週刊浅草「江戸っ子瓦版」 -のんびりHiGH句な日々-

文学と食とRUNの日々を、PHOTO5・7・5で綴るエッセイ♪

梅は咲いたか~♪

2015年02月22日 | 呑み屋探訪(銀座、新橋、築地界隈)



 梅は~、咲い~たか、桜はまだかいな

 永谷園で知ったこの唄。古典だったと知ったのはつい最近のこと。

 大川こと、隅田川の畔に、見事白梅、紅梅が咲いている。

 待乳山聖天様のそばでございます。

 花見の整備に追われる業者さんが休日の朝からてんてこ舞い。

 そんな中にあって、道行く最中のゆとりが欲しいものだ。

 


【紅色に頬を染めたる宵の花】哲露
 

 三寒四温の言葉に希望をもらい、少しずつ春が訪れることに唯一縋っている。

 土曜は暖かい陽射しがあったが、日曜の今日は曇り一色の寒色に染まっていた。

 それでも、朝方に振ったおかげか、雨にも振られず、曇りのなかの一日でホッとした。

 

 いつだって、東京マラソンの日は天候がわるい。

 石原さんが雨男だったのか、どうにかもったのは舛添氏の面目躍如か。

 6年連続外れたのは都民として腹立たしい。

 外れた都民を順番で当てたらどうかと思うが、皆さんいかがでござろう。

 それでも、こうして走っているランナーの姿を見れば、声援を送りたくなるというもの。

 神谷バーの前で観戦し、大川沿いに戻って、清洲橋までRUNする。

 息子の試験の実技に付き合い、カラダはヘトヘトなれど、春は近いと勇気をもらう。

 東京を一望するように、平日の昼間を歩き回っている。 

 少しずつ春は近付いている

  

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春の、ふしぎ日和。

2015年02月15日 | ★江戸っ子エッセイ★


    【ふしぎ日和】
    すこし不思議文庫
発行:インターグロー 発売:主婦の友
   2015年2月20日初刊

 同人誌【季節風】という連に所属している

 この同人限定の応募、選考の末、今月第一刷りが書店に並んだ。

 読者対象が20代の女性ということで、どんな話しが集まったのだろうと興味津々だった。

 なるほど、文学の基底の通り、この短編集に収められたのはどこにでもある日常である。

 ただ、タイトルに現れているように日々のなかのちょっぴり不思議な体験がテーマになっている。

 児童文学を志す同人たちの描くオトナの文学。

 すべてに、どこかほっこりとする温かみがあった。

 澄み切った青い空に吹く寒風の中でも、日向に差す小春日はいつの時代も健在だ。

 世間の風の冷たさを知るからこそ、この日だまりの暖かさが一段と強く感じられるのだ。



 あさのあつこ、土山優、八束澄子と季節風きっての書き手が選んだ物語が六作。

 この季節にぴったりの本。

 井嶋敦子、工藤純子、田沢五月、森川成美、村田和文、吉田純子。

 おそらく、それぞれに体験し、取材した日常が元になった味わいのあるふしぎなお話し。

 毎日の忙しさの中で忘れかけたあの不思議な感覚を、きっと貴方も思い出すかもしれない。

 どの掌編もオススメだ。

 神保町の三省堂の二階に、この明るい表紙の文庫が並んでいる。

 書店巡りがまた楽しみになった。 





【かじかんだこゝろも笑う日だまりや】哲露


 外回りが出来るようになって、昼飯の楽しみが復活した。

 神田を歩き、新橋銀座を徘徊し、赤坂を懐かしみ原宿から渋谷周辺を闊歩している。

 広告代理店に務める先輩オススメの定食屋は明治通り沿いにある。

 サバ味噌といい、メンチカツといい丁寧な仕事がされている。

 付け合わせの千切りと、大振りのシバ漬けを噛めばそれがつぶさに判る。

 ご飯お代わり自由、これで800円税込み。

 一品50円のオプションも多彩。

 今度は夜、一杯引っ掻けに来たい。

 カラダも精神も少しずつ元気になっている。

 春は近い。

 さて、今年はどこで花見をしようか

 

  

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春立ちて。

2015年02月08日 | ★江戸っ子エッセイ★



 外出禁止令が解けたのだ

 平日昼間に青空の下を闊歩できるのは、どんなに開放的で清々しいことだろう。

 本郷に10年来の旧友が独立した会社を訪ね、その足で神田まで歩いた。

 やはり見たかったんだよ、かんだやぶが。

 火災の後をまったく感じさせない堅牢な造りになっていた。




【春寄せて香る花持ち心急く】哲露


 佇まいは残したようだが、中身はどうだろう。

 この日は一杯やる時間がなかったけど、みられただけでホッとする。

 利便の進化より、小体を懐かしむのはじじいの証拠か。

 奥の小上がり、風が抜ける涼し気なお姐さんの声。そんな愉悦の中で呑む燗酒のなんと旨いこと。

 靖国通りに出ると、7年前に別れた先輩とすれ違った。

 堅物で鳴らした先輩、素朴な実直を学んだ。

   外回りの初日、なんという奇遇。

 いや、これはご縁だな。

 人と人の出会いは偶然のようでご縁があること。

 これも吉原のお稲荷さんのお引き合わせか。

 

 これは長友佑都選手の新しい体幹本第二弾の宣伝。

 プロアマ2種類のチューブが入っている。

 ムックの60万部に続き、書籍第一弾が50万部を突破した代物だ。

 インテル所属の長友選手のサイン入りユニフォームが誇らしい。

 努力なくして痩せません。

 アメリカンの昼間8時間好きなもの食べていいダイエットが真実であれば楽だがそうもいくまい。

 摂取カロリーより、消費カロリーが上回れば痩せる、それだけシンプルな世界だ。

 箱根駅伝で圧倒的な記録で優勝した青山学院は、体幹のトレーニングがもたらしたものらしい。

 おいらもカラダだけでなく、鋼のような精神の体幹を鍛えたい。

 まだ修行中の身だが、本業も修行のし直しである。

 物書きに戻れるのはもうしばらく先になりそう。

 それでも心の春を待つのだ。

 がんばんべ

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はや如月。

2015年02月01日 | ★江戸っ子エッセイ★



 友人知人があちこちで漏らすように、月日の流れが異様に早い

 年末から家人と交代の病で、家事に育児に仕事、家族と同僚の心のケアなどで物思いに耽る間もない。

 そしてお江戸の空っ風も向かい風で一向に前に進めない。

 飲みすらも行けず、本もまともに読めず、同人から送られた原稿をただ読み感想を伝えるだけで終えた睦月。

 それでも大川の水はたゆたい江戸湾に注ぐ。

 気がつけば雪も舞う厳寒の如月。 

 ああ、ときは無情なり。



 潮風を塞き止める汐留の高層ビル群。

 夏は炙熱のSL広場も、冬ばかりは色とりどりの電飾で都会人の疲れた心を優しく照らしてくれる。

 十年来通う中華屋は、レンガ通りにある。

 自慢の麻婆豆腐は花山椒がたっぷりの優れもの。

 淀んだ心にピリリと沁みる。

 

 大きな甕から掬う老酒を燗で頂く。

 この一杯。

 懐が冷え、景気の振るわない出版界に身を置く我らの荒んだ精神をじんわりと温めてくれる。

 自然と笑顔になるね。

 しかし、いったい、何本飲んだことやら。





 何でも旨くて安いのがこの店。

 写真にはぜんぶ撮り切れないが、どれもが老酒によく合う。

 週刊浅草と謳いながら、一月のブログは三度しか更新できなかった。

 すみません。

 先週は後にする仕事を先回りしてフル活動だった。

 明日から古巣の部署に異動する。

 運んだ段ボールも開けず、Outlookの移動も明日からである。

 六年ぶりの浦島太郎はどこへ向かえるだろう?

 まずは、業界の旧い友人を訪ね、盃を交わし現況を理解することに務めようと思う。

 そして、小説。

 自称物書きは、師走から書きたい気持ちだけが蓄積し、諦めと焦燥を繰り返してきた。

 春の予感に沈殿した創作の澱を溶かし、温め、そしてシャッフルして、忘れかけた文字を一文字ずつ思い出し、マス目を埋めたい。

 ブログも頑張らねば。

 1/12が過ぎた如月の心境なり


【ぼかり浮く月さえ飛ばす仇の風】哲露

  

 

 
  

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