長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

最終水曜日はおやすみ

2010-09-29 07:48:28 | Weblog
最終水曜日は、休みで連休になる。
ここんところ、ライブやいろいろなイベントが
重なっていて、睡眠時間が少なかったので、体内時計を
少しもどそうと思う。

昨日は順受の会。月に一度だけ、天真庵が「儒学バー」になる日。
最近若い受講者がポツリポツリ増えてきた。ぼくら先輩が、そうなったとは、
いいがたいが、20代にしっかりと、論語などをやっていると、50代あたり
で、国を動かす、くらいの人物になる可能性があるのではないかと思う。
昔の偉い人たちは、メシもろくに食えず、着るものも粗末であっても、なんとか
工面して、論語や四書五経の本などを手にいれ、一生の宝とした。
これから、ほんとうにむずかしい時代を向かえる。
一冊の本、哲、が必要な時代かもしれない。

この会に参加されたピアニストのkazuko babaさんが、先週ライブをやってくれた。
彼女はクラシックをしっかりやってきているので、JAZZを弾いているときも、
素読をやっているように、凛然と背筋がまっすぐで、いい。
先日クラリネットの巨匠たちといっしょに、ピアノを弾いてくれた金崎美和子さん。
この人は、N響の御用達みたいな著名なピアニストだけど、ピアノもすごいけど、
人間性がおなじくらいすばらしい。近くにこんな人たちが住んでいて、昭和20年に
建った古色蒼然とした空間においてある、昭和35年のカイザーというピアノを
演奏してくれる「妙」が、おもしろい。

秋本番、音楽や芸術の秋。
10月31日(日)は「JAZZ十間橋」
楽しみな秋。

純愛の会

2010-09-28 08:17:43 | Weblog
昨夜は、降りしきる雨の中で、素敵なコンサートが
開催された。「磯部さんが、ホワイトボードに手書き
で書かれているの、初めてみました」と、不思議な感動を
してくれたクラリネットをやる女性も、「堪能しました」
と喜んでくれた。お茶の世界では、「一期一会」といって、
「これが最初で最後になるかもしれないので、縁あるこのひとときを
大事にしよう」という清い精神があるけど、まさに音楽も、一期一会だ。
山根さんがあんなに緊張しているのは初めて見た。でも大御所と
いっしょに演奏した内容は、しろうとめでも、聴いていても緊張する。

ホワイトボードといえば、それを見て一番多い質問が「
ジュンアイの会って、なにをするのですか?」という質問だ。
「順受の会」を手書きにすると、「受」が「愛」に見えるらしい。
世のなかには、「出会い喫茶」みたいなものもあるから、きっと
そんな怪しげなカフェに見えるのかも知れない。
昨日、押上の駅の近くのカフェのオーナーが遊びにきた。
「時々、お見合いパーティーをやります」とのこと。
「男性が10000円、女性はタダ」とのこと。
タダほど高くつくものはない、と、昔から言われている。

お酒も、音楽など芸術も、遊びも、「自腹を切ってこそ、身になる」
ものだと思う。これから酒のうまい秋。
深酒(むだ酒)とただ酒は、ご法度と肝に銘じながら、いい酒を飲みたい
と思う。

キャンディーというご近所のきなこあめやさんの愛犬が昨日の早朝旅立った。
演奏会を予約されていたので、両親であるご夫婦は、きっといろいろな思い出なんかをこころに浮かべながら昨日のコンサートを聴いていたに違いない。そのご夫婦には
元気も生前お世話になりっぱなしなので、きっと今ごろは、虹の橋の入り口
あたりで、元気が道案内でもやってくれているのではなかろうか。
ぼくたちも、この世とあの世の橋を、いったり、きたり、しながら修業をしているの
だろう。 天恩感謝。

今夜のクラシックコンサート

2010-09-27 08:03:23 | Weblog
クラリネットが大御所の磯部周平さん、 山根孝司さん。
ピアノが金崎美和子さん、という超豪華な組合せ。
秋の夜のような澄んだ空気の中で、五感で楽しみたいと思う。

昨日は竹細工の日。この会は、五回がワンクール。清水さんが
担当する5回目が昨日終了した。先生は5人でローテーションを
組んでいるので、しばしのお別れ。昨日は、送別会のような飲み会をした。
彼がおくってくれた「カボース!」が、今週は大活躍をした。
とりかわを湯がき、蕎麦の汁にそれをしぼってぶっかけ、そこに万能ねぎを
ちりばめると、うまい酒肴になる。これから日本酒のかんざけで飲ると、
のどが、グビグビと鳴る。都会では虫のすだく声が少なくなったが、のどが
鳴く。いい風情だ。

本日演奏してくれるクラリネッターさんの2人は、日本酒党なので、
今日は「うら死神」あたりを飲みながら、語りあいたいと思っている。
「音楽会」であり「蕎麦会」であり、「お茶会」でもあるような
「天真庵のコンサート」の形、みたいなものが、だいぶ形ができてきた
感がある。まだまだ高みをめざさなければいけないが。

昨日は福山の「リトルウィング」のマスターが、わざわざ広島から珈琲を
飲みにきてくれた。カウンターの端に鎮座している石臼で、「ほぼブラジル」
の豆を、楽しそうに挽いていた姿が、よかった。
同じ道を歩んでいる同志みたいな人が遠方から来る、またうれしからずや。
明日は、「順受の会」(論語の会)だ。15年近くやっているけど、ちまたでは、
論語が静かなブームらしい。温故知新、またまた楽しからずや。

10月31日は、「JAZZ 十間橋」。とても楽しみ。

竹細工の日

2010-09-26 07:34:27 | Weblog
昨日は、お花の日だった。
1年ぶりに、赤芽柳と菊を生けた。
竹の寸胴に、真(一番中心になるもの)を立てる。
真になる柳が、まさに中心であり、生ける人のしん(心)でもある。
素直で波打たない心で、素直な一本を選び、それを、同じく
柳で、くばり(寸胴に花をとめるための、土台)をつくる。
どんな仕事も、ものつくりも、家庭や人生を建築していくにも、
この「土台つくり」が肝要だ。これができたら9割が完成、後は、その真に
あわせて、ほかの柳を4本選び、最後に柳のふところに抱かれるように、菊を
生ける。どこの街にでもある、うらぶれた花屋でも調達できそうな、地味な
花材が、うそのように「凛」とした出で立ちになり、あたりの空気や景色に
くさびをうつような感じになる。「花」とは不思議なものだ。
刹那な命の終焉の時に、永遠を感じるように昇華させるのが、生花(しょうか)。

その花に興味を持ち、大分から清水くんがやってきた。
昨日は、「三丁目のJAZZ」を堪能し、本日、朝から
竹細工の教室をやってくれる。

昨日のkazuko babaと国貞雅子のライブの最後の二曲を
お店の前で山根さんが聴いてくれた。N響のコンサートの
本番の後にかけつけてきてくれた。同郷の国貞雅子と
「縁」を感じてくれたみたいだ。紹介して、カウンターで
談笑していた時に、少し酩酊した国貞雅子が、「○○先生
のお陰で歌手になりました」と言った瞬間に、山根さんが
「先生はぼくの大恩人です」という話になり、その場で
山根さんが恩師の家に電話した。国定雅子も高校卒業依頼
初めて恩師の声を聞いた。「師は、最初から師ではなく、弟子が
見つけるものだ」とつくづく思うと同時に、不思議な縁(えにし)
を感じた。
その山根さんが、明日クラリネットを演奏してくれる。N響で活躍中の
彼が、昨年N響を定年退職したクラリネットの大御所・磯部さん
と、ピアノの金崎さんの三人が、明日やってくる。

ジャズもクラシックも本当にいい。10月31日(日)に、「JAZZ十間橋」
が開催される。逆さにうつるツリーを写真に撮るのもいいが、
たまにはJAZZ、とくにライブをきいたりするのも、いいものだ。
本日の「大江戸朝日」に、紹介された。縁ある人たちにまた会える日。

明後日は「順受の会」
論語や古典の中には、いろいろな人生をおくってきた先輩たちの
生きた智恵、みたいなものが凝縮されている。自分の人生もはかなく
、つかの間だけど、1回しかない人生を、先人の生き様に学ぶ日が、月に
1度くらいあったもいい。そんな程度で始まったこの会も、もう15年くらい
続いている。
この写真は、工事中、2007年の天真庵。自動販売機が6台並んでいたのを
はずした時に撮影した。なんだか懐かしい。「なんのお店になるの?」
と毎日聞かれた。


三丁目のジャズ

2010-09-25 07:48:13 | Weblog
今日は、お花の日。原田先生が宇部からやてくる日。
久保さんの備前の鬼の手に、木賊を生けてみた。
お花を一輪入れようと思ってお店の前にいってみたら、
根っこから引き抜かれていた。界隈を徘徊している老人が
時々、あやうい目つきをして花や鉢植えを持っているらしいが、
ひさしぶりに、やられた。虐待ではなく、大事に育っていれば
、ま、よしとしよう。

夕方は、同じく下関出身のJAZZの歌姫、国定雅子と、
四国が産んだJAZZピアニスト・kazuko・babaが
「三丁目のジャズ」という、天真庵のライブをやってくれる。
昨年の秋に、さんれんちゃんで、「三丁目のジャズ祭り」
をやり、その時は、別々な日にやったふたりが、縁あって
一緒にやることになった。在りし日のワカがつけてくれた縁
ではあるし、今日は昔の仲間たちもかけつける。
友の遠方より来る、うれしいバイ、だ。

10月31日は、この十間橋通りで「JAZZ十間橋」を開催する。
昨日は、食べ物のメニューができた、と、spice cafeから連絡
があった。ぼくのHPの表紙にもリンクをはっている。
おなかがすいていたから、グーと腹が鳴った。 感謝。


観音さま

2010-09-24 08:01:18 | Weblog
この世に産まれてから、3年間は人間では「神さま」らしい。
昨日はドシャブリだったけど、先日うまれた「カノン」ちゃんを
見にいった。ちょうど授乳中だったので、デイルームで、夏目漱石の
草枕を読みながら待った。たぶん高校時代に読んだので、40年近く前
読んだものを読み返すことになる。先週のブログで、「木庵」のことを
書いたが、こんなくだりだった。

余は書に於いては皆無鑑識のない男だが、平生から、黄檗の高泉和尚の筆至
を愛している。隠元も即非も木庵もそれぞれに面白みはあるが、高泉の字が
一番そうけいでしかも雅馴である。

隠元も即非も木庵が、黄檗の三筆と呼ばれている。高泉も、黄檗に中国から
まぬかれて、中興したひと。

不思議な世界の中に没頭していると、授乳が終わり、「カノンの母」
がもどってきた。そして初めて、カノンとガラス越しに発対面。ちょっと
ペットショップみたいだけど、かわいらしい赤ちゃんが並んでいた。
カノンが一番左に寝ていて、そのとなりで寝ている赤ちゃんの父親や
「幸せです」といいながら、幸せそうな顔をしていた。たぶんこの父親は
今流行りの「虐待」などとは無縁の人だと思う。カノンも、その幸せそうな
父親の赤ちゃんも、その隣の赤ちゃんも、みんなカノン、つまり観音さま
のようだった。これから寒くなった時に、よくお寺で見るように、赤いチャンチャンコ
と、帽子がよく似合いそうだ。

今日は「ねんどの会」 とある会社の人たちが、研修を兼ねて
参加される。マニュアル化とか数値化された世界では、ほんとうの人は
育たない、ことに気付き始めた人たちが動き出した。

明日は「お花のお稽古」。宇部から原田先生がやってくる。
夜は「三丁目のジャズ」。kazuko babaさんはニューヨークから
帰国されてすぐに、うちの論語の会に参加された。その縁で、時々
天真庵でジャズピアノをやってくれる。歌姫・国定雅子は、山根さん
と同じく下関出身。週末は、山口デーだ。
日曜日は、大分から清水さんがやってきて、竹細工の会。
月曜日は、山根さん、磯部さんのクラリネットコンサート。
ピアノは金崎さん。こんな豪華メンバーがきて演奏するなんて、
ほんとうに信じられないことだ。
そして、火曜日が「順受の会」(論語の会)
なんか、すごい日が続く。



カノンちゃんがでてきた

2010-09-23 08:35:47 | Weblog
今日は定休日。秋分の日だけど、定休日と休日が重なった
場合は、「ビンゴ!」と叫んで、休みにする。朝、一時間くらい軽い
ジョッギングをした。「こここらも見える」とばかりに、路地裏の壊れかけた
古色蒼然とした建築物と対照的に、スカイツリーが見える。

今朝の新聞の一面に、そのスカイツリーの470m地点(昨日の高さ。第二展望台
のあたり)に、中秋の名月が、ちょこんと鎮座するような写真がカラーで大きく
紹介されていた。来年は、634(むさし)まで、伸びるので、中秋の名月が
串団子のように、写るらしい。その記事を読んでいたら、仙崖和尚の絵を思いだした。
禅僧が昔から「円相」(えんそう)といって、筆でな丸い円を一気呵成
に書いた。心が波立たず、精妙な平常心をもってすれば、満月の月のような
円が描ける、というならわしみたいなものか。仙崖和尚は、それをひにくって、
円相を書いて、そのかたわらに「これ食って茶飲め」と書いてある。20代の若いころ
その絵を見たときには、笑いころげてしまった。でも今は、仙崖和尚が
感じたこと、いいたいことが、少しわかったような気がする。何事も
原理原則とか法則とか常識にこだわったりしすぎると、窮屈になって、本質を
見失う、そんなことをいいたかったのでは、なかろうか。

昨日は、ピアニストの赤松林太郎くん、宮野亜希子さんのヴァイオリン、慶野未来さん
のホルンで、「十五夜コンサート」があった。小泉さんが「感動した」といったように、
みんなで感動した。初めてこられた和尚さんも、「感動した」とのたまった。林太郎くんは、夏休をハンガリーで過ごし、パーリンカというハンガリー人が愛する酒(55度くらいあるらしい)を堪能してきたらしい。リハーサルの時にも、そのパーリンカが骨の髄あたりから染み出してきてる?くらい気合の入った感じだった。本番のピアノのソロでアヴェ・マリアを静かに円相のように演奏してくれた。誰か眠ってしまったか?イビキのような音がする方向に目をやると、知り合いの和尚が目頭をハンカチで押させていた。和尚のお寺でも、来月に「茶会」があり、林太郎くんが、ピアノをひく予定になっている。

今回の「ホルン三重奏」は、明々後日26日(日)に、六本木のオフィス設計ホール
でも、やります。www.officesekkei.comか03-5545-1101
で、お確かめ下さい。

今日は、先日誕生した姪っ子を見にいく予定でいる。名前が「華音」
と書いて、「カノン」ちゃん。ひょっとして、将来は音楽家に・・?
と思わせるような名前だ。
生きていく命や、死んでいく命・・・愛されたり、憎まれたり、嫉妬したり、
泣いたり、笑ったりしながら、行き暮らしていく、さらさらと、たださらさらと・・


果母酢祭り

2010-09-22 08:08:58 | Weblog
かぼす、はワードでは変換できないけど、「果母酢」
と書く。秋の青果物の母なる酢。まさにいい得て妙である。
母とは、女性の乳房の象形文字らしいが、秋の柑橘の一滴一滴は
夏ばてした体の細胞の片隅まで浸透していくようで、ここちいい。

昨日は「書の会」だった。この会は、ぼくが「二十一世紀情報産業ネットワーク
協同組合」というITの業界団体の理事長をやらせてもらっていたころに、ゲームソフト
の社長の貞本さんと縁ができ、大塚の江戸一でよく酒を飲みながら「将来、天真庵で
書をやりたい」と話していた夢がかなったものだ。
売茶翁という、煎茶の世界では神さまみたいな人を助けた書家で、「亀田窮楽」
という人がいた。茶をやるために、還暦近くに坊さんも身分を捨て、上洛して
煎茶道を広めた貧乏な茶人を、酒中仙よろしく、酒三昧で貧乏な書家が、助ける。
なかなか風流な話である。先日その亀田窮楽の掛軸を銀座の骨董屋で、
「ままよ きんたま男の子」と、買ったはよかったが、この二ヶ月は、財布の
中に秋風が吹いていた。でも、それを二階の床の間に飾り、毎朝玉露を入れて
飲みながら、ながめていると、清貧に生きた文人たちの人生を垣間見るようで、
えもいわれぬ充実した気持ちになれた。

昨日は、黄檗山の開祖、隠元和尚と、二代目の木庵の「達磨」にかかわる
掛軸をかけた。ぼくの蕎麦の師匠も「達磨」。その前は「翁」だった。
広島の達磨は、白井磨さんが設計した。お店に飾ってある「達磨」という
書は、白井磨さんの父でもある、白井晟一さんが書いたものだ。
白井さんは、黄檗山で書を習った。隠元さんは、いんげん豆で有名だけど、
普茶料理とか、禅を日本に伝え、書道や煎茶道でも、初祖といってもいい人だ。

昨日は、秋らしい書を、みんなで書いた後、戦車くんが九州から土産に
といってくれた「さつまあげ」を酒肴に、かぼす焼酎を酌み交わした。
夕方準備をしていたら、spice cafeの伊藤シェフが、10月31に開催
する「JAZZ十間橋」の打ち合わせにきた。
かぼすを、セルフで絞りながら、夏休にいった沖縄のカフェの話や、お互いの
縁のあるお店の話などで盛り上がった。当日は、「ぶんかん」の日替わり
店長たちも、料理をつくることになった。多士済々な文人や芸術家や料理人
たちが、この文花にやってくるようになった。

今日は「十五夜コンサート」
赤松林太郎くんのピアノ・慶野未来(ホルン)さん、宮野亜希子(ヴィオリン)の三人が奏でる「ホルン三重奏」。
月見の茶会みたいな素敵な夜になりそうだ。






別府より愛をこめて

2010-09-21 07:45:46 | Weblog
昨日、竹細工の清水先生から、カボスが山んごた(たくさん、という九州弁)
おくられてきた。摘要のところに、自筆で「カボース!!」
と書いてある。大分の人たちが、どんなにカボスを愛しているかが、
素直に表現されていて、いい。
手でものつくりをする人は、みんな、作品に魂とか愛がこもっていて、いい。
竹細工は、5回がワンクールになっていて、5人の講師が順番に大分から
やってきて、天真庵の2階でやってくれる。清水くんが次にくるころには、
スカイツリーも完成されているだろう。これまた一期一会。

大分といえば、明日のコンサートを企画してくれたピアニストの赤松林太郎くん
も、かぼすと同じ、大分産だ。彼の演奏するスカルラッティーなんかは、合鴨農法
でつくった米焼酎「郷の鴨遊び」なんかに絞っていれ、かち割りを入れて炭酸で
割る爽やかなドリンクみたいに、スーっと心に染み入るような感じがする。
明日は「ホルン三重奏」。春の音楽祭の時には、いつもお客さんとして参加して
くれる慶野未来(ホルン)さん、1度音楽会に参加してくれた宮野亜希子(ヴィオリン)
の三人が奏でる「ホルン三重奏」。
明日、19時半に、開演になった。とても素敵な夜になりそうだ。

この「ホルン三重奏」は、26日(日)に、六本木のオフィス設計ホール
でも、やります。www.officesekkei.comか03-5545-1101
で、お確かめ下さい。やっと暑い夏が終わり、秋になった。
秋は、「なんてったて、ホルン三重奏」だ。

今日は「書をしよう会」
酒豪の文人墨客たちが、あまたやってくる。
これからは、国や政治頼りにせず、「自分」の生き方をし、
貧しくても、元気に笑いながら生きていく、そんな「文人」みたいな
生き方がきっと見直されてくると思う。
筆をもって、字や好きなものを書いたり、土をこねたり、
竹を編んだり・・・日本人が昔から日常にしてきてきた「ものつくり」
を、もういちど見直す時期かも。今日は「鴨遊び」でも飲みながら、
貞本さんを囲んで楽しく飲(や)ろう。

こんどの金曜日が、「ねんど」。
25日(土)が花。夜は「三丁目のジャズ。
26日(日)が、竹細工
27日(月)が、クラリネットコンサート
28日(火)が順受の会(論語の会)

昨日エリカ庵で、ほぐしてもらったので、大丈夫だけど、
毎日、早朝からの蕎麦打ちの修行が、秋本番。
昨日も5時から打った蕎麦が、あっという間になくなった。
「倍セット」がでるたびに、「食欲の秋 バイセット!」
と、ツイッターやろしく釜に蕎麦を投じる1日だった。


秋明菊

2010-09-20 07:57:10 | Weblog
先日、とある茶室に招待されていったら、
かわいらしい秋明菊が、李朝っぽい花器に
投げ入れられていた。キンポウゲ科の菊で、
京都では、貴船菊、と呼ばれている。
今年は猛暑で、水が少なかったので、この花を
見かけるのが、新鮮だった。

猛暑といえば、秋蕎麦の種まきも、どこたいへんだった、と聞く。
茨城で合鴨農法をやっているおばちゃんが、「常陸秋そば」の種を
くれたので、表のプランターに植えたら、かわいらしい芽がでてきた。
こないだまで、リカさんにもらったベビーリーフが、にぎやかに群生?
していたプランター。自給自足というのは、なかなか都会にいてはむずかしい
けど、いろいろな人に助けられ、協力しながら生きていくのは、けっこう
楽しいことだ。「土」というのは、ほんとうにえらい。

そのリカさんとエリさんが本日やってくる。
「リカエリ庵」
もといエリさんとリカさんが、やってくる。その順番でやってくるわけ
でもないし、年の順でもないけど、「エリカ庵」

明日は「書の会」
文人墨客があまたやてきて、秋の月でも愛でながら酒を酌み交わす。
明後日が「十五夜コンサート」
林太郎くんたちの出番。月も出番。ホルンも初登場。