週刊浅草「江戸っ子瓦版」 -のんびりHiGH句な日々-

文学と食とRUNの日々を、PHOTO5・7・5で綴るエッセイ♪

2010 お富士さんの植木市

2010年06月27日 | ★江戸っ子エッセイ★

           

          「紫陽花や 雨もしとどの艶やかさ」
                                      哲路

 
「下町の 路地にほっこりお猫さま」哲路

我輩は下町の猫である
今日は今年2回目のお富士さんをご紹介しよう。
そう、裏観音から一葉桜通りにかけての植木市のお祭りにゃのら

と猫語もここまでにして
元気な気も病むような梅雨空でござんすがしっぽりと雨上がりの下町散策もオツなもんでございますよ。
植木市の通りには目にも艶やかな自然のリトマス試験紙の紫陽花(あじさい)を筆頭に、この季節の風物詩バラやさつき、様々な鉢植えを眺めて、せっかくの6月の情緒を日本人の感性を存分に、楽しむ人が溢れておりましたぞ

以下に、お富士さんの風景を撮影し、飾ってみました

題してお富士さんギャラリーを、是非、お楽しみあそばせ~

 江戸っ子のように真っつぐが気持ちいい







 
北海道の大地を想像するように太陽を浴びた向日葵に、紫に開くクレマチス、濃淡のピンクが国際色豊かで綺麗なフランス月見草、見事な真紅のバラ、黄色が鮮やかマリーゴールド、そして小さなサボテン群も実にユニークな形を見せてます

毎年、この時期は富士山の山開きに併せて「お富士さんの植木市」が開催されます。
300有余年の歴史ある「お富士さんの植木市」と花のフェスティバルは、5月29・30日(土・日)6月26・27日(土・日)12時ー22時雨天決行。今年はなんとか天気ももって賑やかなる催しとなりました。浅間神社や富士信仰にあやかった植木市は全国各地で催されていますが、旧暦と新暦の2回(4日間)開催するのは、日本広しといえども、ここ浅草観音裏しかないそうな。

商店会にはまたぎ提灯が点灯され、日本一の規模や飾りつけは、何百年もこの地浅草に続いている夏を知らせる風物詩として庶民文化下町情緒をおおいに感じさせてくれます

*例年開催日は一の富士5月最終土・日と二の富士:6月最終土・日。

浅間神社前の特設会場では、「わが家自慢の植木展」 区長賞、金賞、銀賞の作品も展示。特設会場では抽選会や地域物産展も楽しみのひとつ、筆者の次男が桃賞を引き当て花やしきのチケットをゲットしましたぞ

例年、地元富士小学校2年生が種から育て上げた草花を、お客様に差し上げ「緑の募金」に寄付しており、善行賞を受けております。やはり2年前に2年生だった次男が募金係りをしっかりと勤めさせていただきました
あれからもう2年。子供の成長には目を見張りますな~



      一葉桜通りのフェスティバル会場入り口             抽選&特設会場

地元浅草観音うらの演歌少女さくらまやちゃんが登場、会場を沸かせました


 浅間神社鳥居前は筆者のランニングコースのひとつ 茅の輪は左右左とくぐって災厄を落とします
 竜神から零れる清水

浅間神社にお参りしたあとは、子供も大人も笑顔いっぱいで縁日の露店を冷やかしながら、ときに気持ちよく散在して、お祭り気分を楽しみます

 たくさんの人出で賑わいます


   亀掬いは、大人もハマってしまいます      お母さんも子供のおねだりに今日はニコっと

 鮎の炭火焼きなんて、ビールが進みますな~    射的と並んで人気の的当てに子供たちは夢中
 蒸し暑い中、涼しげな音を風鈴が奏でます
   富士山信仰を見事再現した盆栽です 


拙誌江戸っ子瓦版を愛読者の皆さん、いかがでしたか?
 
じっとりと首筋に汗がこもるこの季節、気持ちまで湿っぽくなりがちですな

日本人ならではの情感豊かな心でもって、水無月を我が物にしちゃいましょうや。
梅雨明けももうすぐです

スカッと晴れた夏空に、小上がりで一杯飲むのが大人の情緒というものです

見た目の涼しさを追求した先人の知恵に学び浴衣など着込んで下町散策と洒落込んだら、
じめっとした梅雨なんて吹き飛んでしまいますよ~
雨も降らんと、ビールも飲めないんですけど(笑)

7月6・7・8日は入谷の朝顔市。入谷鬼子母神を中心に言問通り沿いは120軒の朝顔業者と100軒の露店(縁日)が並び、毎年40万人の人出で賑わうそうな。
http://www.kimcom.jp/asagao/(入谷朝顔市公式ホームページ)

続く7月9・10日は、四万六千日の功徳日と云われる浅草寺のほおずき市
http://www.asakusa-kankou.com/schedule/hoozuki/(浅草観光.com)

夏休みの計画がまだ立ってない諸氏も、この際下町で楽しい一時なぞいかがでしょう。

たくさんの賑やかな夏の風物詩が貴方を待ってますぞ

どうぞ浅草へのお越しを心よりお待ちしております

 【飛脚Tのランニング日記】
                             今月のランニングトータルは142.0km
                             今年のランニングトータルは844.2km





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2010 浅草中隅田リバー運動会

2010年06月19日 | ★江戸っ子エッセイ★

       カラフルな組体操とスカイツリー


本格的に梅雨入り宣言が出て初めての週末・・

長男が通う「浅草中学」の3
年生として参加する最後の運動会。
台東区隅田川沿いのリバーセンター競技場で開催されました。


      「梅雨空に 願いが叶い運動会」
                        
哲路



晴れると信じた先生、生徒、親御さんの願いが通じたようで、ご覧のように快晴、真夏のような蒸し暑い好天に恵まれました
飛脚Tが早朝ランニングした時はやや降っていた雨も、徐々に上がり、見事なコントラストの空模様
神様に感謝です


巻頭の写真は、国際試合の開幕式のように綺麗に揃った色取り取りの組体操
第一展望台を建設中のスカイツリーがちょうどバックに映えて、美しい写真となりました

日頃サッカー少年の長男は、3年間連続
選択種目で持久走を選び3回目の出場
昨年2年生ではトップだったので、今年は満を持して1位を目標に臨んだようですな。

 スタートから先頭をキープ中

スタートの位置取りが不安だと思った親の心配を余所目に、好スタートを切りました
一度、2年生に抜かれたがすぐに追い返し、ずっとトップをキープ
1.5kmの持久走なので、はじめから飛ばしていくと前夜云ってました。
この粘り強さは、親に似た!?(突っ込みが入りそう)のか長男の持つ長所の一つなんです

 トップでゴールした瞬間

親ばか丸出しですが、
超ウレシイ~でのゴールです

いや~良く頑張ったぞ親として嬉しいばかりか、とても誇らしい気持ちにさせてもらいました。

ありがとう。

親としては陸上部に入って、箱根駅伝でも目指してもらいたいものですが、サッカーが好きな長男には余計なお世話ですな

余談な親ばか話をもう一つ

今年第一回の東京都主催51区市町村を代表する中学2年生による地区対抗、
「中学生
東京駅伝」のこと

うちの長男は、見事区間トップの記録で区間賞を取ったそうな。

なんでも、続けてやってみるものですな~

 組体操も感動的に決まった

ついこの間まで幼稚園に通っていたと思ったら、もう中学最後の運動会。
ほかの親御さんたちと3年生の競技や組体操を見ながら、感慨に耽ってしまいました。

幼稚園からご一緒したご家族の長男、長女もリレーや100m走、二人三脚でそれぞれ活躍し、素敵な思い出が刻まれました。
それぞれが幼い頃からのご学友なので、わが家族のように応援し合い、喜びも分かち合うことが出来て、本当に良い運動会になりました。

組体操がうまく決まって、体育の先生は男泣き
ここまでして育てて頂き、実にありがたいことです。
先生たちが参加してのリレーも感動ものでしたぞ

梅雨空はどこへ。
油断して気付いたら、顔や腕が海に行ったような日焼けになってしまいました
若者が輝く汗を流す姿は美しいですな~

今日だけは高校受験を忘れて、健康にスポーツできることを素直に感謝し、喜びたいと思います

これから地元浅草では、6月26日植木市に、七夕には朝顔市、そして浅草寺ほおずき市とイベントが続きます。

そしてもうすぐ待望の夏休み

隅田川花火大会に、浅草サンバカーニバル2010年も燃える浅草です

スカイツリー効果に、浅草の夏はより暑く熱く盛り上がりることでしょうな
皆さんも、早く夏休みの準備を進めて、楽しく有意義な日々を送るようにしましょう。

今年の夏もどうぞ素敵な思い出を



                      【飛脚Tのランニング日記】
                             今月のランニングトータルは109.0km
                             今年のランニングトータルは811.2km

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太極拳始めました

2010年06月13日 | ★江戸っ子エッセイ★

この2010年の4月から飛脚Tは隅田川の畔で「太極拳」を始めたんですよ~

       
       「悠久の 流れに学ぶ夏の川」
                        
哲路


思えば筆者が高校生の頃、同じ中国伝来の拳法「日本正統少林寺拳法」を学んでいた時期があります。
あの頃は、思春期の男子にありがちな、強い男になりたい。
強くなって、いざとなったときに正義を行いたい。
というような理想に燃えて修行しておりました。
段位は、准拳士、俗に云う初段ですな。
一応これでも黒帯を絞めておったんですよ~

元来がじっとしていられない性質の飛脚Tは大人になり、カヌーやゴルフ、波乗りなど多種多様なスポーツを興味をそそられるままやってきました。
身体が硬くなったなぁと感じられる昨今、雑誌の取材で見た流行のヨガ、ピラティスに興味を抱いたこともあります。
でも、ジムでもなんだか女子たちがたくさんいてちょっと臆してしまい敷居を跨げないまま今日に至ってしまいました。

そうして2年前から始めたランニングは、このブログでも度々レースや練習の模様など語らせてもらって、ご存知の方もいらっしゃると思いますまさにハマっております。小さい頃あんなの走るのが嫌いだった飛脚Tが走ることで生きる実感と喜びを見出すなんて、世の中なにが起こるか判らんもんですなぁ。そんな私の日常。早朝6時ごろ隅田公園や今戸公園を走っていると、ゆったりとした動きの太極拳をやっていらっしゃるご年配の方がいらっしゃるのです

話が反れますが6年ほど前、今の会社へ転職するにあたり、単独でタイへ旅したことがあります。
旅先のバンコク、蒸し風呂のような昼間の喧騒を避けるように、一人朝早くに散歩しているとやはり広い公園のあちらこちらで太極拳をやっている中国人を多く見かけました。その時ですかね、太極拳にとても興味を持ったのが・・・
一体感のある中国人の優雅な動きに太古の歴史を持つかの国の威厳にゾクッとするほどの品格を感じました。
空気の流れがそこだけ異次元。まるで小宇宙のような悠久の流れを見て感じて心穏やかになれたことを今でも鮮明に記憶してます

この度は、台東区の広報「たいとう」に「NPO法人日本健康太極拳協会」の受講が掲載してあり、応募し当選しての参加です。
真下先生はこの道、25年以上の重鎮でいらして、地元浅草を中心に教えていらっしゃるそうな・・・
たくさんの諸先輩方(ご年配方)に慕われているそのお人柄も好ましく、ヨガ、ピラティスの先進国である欧米でも注目されて健康に良いと実証された太極拳を、お年寄りでも気軽に学べるように優しく教えていらっしゃることがなにより素晴らしい活動だと思いました。

いい師に出会えました

           

                                                                                        協会意匠
ここで簡単に中国武術の体系をまとめてみました。
古来より大陸の覇権争いにも関わった武術で欠かせないのは、5世紀末河南省の「嵩山少林寺」です。
そう、あっしが学生の頃学んだ少林寺拳法のルーツですな
総数は数百とも云われる中国武術ですが、大陸の中央を流れる長江を境にで発展したものを「北派拳」、で発展したものを
「南派拳(南拳)と大きく分類されてます。
両者の違いを大まかに比較すると、「北派拳」四肢を躍動的に使うこと、「南派拳」足腰を踏ん張る力感溢れる動きに特徴がありようです。「北派拳」にはさらに、「外家拳」と「内家拳」があり、この「外家拳」「長拳」の系列と「酔拳」動物の動きを取り入れた「象形系」「内家拳」には「太極拳」、「八卦掌」などがあります。
これらの中国武術でことに有名なものが「長拳」、「南拳」、「太極拳」で、俗に中国三大武術と云われておるようです。
「少林拳」はこの「長拳」の系列に入ります。ジェットリーはまさにこの「長拳」系ですね。
その昔は、「南拳北腿(なんけんほくたい)」という言葉があり、南は拳(打撃)北は腿(足技)を多用すると云われてきました。
「長拳」と同じ「北派拳」の中で最も代表的な武術が「太極拳」です。
明(1368~1644年)の時代、戦力増強のため武術をまとめた「拳経三十二勢」を河南省の陳王庭が発展させた「陳式太極拳」「太極拳」の始まりと云われております。その後、「楊式」、「呉式」、「孫式」、「武式」など枝分かれしました。1949年成立の「中華人民共和国」毛沢東時代に国民へ推奨したことで現代のような広まりにつながったようです。
「太極拳」の根底には「静は極まり動となり、動が極まり静となる」という陰陽思想があります。
健康的な注目を浴びて広まる「太極拳」。一見自然体で流れるような円運動は全身しなやかで柔らかですが、そのルーツは武術の発展にあり、その動きを極めれば立派に武術として実用できることが納得していただけると思います。

現在筆者の学ぶ「太極拳」は、楊名時が体系づけたもの。
楊師が教えるところの「太極拳」は、人間という小宇宙と大宇宙が一体となる心・息(呼吸)・動の体術です。

「生きることはすなわち動くこと。心を動かし、身体を動かすことによって、私たちは健やかで幸せな人生を自分のものにすることができるのです。」
なんて、素晴らしい教えなのでしょう。

さらに大陸に根ざした「太極拳ならではの思想の根本は、儒教仏教道教の宇宙観、人間観を太極拳と八段錦の動きを通し、身体で会得し、自分の血として、気として表現できるようにしていきたい」との教えと
「儒教の礼・仁(広い心)、仏教の(とらわれない心、平常心)、道教の無・道(こだわらない心)を心と体に会得したい」という高い理想を掲げていらっしゃいます。

知識と行為は本来一体のもの。
真の知とは、必ず行いを伴うものであり、知っていても行いの伴わないものは真の知ではない。
筆者も「知行合一」を目指して太極拳に励みたいと思います
                  
                   楊名時師「健康太極拳」NHK「太極拳でかっこいいカラダになれ」を参考

真下師が最初の授業で黒板に書かれたように、
練習は「挨拶」そして「立禅」から始まります。立つ、すなわち、座って行うのが「座禅」。それを立って行うのが「立禅」です。
5つの平ら(平衡)と3つの直の縦横を意識して作り、気を丹田に込めます。
膝と股関節は開くイメージです。
呼吸はゆったりとした腹式呼吸です。
これを心を静めて行うことを覚えただけでも、太極拳の良さと凄さが感じられます

筆者はこの膝を開く感覚をマラソン時に応用したところ、膝の痛みがはるかに軽減しました

太極拳。すごくいいですよ。

書いているとキリがないので、今回はこの辺でやめときます

誰でも学べるようにと健康太極拳を体系づけた楊名時師の
「楊名時二十四式太極拳と楊名時八段錦
この健康的な武術に出会えたことを感謝します。

真下先生は楊先生の教えを独自にご年配にも心身ともに優しく学べるようにアレンジしているようです。

受講6回に及びますが、教えの習得、型を覚えるだけでも数年先までかかりそうです。
実際教室ではほとんどがおじいちゃん、おばあちゃん(失礼)の大先輩ばかり。師範代の方も、数十年続けられている方も多くいらっしゃいます
はっきり云って、飛脚Tは浮いてます
それでも筆者のもっとも大切にしている「継続できることが才能である」を実践してこられた猛者たちに囲まれて楽しく修行しております
いつかあっしも型を習得して、隅田公園でもどこでもさりげなく太極拳を使うかっこいいおじいちゃんになれる日を夢見て、励みたいと思います


謝謝(シェシェ)、そして再見(ツァイツェン)

                       【飛脚Tのランニング日記
                             今月のランニングトータルは 74.0km
                             今年のランニングトータルは776.2km

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2010 鳥越夜祭り風景

2010年06月06日 | ★江戸っ子エッセイ★

                鳥越神社の夜祭り風景動画(筆者撮影


           
               

                提灯がつらなり幻想的な夜の千貫神輿


2010年6月6日。
今戸神社の本社神輿を担いだ後、浅草という近場にいながら、いや近場で地元のお祭りがあるからこそこれまで観ていなかった鳥越祭の千貫神輿の夜祭りに駆けつけました

鳥越祭は、なんでも鳥越地区では「とりこえ」と濁らないのだとか。前日のアド街ック天国で放送してました。浅草の私は地名通り「とりごえ」って発音して育ってるんですがね~。
回りに尋ねてもみな答えは一緒でした。
これもローカルならではのこだわりなんでしょうか
                          夜祭なので
提灯が燈ります 
【鳥越の由来】
1350年余の昔より此の辺りの移変を御見定めになられ、御守護申されます鳥越神社が祀られております。遡れば、鳥越と言う名も平安時代後期頃までは、白鳥村と称しておりました。御社は、此の村の小高く見晴らしの良い、白鳥山の山頂(現在地)に、白鳥明神として奉祀されました。これが白雉2年(651年)5月のことで、景行天皇(人皇12代)の皇子、日本武尊が東夷を御征伐のときに、此の里へ暫く御駐在遊ばされ、人々は、御威徳を慕い尊びまつり、此の里の福徳円満・恒久平和を念願し、まつられた当社のはじまりとなっております。
それでは何時頃より鳥越神社となったのでしょう。社伝より見られますのは、永承年間(1046~1053年)の事となりますが、奥州安部氏の反乱が当時の朝廷を震撼させました。そこで、当時武名の高い源 頼義・義家親子にさっそく鎮定するようにとの勅命がくだりました。源親子は東国に向かいましたが、武蔵の大川(旧宮戸川・隅田川)の河口を越えることに大変苦しみました。その時、1羽の白鳥が飛んできて、親子の目の前で川の浅瀬に下り立ち、そこならば、対岸に渡れる事を悟してくれました。そのおかげで、軍勢を無事対岸に渡すことに成功しました。八幡太郎義家公はこれ、白鳥明神の御加護であるにちがいないと、山頂の本社に参拝し、鳥越大明神の御社号を奉ったということであります。以後、鳥越神社と称されるようになりました。また、社地の辺りは、鳥越の里と呼ばれました。
 文献の上で、鳥越という名称が確認されますのは、今より500年ほど前の室町時代の頃からです。『北國紀行』の文明18年12月23日の条には
「隅田川のほとり鳥越といへる海村に 善教といへる翁あり かの宅に笠やどりして閑林にあがめ置きたる金光寺に在宿しはべり」
とあり、鳥越の里のお寺に林があることがわかります。              (鳥越神社関連HPより)



随分と、歴史のあるお寺のお祭りなんですね。
いや~、ブログをやってると本当に勉強になりますな~

私の思い出ですが、
お隣の町鳥越に千貫(約4トン)を超える神輿があると幼い頃から聞かされて育ち、どんなに重たくてデカイお神輿なんだろうっと子供心にも畏怖心を抱きながら今に至ってました。
長男が通う浅草中学が近いということもあり、家族みんなでについに本物をこの目で見ようと思い立ったのです。
これもいい歳になった証でしょうかね~
筆者の母ちゃんがここで育ったので、よく聞くと懐かしい思い出として語ってました。

そしていよいよ千貫神輿とのご対面です。
金の装飾品が煌びやかであり、華麗に見えます~。
通常のお祭りだと傷つくのを恐れて、華美な装飾が外されるようなのですが、鳥越の本社神輿は惜しげもなく実に見事ないでたちで町々を練り歩いてます。
それにしても、この千貫神輿は デカッ つか、デカかった~
   迫力十分ライトアップされた千貫神輿
  
      見物客の多さと担ぎ手の殺気立った中、警察も厳重警戒態勢といったところです

 屋台の多様さは浅草寺よりGOODかもね
 宮入寸前の境内入り口の人いきれ
          
             大迫力の千貫と男衆

      
      「夜祭りや 千貫担いでげん担ぎ」
                          
哲路


いや~大きくて、装飾を外さない珍しい神輿は煌びやかで、ぼんやりと灯りが浮かだ形が、観るものを酔わす魅力で十分でござった

三社祭の本社神輿は三基出るが、鳥越祭のそれは
一基のみ
ここぞとばかりに担ぎたい一心の男衆の熱意というか殺気というのは尋常じゃないほどの圧迫感がありましたぞ

筆者に、かみさん子供たちは境内傍に寄り過ぎて、群衆の押し寄せる様にいいようのない怖さを感じ、屋台のほうへ脱出しました

そこで、偶然見られたのがご覧の写真です

慣れない宮入に殺到する群集に、恐れおののいていたが幻想的な千貫の夜神輿には感動しました。

今年は、三社祭と今戸祭の両本社神輿に、町内神輿に、夜神輿
そして、初めて観た鳥越祭の千貫神輿に、江戸の初夏を満喫した皐月、水無月でございました

神様、関係者の皆さん、楽しいお祭りを2010年もありがとうございました

いつまでも江戸に平穏が続きますように



                           【飛脚Tのランニング日記】
                             今月のランニングトータルは 46.0km
                             今年のランニングトータルは748.2km

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2010 今戸祭

2010年06月05日 | ★江戸っ子エッセイ★

        三年振りの今戸の本社神輿にみな気合十分(筆者撮影の動画
                 バックにスカイツリーが見えますな



  実に立派な今戸神社の本社神輿お渡し


       「晴れわたる 青空大鳥花菖蒲」
                                                 哲路

2010年6月4日~6日にかけて、地元今戸神社の例大祭が行われました
今年は3年に一度の本社神輿がお出ましとあって、祭り好きの血が騒ぎます。
ご覧のような快晴で、下町に祭囃子と威勢のいい掛け声が飛び交います

三社祭が終えたら植木市、この日は今戸神社と玉姫神社のお祭りに大忙しです

 青く晴れ渡った馬道通りを行く

    
               先頭を天狗様の行列が通ります。怖いお面ですなぁ

【今戸神社】

今戸焼、招き猫発祥として各メディアでも有名な今戸神社。かの新撰組沖田総司の終焉の地と云われております。

創建は後冷泉天皇康平六年(1063年)、時の奥羽鎮守府将軍伊豫守源頼義・義家父子が、勅令によって奥州の夷賊安部貞任・宗任の討伐の折、篤く祈願し、鎌倉の鶴ヶ岡と浅草今之津(現在の今戸)とに京都の石清水八幡を勧請したのが今戸八幡(現在の今戸神社)の始まりとか。
浅草は江戸文化発祥の地といわれ、七福神巡りの流行したのはその江戸時代からと伝えられております。福禄寿は白髪童顔の温和な容姿で、年齢は数千年といわれ、福(幸福)と禄(生活・経済の安定)と寿(健康にして長命)との三つの福徳を授ける福の神として、古くから人びとの尊信を集めています。
                                               (今戸神社HPから引用)
御祭神
 應神天皇(おうじんてんのう)
 伊弉諾尊(いざなぎのみこと)
 伊弉冉尊(いざなみのみこと)
 福禄寿(ふくろくじゅ)…七福神の内の一神            
                                         

現在は、TVでも度々ご紹介されております。
縁結びの神様としてことに有名でうら若き女性たちの参拝が後を絶ちません。
昔も今も、
恋に勝るパワーはありませんなぁ

 
       順路往復中、バックに見えるのは地上400mに伸びたスカイツリーでござる

 
     人力車をお輿代わりに乗る神主さん           大層お上手な笛と太鼓の祭囃子

          
              いろは会通り入り口 お神輿もご休憩              山車も子供神輿ももちろん活躍


   白地の暖簾に祭りの提灯が映えます         筆者の同級生の実家老舗桜鍋屋中江


      小さい頃親父がよく連れて行ってくれた土手の伊勢屋さんの丼物は良い想い出

 
  いろは会通りを練り歩く日本堤本町会の夜神輿
       筆者も気持ちよく神様を担ぎます


5日(土)の夜神輿も見学のつもりが、思わず半纏をまとって担いでしまった
担ぎ手が少なく、寂しそうなお神輿に身体が思わず反応してしまったのです

祭りモードに再びスイッチが入り、翌日の3年振りの本社神輿も担ごうと気持ちが高ぶって参ります。

五月病に掛かる暇もなく、江戸っ子の初夏は陽気に、足早に走り過ぎるのです

皆さんもご自身の郷里にある様々のお祭りに思い入れってあるはずです。

年寄ったら、日本全国、世界各地のお祭り巡りってのも粋じゃありませんか

わっしょい、わっしょいほいっさ、ほいっさセイヤ、セイヤ
現代のストレスよ、どこへやら
やっぱり、祭りはいいなぁ

ではまた来年

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もつ焼き男体山(池袋東)

2010年06月03日 | 呑み屋探訪(池袋、大塚界隈)

 男の麦酒 サッポロラガー


      「汗したり 麦酒で流す浮き世ごと」
                         哲路
    酒呑みに魅力溢れる壁掛けのメニューの数々

夏用の上着を羽織っても、少し歩いただけで脇や首筋が僅かに汗ばむくらいのいい陽気です。
ビール飲みには、願ってもないウレシイ季節の到来でございますな~

いや~写真を見てください。いい雰囲気を醸し出しているでしょう

一見どこにでもありそうで案外ない、この本格的な酒飲みオヤジの聖地!?は、慣れない池袋にあって筆者の貴重な隠れ家なんです。昼間の仕事の打ち合わせのハシゴに労働者としてのサラリーマンの心地良い疲れを感じつつ、ビール瓶を開けるこの瞬間を待っていました~

「んぐっ、 いや~旨いッ
この懐かしい昭和の匂いと苦味ばしった味、そしてラガー瓶のラベルにうっとり見とれてしまいました
さぁ、大人の夜はこれからです

今日は久しぶりに集う、会社の先輩方と同僚。
停滞気味な日常を離れ、将来の夢を語り合う大人の会合なんですうれしいじゃありませんか

 先付けにさっぱりシラスおろしと

          オススメ椎茸焼きは醤油で頂く 
 ハツ、カシラ、レバーは塩と辛子を添えて

ラガーの後は銘々ホッピーやら、ハイボールやら、緑茶割りやら思い思いの酒を飲み干します。
正しいもつ焼き屋の姿に、どこかホッと心が安らぎます
飲む面子がいいのか、お店の雰囲気がいいのか、もちろん双方相まっての効果でしょうね

こちらの二階の名物だったおばあちゃん。
酒飲みながらよく叱られたっけな~
決してうるさいイメージだけでなく、東京タワーが憧れだった時代によくいた隣の口うるさいおばちゃん
って感じ
この微妙な人情と温もりが判りますか?これも懐かしい昭和の面影。男体山に一味加えていたのは間違いない。
お怪我をされて、そのまま勇退されたとか・・でも現在はお元気ということでホッと胸を撫で下ろした夜でした

       
     よく冷えた正統派の酎ハイでがんす        朝一でシメた新鮮な子袋刺しを生姜で頂く


最後は、酎ハイから麦、芋の焼酎に乗り換えて、みなさんさすがによく飲みますな
刺身レバーは
ニンニクで、手作り漬物、モロキューなどなどどれも酒飲みを泣かせる一品ばかりを頂きました。
焼き物も安く、刺身は420円均一で、ニンニク、生姜、胡麻タレから選べます。
名物男体山漬けは浅めの溜まり漬けといった感じで、人参とネギとイカのコラボレーションは下町の絶品グルメの一品ですな

   こりゃまた絶品 名物男体山漬け

男体山の一階は、歴戦の呑み助しか座れない匂いがプンプンしてます
本物の男が一人酒を楽しむには打ってつけの店でござんす
このブログをご覧の酒飲みの皆さん、この暑い夏に一度訪れる価値は大ありですぞ

あっ、そそ、先輩方残念ながら開店は16:30~でした。
昼間は開いてないので要注意っす
ま、この時期陽のあるうちから開いてるってことでご勘弁を




◆もつ焼き「男体山」


東京都豊島区東池袋1-41-14
03-3982-1770
http://gourmet.livedoor.com/restaurant/24174/

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