長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

大掃除

2006-12-31 13:01:10 | Weblog
今日は、押上の大掃除。

芸術家たちが、集合して、がんばっている。
こちらは、彼らと忘年会をやるための準備。

昨日、鉄砲うちの友達から鹿肉と猪肉が届いた。

猪は来年の干支なので、今日は鹿でいこうかしらん。

この部屋から「三丁目の夕焼け」が見える!?

2006-12-29 09:28:54 | Weblog
二階の端の部屋。レトロな雰囲気が漂っていて、外から見ても、窓の雰囲気はいいし、日当たりもいい。
ここから見る夕陽は美しい。『オールウェイズ~三丁目の夕焼け~』を彷彿させる。そして、ひょっとしたら、5年後にできる東京タワーもこの部屋から見えるかも知れない。

この部屋を茶室のように畳をいれようか?とか囲炉裏の部屋にしようか?
とか、小さなギャラリーにしようか?・・・などと検討中。

オブジェみたいな柿

2006-12-28 09:21:39 | Weblog
天真庵の窓際に干し柿をつりしてみた。

一昨日が、関東地方は一日中大雨だったので、少し
時間がたったけど、干し柿をつくった。

へたをとって、皮をむき、ひものよれた部分に、ツルをさしこんでやる。
ただそれだけ。おいしそうなオブジェができあがり。
ひとつ、むきながら、柔らなくなった柿を試食。

あわてて、うがいをするくらい、舌がしびれた!
「待つ」というのは、大切なことだ。

もういくつ寝るとお正月・・・・正月にも松竹梅を飾るのも、そんな縁起から。

そばっこぜんざい

2006-12-27 10:36:57 | Weblog
最近のおそばやさんは「そばがき」をあまりやらない?
ぼくは、そばがきがないようなそばやにはいきませんが・・・

先日浅草に「正月用の黒豆」を買いにいった。ら、丹波の大納言という最高級の小豆があったので、それを餡にした。
ゆでこぼしたり、水さししたり、砂糖や塩で味をつける、という日本人が昔から連綿とやってきた簡素な方法。でもこの簡素こそ「素材そのものの素」がでやすいし、失敗もしやすい。

そばがきも、蕎麦粉100%を、気合と根性で練り上げる、息をとめ、最後の仕上げは心臓も止まり、右腕の神経が何本か切れる?くらいにかきあげる。だから美味い。しかも、蕎麦とちがって、ゆでたり、洗ったりしないので、ルチンや栄養素
が「まるまる」入っているのですぞ。

このふたつのこらぼれーしょんは、「病みつき」になるなるくらい麻薬チックだ。
もちろん「長屋茶房・天真庵のメニュー」に加えられる。

こっぺぱんが美味かった!

2006-12-26 09:37:13 | Weblog
天真庵の近くの向島キラキラ橘商店街に有名なこっぺぱんの店がある。
ショーウィンドウの中には、120円也の「こっぺぱん」だけが並べてある。
「じゃむにして!」というと、おじいちゃんがジャムパンをぬってくれて
150円也。ピーナッツバターと選択。

大正元年に創業以来、パンを焼く窯もおなじものを使っている。
「ハト屋」といいいます。テレビや雑誌にも時々紹介されるけど、
横滑りしていないし、ぶれていない、ところがいい。

古くも新しくもなく、いいもんは、みな「簡素」。

陶器の年末セール。

2006-12-25 09:26:48 | Weblog
23日から渋谷の炎色野さんで年末セールをやっている。

お店で使う、茶器などを仕入れにいってみよう。

骨董屋にも、絵、蓄音機、レコード、茶器・・・などの支払もいあるので、
けっこう大変。

お店ができるまでは、お金がでていくばかり。
普段よりもクリスマスでにぎやかな街を見ていると、なんだか
「おされぎみ」になってしまう。

これから、押上・・・今日はHP用の地図を作成するつもり。
(正確にいうと、友達につくってもらう。お礼は、今日の昼ごはん。
浅草でもんじゃか、うなぎ、電気ブラン・・・

深川飯

2006-12-24 13:23:43 | Weblog
昔から深川あたりで、江戸前のあさりをつかって炊き込んだごはん。
下町っぽい江戸料理。最近、外国産のあさりにおされ、日本産のは、魚と
同様、苦戦を強いられているような感じ。

というわかで、「新しい深川飯」に挑戦。

お米を研いで水切り。(炊く30分前が基本)
あさりの酒蒸しをやる要領で、殻付きのあさりをフライパンにいれお酒を注いで
ふたをする。殻かパカってあいたら、どんぶり釟にいれる。
電機窯(もちろん鍋や土鍋でもいい・そちらのほうがうまくいくと、うまい)
にいれ、どんぶりのあさりをしるごといれる。そこにネギ、しょうが、ごま、醤油
、酒、味醂などを好みでいれ、ごはんを炊く。

できあがったら、みつばか万能ねぎを刻んで、食べる。
「江戸で食べて、幸せ」という感じ。

木工の般若君

2006-12-23 17:44:02 | Weblog
これから木工の般若君がきて、打ち合わせ。
年の瀬まで、注文された家具などの製作に忙しそう。
赤蕪の漬物か何かで一杯飲みながら、ああでない、こうでない論議
をしそうだ。

「長屋茶房・天真庵」の彼の仕事は多い。カウンター、棚、イス、テーブル、窓、ドア
・・・

でも、「王さまの椅子」をどこかで使ってみようかしらん、などとうと思った。

金沢の友達から「福茶」も届いた。金沢は「お菓子・お茶」の文化が日本一。
この写真は、金沢の21世紀美術館で般若君の個展のときの様子。

白い恋人たちが、嫁いでいった!

2006-12-22 11:27:48 | Weblog
こないだ紹介したこの「シロシリーズ」は、今朝、近くのジャズバーのママが
もっていってしまった。

10月にそこで「ジャズ&蕎麦会」をやった。そこのお客さまの中で、来年還暦を迎える女性が、「この器に一目ぼれだわ」と、いった。

そこで、このシリーズを彼女のお祝いにしよう、ということになった。

新しい年を迎えるにあたり、散髪や美容院にいったり、使っている器を新しくする
、のも日本人の「くぎり」みたいな慣習。

正月の鏡餅にかざる緑の植物も「ユズリハ」というのも、新旧交替する縁起をかついで、命名したものだ。

下町ブラリ旅

2006-12-21 10:30:59 | Weblog
久しぶりに建築家の中西君、みかん、はやし君と、長屋のある下町をブラリ。

豆腐屋のおっちゃん、魚屋の仕込み、職人たちの働いている営みを見ていると、
なんとなく「日本人にもどれた」という安堵感がある。

「スパイスカレー」が満席だったので、近くにできた新しいカフェで「豚どん」
(500円)を食べ、向島界隈を散策して、八重洲珈琲で一服(100円)。
合計ひとり600円。なかなか充実した「下町時間」

夜はタイムドメインの忘年会。多士済々の人たちが自慢の料理、お酒、CDを持ち込んで夜遅くまで談論風発。