昨日は「長屋で女史会」だった。今年は一年かけて「本能寺の変」にまつわる武将ならびに
彼らとふれあう女性たちの歴史を勉強している。文部省が推薦する教科書で習ったことを
そのまま頭に入れているだけでは、歴史のほんとうのおもしろさはわからない。ときにはかたく
なりつつある頭の柔軟体操をしながら、視点をかえたり、時間軸をずらしてみたり、男と女、つまり
陰陽のバランスを逆にしたりしてみると、おもしろい世界にたどりつくことがある。
この会も論語の会と同じく、先生と生徒の平均年齢がアラカン、つまり60歳くらいだと思う。
そのあたりの男子は、「巨人大鵬卵焼き」世代で、卵焼きとかポテサラが好きな人が多い。
蕎麦焼酎で蕎麦会をやるので、ポテサラに角煮なんかを入れると、栄養学的にもかなり高いレベルになる。
勉強中、仕込みがおわると、独りでカウンターに座り、酒を飲む。昨日はそのポテサラを食べながら、
「花」の蕎麦焼酎を飲んだ。片手には「典座教訓」。昼間、カラスマ料理人くんがもってきた本。
道元さまが書いた本だけど、典座つまり、お寺ごはんをつくる人たちの「こころえ」を書いたもの。
少しむずかしい本だけど、てにおはがなく、本質をとらえているので、読んでいてここちよい。
今日は「英語で蕎麦会」。ときどきカウンターに座って、そば前を飲(や)り、蕎麦を手繰る素敵な女性
が初参加することにあいなった。
昼間は「満つまめの会」 この会も8割が女性。昨年の夏にほかの場所でやっていた時は、
8割が男性だった。この会にまじめに参加している女性たちは、悲鳴をあげたりしているけど、
降りてくると、背筋がピンとし、血色のいい顔をしていて、軽やかに踵を返して、シャバにでていかれる。
木曜日は「おとこかっぽれ」 この日も「満つまめの会」 かっぽれは先生から生徒までみな「満つまめの会」のメンバーだ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます