【落ち葉踏み王様がゆく石畳】哲露
仁寺洞でマッコリと味噌汁かけご飯に満足したので、安国駅を隔てた北へちょいと腹ごなし。
北村韓屋村という隠れ(てもないのか)た観光名所だという。
景福宮と昌徳宮の間に位置し、王族や権力者たちの住む居住地だったそうな。
朝鮮時代(1392-1910)の末期から最新まで、伝統家屋「韓屋」が多く並ぶ。
同じアジアでも日本とは違う文化。
ここは映画のセットのようだね。
昔ながらの韓国の街並みを見られ、面白い。
観光の客が訪れるためだろう、お洒落なカフェや雑貨屋もあるからなおのこと楽しい。
高台からの眺めに気分上々。
チマチョゴリを着た女性たちもちらほら。
韓屋を背景に絵になる。
現存する住宅地でもあるので、こんな看板が。
そして、ここは急坂ばかりなり。
坂をえっちらおっちら、ええ運動になるわ。
マッコリも抜け、喉が渇いてきた。
ガイドMさんに導かれ、茶屋の佳画堂に入る。
中庭もあり、ほっこりした雰囲気は癒しの空間。
Mさんオススメのお茶を頼む。
とにかく真っ赤なビジュアルがすごい。
ラズベリーのような甘酸っぱい味わい。
覆盆子(ポップンジャ)茶だというらしい。
なんでも美肌の強い味方だとか。
殺伐とした日々の仕事を忘れる瞬間。
これぞ旅の醍醐味。
いい具合に夕陽が落ちる。
あとは下りだけ。
今宵はまた違う市場へ繰り出す予定。
口の中もさっぱりしたので、これでまた酒が進むわい。
ソウルの台所の賑わいはまた次回。
まだつづく。
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