週刊浅草「江戸っ子瓦版」 -のんびりHiGH句な日々-

文学と食とRUNの日々を、PHOTO5・7・5で綴るエッセイ♪

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2020年幕開け!

2020年01月18日 | 呑み屋探訪(浅草、根岸、本所界隈)




2020年が明けました。

本年もどうぞよろしくお願いします。

睦月早くも半月経ってしまいました。

マイペースを維持したいが、仕事は増える一方です。

三連休は、TVでラグビーのトップリーグと大学リーグ決勝を観戦。

そして、恒例の高校サッカー選手権の決勝を生で観るため、埼スタへ。

毎年前を向いて走り続ける選手たちに、勇気をもらいます。

青森山田は強かったが、静岡学園が徐々に本領を発揮し大逆転。

絵に描いたような試合になりました。

両校の選手たち、いいものをありがとう。

 

浅草に戻り、今年初の焼肉で乾杯しました。

エネルギーつけ、健康を維持するのが一番大切なことだもんね。

ということで、オリンピックイヤー。

張り切っていきましょう。

どうぞ宜しゅうお願いいたします。

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大晦日

2019年12月31日 | ★全国蕎麦屋飲み好き連★

 

なんと8月以来、更新してなかった。

チェックしてくださった方、どうもすみません。

SNSは、インスタ中心で2アカウントを運用している。

FBは見る専門だけど、メッセンジャーでは時折やり取りが発生する。

ツイッターももっぱら見る専門だが、そこで繋がっている作家たちと交流がある。

このブログを書き始めた頃は、こんな世になるとは思っていなかった。

自分がインスタなんてものを仕事で多用するイメージがなかったと言った方が正しいのか。

インスタと連動できるブログも存在する。

このgooブログはできないらしい。

さてはて、これからどないしよう。

 

閑話休題。

今日は早いもので大晦日。

写真は取材旅行で訪ねた、酒田の【蕎麦切り きち弥】さんの「鴨南蛮蕎麦」。

野生の良質な脂が汁に馴染み、それに負けない山形の手打ちが素晴らしかった。

焼いた根深葱の甘さも特筆もの。

今宵はあちこちで年越しそばを食されるだろう。

一体、この日は何食のそばが消費されるのか。

みなさんは、どこで、なんのそばを食べられますか。

馴染みのそこ、新規のあそこなど。

思いを巡らすのもまたたのしい。

ご訪問くださったみなさん、心から感謝します。

新年もどうか宜しゅうお頼み申し上げます。

良いお年を!

海光拝

 

 

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書評「友だちをやめた二人」

2019年08月10日 | ☆文学のこと☆


      「友だちをやめた二人」
       著:今井福子  絵:いつか
    文研出版 2019.8.30初版


「縁側の猫が伸びして祖母の味」不埒


 メール、SNS全盛の時代。

 時折、家に届く葉書や封書は嬉しいもの。

 今井さんから届いた封筒を開けると、真新しい一冊が入っていた。

 毎日小学生新聞の連載が形になったものらしい。

 タイトルが意味深だなと感じつつ、ページを捲った。

 七海と結衣。

 幼馴染でいながら、クラスでのグループは別だ。

 活発ではっきりと物言う結衣に対し、引っ込み思案な自分は正反対の性格と信じる七海。 

 七海の祖母を媒介に、お互いに似た者同士と気づくまでの、七海と結衣の葛藤、そして人間味が丁寧に紡がれている。

 ストーリー性に引っ張られる自分にはできない、人を描くと言うことを、

 とてもしっくりと理解できる改作だった。

 友だち以上、親友未満。

 傷つくことを恐れてしまう傾向は、昔より手軽に繋がれるSNS時代だからこそ強いのかもしれない。

 一歩前に踏み出す勇気。打ち明けた後の関係性の変化。

 十分おっさんになった今でも、本音を、勇気を振り絞る瞬間は怖い。

 心の内を解き放てた時の心細さと爽快さを、つい最近も味わった。

 いくつになっても人間とは弱いものだとおもう。

 同人に入会し、書き始めてから9年になる。

 そろそろ形になるよう動かないと。

 今井さん、素敵なご本をありがとうございました。 

 次回浅草で呑みましょ!

 海光哲拝 

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ワンカリフォルニアデイ2019

2019年06月02日 | ★江戸っ子エッセイ★




【ヨコやタテ どっちに揺れる 夏のfes】不埒


 6月1日湘南へ向かう。

 この日は一緒にハワイロケした「@honey_magazine」の版元ネコパブさんのイベント。

 「ワンカリ」とはワンカリフォルニアデイのこと。

 カリフォルニアさながらのゆるく乾いた潮風が吹く湘南。

 辻堂海浜公園に5万人以上の方が集まっている。

 サーフカルチャーの食、グッズ、ウェアなど面白そうなものが立ち並ぶ。

 目移りしてしまうから、アルコールが進んで行くw

 HONEY編集長のHさんと握手。

 こんな楽しいフェスをやるなんて、ネコパブさんすげえ。

 趣味の領域は広く支持されるのだな。

 版元出身なので、出版社が元気でいる姿が単純に嬉しい。

 Hさん、声かけてくれてありがとう。


 


 横ノリ、縦ノリ、生演奏の野外ライブは心地よい。

 海も見れたし、可愛いお姉さんもいっぱい見れたし、何より風が気持ちいい。

 昼飲みしすぎだなぁw

 




 簡易テントあり、シートあり、起伏ある芝生が目に優しい。

 @emi meyer @charlle

 流れる音に身を任せ、今日もたらふく飲みました。

 これから夏本番。海の季節。そしてフェスも目白押し。

 みなさんもどうぞ夏を楽しんで♫ 

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長い休みのあと

2019年05月06日 | 呑み屋探訪(浅草、根岸、本所界隈)

 

【青空に水かけたるや鯉の群】不埒

 花見を更新してから早いもんで、五月のGWも最終日。

 ほんに月日は矢の如し。

 SNSの配信をしていると、ブログの存在そのものを忘れてしまう。

 本来、アウトプットの練習のために始めたもの。

 為になるインプットより、軽薄短小なアウトプットが増えているのは、自分的には嘆かわしいと思っている。

 とはいえ、始めたからにはやり遂げなきゃな。

 長いお休みは同人の春研からスタート。

 創作について、仲間ならではの真摯で忌憚のない意見が飛び交った。

 やっぱり刺激になるな。
 





 2018年も訪れた「ODAIBA HAWAII FESTIVAL」へ今年も行った。

 本場の「ガーリックシュリンプ」に、本場の「リムファミリー」の生演奏も聴けた♪

 やっぱ平和って素晴らしい。




 


 亀戸にも行った。

 天神様の言う通りの、かの亀戸天神社へ学業成就の祈願に向かったのだ。

 参道の【極上江戸そば にし田】の平打ちせいろと山葵のおひたしで麦酒を飲む。

 元プロボクサーのご主人が打つ蕎麦は、確かなコシが自慢。

 辛味大根も勢いで食べる。

 この時期はたまらん。

 参拝客で賑わう店内を、親密な接客で応対していたのは好感が持てる。

 ごちそうさま。





 藤棚から連なる紫の花は、最盛期を超えたが美しい。

 参拝客やら観光客やらごっちゃ混ぜの人出がすごい。

 どこもかしこもスマホやにわかカメラマンがいっぱい。

 かく言うあっしもパシャリ。

 清正しい気分になれた。



 


 五月五日はこどもの日。

 言問のやぶで、令和記念のアサヒビールで乾杯。
 
 この連休は体をいじめている。

 だから、カツ丼セットなど食べてもいいのだ。

 ここのやぶは白菜漬けが量もたっぷりで嬉しい。

 ごちそうさま。





 ラストはスカイツリーのたもとで泳ぐ、鯉のぼりを拝見。

 色とりどりの魚たちが、空に舞うのは気持ちのいいもんです。

 ここには大勢の観光客が押し寄せている。

 あっしは、ぷらぷら下町散策に勤しみ、

 荒川をひた走った。

 あっという間の10連休でしたが、精神の静養ができたようで。

 病に臥せったこどもたちも徐々に快復へ。

 同人誌に載った拙作へ感想をくれたありがたいお仲間にお手紙を書いたり、勢いで幼年の小説も二枚ほど。

 健康が一番と、身にしみたる休みでござる。
 

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2019_お花見句会_日本橋クルーズ

2019年04月07日 | ★全国蕎麦屋飲み好き連★




【曇天の 川面に映える 垂れ桜】鶴輪(天賞)
 


 今年も春が来た。  

 睦月の頃からソワソワし予約した、深川へのクルーズ。  

 朝早くから準備をして、全そ連のメンバーと日本橋の袂へ集結する。

 

【花冷えの桜の枝に鳩の風】薬師如来(地賞)

   


 いよいよ出船だ。

 備え付けの毛布を腰やお尻に巻いていざ深川へ。

     

 鎧橋を抜けると大波が打ち寄せる。



 大河へ出るのだ。

 

 佃島、越中島を横目に、水門を潜る。

 

 大横川へと侵入。



【花冷えの 船に六人 あたたかい】水芭蕉(人賞) 

 


 小さな橋桁が見えると、ガイドさんから首を垂れるよう注意された。

     

 この日は満潮。頭を下げないとぶつかってしまうのだ。

 

 スリルとエンターテイメントのクルーズ。

     

 いくつか橋を抜けると、そこは深川だった。


【春雨に濡れて涙を隠す人】瓜実(入賞)

【それぞれの手の大きさに海苔むすび】瓜実(入賞)

    

 

 和船を漕ぐ女船頭が勇ましい。この和船、なんと二時間待ちとか。

   

 橋の上から手を振る人がいる。

 岸から香る、焼きそばなど焼き物の匂いがそそるなあ。  

 そして、橋を抜けた瞬間の桜並木の見事なこと。


 

【起きなさい母の囀る朝寝かな】不埒(入賞)

   


 両岸へと交互に近づいてくれる。

手を伸ばせば届く距離に、ソメイヨシノの花びらがある。

     

 チェリーの芳しい香りを、目、鼻、心の全身で感じる。

    

 のんびりとたゆたう船上の花見は最高なのだった。

 

 

【散る桜 ちびたサラミを かじりだす】耕実

   
 

 帰路は風が強まった。



 下船し一路、浅草へ。

   

 桜橋のたもとにシートを広げ、吟行の続きをば。

 

 


 桜祭りの会場で、味噌田楽やら焼き鳥やら焼きそばなど購入。



 ここはかつて西城秀樹さんが名曲「 ヤングマン」を熱唱した地だ。   

 腰を落ち着け、ビールや酒で春を祝う。

   

 向こう岸にはスカイツリー、

ここ築山には、満開の菜の花と枝垂れ桜、染井吉野が競演する絶景スポット。

   

 川面を行き交う屋形船なども絵のように映える。


【絵のような小舟で願う桜まじ】不埒

 
 


 さて、各々2つ発句、個性あふれる句が集まった。

   

 天賞は鶴輪。

  

 2018年に続いての天賞は見事だ。



 平成最後に、おめでとう。

   

 冷えてきたところで、六区へ移動。

   


 同級生が営む水口食堂。



 ここはなんでも安くて美味い店。

   

 ホタテフライやらカニサラダ、ナポリタンなどつまみに俳句の講評を行う。

   

 旧交温め飲むのもいいが、即興で楽しめる最小の文学はやっぱり面白い。

   


 ご入賞の皆さん、どうもおめでとう。

   

 ご参加してくれた皆さん、ありがとう。

   

 参加できなかった皆さん、令和の春にお会いしましょう。

   




 職として一年ちょい続けたインスタ。

 フォローしてくれるお優しい方は10,000を超えた。 

 日頃からご愛顧、ありがとうございます。

 これからもあっしなりの発信を続けてまいりやす。 

 それでは、またの機会に。ごきげんよう。

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グリーンブックを観て

2019年03月24日 | ★映画★




【日の当たる小枝の先に蕾かな】酒上乃不埒


 菜の花の和え物が艶やかな季節になった。

 梅の朱が、桜の淡い朱にとって変わる。

 また一つ歳を重ねた。





 ふわりと湯気の立つ焼いた空豆。

 殻ごと焼き上げるので、旬の甘みをそのまま体に吸収できる。

 中の皮も柔らかい。





 白胡麻味噌のソースがまた大地の土を感じさせてくれる。

 空が徐々に低くなる秋、身も心も凍る冬は大嫌い。

 だが、こうした旬の味覚を口にできる幸せは和食の国ならでは。

 話題変わって。

 気になっていた映画「グリーンブック」を観た。

 ヴィゴ・モーテンセン演じるイタリア系移民のトニーの熱演がいい。

 マハーシャラ・アリの気品がこの作品を質の高いものにしている。

 脇役陣も多彩で、久しぶりに良心が歓喜でき、堪能できた。

 かつて、雑誌の取材でオクラホマ州など中南部を旅したことがある。

 組み立て工場は黒人たち、精密機械工場は白人たち。

 もちろん、レストランも黒人用、白人御用達と当たり前のように分かれていた。

 一部のエリートを除いて、支配階級を白人たちが牛耳っている。

 それもわずか20年前のこと。

 そして、現在も、トランプが唾を飛ばして、国境に壁を作っている国。

 黄色人種であるわしは、白人のレストランに招待されたが、果たしてその本心やいかに。

 そんなことを思い出した休日。

 単純な黒白だけでなく、ありとあらゆる場面に差別は蔓延っている。

 かくいう自分の中に、学歴、男女、運動などなどそうした意識が眠っていることを忘れてはなるまい。

 人間とは愚かなる生き物。

 だから、書物を読み、映画を観て、絶えず学ばねばいけないのよ。

 楽しく、真面目に。

 さあて、次週は花見の句会。

 旧交を温めて、江戸の華を楽しもうぞ。 

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カウアイ島の旅

2019年02月11日 | 【連載】異国を旅して




【神々に近づきし島の虹】酒上乃不埒


 随分サボってしまった。

 早いもので新年も如月。

 このひと月、海外出張があり諸々あり、気がそぞろであった。 

 写真はカウアイ島のキャニオン。

 ハワイ諸島はビーチだけでないのだ。

 ワイキキの深夜のホテルで、エアーとレンタカーを申し込んだ。

 昨今は、iphoneをぶっさすと、googlemapが日本語で案内してくれるのね。

 便利で怖いわ。





 ワイメアの滝。

 中々の雄大さで、マイナスイオンのシャワーを浴びた。

 オアフ島は梅雨でじとじとしていたが、離島は晴れて過ごせた。

 この前日イタリアンで食べた濃厚なオックステイルに比し、

 100年の老舗レストランが供す、オックステイルはさっぱりしたもので、わし好みだった。

 春雨と白菜、ナッツが入る塩味ベースの尾っぽのスープは透き通って胃に優しいお味。

 もちろん、ライスもつく優れもの。

 アイランド料理と聞くと大味ばかり想像してしまうが、こんな郷土料理もあるなんて、懐が深いね。

 どうもごちそうさま。 





 山頂付近から眺める渓谷の裏っかわで、こんな素敵なサンセットが見られた。

 島のオープンカードライブは最高だ!

 次回は、離島をもっと攻めたいなあ。 

 byebye,hawaii.

   Mahalo!! 

 

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2019年幕開け

2019年01月04日 | ★江戸っ子エッセイ★




【穏やかな水面に映える初春や】酒上乃不埒


 新しい年が明けた。

 恒例にしている元旦朝のRUNで幕開け。

 大川で初日の出を拝む。

 大勢の民を、川面に映るスカイツリーが静かに佇んで見守っている。 

 いいお正月になりそう。





 干支は猪。

 猪突猛進、猪鍋、みなさん猪にどんなイメージがあります?

 あっしは年男ではないが、元来考えずに突き進む性分。

 時代の流れか、時間がすごい勢いで過ぎてしまう。

 そんな時代だからこそ、一度立ち止まり、熟慮して進むことを目標にしたい。 

 

 


 浅草神社に福の神。

 おめでたいことはいいこと。

 あやかっていきましょう。




 初めて一般参賀に。

 朝から三時間半並んだ。

 長和殿の前まで進み、ここから一時間、と思った直後、

 お昼休みを繰り上げていただいた。

 陛下のお心は誠にお優しい。

 右に左には関係ない、ファミリーや若い人、外国人も多く参列していた。

 一目会いたい気持ちは、そのまま飾らぬお人柄ゆえだろう。

 2019年も平穏な日々が続きますように。

 本年もよろしくお頼み申し上げまする。

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2018年の暮れ

2018年12月31日 | ★全国蕎麦屋飲み好き連★




【またひとつ 暮れに消えゆく 昭和かな】酒上乃不埒


 浅草龍泉町。

 かつて樋口一葉が暮らした町。

 ここに浅草ならぬ太い麺を供す蕎麦屋があった。

 それが【角萬】。

 名物は冬でも「冷やし肉南蛮そば」。

 気の短い下町っ子は略して「冷肉」とか大盛りを「冷大」と呼んで注文していた。

 浅草らしくない甘辛い汁、野暮な太い麺、甘い千住ネギと手頃な豚肉といたってシンプル。

 これに七味をたっぷりかけて食べるのがあっしのスタイルだった。

 一階は回転の早いテーブルと小上がり、

 二階は大座敷で、将棋など置いてあり、ゆるりと一杯やれるのもよかった。
 





 こんなに地元に贔屓にされ、繁盛していたこの店の灯が消えてしまうとは。

 何処も後継者がいない、このことよ。

 行ける時に行く。行きたい時に行く。思い立ったら行動する。

 歳とともに行動力は低下気味だが、このことを肝に命ずる年の瀬だ。

 若造の頃は、暑い日も、寒い日も冷大ともりをセットで食べていた。

 角萬さん、長年ご馳走様でした。 





 10年連続ミシュランを獲得した、江戸蕎麦【ほそ川】。

 ほそ川の親方もこの蕎麦を好んだと聞いた。

 そばの内容はまったく違えど、食べたいもんが好みなのよ。

 ああ、九州から取り寄せる穴子天は、サクッと軽快で、香り高いそばにぴったり。





 京橋から銀座に移った【山形田】。

 この店の名物は板そばとこの「冷やし地鶏そば」

 透き通った汁に、コリコリした地鶏と三つ葉が決め手ね。



 本日は大晦日。

 大祓いを済ませ、何といっても年越しの蕎麦がたのしみだ。

 今宵は地元で愛される町の蕎麦屋で鴨をいただく所存。

 皆さんはどんな年でしたか。

 行く年来る年。

 どうぞ良いお年を。 

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かわせみ句会のこと

2018年11月24日 | ☆文学のこと☆


【長襦袢 キレイとはしゃぐ 七五三】不埒

 
 11月某日。

 国分寺まで句会へ出向く。

 北柳あぶみさんが主催してくれる第2回目。

 一人五句ずつ持ち寄り、転写して評していく。

 普段閉じこもり、小さく縮こまった脳をフルで使い倒す。

 まさにpower game、体力勝負だ。

 ありがたいことに、拙作五句共にどなたか選んでくれた。

 みなさんが詠まれる句も、それぞれに味があり個性が溢れている。

 勉強になるなあ。 

 二次会でもやろうと言い出したあっし。

 連句は難しいと、あぶみさんの提案で、下の句を順に上句に当てるゲームをした。


【後れ髪小町の運ぶぼたん鍋】不埒 


 後れ髪、このワードを上句って、ほんと悩んだ。
 
 冒頭の句と合わせ、あぶみさんにお褒めいただいた。

 初めてのことじゃないかなw

 酔っ払いが懸命に頭をひねったのよ。 

 コピーやキャッチ、小説のタイトルの練習にもってこい。

 長ったらしい文章はいくらでも書けるが、簡潔に短いコピーで伝えるのは難しい。

 俳句って面白いね。

 ちなみに、酉の市の句はあぶみ師匠にダメ出しされたw

 よく詠まれる題材ほど難しいとのこと。

 明日は三の酉。

 これを過ぎれば早いもんで師走だす。 

 さてさて、懲りずにまた一句、チャレンジしてみるか。

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秋もいろいろと目白押し

2018年10月21日 | ★全国蕎麦屋飲み好き連★




【やぶ久】の「ネギ蕎麦」ざんす。

 大ぶりのネギを焼いてのせてある。白髪ねぎとダブルなのも嬉しい。

 三つ葉も洒落てるね。
 
 ここはカレー蕎麦が有名な老舗なんだけど、この時期これオススメだす。

 そして、もうすぐ御酉さま。

 季節の移り変わりの早さに圧倒される毎日。

 今週末には、季節風の大会がある。

 一年で最も大切にしている二日間。

 なのに、仕事でハロウィンのイベントが入り、遅刻が決定。う〜〜ん。

 その翌週には、赤坂サカス「TBSラジフェス」がある。

 江戸蕎麦の巨匠にお願いした、絶品の鍋が目玉!

 インスタ映えスポットもご用意しているので、11/3(祝)4 (日)の両日ぜひお越しを。

 ここだけで食べられるオリジナルの2色パンとおやきも2種提供。

 いずれも100円〜200円と儲けなしのサービス価格。

 朝一のナイツから爆笑問題、バナナマンまで、パーソナリティーも目白押しだ。

 あっしは朝から出張ってます。


 そんなこんなで、ブログ更新遅れておりやした。

 午後はレポートを再度見直そうと思う。

 もっと小説を書く時間が欲しいこの頃である。

 新蕎麦も新米も美味しい秋。

 さて、ひとつずつ片付けて参りましょう。

 いまさら、コンビニ人間読んでいる秋の空。

 いろんな書き方があるんだなぁ。
 

 海拝 


  

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花振袖さんのこと

2018年08月18日 | ★江戸っ子エッセイ★


 ご縁あって、花やしき通りのキッチンカーをお手伝い。

 茨城の紅はるかという品種のサツマイモを使った、かき氷がウリだ。

 写真の花振袖さんが持っているのがそれ。

 黒蜜と練乳、シナモンなど凝ったタレに、手削りのこだわりが自慢なのだ。





 レモン、いちご、ブルーハワイなど好きな蜜をかけていただくレインボーもまた美しい。

 自分はさっぱり系のこちらをいただいた。

 振袖さんは、焼き芋かき氷がお気に入り。

 甘党にはたまらない味らしい。





 初夏から浅草はイベント目白押し。

 今月末には、サンバカーニバルで燃え上がる。

 歳を重ねると、徐々に落ち着いた暮らしが手に入ると思っていた。

 それがどうしたことか、年々仕事も私用も多忙になるばかり。

 処理能力が落ちているのか、電子機器の進歩で休みなしに追い込まれているのか。

 どっかで腰を落ち着けねば、まともなものを書けない。

 それが目下の問題だ。

 みなさんも、残り少ない夏をゆるりとお楽しみくださいまし。 

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「ガラスの梨」のこと。

2018年07月21日 | ☆文学のこと☆



      【ガラスの梨】
   越水利江子 著  牧野千穂 画 
    2018年7月 ホプラ社刊 


【逃げ惑う 空の彼方に 弾の雨】酒上乃不埒

 

 昭和16年。

 歴史を知る僕らは知っている。

 少しずつ確実に暗い影が忍び寄る時代。

 個人の領域が軽んじられる昨今だが、人の命の重さについては語るべくもない。

 そして「ガラスの梨」を上梓した、越水利江子はそれを強く長く語り続ける作家の一人だろう。

 主人公笑生子、華奢で元気な、兄やんを慕うどこにでもいる小さな女の子。

 その周辺の日常が明るく丹念に描かれているからこそ、空襲警報と焼夷弾の雨によって血まみれになる戦時下の灰色がリアルに肉薄する。

 東京に暮らすわたしの周りでは、この時期東京大空襲の特集や展示や催しが多い。

 だが、戦争体験のない僕ら世代は、あくまで歴史の教科書、映画の出来事と他人事のように感じているように思う。

 その証拠に、現代でも命を失う戦は中東だけでなく世界中で起きている。

 震災が起こるたび、ニュースは連日報道する。対比して異国の命の重さはフィルムの向こうの遠い話しなのだ。

 これは日々暮らすための、人間のなす防衛反応なのか。

 越水が書くこの物語は、大阪で現実に起こった大空襲の話し。

 開高健がベトナム戦争を描いた闇三部作に始まる一連の著作は有名だが、

 大阪出身の開高は同じく「破れた繭」などに、年少期、大阪を襲った戦闘機の下に暮らす市井の民のことを書いている。

 彼の豊穣にして辛辣な筆致は、ひたすら彼の飢えを通して語られるのが印象的だ。

 暗い食卓の上の芋を囲み、手を伸ばす開高とその家族。

 その野獣のような視線が本来なら優しいはずの母の眼を痛罵し泣かせてしまう。

 生と死。

 越水は大胆に、自らを傷つけ痛めつけながら、生々しい描写にこだわった。

 68冊にも及ぶ参考資料が、まさに命を削って書いた証といえよう。

 これだけの覚悟があるか。

 越水の、何者か陳腐で汚い権力に対する憤りが迫ってくるようである。

 そしてまた、それぞれの心にも問うているようにも思うのだ。

 作家生活25周年の記念作品とのこと。

 文学を通して伝えることの大切さ、越水が訴える筆の力をまざまざと感じる。

 まだまだ僕らにはやるべきことがある。

 姐さん、えらいの書かれましたな。

 堪えましたで。

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夏の縁日

2018年07月15日 | ★江戸っ子エッセイ★




【打ち水に 下駄を濡らして 空見上げ】酒上乃不埒


 気づいたら、前回の更新からひと月も経っていた。

 その間、西日本では豪雨による被災が続き、

 薄っぺらい政治、W杯と世の移り変わりは激しい。

 

 浅草では、江戸風鈴の音に引き寄せられるように、朝顔、ほおずきと市が行われた。

 目まぐるしく変化する時代にも、こうした変わらぬ風物があることに救われる。

 何としても人は生きねばならないからだ。


 


 夏詣の灯りに、ご先祖さまも立ち寄られるのかもしれない。

 団扇、浴衣、下駄、打ち水、蚊取り線香、西瓜。

 封建の知恵も及ばぬ猛暑が続く。





 もう一つ、合羽橋で行われた下町七夕祭り。

 思い思いの願いを短冊に込めて。

 天災の苦労も、お互いの知恵を出し合い一日でも早い復興を願いたい。
 
 まもなく八月、終戦記念日を迎える。 

 天災は防ぐ手立てはなくとも、人の悪意、欲望が及ぼす人災は防ぐことができるはず。

 高校球児の汗の一粒でも、偽政者にかいてもらえたら。

 ひとの持つ、良心、思いやり、笑顔が黒い欲望に勝ることを祈る。 

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