長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

年末は大工仕事に忙しい

2016-12-28 08:45:54 | Weblog

「どうして年末に第九をやるようになったのだろう」と、元気な友人がいった。

その日の午後、やまね組組長がきたので尋ねてみたら、「戦後四国のオーケストラに所属

していた外国のホルン奏者が、貧乏な楽団のために知恵をだして、年末にボーナスが入るようにと考えた」のが

今に至る、という説が有力らしいことがわかった。バレンタインとか、スウィートダイヤモンドとか、業界団体の悪知恵に比べると

ましな仕掛けだと思う。しかもシラーの詩「歓喜に寄す」を用いてカンタータ形式としたところが、不朽の名作にした由縁だ。

なにせ落語にも登場する。「やっつあんや~ そろそろベートーヴェンのダイクだな」「なつほど、おやじさん、弁当持ちのデイクね」

今日の夜は、連日大工仕事で疲れた音楽家たちが、楽器を持ってきてくれるらしい。

弁当ですませるのは悪いし、何かをこさえて、酒席の準備をしなくっちゃ。今年のN響の第九は連日満席御免状態だったとか。

暮れのおじさんギャグその弐。

昨日、ジャズピアニストの大石学さんから新しいCDが届いた。彼のソロアルバム。

前回は、「HERE NOW」。彼が天真庵のトイレに飾ってある南條さんの寒山拾得の絵に反応してつくった。

今回はまた禅ピアニスト?よろしくタイトルが「行雲流水」(こううんりゅうすい)。

手紙に「逆に読むと、うんこを水に流す、になりますね」と書いてあった。そろそろ悟りの境地か?ちゃんちゃん。

禅をした後は、脱糞の時のすっきりした気持ちになる、と、とある老師がおっしゃった。くさい話だけど、そんなものかもなんばん。

 

 

 


♪今日でおわかれよ もうあえない

2016-12-27 08:34:14 | Weblog

菅原文太 いや菅原洋一さんの歌にそんなのがあったような・・

天真庵は、今日で今年の営業は、おわかれ。

明日からは、「年越しそばを自分で打つ」か「おもち帰り」のどちらか。どちらも予約制であるが。

昨日は、「満つまめの会」だった。新人の人が多く、アーティストたちやものつくりをやっている人が

多かったので、感動がひとしお、だったような気がする。今年の「満つまめの会」は木曜が、千秋楽。

すでにいっぱいになっているけど、年末に体がリセットできるのは、とても気持ちの整理ができて「いい年だった」

という宝のような締めくくり感に満ちている。

昨日は満つまめの会が終わった後、まーくんとそばを手繰る予定でいたけど、いろいろな人に気をおくるのに少し

疲れたみたいで、そのまま帰っていかれた。ほんとうにすごい修行をやているのだと思う。

来年は彼の目の治療が始まるので、なかなか予定はたてにくくなるけど、「お互いがひきたつような」そんな関係の

和が広がっていければいいと思う。

明日の夜は素敵なアーティストたちが、集まり「秘密のコンサート」みたいな忘年会をやることになっている。

「毎日が一生」のような、いろいろなことがつまった日が続いていく。日々是好日。

 


チャージ料をとる蕎麦屋

2016-12-26 07:31:40 | Weblog

そんな蕎麦屋があってもおもしろい。いや、実際ライブがある時は、天真庵はミュージックチャージを

とっている。

子供の入店お断りの蕎麦屋も多い。ので、ベビーカーのおかあさんたちは、おそるおそる「子供が

いるのですが・・・」と恐縮しながら入ろうとするお客さんがいる。そんな場合はまず大丈夫なので、

「どうぞ」ということになる。当たり前のようにベビーカーといっしょに、しかも何組も同時に、という場合は

だいたい断ることにしている。ようは子供よりも、「親」の問題である。

「躾」というのは、とても大事なことやね。身を美しくする。いい言霊や。そして「しつずける」のが原則だ。

昨日はカウンターに定連さまが年末のご挨拶とかにこられていた。そこに定連さまの4人家族がこられた。

カウンターのお客さまに、「これからチャージ料をいただきます」というと、「?」な顔になった。もちろん冗談だけど・・

その家族の長女の4歳のYさまは、興にのってくると、ピアノの前の鉄の柱でポールダンスを踊るのがならわしなのだ。

いろいな国からいろいろな人や家族がやってくる。「お互いに楽しめる」のがモットーだ。ときどき、追い出されたり、

「こんなお店二度とこない」ような顔して帰る人もいる。それもけっこーな話だ。

なんども追い出された男子で、忘れたころまたやってくる奇特な子が、大阪でお店を出した、と、その店の

定連さんがショップカードをもって蕎麦を手繰りにきた。そのこの話だと、「けっこう頑固おやじ的な主人」になっているらしい。

メッキがはがれないよう、し続けてほしいものだ。

個人経営のお店は一年以内に8割くらいがなくなる、との統計がある。闘鶏みたいなもんや。

お店側からお客さまにはけっして言ってはタブーの言葉かもしれへんけど「お客さんを選ぶ」

というのは、大事なことのように思う。

論語の会の松田先生の先生で九州大学の名誉教授だった岡田武彦先生の著書に「ヒトは躾で人になる」

という本がある。子供さんがいる人だけでなく、一度は読んでもらいたい名著だ。

昨日の「お花のお稽古」で今年の寺子屋は千秋楽。

あとは、年末の「自分で年越しそばを打つ」というイベント。今年も女子の新人が手をあげてくれて

満席になった。天恩感謝。


ろう梅

2016-12-25 09:21:50 | Weblog

老梅、ではない。この冬に咲く蝋梅。今日は花のお稽古。

どうやらその蝋梅を生けるらしい。それで狼狽したわけではないけど、

買い物いったり、二階をかたずけたり、時間がないので、これから店に走る。

今日は16時まで。

明日は「卵かけごはん」

 


水洗便所に水仙を生ける?

2016-12-24 08:43:24 | Weblog

一昨日の夜は気持ちが悪いほど生温かく、風も強かった。

昨日も昼間は生温かく、気持ちが悪い日やった。我が国の父みたいな

天皇誕生日なのに、日本中が「クリスマス一色」に染まっている。

まるで祝日や夏休み冬休みに誕生日があって、学校とか職場で「おめでとう」を

いわれない人と同類やね。

お茶の先輩が、毎週恒例ではあるけど、庭に咲いた花を持参されて蕎麦を手繰りにきた。

昇華されたお母堂さまが花の師匠で庭に季節季節の花が百花繚乱。昨日は侘び介と赤い椿、

台風のような風で倒れた水仙をいっぱいもってきてくれた。水仙はいつもは、一本を選び、袴をはずし、

葉の一本を「真」にし、花もひとつだけにし、久保さんの備前の徳利を花器に飾る、をならわしにしてきた。

昨日は祭日であり、年末の挨拶をされに遠くからこられる常連さんなどがいて、しばらくバタバタしていたので、

水仙はたばにしたまま久保さんの「うずくまる」に投げ入れた。それがなかなか好評で、ヨガ女子のひとりが「花を教えてください」

と弟子入り宣言までされた。原田先生に仕込まれた花ではあるけど、どちらかというと無手勝手流だし、東京でやるとなると、

花屋から買わなくてはならぬわけで・・・へんな話だけど、生まれてこのかた「お茶屋」では遊んだことがあるけど、「花屋」

で花を買ったことは一度もない。花は、やはり野や庭で自然に咲く花を生けたいと思っている。今、うちの庭では、「梅」が蕾を

膨らませ始め、織部灯篭(といっても、池袋時代の家の家にあった灯篭が泥棒にあって、二本の灯篭をあわせ灯篭にして、

泥棒もきずかなかった一本の胴の部分を、もってきて庭においたもの)の横に水仙が花を咲かせている。

ひゃうげもんの織部は、キリシタンであり、灯篭にはマリアをみたてたものが削り彫りされている。こんど南島原にいくときに、

この灯篭を持っていこうかしらん、などと思っている。あまたの隠れキリシタンの聖地みたいなところなので・・・

今日は普通の土曜日?

明日は日曜日なので16時に閉店後、「蕎麦打ち大学」

水曜日はお休みだけど、ぶんかんの店長の坊っちゃんが「蕎麦を教えてください」とのことで、

前の店長のなつきくんに続き、ぼくの蕎麦のお弟子さまになるかもなんばん。

水曜日は夜に「普茶の会」もどきもやるので、少し早目の「年越しそば」を打ちたい人はどうぞ申し込みください。

ただし、それ以降の日に「新人」があまたくるので、水曜日は「ベテランさん」に限りまする。

先日入荷した「いぶりがっこ」が底をつきました。珈琲ドリポットもすごいことになってきました。

申年に生まれたけど、たぶん来年の酉年にはばたく?そんな感じ。下関のフクではないけど、そんな

縁起から来年からは「珈琲トリポット」と濁点をなくしてみたいと思います。

世の中は澄むと濁るで大違い 刷毛に毛があり 禿げに毛はなし

 


ハリスの風

2016-12-23 09:12:57 | Weblog

昔アニメでそんな人気番組があった。

昨日はハイスの風が吹いた一日だった。今年の始めに「佐賀の気骨の職人」

のKさんが旅立った。2年天真庵で月一で鮨会をやってくれた。始めた時も末期のガンで

魚と包丁などをもってくるのは大仕事であるし、彼用の包丁を準備した。合羽橋の包丁店など

いろいろまわったけど、納得するものがなかった。自分も若いころから料理をするので、柳や出刃

などは持っていたが、池袋からこちらに越す時にキッチンにおきわすれたままだった。とりにいけばすむ話

だけど、池袋の大家と「屋上庭園」のことでもめて、包丁がおいてけぼりになったままだった。

そのころ近くに、カリスマの包丁職人さんがいた。彼も昨年旅立ったけど・・

散歩の時に、ときどきあったので挨拶をしていた。家の前に「包丁研ぎます」と張り紙があって、一度

そば包丁をもっていった。研ぎ終わったものをつかってみたら、まったく新品のものより切れる、という感じだった。

そしてある日思い切って、そこで柳と出刃を買う。包丁にしては少し高いけど、一生使える、と思ったら

値打ちがある。ハイス(SKH2)を使って、彼が一本を2週間近くかけて作るものだ。

そのカリスマさんはまた、「おし切り」の名人でもあった。その遺作みたいなものを昨日もらってきた。

さびてはいるが、刃はハイス(SKH2)を使っている。

昨日は「NUSUMIGUI」くんのとこで少しはやめのクリスマスパーティーだった。彼らにいただいた「ペリカンのようなおし切り」

をあげた。「ものつくり」の魂がバトンタッチされたような気がする。

便利な生活を、ぼりぼりしながら追い求めてきた結果、身のまわりにはあまり魂のこもっていないものがあふれている。

NUSUMIGUIくんたちは、おりおりでさしあげた久保さんの器を大事に使ってくれていて、昨日も骨董のようなテーブルに

久保さんの黄瀬戸や織部のお皿に、今風の創作料理が並び、ワインを酌み交わしながら、「夢」を談論風発。

今日の夜は「インヨガ」です。呼吸を整えたり、ゆったりする時間を持つ、そんな当たり前のことがなおざりにされているようで

しかたない。

 


かれせんにはならぬぞと、肉をむさぼり喰う

2016-12-21 08:07:56 | Weblog

順受の会の時、女子が「この会のひとたち、これからもてるかも。カレセンが

流行っているの知ってる?」と酔っぱらって、のたまった。それにたいして、長老のおっちゃんが

「わしゃ、ヤネセン大好きだ。寺もいっぱいあっていいわ」と答えた。

山本山みたいな話だ。(昔そんな、かみあっていないCMがあった)

カレセンは「枯れ専」らしい。若い女子がギラギラハートの同世代よりも、油がぬけて、

チョイワルでもなく、いっしょにいるだけで安心ボリボリ。。みたいな人を好む、ことらしい。

ヤネセンとは、谷中 根津 千駄木 あたりを総称して「ちょっと線香臭いけど、お洒落な下街」

みたいなイメージを植え付けさせる場所だ。

昨日はそのあたりで忘年会をやった。三河島の焼き肉店。三河島というと、枯れた年代には昭和37年の「三河島事件」

を思い出させる。が、チョイワルなおじさんには、「肉の美味い店があるとこ」というイメージがある。

三河島事件の舞台になったJR三河島で処女、もとい書女(書をやる女子)たちと待ち合わせをして、うらぶれた路地裏

を歩き歩きすると古色蒼然とした焼き肉屋さんに到着。

このお店にいきつけの貞本先生が予約であらかじめ頼んでいた「アジのさしみ(韓国風)」でまずキリンビールで乾杯。

その後は、赤ワインの炭酸割りで、いろいろな部位の豚の臓物などを焼きながら喰う、のがこの店の主流だ。

いつもは江戸一で白鷹の燗を飲む先生が、この店では赤ワイン専門。枯れ専、に通じる何かを感じる。そういえば「枯れ専」

の条件に「路地裏が似合う男」というのがあるらしい。大塚三業地あたりのお店が好きな彼は枯れかもなんばん」

ま、そんなのどうでもいいけど、若い男子が草食になり、スイーツが好きで、酒も女もやらず、反対に女子が、煮込みや

ホルモンなど肉をつまみに酒を飲み、ときどき枯れたおっさんをつまむ?なんか世の中おかしな具合になってきた。

三河島事件という電車の事故が大事件だった昭和。今は電車の中ではみんながゾンビみたいな表情でスマホに興じて

いる。よっぽどそっちのほうが事件のような気がしなくもない。ときどきは、自然にふれ、人間も自然に内包された動物の

末席にあたる存在なので、「らしきこと」をいとなみながら、生き暮らしていくのが、まっとうではなかろうか、と思ったりする。

でもそんなことをいうようになると、自分も「枯れ・・・」の分類に入るようになるのかもなんばん。

今日は「満つまめの会」  60代の肉体を30代にしたいとは思わないけど、自分が借りている肉体をお返しする日までは、

自分の足でたって歩いていきたい、と思う。男ならみんな死ぬまで真ん中の足も立ってもらいたいと思っているのではないかしらん。

夜は「おんなかっぽれ」  今日も海女さんの宴に彼気がひとつ。枯れ木にならぬよう、昼は「鴨なんばん」でも食べるかな。感謝。

 

 


本日は書の会の忘年会  17時閉店

2016-12-20 09:09:26 | Weblog

昨日は順受の会の忘年会。22年目になる「論語の会」。伊勢からも

お客様がこられ、にぎやかか忘年会になった。20余年前には、壮年だった先生も

高齢になり、年末恒例の「楓橋夜泊」を元気に吟じていただいた。いいもんだ。

天真庵ではいくつもの「寺子屋講座」があるけど、この会と、書の会は、「読み書きそろばん」

のそろばんぬきだけど、大事な柱のような存在である。申年の最後に「三番叟」でもやってくれるのがいないか

と思ったりしたけど、三輪福さんでもいたらきっとそうなるに違いなかったけど、しめは「楓橋夜泊」を

ダメ中のサンバカトリオのふたりの女子が、なんと中国語でそれを吟じた。壁に飾った寒山拾得も

喜んだに違いない。

来年は「酔香」の主人といっしょに、立命館大学 寮歌をうたってみるか。

  • 1.夕月淡く梨花(りか)白く 春宵(しゅんしょう)花の香(か)をこめて
    都塵治(とじんおさ)まる一時(ひととき)や 眉(まゆ)若き子等相集(らあいつど)い
    希望の光を一(いつ)にして
    厚き四年(よとせ)を契(ちぎ)りたり 厚き四年(よとせ)を契(ちぎ)りたり
  • 2.柴扉(さいひ)を排せば暁に 君は川流(せんりゅう)我は薪(まき)
    他郷憂(たきょうう)しと云うなかれ 椎(しい)の葉蔭(かげ)に相倚りて
    手をとり友と語らえば
    春は四年に尽きぬべし 春は四年に尽きぬべし
  • 3.秋陽落ちて野は寒く たどる帰り路(じ)暗くとも
    我待つ寮の灯(ひ)は赤く 朔風(さくふう)天にどよむとも
    来(く)る日思えばあかあかと
    希望は燃ゆる胸の灯(ひ)や 希望は燃ゆる胸の灯(ひ)や
  • 4.学びの道は遠けれど 暮るるに早き春の日や
    春風秋雨巡(めぐ)り来て 今此の丘を去らんとす
    ああ我が友よ我が丘よ
    いつかえりみん想い出ぞ いつかえりみん想い出ぞ

今日は「書の会」の忘年会。この会は、外で忘年会をやるのがならわしなので、本日は17時閉店。

明日は「満つまめの会」夜は「おんなかっぽれ」。


月曜日の朝は卵かけごはん

2016-12-19 07:21:04 | Weblog

ちょうど震災の年、2011年の正月から始めたので、5年になる。

アドマティック天国?にも紹介され、テレビ局まで届けたこともある。

どの街でも、どの家でもできる簡単朝飯だけど、簡単なものは肝胆でもあり、

奥が深いものだ。天真庵流、無手勝手な卵かけごはんは、コロンブスもびっくり

するような食べ方だけど、静かに広がり始めたような感じがする。

昨日はまーくんの整体、「満つまめの会」だった。年内はいっぱいで、いいだしっぺの

自分が受けることができなくなった。と思っていたら、風邪をめされた女子から「すいません」

とドタキャンの電話があり、久しぶりに受けた。

昨日は足のツボをビンゴよろしく、キュッキュッキュッと押され、悲鳴をあげたけど、うその

ように体が軽くなった。体感バランスもていねいに調整してくれたので、今日もバンバン元気な蕎麦が

打てた。整体が終わって下におりたら、島原女(今年島原に移住した)が蕎麦前をやっているではないか。

「3月の蕎麦会がたいへんなことになりそう」という。なんでも街の回覧板にのり、廃校になった赤い屋根の木造校舎を

使ってやることになって、地元の新聞とかテレビがすたんばっている?とか。150人規模の蕎麦会になりそうだ。

アド・・とか、3回ほどそば打ちをtレビカメラを撮られたことはあるけど、まさか島原でそうなるとはビックリ。まさに島原の乱。

さて、これから「卵かけごはん」

夜は「順受の会」(論語の会)の忘年会。来年のこの会では「大塩平八郎」を勉強します。大塩平八郎の乱を起こした人で

号が「中斉」。

 


いぶりがっこが入荷した

2016-12-18 08:34:54 | Weblog

昨日、毎年いぶりがっこが入荷した。秋田の伝統的なつけもん。

十間橋通りの「酔香」の主人と女将が届けてくれた。気のいい畑で

愛情たっぷり育った大根を、囲炉裏の部屋で燻してつくる。ちかごろは

スーパーなどでまがいものが売っているけど、似て非なるものだ。ぼりっと

一口たべるだけで、違いがわかる。主人はぼくと同じく立命館出身。

彼は酒学部を酒席、もとい主席で卒業し、大手出版社で活躍の後、6年前に

脱サラして開店。この通りに廃校になった中学校があり、どこかの大学ができる、との

噂がある。立命館の東京校になる、とのうわさもある。実現すれば、十間橋通りは通称「からすま通り」、とよばれるよう

になるかもなんばん。天真庵は「シャンクレール」という名前にしようかしらん。大学の近くにあった有名なジャズ喫茶。

今年は天候不良で蕎麦もあまりとれなかったし、大根のできもいまいちらしい。数がいつもより少ないので、食べたい人は

いそいでおいで。

今日は「からすま気功師」のマーくんがやってくる「満つまめの会」。お店は16時までだけど、その会は19時まで(年内は

すべて満席になっておりまする)

明日は「卵かけごはん」  香のものは、酔香のがっこかもなんばん。(ぼくの担当ではないので、わからへんけど)

明日の夜は「順受の会」(論語の会) 来年は22年目になる。♪あーなたの 誕生日に 22本のローソクを立て・・・