週刊浅草「江戸っ子瓦版」 -のんびりHiGH句な日々-

文学と食とRUNの日々を、PHOTO5・7・5で綴るエッセイ♪

2019年幕開け

2019年01月04日 | ★江戸っ子エッセイ★




【穏やかな水面に映える初春や】酒上乃不埒


 新しい年が明けた。

 恒例にしている元旦朝のRUNで幕開け。

 大川で初日の出を拝む。

 大勢の民を、川面に映るスカイツリーが静かに佇んで見守っている。 

 いいお正月になりそう。





 干支は猪。

 猪突猛進、猪鍋、みなさん猪にどんなイメージがあります?

 あっしは年男ではないが、元来考えずに突き進む性分。

 時代の流れか、時間がすごい勢いで過ぎてしまう。

 そんな時代だからこそ、一度立ち止まり、熟慮して進むことを目標にしたい。 

 

 


 浅草神社に福の神。

 おめでたいことはいいこと。

 あやかっていきましょう。




 初めて一般参賀に。

 朝から三時間半並んだ。

 長和殿の前まで進み、ここから一時間、と思った直後、

 お昼休みを繰り上げていただいた。

 陛下のお心は誠にお優しい。

 右に左には関係ない、ファミリーや若い人、外国人も多く参列していた。

 一目会いたい気持ちは、そのまま飾らぬお人柄ゆえだろう。

 2019年も平穏な日々が続きますように。

 本年もよろしくお頼み申し上げまする。

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2018年の暮れ

2018年12月31日 | ★全国蕎麦屋飲み好き連★




【またひとつ 暮れに消えゆく 昭和かな】酒上乃不埒


 浅草龍泉町。

 かつて樋口一葉が暮らした町。

 ここに浅草ならぬ太い麺を供す蕎麦屋があった。

 それが【角萬】。

 名物は冬でも「冷やし肉南蛮そば」。

 気の短い下町っ子は略して「冷肉」とか大盛りを「冷大」と呼んで注文していた。

 浅草らしくない甘辛い汁、野暮な太い麺、甘い千住ネギと手頃な豚肉といたってシンプル。

 これに七味をたっぷりかけて食べるのがあっしのスタイルだった。

 一階は回転の早いテーブルと小上がり、

 二階は大座敷で、将棋など置いてあり、ゆるりと一杯やれるのもよかった。
 





 こんなに地元に贔屓にされ、繁盛していたこの店の灯が消えてしまうとは。

 何処も後継者がいない、このことよ。

 行ける時に行く。行きたい時に行く。思い立ったら行動する。

 歳とともに行動力は低下気味だが、このことを肝に命ずる年の瀬だ。

 若造の頃は、暑い日も、寒い日も冷大ともりをセットで食べていた。

 角萬さん、長年ご馳走様でした。 





 10年連続ミシュランを獲得した、江戸蕎麦【ほそ川】。

 ほそ川の親方もこの蕎麦を好んだと聞いた。

 そばの内容はまったく違えど、食べたいもんが好みなのよ。

 ああ、九州から取り寄せる穴子天は、サクッと軽快で、香り高いそばにぴったり。





 京橋から銀座に移った【山形田】。

 この店の名物は板そばとこの「冷やし地鶏そば」

 透き通った汁に、コリコリした地鶏と三つ葉が決め手ね。



 本日は大晦日。

 大祓いを済ませ、何といっても年越しの蕎麦がたのしみだ。

 今宵は地元で愛される町の蕎麦屋で鴨をいただく所存。

 皆さんはどんな年でしたか。

 行く年来る年。

 どうぞ良いお年を。 

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かわせみ句会のこと

2018年11月24日 | ☆文学のこと☆


【長襦袢 キレイとはしゃぐ 七五三】不埒

 
 11月某日。

 国分寺まで句会へ出向く。

 北柳あぶみさんが主催してくれる第2回目。

 一人五句ずつ持ち寄り、転写して評していく。

 普段閉じこもり、小さく縮こまった脳をフルで使い倒す。

 まさにpower game、体力勝負だ。

 ありがたいことに、拙作五句共にどなたか選んでくれた。

 みなさんが詠まれる句も、それぞれに味があり個性が溢れている。

 勉強になるなあ。 

 二次会でもやろうと言い出したあっし。

 連句は難しいと、あぶみさんの提案で、下の句を順に上句に当てるゲームをした。


【後れ髪小町の運ぶぼたん鍋】不埒 


 後れ髪、このワードを上句って、ほんと悩んだ。
 
 冒頭の句と合わせ、あぶみさんにお褒めいただいた。

 初めてのことじゃないかなw

 酔っ払いが懸命に頭をひねったのよ。 

 コピーやキャッチ、小説のタイトルの練習にもってこい。

 長ったらしい文章はいくらでも書けるが、簡潔に短いコピーで伝えるのは難しい。

 俳句って面白いね。

 ちなみに、酉の市の句はあぶみ師匠にダメ出しされたw

 よく詠まれる題材ほど難しいとのこと。

 明日は三の酉。

 これを過ぎれば早いもんで師走だす。 

 さてさて、懲りずにまた一句、チャレンジしてみるか。

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秋もいろいろと目白押し

2018年10月21日 | ★全国蕎麦屋飲み好き連★




【やぶ久】の「ネギ蕎麦」ざんす。

 大ぶりのネギを焼いてのせてある。白髪ねぎとダブルなのも嬉しい。

 三つ葉も洒落てるね。
 
 ここはカレー蕎麦が有名な老舗なんだけど、この時期これオススメだす。

 そして、もうすぐ御酉さま。

 季節の移り変わりの早さに圧倒される毎日。

 今週末には、季節風の大会がある。

 一年で最も大切にしている二日間。

 なのに、仕事でハロウィンのイベントが入り、遅刻が決定。う〜〜ん。

 その翌週には、赤坂サカス「TBSラジフェス」がある。

 江戸蕎麦の巨匠にお願いした、絶品の鍋が目玉!

 インスタ映えスポットもご用意しているので、11/3(祝)4 (日)の両日ぜひお越しを。

 ここだけで食べられるオリジナルの2色パンとおやきも2種提供。

 いずれも100円〜200円と儲けなしのサービス価格。

 朝一のナイツから爆笑問題、バナナマンまで、パーソナリティーも目白押しだ。

 あっしは朝から出張ってます。


 そんなこんなで、ブログ更新遅れておりやした。

 午後はレポートを再度見直そうと思う。

 もっと小説を書く時間が欲しいこの頃である。

 新蕎麦も新米も美味しい秋。

 さて、ひとつずつ片付けて参りましょう。

 いまさら、コンビニ人間読んでいる秋の空。

 いろんな書き方があるんだなぁ。
 

 海拝 


  

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花振袖さんのこと

2018年08月18日 | ★江戸っ子エッセイ★


 ご縁あって、花やしき通りのキッチンカーをお手伝い。

 茨城の紅はるかという品種のサツマイモを使った、かき氷がウリだ。

 写真の花振袖さんが持っているのがそれ。

 黒蜜と練乳、シナモンなど凝ったタレに、手削りのこだわりが自慢なのだ。





 レモン、いちご、ブルーハワイなど好きな蜜をかけていただくレインボーもまた美しい。

 自分はさっぱり系のこちらをいただいた。

 振袖さんは、焼き芋かき氷がお気に入り。

 甘党にはたまらない味らしい。





 初夏から浅草はイベント目白押し。

 今月末には、サンバカーニバルで燃え上がる。

 歳を重ねると、徐々に落ち着いた暮らしが手に入ると思っていた。

 それがどうしたことか、年々仕事も私用も多忙になるばかり。

 処理能力が落ちているのか、電子機器の進歩で休みなしに追い込まれているのか。

 どっかで腰を落ち着けねば、まともなものを書けない。

 それが目下の問題だ。

 みなさんも、残り少ない夏をゆるりとお楽しみくださいまし。 

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「ガラスの梨」のこと。

2018年07月21日 | ☆文学のこと☆



      【ガラスの梨】
   越水利江子 著  牧野千穂 画 
    2018年7月 ホプラ社刊 


【逃げ惑う 空の彼方に 弾の雨】酒上乃不埒

 

 昭和16年。

 歴史を知る僕らは知っている。

 少しずつ確実に暗い影が忍び寄る時代。

 個人の領域が軽んじられる昨今だが、人の命の重さについては語るべくもない。

 そして「ガラスの梨」を上梓した、越水利江子はそれを強く長く語り続ける作家の一人だろう。

 主人公笑生子、華奢で元気な、兄やんを慕うどこにでもいる小さな女の子。

 その周辺の日常が明るく丹念に描かれているからこそ、空襲警報と焼夷弾の雨によって血まみれになる戦時下の灰色がリアルに肉薄する。

 東京に暮らすわたしの周りでは、この時期東京大空襲の特集や展示や催しが多い。

 だが、戦争体験のない僕ら世代は、あくまで歴史の教科書、映画の出来事と他人事のように感じているように思う。

 その証拠に、現代でも命を失う戦は中東だけでなく世界中で起きている。

 震災が起こるたび、ニュースは連日報道する。対比して異国の命の重さはフィルムの向こうの遠い話しなのだ。

 これは日々暮らすための、人間のなす防衛反応なのか。

 越水が書くこの物語は、大阪で現実に起こった大空襲の話し。

 開高健がベトナム戦争を描いた闇三部作に始まる一連の著作は有名だが、

 大阪出身の開高は同じく「破れた繭」などに、年少期、大阪を襲った戦闘機の下に暮らす市井の民のことを書いている。

 彼の豊穣にして辛辣な筆致は、ひたすら彼の飢えを通して語られるのが印象的だ。

 暗い食卓の上の芋を囲み、手を伸ばす開高とその家族。

 その野獣のような視線が本来なら優しいはずの母の眼を痛罵し泣かせてしまう。

 生と死。

 越水は大胆に、自らを傷つけ痛めつけながら、生々しい描写にこだわった。

 68冊にも及ぶ参考資料が、まさに命を削って書いた証といえよう。

 これだけの覚悟があるか。

 越水の、何者か陳腐で汚い権力に対する憤りが迫ってくるようである。

 そしてまた、それぞれの心にも問うているようにも思うのだ。

 作家生活25周年の記念作品とのこと。

 文学を通して伝えることの大切さ、越水が訴える筆の力をまざまざと感じる。

 まだまだ僕らにはやるべきことがある。

 姐さん、えらいの書かれましたな。

 堪えましたで。

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夏の縁日

2018年07月15日 | ★江戸っ子エッセイ★




【打ち水に 下駄を濡らして 空見上げ】酒上乃不埒


 気づいたら、前回の更新からひと月も経っていた。

 その間、西日本では豪雨による被災が続き、

 薄っぺらい政治、W杯と世の移り変わりは激しい。

 

 浅草では、江戸風鈴の音に引き寄せられるように、朝顔、ほおずきと市が行われた。

 目まぐるしく変化する時代にも、こうした変わらぬ風物があることに救われる。

 何としても人は生きねばならないからだ。


 


 夏詣の灯りに、ご先祖さまも立ち寄られるのかもしれない。

 団扇、浴衣、下駄、打ち水、蚊取り線香、西瓜。

 封建の知恵も及ばぬ猛暑が続く。





 もう一つ、合羽橋で行われた下町七夕祭り。

 思い思いの願いを短冊に込めて。

 天災の苦労も、お互いの知恵を出し合い一日でも早い復興を願いたい。
 
 まもなく八月、終戦記念日を迎える。 

 天災は防ぐ手立てはなくとも、人の悪意、欲望が及ぼす人災は防ぐことができるはず。

 高校球児の汗の一粒でも、偽政者にかいてもらえたら。

 ひとの持つ、良心、思いやり、笑顔が黒い欲望に勝ることを祈る。 

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夏はテラスで。

2018年06月09日 | ★江戸っ子エッセイ★


 

【紫陽花もホッとするよな木陰かな】酒上乃不埒


 ああ、ここんとこは仕事ばかり。

 てか、仕事しかしていない。

 原稿も仕事オンリー。

 ああ、物書きの端くれとして情けない。



 

 でも、取材ではこんなテラスでの撮影もある。

 あいにく曇り空ではあったが、風と光は心地よいね。




 艶やかな夏野菜、肉汁滴る厚めのお肉。

 プライベートで昼から飲みたい店だ。

 常陸野のビールは、アメリカからの逆流行りという。

 市場も心根も狭い国である。

 欧米人に評価され、モノが動くとは。

 素直にうまい、まずい。

 評価なんて個人的なもの。

 そんなシンプルな世の中がいい。

 そして、職人にリスペクトを。

 さらには職人さんも謙虚さが大切。

 取材を通して、いろんなことを学んでいる気がする。

 そんな哲学的なことを妄想するのが好き。 

 みなさん、夏はテラスで如何でしょうw 

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鍋やのDNA

2018年06月02日 | ★江戸っ子エッセイ★




【毘沙門の 石畳に 水を打ち】酒上乃不埒


 神楽坂にて、ミシュラン星の親方と二人っきりの会食。

 知らずに出向いたら、なんとあのお店。

 大塚にあった幻の鍋やの味を継承する女性シェフがいるお店だ。

 予期せずお会いできたのがことさら嬉しい。







 お料理一つひとつに愛情が込められている。

 それはすなわち、素材を丁寧に捌き、出汁を最大限に引き出しているということ。

 量も酒飲みのおっさんに程よい感じ。

 至福の味とはまさにこれか。

 派手なパフォーマンスはいらない。

 何も足さず引かず。

 料理の真髄を見た。







 最後に厳選の梅干しを入れた極上のかつおだし。

 そのだしで煮る淡いお味の鍋。

 これが江戸の鍋の継承か。

 甘鯛も美味しかったし、何より雑炊が優れもの。

 身体に優しく、媚びない味。

 また来たいな。

 山さきさん、親方。

 素敵な夜をありがとう。

 どうもごちそうさまでした。 

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ハマの初夏

2018年05月27日 | ★江戸っ子エッセイ★




【浜風や 音に釣られて 衣替え】酒上乃不埒


 三社祭も終わり、本格的な初夏が訪れている。

 友人の誘いで、

『GREENROOM2018』 なるサーフカルチャー系の野外フェスに行ってきた。

 日本で初めてフレンチトーストを始めた江ノ島LONCAFE。

 こんなものを買い求めながら、芝生でゆるく音楽を聴いて飲む。

 港町の風が心地いい。

 想像以上の人、それも若くファッショナブルな女性が多い。

 みんなそれぞれにオシャレして、午後のひと時を楽しんでいる。

 浅草とは違う文化にまた刺激をもらったw





 金曜は、荒木巨匠の誕生日写真展。

 六本木で懐かしい面々と再会。

 手に職があるっていいな、と改めて思う。

 荒木さん、おめでとうございます。

 さすがのオーラでござった。


 


 野外フェスの後は、ロンハーマンやら冷やかし、買い物をして帰った。

 みなとみらいの夜景はどこか優しいハマっ子の匂い。

 東京に比べ、空が広いんだな。

 これからイベントが続く。

 誘惑に負けず、書かねばいけない。 

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三社祭2018

2018年05月20日 | ★江戸っ子エッセイ★




【笛が鳴り心浮き立つ若葉かな】酒上乃不埒


 今年も祭りに季節がやってきた。

 元気にかつげることがありがたい。

 浅草っ子はこの日を心待ちにして一年をやり過ごすのですw





 浅草寺裏手におよそ100基のお神輿が集結する。

 毎年見ても圧巻に光景だ。

 この日ばかりは老若男女、担ぎ手も観客も町が一体になる。





 平成ではラストとなる。

 天皇陛下即位30年の帯も。

 時代の変遷はますます激しい。


 

 腹の底から掛け声をあげて、神輿を担ぐって嬉しくて楽しい。

 三社権現さま、新たな一年も家族の健康、浅草の民の平穏を、どうぞよろしくお願いいたします。 

 さて、これから大兄の還暦祝い。

 急いで戻れば、まだ担げるかな(^^)

 皆さん、良き週末をお過ごしくだせえ。 

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ピッツァで乾杯!

2018年05月13日 | ★江戸っ子エッセイ★



【焼きたてを頬張る笑顔薄暑かな】 酒上乃不埒


 年末に転職した後輩と久々の再会。

 みなさんがぼぼ毎日スマホで使っているあの会社だ。

 さぞ日々忙しいだろうと思ったら、残業も多くて一時間だとか。

 そりゃいい会社に入ったな。

 彼女がオススメで入ったピッツァ屋さん。

 店内に大きな窯がありました

 変わらぬ肩の力が抜けた笑顔が見られて嬉しい。

 目下の悩みは女の子らしく可愛いもんだったw。 





 ピッツァ生地のPanuzzoは、スモークチキンとケッカソースのサンドウィッチ。

 きし麺風のタリアテッレのカルボナーラもGOOD!

 昼だけど、シュワシュワで乾杯しちゃいました。

 昼呑みサイコー。

 シメはエスプレッソで正気に戻る。

 おいしい料理と酒と後輩の笑顔。

 いい週末になりそうだ。 

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玉川の汗の結晶

2018年05月05日 | ★江戸っ子エッセイ★




【海渡り バチと踊りで 花咲す】酒上乃不埒


 毎年ワシントンDCで開催される桜祭り。

 玉川の学生たちが海を渡るようになって、15年だという。

 アーティストは数あれど、AKBより人を集めるパフォーマンス。

 その凱旋の貴重な公演に今年もご招待される。

 ありがたいことだ。





 遠いし、各駅しか止まらん駅。

 でもその分、巨大なこと。

 学生たちの屈託なさが育ちの良さなんだろう。





 早速、力強い和太鼓の演舞が始まる。

 女子は日本舞踊を基本にした、エンターテイメントを披露。

 これは本場でも受けるだろうが、日本人にこそ、観て欲しい芸術に仕上がっている。

 昨年は鳥肌がたった。

 今年はこの形をどうにかもっと広く伝えたい衝動に駆られる。


 


 終わって、興奮冷めやらぬ。

 先輩方と一杯やって帰る。



 

 焼き味噌、鴨、蕎麦も美味い。

 いいものを観たあとは、心も胃も豊かになる証拠だな。

 知命すぎた。

 勢い、若い人に日本の伝統芸術を素敵な形で継承していきたい。

 玉川の学生の輝く汗をみて、きっと形になる、そう思う。

 本物は残るのだ。


  

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武人画という、覚悟!

2018年04月30日 | ★江戸っ子エッセイ★

  


【真っ新に 覚悟を描く 皐月かな】酒上乃不埒


 武人画というものをご存知だろうか?

 前職の元先輩からの誘いで銀座の高級車の展示会場へ出かけた。

 ランボルギーニやらマセラティがかっちょいい。

 入り口でモエをいただき、先輩方と乾杯。

 展示された宮本武蔵に魅入られる。


 

 

 筆一本、墨で描くライヴパフォーマンス。

 書き直しなんてできないし、消すこともできない。

 こんなものを大勢の目の前でできるのかしら。





 一筆目は、線から始まった。

 何を描いているのかわからない。

 それが徐々に馬だと判る。

 武将の輪郭が見えた。

 最後に兜とサイン。

 「真田幸村」

 白いキャンバスに手を合わせた瞬間から、覚悟が見えた。

 こうじょう雅之。

 巨体と相まった迫力の画筆。

 生の和楽器で描かれたらもっと素晴らしいだろう。

 酒飲みというのも嬉しい。

 師はコミックだという。

 伝統とエンタメの融合のようなものに感じる。 

 世の中は広い。 

 果たして、あっしの覚悟や如何に。

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CWニコルさん

2018年04月15日 | ★江戸っ子エッセイ★




【日英の水と山椒に春香る】酒上乃不埒


 アファンの森の赤鬼こと、CWニコルさん。

 開高健との信仰も深く、憧れの人である。

 英国大使館で開かれたクラフトGINの発表会でお会いできた。

 日本のパスポートしかないと見せてくれるほどの親日家。

 彼の黒姫での行いは、高貴なお方、役人も感心するほど。

 日本の森を再生する、大きな希望を私たちに与えてくれている。





 アファンの森で採れた、野生の青山椒を蒸留して作られたGIN。

 その名も「KOKORO」。 

 ニコルさんの甥っ子が、遠くスコットランドで製造しているという。

 元来、スピリッツはウォッカ党でGINは苦手だった。

 この青山椒のGINは、苦手な風味に山椒が勝っている。

 日本の森、スコットランドの水が融合した味わい深い舌触りと風味が特徴。 

 うん、うまい。





 その昔、竹鶴こと、マッサンもニコルさんの生家に訪れ、スコッチの要諦を学んだという。

 だから、スーパーニッカのCMだったんだな。 

 開高さんは壽屋。

 ニコル氏は開高に作家としての宿題をやってきたと言っていた。

 その二人のウィスキーメーカーに対峙する対比もまた面白い。

 お会いできて光栄の至り。

 世の中には知らないこといっぱいあるなあ。

 謙虚に生きねば。

  

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