昨日は「書をしよう会」だった。
風狂な貞本さんが、颯爽とやってきて、多士済々な文人さん
たちと、書を楽しみ、お酒を酌み交わし、談論風発する会だ。
彼とは、大塚の「江戸一」でよく飲んだ。江戸一のメニューの中で
ぼくは、「湯豆腐」が好きだ。四角い鎌倉彫の折敷にのせるので、土鍋
ではなく、器に湯豆腐がでてきる。なぜだか知らないが、その中に一本の
蕎麦が泳いでいるのが、江戸一風。それを酒肴に、白鷹をぬるかんにして
飲むと、幸せな気持ちになる。
昨日は、メニューにはないけど、隠れ人気メニューの「天真庵風湯豆腐」
をやってみた。片口風の土鍋に、蕎麦湯を張り、そこに木綿豆腐を入れる。
中に蕎麦猪口にたれ(あまじる・かぼす・魔法のかつおずし・ねぎ)をいれ、
混浴のように、ぬくぬくした雰囲気を醸し出す。ちょうど、豆腐の中が
60度(はかったことないけど)くらいになったら、たべごろ。
話がはずんで「文房四宝」の話になった。書の道具の筆・墨・硯・紙の四つを
昔からそう読んで珍重した。陶器などでできた小さな結界みたいな硯屏(けんびょう)
も、入る場合がある。
和紙といえば、今読んでいる「よき人を語る」の著者・寿岳文章は和紙の研究家
でもあった。奥さんのしずさんと、共著の作品は、両性具有のバランスのいい
料理を食べているようでここちいい。ふたりの子どもで文学者の寿岳章子さんは
生前よく京都丸太町の「シーシーズ」という喫茶店に通っておられた。先週は、
そのシーシーズにいってきた。(300mくらいのところに、友だちのトムさん
のアトリエがある。)
今日は「竹細工」で夜は、「押上文庫」の開店日。文庫くんの本名は、やはり文庫。
彼の弟は文章。今年旅立ったワカの弟くんは文教だ。
ここは「文花一丁目」・・・奇人よりの人が多いけど、無駄のない縁で
根っこがつながっている人たちがやってくる。
風狂な貞本さんが、颯爽とやってきて、多士済々な文人さん
たちと、書を楽しみ、お酒を酌み交わし、談論風発する会だ。
彼とは、大塚の「江戸一」でよく飲んだ。江戸一のメニューの中で
ぼくは、「湯豆腐」が好きだ。四角い鎌倉彫の折敷にのせるので、土鍋
ではなく、器に湯豆腐がでてきる。なぜだか知らないが、その中に一本の
蕎麦が泳いでいるのが、江戸一風。それを酒肴に、白鷹をぬるかんにして
飲むと、幸せな気持ちになる。
昨日は、メニューにはないけど、隠れ人気メニューの「天真庵風湯豆腐」
をやってみた。片口風の土鍋に、蕎麦湯を張り、そこに木綿豆腐を入れる。
中に蕎麦猪口にたれ(あまじる・かぼす・魔法のかつおずし・ねぎ)をいれ、
混浴のように、ぬくぬくした雰囲気を醸し出す。ちょうど、豆腐の中が
60度(はかったことないけど)くらいになったら、たべごろ。
話がはずんで「文房四宝」の話になった。書の道具の筆・墨・硯・紙の四つを
昔からそう読んで珍重した。陶器などでできた小さな結界みたいな硯屏(けんびょう)
も、入る場合がある。
和紙といえば、今読んでいる「よき人を語る」の著者・寿岳文章は和紙の研究家
でもあった。奥さんのしずさんと、共著の作品は、両性具有のバランスのいい
料理を食べているようでここちいい。ふたりの子どもで文学者の寿岳章子さんは
生前よく京都丸太町の「シーシーズ」という喫茶店に通っておられた。先週は、
そのシーシーズにいってきた。(300mくらいのところに、友だちのトムさん
のアトリエがある。)
今日は「竹細工」で夜は、「押上文庫」の開店日。文庫くんの本名は、やはり文庫。
彼の弟は文章。今年旅立ったワカの弟くんは文教だ。
ここは「文花一丁目」・・・奇人よりの人が多いけど、無駄のない縁で
根っこがつながっている人たちがやってくる。