長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

かぼす大使

2010-12-11 08:42:37 | Weblog
今日は、大分から竹の清水先生がやってくる。
今日、明日と、「竹の1日体験コース」を開催する。

そもそもこの教室は、池袋でやっていたのだが、そこが閉館
になって、煎茶の仲間で、大分を応援するNPOを立ち上げて
奮闘している自称「かぼす大使」さんからお願いされて、天真庵
で開催されることになった。かぼす大使さんからは、毎年かぼすを
いただいていたが、今年は、清水くんからも、何度もおくられてきて、
「かぼす三昧」な秋を堪能した。昨日は、「最後のかぼす」ということで、
かぼす大使さんのお父様から、今年最後のかぼすが届いた。
いいちこスペシャルが、立った感動が蘇った。

昨日は「ダメ中」こと、ダメから始まる中国語だった。まいこ先生が
満面笑みを浮かべて、先月いったイタリアからワインを土産にもって
きてくれた。富士山にぺんぺん草が良く似合う、と太宰がいったけど、
ワインには野さし草が良く合う。ぼくの友人が福島でやっているパンや
の代表的なパン。池袋時代には、ワイナリー和泉屋のハルさんが、よく
ワイン会をうちにきてやってくれたときに、この野さし草や「地ぱん」
が大活躍した。中国語をやった後に老酒でなくワインというのも、不思議
な取り合わせだけど、大いに盛り上がった。先日京都の美術館で、中国の
漢詩に出会った。酒に酔うと、所作が踊りになるし、しゃべるとそれが
詩になる、ような内容だ。それをまいこ先生が中国語で朗々と詠んだ。
文人墨客たちが、竹に囲まれた隠居場の小さな部屋で、酒を酌み交わし
ながら談論風発する池大雅の山水画のような気分になった。

明日は「プライベートなジャズライブ」。
少人数でしっぽりと聴く・・・なんていってたけど、
もうほぼ満席になった。明日は準備のため、16時まで
で閉店。

月曜日もクラシックのコンサートなので16時で閉店。