが、ご興味のある方は、しばしお付き合いくださいまし。

いまから、愛読者の皆さんに感謝、感謝

     「葡萄食い 夢中で読んだ物語り」
                      
     哲路




◆飛脚の書評(1)

  「12歳たちの伝説」 後藤竜二作

季節風同人誌の主宰後藤先生の秀作。

 初めて読み始めた時は、あまりにも大人に近い12歳たちの描写にドキッとしたと同時に、ちょっぴり違和感を抱いた。読者対象の現実の小学生は、果たしてここまで感じていることなのか、そして無感動の余りに無責任な行動しているものなのか、掴みきれないでいた。そこで難しい作業だったが、私が12歳の頃を思い出してみた。たしかにあの頃も背伸びした大人子供が多勢いた。受験勉強でひねくれた奴もいた。当時絶対の人気を誇っていたピンクレディーを知らない男の子もいた。驚きだよな。それぞれにみんな親の期待を背負って、精一杯真面目に、陰で不真面目に、素直に、そしてひねくれて、陽気に、とぎの瞬間陰気な行動を取っていたことを思い出した。
 この物語の主人公は、新しく進級した六年一組の生徒全員。導入は霧島あいの朝の回想から始まる。何人かの主人公と言える、霧島あい、川口美希、益田剛、山崎夕花、谷本誠5人のオムニバス形式で綴られる12歳の青春の叙事詩。かつて、東大野球部を目指した女子ふたりは、ある些細な出来事から口を利かなくなってしまう。追っかけ隊という、いけてる(?)風の女子四人組は無視やいじめの先頭に立っていて、夕花はそのリーダー。追っかけ隊の憧れ君と仲良くしていたあいや美希の教科書をカッターで切り裂いたりしてしまう。でも、その夕花も自分で自分の行動には案外馴染めないで悩んでいるのだ。五年生の時には、六年生の不良の手前突っ張っていたマっさんもその一人。
 進級と同時に、ゴリラの巨大なぬいぐるみを教壇に置く新任の先生の影響からか、六年に上がったみんなは少しずつ変化していった。この一見気弱な先生は私たち学校の問題児パニック学級を見捨てないで残ってくれるのか?のらりくらり、オロオロとしていながら、核を持って自分の進むべきものを身につけているゴリ先生についていけないあい、マっさん、夕花たち。彼ら彼女らは現実を見つめ、受け入れることができるのか。私たちも、悩み迷いながら、決心してきた。筆者も恐らくともに育った友人たちも、時に泣いて笑って、聞いて話して、いつのまにか、少しずつ成長してきたんだな、と素直に思えるような歳になったようです。不惑の厄年をまもなく乗り越えようとして、やっとそう思えるなんて、私もずいぶんと遠回り、というか成長が遅いというか、自分で言うのもあれなんですが、実にのんびりとしておりますなぁ。
 このように12歳の等身大の姿を描けるのは物凄いことだと思います。書評とは名ばかり。一読者の感想文としてお読みくだされば幸いです。しかし、大人になっても失うどころか、益々感受性豊かな後藤先生の児童に向ける洞察力、観察力に脱帽しきりでございます。
 「12歳たちの伝説」シリーズはまだまだ続きます。
 
 佐藤さとる作のコロボックルの物語に夢中になった小学生の時からン十年。
久しぶりに、児童文学の面白さ、凄さに目覚めさせてくれた今は亡き後藤先生に感謝しております。
季節風の同人になって初めてメールへご返信頂いてすぐの、後藤先生の訃報に驚くとともに、この会へ導いて頂いたご縁を大切にしようと心に刻んでおります。一度もお会いできなかったのは誠に残念でなりませんが、この場をお借りして、後藤先生のご冥福を心よりお祈り申し上げるばかりです。

合掌。。


【飛脚Tのランニング日記
                             今月のランニングトータルは102.0km
                            今年のランニングトータルは1186.2km





昭和レトロ喫茶「アンデルセン」 in 茅場町

2010年09月13日 | 呑み屋探訪(神田、室町界隈)

      
         「アンデルセン」の生姜焼き定食セット800円(珈琲おかわり付き)

昭和時代にタイムスリップしたような空間
レトロ感たっぷりの喫茶店がここ茅場町にもございます。
茅場町駅から一本裏手に入り、焼鳥の名店、鳥徳、宮川を横目に通り過ぎてまもなく、
その名も童話の名作と同様「アンデルセン」の看板
が右手に見えてきます

なんとこの地で、35年以上営業されているというから驚きです
まさに昭和がそのもの。


アド街ック天国で紹介された、新鮮な果物をふんだんに使った生のバナナやメロンのフレッシュジュースは、草臥れた背広貴族のおじさんたちのココロとノドの渇きをそっと優しく潤してくれます

写真のしょうが焼き定食はセットで800円

カリッとした肉厚の豚肉の表面は香ばしく、中身は肉汁が溢れる絶妙なジューシーさを保ってましたぞ。
ボリュームも歯ごたえもある大ぶりのお肉が3枚。
生姜大好きの筆者には、堪らないほど生姜を効かせた醤油味がたまらなく食欲をそそります。
これで、コーヒーのお代わりも淹れてくれて800円は見事
ランチの珈琲は、件のフレッシュ生ジュースも可です

また陽が落ちて、裏通りに灯が燈れば、仕事帰りのサラリーマン、OLが通うカラオケ道場に様変わり
なんと
2時間セット、飲み放題、歌い放題(つまみ2品付き)で2,500円とか
当たり前のニーズを、当たり前のサービスとして継続できるのが案外難しいのですよ。

それも、ここに通う昭和生まれの常連のおじさんたちとそれに付き合うOLさんのおかげでしょう。
私も遅まきながら、昼デビュー
夜のカラオケ道場へは、勇気あるどなたかが連れ立ってくれたら是非チャレンジしてみたいものです。
怖いもの見たさんなママに失礼な。

冗談はさておき、素敵な昭和レトロ喫茶。
純喫茶の定番である雑誌や新聞を広げて、落ち着く色調の家具の佇まいにココロがホッとしますな。

いつまでも残して欲しい至福の時間が待ってます
ホットコーヒーはお姉さんがお代わりどうぞと薦めてくれます

        ひぐらし                                
       「蜩や 昭和の息づく喫茶店」
                                         哲路

                                 
◆茅場町「アンデルセン」◆

東京都中央区日本橋茅場町3-4-6
03-3669-0886
http://ggyao.usen.com/0005013944/



2010 「全そ連」残暑句会 in 浅草サンバカーニバル&飯田屋編

2010年09月05日 | ★全国蕎麦屋飲み好き連★

            夏だ踊りだ 第30回「浅草サンバカーニバル」 in 雷門通り 


      「炎天の 異国のリズム夏終る」 (天賞)
                           草露



「週刊浅草江戸っ子瓦版」愛読者及び「全そ連」ファンの皆様

残暑お見舞い申し上げます
お待たせしました。しばらくぶりの「全そ連句会」でございます

いや~今年の夏は暑いですね~。
まるで何度か旅した、異国の地シンガポール、マレーシア、タイなどの亜熱帯と化したTOKYOの下町です。

8月も最後の土曜日、馬道から雷門通りへかけて、今年もブラジルはリオの風が吹きましたぞ
初めて浅草でサンバカーニバルが開催された際は、いったいどうなるのだろうと心配したもんですが、今年でなんと記念すべき第30回目!
なんでも本国ブラジル以外の国で開催されるサンバカーニバルでは最大級とか
継続は力なりとは、まさにこのことですなぁ。

         
             全国から集まった踊る猛者のお姉さんたち

       「踊子の 胸に玉汗夕陽さす」 (地賞)
                           心筋
     「カーニバル 異国の夏に想いはせ」 (人賞)
                                          
浜女


突然の呼びかけで、少数での集いになりましたが、全そ連の皆さんようこそ浅草へ

まずは、べたに雷門で集合
皆さんはせっかくなので、サンバ吟行で創作意欲を高めていただきました。
筆者は太極拳の日でしたので、吟行後の待ち合わせとなりました。

いつも混んでる仲見世は、この日さらに一層込み合います。
そんな中、浅草寺、浅草神社を参拝しつつ、浅草の表道から裏道へとご案内します。


         
         御登りさん状態でパチリ      モツ煮ストリートで大興奮

浅草寺参道を抜け、裏観音へ。

     「路地裏に 秋を呼び込む赤グッピー」
                           心筋


浅草観音温泉を見つつ、浅草ならではの骨董屋で珍しい十手や刀、古銭などに興味を惹かれ、呑んべぇが心躍るモツ煮ストリートへ突入他ではあまりお目にかかれない、道にはみ出した露天さながらのモツ煮屋が立ち並ぶ景観に皆さんのモチベーションが上がること、上がること代表格の正ちゃんから始まる軒先に置かれた、麦酒、酎ハイ、ホッピーの滴のついた冷えたグラスに、浜女の目が釘付けになってますよ~


       「一雨の 涼を願うる蝉の声」
                       
哲路
 かっぱ橋本通り商店街から眺めるどぜうの老舗「飯田屋」

モツ煮ストリートからフランス座を横目に、かっぱ橋本通り商店街へ向かいます。
喉を潤す冷えた麦酒を、ここまで皆さんよくぞ我慢しなすった

早速、暖簾を潜ります。



この日の混雑を予想し、予約しておいたので、特別に離れへ案内されます。

     
           夏の陽が落ちる夕刻に、離れの灯りが優しく出迎えてくれました

本館は新しく立て替えたもの。離れの別館は情緒溢れる江戸の風格。
これぞ、浅草のどぜう屋というものです。
通常は別館代を3000円のところ、本日は先の予約ということで特別にサービス。
かつて渥美清さんもここでどぜうをつついておりました

     「汗光る 夏の終わりのサンバかな」
     「陽盛りや 夏の終わりのサンバかな」
                           草露

 どぜうの南蛮漬けはカリッといいつまみ
 脂の乗った鰻のうざくは美味
  厚めに切った瓜が絶品の漬物の盛り合わせ 
  
         日本酒には板わさが合います            月桂冠樽酒を冷でいただく

       「秋暑し 狂ったように熱帯魚」
                         心筋
       「ゆく夏の 響く歓喜に夢のあと」
                         
浜女

どぜうの南蛮漬け、泥鰌をカリっと高温で揚げて、甘辛酸っぱい冷えた汁に浸った泥鰌は本当に美味しかった。また食べたい。これを書いている今でも食欲がそそられる旨いつまみでございます

どぜう屋でうなぎは初めてだったが、考えてみれば同じような形状。
うざくはとろりと柔らかく焼き上げた脂ののりがいい鰻と夏の胡瓜が舌で纏まり、絶妙の酢の物でした。
漬物もさすがに老舗の仕込み。
瓜も人参もキャベツもサクサクとして、じつにいい仕事でした。
漬物にはうるさい筆者も満足の一品です。

いよいよ、本命のどぜう鍋の登場です

 食べやすい骨抜き泥鰌1600円
          根深葱をたっぷりと入れます                 ささがき牛蒡もたっぷり

いきなり丸はキツイ、最初は初心者にも食べやすい骨抜きでいただきます。
今宵は泥鰌本来の香りと食感を味わうために、卵は遠慮します。
なんてったって、ここの泥鰌は新鮮ですから、泥鰌本来の味を楽しむには素が一番です

とは云いつつ、葱とささがき牛蒡はたっぷり入れるのが通でございます。
泥鰌の出汁が出た汁が沁みるので、実は葱と牛蒡が何よりのツマミなのですよ
どぜうの灰汁と泥臭さが抜けて、やっぱり飯田屋さんはいい仕事をしますなぁ

 丸泥鰌を入れて、野生本来の味わいを楽しむ

忘れてはいけない。
ここらで、句会を再開。
皆さん、サンバ吟行の興奮をそのまま句に託していきます。

  
     泥鰌そっちのけ真剣に句を編む人々       俳句より食い気!食欲に走る人

      「夕映えに 去りし日想うどぜう鍋」
                                                       
哲路

筆者が買い揃えた「樋口一葉記念館」の額とストラップを景品にしました。
皆さん、それぞれサンバカーニバル吟行で心に留めた素敵な俳句を詠んでいただきました。

同列で並んだ句には、最後に飯田屋の仲居のお姉さんに選者になってもらい、天地人賞を決定。
残暑の中で、老舗のどぜう鍋、そして句会。
今宵も素敵な大人の夜が過ぎていきます。

このあとは・・・

顔ぶれみればその通り。
8月で最後という、旧仁丹塔下のカラオケ屋さんに突入します

    
        真夏の夜を熱狂する面々             沈思、瞑想、迷走!?

    「ツクツクと また来る夏をいと惜しむ」
                           哲路

まだまだ暑い熱帯夜ですが、暦の上では今年も2010年の夏は終わりです

夏がもっとも大好きな筆者は、秋の感じられる気配に淋しいもんですが、今年はまだ夏が続きそう。
熱中症にはくれぐれもお気をつけて頂きたいのはもちろんですが、筆者的には暑さは大歓迎

そして、またひとつ、歳をとったぼくらですが、
いくつになってもひと夏のいい経験をし、また一回り大人になって、この世界を引っ張っていきましょうよ。

桑田さんも寛平さんも無事に病魔を乗り切ったようです
同じ世代のパワーに元気をもらって、もう一歩踏み出していきたいもんですなぁ

2010年の夏。
おやすみなさい


【飛脚Tのランニング日記
                              今月のランニングトータルは30.0km
                            今年のランニングトータルは1114.2km