週刊浅草「江戸っ子瓦版」 -のんびりHiGH句な日々-

文学と食とRUNの日々を、PHOTO5・7・5で綴るエッセイ♪

パクチーの海に溺れたい

2018年03月03日 | 呑み屋探訪(恵比寿、渋谷界隈)




【梅香りいちばんの風草を食む】酒上乃不埒


 この春に引越しするみたい。

 そうすっと外苑前ランチもあとちょっと。

 それでもまだ行ったことないとこがある。

 後輩に連れられて【オープンキッチン104】へ。

 ここは唐揚げがメインのランチらしいが、

 ついパクチーの文字に魅せられてしまった。





 それが「豚しゃぶのパクチーソースがけ」

 生卵、ご飯、漬物(この日はしば漬け)、煮物はおかわり自由とな。

 素晴らしいね、若者には嬉しいこのサービス。

 おっちゃんは一杯で十分だけどね。

 これでカフェが自由ならいうことなすw

 13年前のこと、タイを旅した時は日本では慣れてたはずの野草も、

 あまりの多さにびっくらこいたもんだ。

 日本人にもパクチー好きが増えて、

 パクチー専門店が流行るほどに。

 時代が変われば、志向も変わる。

 老舗が生き残るには並大抵の努力ではあるまい。

 そんなことを考えるスタデーなり。

 春一番が吹いたとか。

 さあて、花粉飛び交う中、走ってくるか。

 春がまた近づいた。

  

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戸隠の夜!

2012年02月17日 | 呑み屋探訪(恵比寿、渋谷界隈)

                    戸隠そばのざる

 とある週末、学生時代の同期と恵比寿に降り立つ

 今宵の目当ては、久しぶり信州そばの「なゝ樹」である。

 本格的な戸隠のそばに、信濃の地のさくら肉、野沢菜や山菜が味わえる名店だ。

 寒冷地ならではの風味豊かな素朴は、洗練とは対照的に、発作的に食いたい衝動に駆られるのだ。

 古民家の寛ぎ。

 まさに、都会のオアシス。迷える大人の安全地帯なのだ。。

              

 この時季は熱燗に限る。なめたけのおろしのお通しが添えられている。うれしいねっ。

          馬刺し
          公魚の天ぷら
          蕎麦コロッケ
 
 さくらと呼ばれる、馬肉の刺し身が分厚い。極寒の湖を泳ぐワカサギの白身はどこまでも脆く、淡い。塩の加減を愉しめる酒飲みの供である。熱々の蕎麦粉は重量感たっぷり。

 見事な色の出汁巻きや厚く切った板わさと山菜、馬のもつは歯応えがあり、あくまでも淡白である。噛むと信濃の草原を駆ける駿馬の爽快がみえるようだ。

          出汁巻き
          ご存じ地鶏の…
          馬のもつ煮
          かまぼこと山菜

 5年で居酒屋を6店に広げた友、生え抜きで奮闘するメーカー勤めの友等の苦悩と賞賛、研鑽と歓喜をつまみに飲る盃は、なによりの安堵をもたらしてくれる。過去にどっぷりとゆり戻されながら、現在進行形の己を俯瞰で見られる好機でもあるのだ。

          ざざ虫とイナゴ

 親御さんの出が信濃の友が虫の佃煮を頼んだ。こうした滋養を味わう歳になったのだな。ぬる燗にことさら合う黒い食感に笑顔がこぼれた。

          香の物

 「なゝ樹」の愉しみの野沢菜と沢庵、ごぼうのお新香は再三お代わりした。

 シメの戸隠のざるまで、いったい何本徳利が空いたことか。

 トロッと濃厚なそば湯まで飲み干して、女将さんにさよならする。

 やっぱり、いい店だなあ


       「田舎そば 冬にもざるは 心意気」
                            海光

  

 
◆恵比寿「なゝ樹」◇

 渋谷区恵比寿西1-13-2
 03-3496-2878
 http://r.tabelog.com/tokyo/A1303/A130302/13002064/


  2012年TOTAL RUN  239km    2月17日現在  

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バスケットボールst.の夜!

2011年11月12日 | 呑み屋探訪(恵比寿、渋谷界隈)

                      
                              渋谷のスクランブル交差点

                     
                          センター街=バスケットボールストリート

 ご存知渋谷のスクランブル 有象無象の若者たちの狂気と狂騒、進化と退廃の象徴なんだ。

 かつてエンターテインメントの目印だったHMVも、ネット売買に追われ、今は米国のセレクトショップFOREVER21にその座を譲っている。これも時代の趨勢。

 センター街の悪いイメージを打破しようと、お役人たちが名付けたバスケットボールストリート 長い はたして若者たちに馴染むのだろうか。

 その昔、江戸の頃は渋谷村と云い、草深い土地だった。祖父のいた時代もその名残を聞いた。春の小川はこの町の上流にある。懐かしの唄の舞台を復活させようという運動があるのを何かで読んだ。お江戸の象徴、目抜きの日本橋の上にかかる役人が建てた醜悪な首都高速をどかそうという動きもあると聞いた。あっしは・・かつての新吉原、大川からつながる山谷掘の猪牙舟を再建したいと願う。人と町の闇は決してなくならない。そうであるなら、闇を人生の一部と認めたほうが何かといいのでは、そう思ってしまう。

                      
                                 シーサーのタンブラー

                     
                                    オリオンの生
               
                     
                                  琉球の音に癒される

                           
 
 そのセンター街のど真ん中に、ひっそりと自宅のように寛げる沖縄料理屋に入った

 オーストラリアへの留学を斡旋する女性企業家の方のオススメ。う~ん、なるほど。こいつは癒される場所だ。

 まるで、喧騒の町中にいるとは思えない居心地に、オリオンの生と、泡盛野郎と書かれた古酒の土瓶が次々と空になる

                    

              

 この日は、登山部「ローゼンピークス」のオフ会

 高尾山しか参加してない、元来海派!?のあっしは肩身がせまいが、企業家3人の溢れんばかりの前向きな生き様にエネルギーをもらう。

 東大卒の秀才の先輩が白馬山の露天風呂で声をかけた、正真正銘の山ガールがなんと4人も参戦し、なんとも賑やかな飲み会となった。

 同人誌もそう、登山部もそう、これからは(すでに)女性たちの時代と認めるしかないですなあ。

 男たちよ、安焼酎片手に、静かに時代小説でも読もう。あっしも頑張って書いていきやす。ひっそりと息づく市井の民の日常を坦々と綴る覚悟はできた

 でも、隣の女社長が読みたいと云ってくれて創作を一つ手渡したが、バッグに入っていたのは、池波正太郎の鬼平犯科帖。

 この分では、時代物も本格的に女性読者をターゲットとする時代なのだなあ。

 昨今売れている時代文芸はなるほど、女性作家の料理手帖のごときものが大流行。う~ん。

 ま、あっしはあっしにしか書けない浅草市井物を専門に切り開こう。

 今宵は江戸の伝統屋形舟。愉しみだなあ。乗り心地は来週ご案内しやす。お愉しみに

                   
                   「霜月や 飲み干す古酒 山ガール」
                              海光
 

  2011年TOTAL RUN 1839.4km   11月12日現在  
 

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