長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

きらず、っていう料理。・・・縁を切らず 自分から切らず

2013-05-31 08:44:52 | Weblog
今日で5月が終わる。
31日がある場合、なるべく昔から「縁」のある人たちが集まって
「ねっと31ライブ」をやることにしている。今日はその日だからお店の
 営業は16時で終了。国貞雅子が颯爽とやってくる日。19時から4000円(そば会付き)
昔から、商家ではみそかに「きらず」(おから料理)を食べるのがならわしだ。
京都では今でも残っているけど、鹿児島あたりでも残っているらしい。
お客さん、従業員、家族・・いろいろな縁を切らないように、との縁起をかけた。

今日から少しメニューが新しくなる。これから熱くなってくると、アイスクリーム
に水出し珈琲をかける阿保守(アホガード)がよくでる。その水出し珈琲
のかわりに珈琲焼酎をかける。題して「ドアホ」(度阿保守)・・・構想10年?
今日から新メニュー。
煎茶のお茶うけを今日から「ミニ蕎麦豆腐ぜんざい」にする。栄西が中国から
お茶をもってきた時、「喫茶養生記」を著した。茶は薬として紹介された。
せっかくなので、体にいいお茶うけで、筑前くずをふんだんにつかったお菓子を
供することにする。新茶もおいしい季節。日本人にもどる瞬間。

明日も16時閉店。ライブあり。

ぶらじりあん らいぶ (ブラジル音楽)

演奏:前田優子(ヴォーカル)・長澤紀仁(ギター)

19時開場 19時半開演 ¥4,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)

HPの時間が間違っていてすいません、。19時開場 19時半開演です!
ジンジンさんこと長澤さんは、毎年墨田川花火大会の日に、ハーモニカの
マツモニカさんとのユニット、「モニジン」で、天真庵の夏を楽しませて
もらっている。今回は、前田優子さんをひきつれて、ブラジル音楽を
満喫する夜。彼女は今年の「味噌つくり」にも参加してくれた。
情熱的な味噌がきっとできるにちがいない。サンバ味噌?

そばを3倍美味く食べる方法・・?

2013-05-30 12:41:26 | Weblog
昨日は水曜日なので、定休日。
いつものように5時に目が覚めたので、お店で珈琲を入れ、
車で常磐道を走り、八郷のそばやにいく。
途中、野菜を調達したり、温泉に入ったりしながら寄り道をして
いく。「渡舟」という幻の酒米のふるさとにあり、お店から田植えしたばかりの
渡舟のたんぼと里山をみながら、生酒の「渡舟」を飲みながら、蕎麦を待つ。
この蕎麦屋の「そば前」の酒肴は、手作り豆腐。うちの珈琲用の石臼と同じ作家
がつくった臼で毎日大豆を粉にし、豆腐をつくる。なにも足す必要のない、素、
そのものの美味さがたまらない。

夜は「インヨガ」
この会は静かなブームになっていて、月二回ではまわらなくなってきたので、
来月から3回やることになった。
シンヨガをやって、蕎麦を食べ、蕎麦湯を飲み、仕上げは黒豆茶。
インド人も考えがおよばない、新しいあり方かも?


今日の夜は「タイムドメイン」
この会も池袋時代から続いている。「CD、お酒、酒肴を持ちこみ、談論風発」
気のおけない仲間と、いい音楽を聴きながら、おいしく食べる、飲む日。

31日(金)が「ねっと31ライブ。ジャズの歌姫・国貞雅子さん登場。
彼女は何度も天真庵でライブをやってもらっている。
最近は、大石学さんとライブをしたり、彼にピアノも習っている。
ねっと31ライブの時は、彼女がピアノを弾き語りでやってくれる。
かなりピアノに魂がのるようになったと聞く。とても楽しみ。19時から4000円(そば会付き)


続いて、
1日(土)が、 ぶらじりあん らいぶ (ブラジル音楽)

演奏:前田優子(ヴォーカル)・長澤紀仁(ギター)

19時開場 19時半開演 ¥4,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)

HPの時間が間違っていてすいません、。19時開場 19時半開演です!
ジンジンさんこと長澤さんは、毎年墨田川花火大会の日に、ハーモニカの
マツモニカさんとのユニット、「モニジン」で、天真庵の夏を楽しませて
もらっている。今回は、前田優子さんをひきつれて、ブラジル音楽を
満喫する夜。彼女は今年の「味噌つくり」にも参加してくれた。
情熱的な味噌がきっとできるにちがいない。






四十雀の巣箱からでれなくなった蛇みたいな灯篭

2013-05-28 08:13:32 | Weblog
先週いった蕎麦屋で、少し間抜けのへびのことを書いた。
天真庵の二階の奥に、へびみたいに、でれなくなった灯篭が一匹いる?
もともと具え付けの棚の奥に、恵比寿の骨董屋から買った灯篭がしまってある。
オープンエアーなテラスに吊るそうと出番を待っていたんだけど、丁寧に床を
張り替えたために、灯篭の頭の部分がひっかかってしまう。へびと同じようなもんだ。
消化を待っていてもラチがあかないので、うっちゃっていた。
そんな話を文庫くんとしていたら、「ほしい」というので、誰か木工やさんをつれてきて、
その棚を解体して救出しようという作戦会議をした。彼のお店「押上文庫」のカウンター
をきれいにつくってくれた「あだちくん」に白羽の矢がたって、きんじつ作戦が実施される。
♪秋陽落ちて 野は寒く 帰るたどり地暗くとも 我待つ文庫の灯は赤く・・・
少しひとりでいるにはさみしい夜に、赤ちょうちんにひかれるように、灯篭の灯が灯る日も近い

明後日は休みだけど「インヨガ」
男は「動」が好きで、女性は「静」が好きな傾向がある。
でも男女機会均等法とか働きかたの変化で、どちらも「動」
にならざるを得ないような昨今。たまには坐って、「静」
になることも大事。坐る、という字は、土の上にひたりが坐っている。
「自己」と「自我」。そのふたつがいいかげんに調整されているのがよろし。

木曜日も休みだけど「タイムドメイン」
この会も池袋時代から続いている。「CD、お酒、酒肴を持ちこみ、談論風発」
気のおけない仲間と、いい音楽を聴きながら、おいしく食べる、飲む日。

31日(金)が「ねっと31ライブ。ジャズの歌姫・国貞雅子さん登場。
彼女は何度も天真庵でライブをやってもらっている。
最近は、大石学さんとライブをしたり、彼にピアノも習っている。
ねっと31ライブの時は、彼女がピアノを弾き語りでやってくれる。
かなりピアノに魂がのるようになったと聞く。とても楽しみ。19時から4000円(そば会付き)


続いて、
1日(土)が、 ぶらじりあん らいぶ (ブラジル音楽)

演奏:前田優子(ヴォーカル)・長澤紀仁(ギター)

19時開場 19時半開演 ¥4,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)


ジンジンさんこと長澤さんは、毎年墨田川花火大会の日に、ハーモニカの
マツモニカさんとのユニット、「モニジン」で、天真庵の夏を楽しませて
もらっている。今回は、前田優子さんをひきつれて、ブラジル音楽を
満喫する夜。彼女は今年の「味噌つくり」にも参加してくれた。
情熱的な味噌がきっとできるにちがいない。

持続可能を更新中の寺子屋メニュー

2013-05-27 07:35:47 | Weblog
今年から「おとうさんといっしょ」という番組が始まったらしいが、
昨日の「蕎麦打ち」には、今年生まれたばかりの「みこちゃん」を
つれて、T一家がこられた。いつもは「せんしゃくん」といって
いたが、うちの蕎麦打ちの師匠と同じ名字だ。師と弟子のTに
サンドイッチされた気分。昨日はもうひとり大型新人が蕎麦打ちに参加。
おもしろくなってきた。

今日は「順受の会」。19年も続いている「論語の会」だ。
今回蕎麦打ちやったホーチミン、つまりベトナムも儒教の影響
をうけていて、顔つきだけでなく、精神性も日本人と共通する
ものがある。98%の人が親日というのがありがたい。
自然と共生したり、動物や小鳥や、生きとし生けるものに対する
感謝の念みたいなものは、ベトナム人のほうがはるかに上のような気がする。

論語の会の松田先生は鹿児島の人なので、昔から勉強会が終わった後の宴会
では、芋焼酎を飲む、というのがならわし。なぜだか「ポテサラ」が酒肴の真ん中
にある。19年間づっとそうだ。最近はみな「アラカン」になったので、糖尿や
生活習慣病対策が必要にせまられ、「おからのポテサラ風」になったりしてきた。
もちろんしめの蕎麦は、健康食の最高峰にある。

明日は「お仕覆」の会。
明日のお昼はホートミンでお世話になった人が帰国の足で蕎麦
を食べにくる。友の遠方より来る、こんな幸せなことはない。

明後日は休みだけど「インヨガ」
木曜日も休みだけど「タイムドメイン」

これから「卵かけごはん」

31日(金)が「ねっと31ライブ。ジャズの歌姫・国貞雅子さん登場。
彼女は何度も天真庵でライブをやってもらっている。
最近は、大石学さんとライブをしたり、彼にピアノも習っている。
ねっと31ライブの時は、彼女がピアノを弾き語りでやってくれる。
かなりピアノに魂がのるようになったと聞く。とても楽しみ。19時から4000円(そば会付き)


続いて、
1日(土)が、 ぶらじりあん らいぶ (ブラジル音楽)

演奏:前田優子(ヴォーカル)・長澤紀仁(ギター)

19時開場 19時半開演 ¥4,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)


ジンジンさんこと長澤さんは、毎年墨田川花火大会の日に、ハーモニカの
マツモニカさんとのユニット、「モニジン」で、天真庵の夏を楽しませて
もらっている。今回は、前田優子さんをひきつれて、ブラジル音楽を
満喫する夜。彼女は今年の「味噌つくり」にも参加してくれた。
情熱的な味噌がきっとできるにちがいない。




そば打ちの会

2013-05-26 08:17:57 | Weblog
今日は日曜日なので、営業は16時まで。
それから「蕎麦打ち教室」(男子編)がある。ホーチミンでも
「引退した後は蕎麦打ちをやる」という殿方が何人もおられた。
蕎麦打ちでは「菊練り」とか「猫手」とか、人切り包丁をつかって、
トントンと小気味よく細く切ったりする作業があり、みな「理屈」では
なく「感覚」を大事にすることが多い。だから、なるべく五感がしっかりして
柔軟性がある若いうちに、指南してみるのがベターなような気がする。
どこの世界でも「理論理屈」や「原理原則」ばかりが先行して、その場の空気
や、雰囲気がよめないような頑固なおじさんがいるけど、またそんなおじさんに
かぎって、蕎麦打ちや焙煎をやりたがる傾向があるけど、どちらかというと
一人で山の中で炭焼きでもやったほうがいいのではないか?と思うようなことがある。
幸いなことに、ぼくの趣味嗜好がはっきりしているので、うちの蕎麦打ちの「めんうち」
たちは、若くて素直な男子ばかりだ。

今週はふたつのライブがある。


31日(金)が「ねっと31ライブ。ジャズの歌姫・国貞雅子さん登場。
彼女は何度も天真庵でライブをやってもらっている。
最近は、大石学さんとライブをしたり、彼にピアノも習っている。
ねっと31ライブの時は、彼女がピアノを弾き語りでやってくれる。
かなりピアノに魂がのるようになったと聞く。とても楽しみ。19時から4000円(そば会付き)


続いて、
1日(土)が、 ぶらじりあん らいぶ (ブラジル音楽)

演奏:前田優子(ヴォーカル)・長澤紀仁(ギター)

19時開場 19時半開演 ¥4,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)


ジンジンさんこと長澤さんは、毎年墨田川花火大会の日に、ハーモニカの
マツモニカさんとのユニット、「モニジン」で、天真庵の夏を楽しませて
もらっている。今回は、前田優子さんをひきつれて、ブラジル音楽を
満喫する夜。彼女は今年の「味噌つくり」にも参加してくれた。
情熱的な味噌がきっとできるにちがいない。



ヨガの日。座って「静」の時間を満喫する日。

2013-05-25 08:31:50 | Weblog
昨日は「古典華道入門」の勉強会だった。天真庵を押上に結んだ2007年
から「花のお稽古」を原田先生につけてもらっている。
花も江戸時代までは「文人」たちが、盛んに煎茶を楽しんでいたので、文人の花
よろしく書家や陶芸家詩人たちが、季節の花を投げ入れ、煎茶を楽しんでいたらしい。
今年はその煎茶を京都でひろめた「売茶翁」(ばいさおう)の没後250年にあたり、
生まれ故郷の佐賀や、京都でいろいろなイベントがある。京都時代に住んでいた北大路入通り
の加茂川の河べりには石碑もたつらしい。昨日は、二階にその売茶翁の掛け軸を飾った。
さすがに、古典華道入門の先生はすぐに気付いた。
なにがすごいって、売茶翁は封建時代にあって、「いかに自由に生きるか」を身をもって
哲した人だ。今のような閉塞感ただよう時代にも、温故知新の人間学がそこにある。

朝からスマホだなんだとかしましく、仕事ができる人もできない人も、気ぜわしく
ささくれだったような毎日が続く。一日5分や10分くらいは、正坐して呼吸を整えたり、
そこでお茶やお花を楽しんだり、瞑想したりできる「静」の時間を自分で作れる人は幸せな人だ。
これからもっともっと、世の中が混沌としてきそうだけど、そんな時代でも、臍下丹田に気
をこめ、胆を鍛えていけば、なんとかなるのではないかとつくづく思う。
戦国のような時代は、人も時代もぐっと動くけど、泰然自若な境地に遊ぶも大事かも。

「静」になるのに、ひとりでもいつでもすぐにできる「インヨガ」が静かなブーム
になりつつある。月に2度のペースでやっているけど、来月から3回にするかも。

お店も勉強会も「時代おくれ」で「絶滅危惧種」みたいなことばかりやっているけど、
日々是好日で粒々皆辛苦に感謝しながら通っている。


今日は「インヨガ」
明後日が「蕎麦打ちの会」「なんとなく蕎麦を喰う会」

31日が「ねっと31ライブ。ジャズの歌姫・国貞雅子さん登場。

6月のライブ


1日(土) ぶらじりあん らいぶ (ブラジル音楽)

演奏:前田優子(ヴォーカル)・長澤紀仁(ギター)

17時開場 17時半開演 ¥4,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)


22日(土) MUSICA LIBERA TOKYO

演奏:山根孝司(クラリネット)・・藤田朗子(ピアノ)

18時半時開場 19時開演 ¥5,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)



23日(土) 『biwa-tabi』コンサート

演奏:榎本百香(薩摩琵琶)

18時開場 19時開演 ¥2,000(蕎麦・珈琲 付き)



30日(日) 『〇』 まる ライブ

演奏:luna(ヴォーカル)・田嶋真佐雄(コントラバス)

19時開場 19時半開演 ¥4,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)







古典華道入門の勉強会のため、本日18時閉店。

2013-05-24 08:22:21 | Weblog
庭にすずめや四十雀がきて楽しうそうに話をしている。
水曜日は、新緑を浴びに桧原村にいってきた。
目に青葉 山ほととぎす 初鰹 ではないが、帰りに
行きつけの蕎麦屋で、山菜のてんぷらを酒肴にぬる燗を飲んで
いたら、外で山雀の声がした。蕎麦屋の女将に「いいね」というと、
先週悲しいことがあった、とのこと。お店の前の木に四十雀が巣を
つくり、卒啄よろしくヒナがかえり、いよいよ巣立ちかな、という朝に
へびに襲われ、しかもおなかが大きくなったへびが巣からでることができず、
立ち往生していたらしい。「主人がへび年なので、殺生できず、山にもっていて
逃がした」とのこと。ぼくは猿だけど、やはり同じようにするだろう。自然界
は、人間も含めて生きていくのが大変だ。ヒナたちの供養のため、ぬる燗をいつもより
一本多く飲んだ。鎮魂といいながら、のどちんこが「うまい」となる。

昨日は「ダメから始める中国語」があったので、朝から蕎麦を打ち、珈琲豆の
焙煎をする。午後は煎茶のお稽古。夏も近づく八十八夜で、「新茶」の季節。
新茶を急須からゆっくり茶碗に注ぐと、表面に、うぶ毛みたいなものが浮く。
自然の息吹をそのまま感謝しながらいただく。
先日、大樹くんが、岐阜の旧春日村という700年くらいお茶をつくってる
村の新茶をもってきてくれた。高齢と、世間が「やぶきた茶」に席巻されているので
苦戦をしいられ、廃業する農家が増えているらしい。もともとお茶は在来種が主だったが、
「生産性」というかそろばんのかげんでやぶきたに軍配があがり、宣伝力と洗脳力で、
「やぶきたがおいしい」ボリボリという日本人が増えた。
おいしい在来をていねいに入れて飲んでほしいものだ。ちがいがわからない人でもわかる、
くらい違う。
中国語の後の蕎麦会で、そのお茶をみんなで飲んだ。こんな茶会をしながら生きていきたいものだ。

青山通りの古本屋で湯川制先生の「伝花辞典」を見つけ、うれしくなって買った。
原田先生や原田先生の先生とも交流があった先生。お嬢様がときどき、蕎麦を食べにこられる。
今日は「古典華道入門」。18時で閉店させていただきます。
明日は「インヨガ」
明後日が「蕎麦打ちの会」「なんとなく蕎麦を喰う会」

31日が「ねっと31ライブ。国貞雅子さん登場。

6月


1日(土) ぶらじりあん らいぶ (ブラジル音楽)

演奏:前田優子(ヴォーカル)・長澤紀仁(ギター)

17時開場 17時半開演 ¥4,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)


22日(土) MUSICA LIBERA TOKYO

演奏:山根孝司(クラリネット)・・藤田朗子(ピアノ)

18時半時開場 19時開演 ¥5,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)



23日(土) 『biwa-tabi』コンサート

演奏:榎本百香(薩摩琵琶)

18時開場 19時開演 ¥2,000(蕎麦・珈琲 付き)



30日(日) 『〇』 まる ライブ

演奏:luna(ヴォーカル)・田嶋真佐雄(コントラバス)

19時開場 19時半開演 ¥4,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)




ベトナム病が治らない

2013-05-21 08:11:02 | Weblog
ベトナムで救急車で運ばれ入院した病気は完全に治ったけど、
「ベトナム病」(あう人にベトナムの話をする)は治らない、どころか
慢性の骨董病と同じような症状になってきた。不治の病だが、ここちいい。

昨日は「易の勉強会」だった。お土産に「伊佐美」を頂戴したので
、それにあうベトナム料理を一品。やはり東坡肉がいい。
黒豚と角煮とざーさいと、ベトネムで調達した「緑米」をさっと炒め
ると、アジアンな酒肴ができあがる。いうのは簡単だが、仕込みには4時間
くらい要す。

今回はじめてホーチミンにいって、最初にいったベトナム料理のお店で
でてきたのが東坡肉だったのに感激した。台湾や中国や上海なんかで食べた
それよりあっさりしていて、「これは、とんさま、だ」と独り言をいう。
茹で卵がそえてあるのがシンプルでよかった。


東坡肉は、あの中国の詩人・蘇軾(号が、東坡)が、こよなく愛した
料理なので、その名前がついた。「食猪肉」という詩が広まり、アジア
一体で「トンポーロ」と呼ばれるようになった。
東坡の意味は、彼が左遷されて隠居生活をしている場所を「東の坡(丘という意味)」
としたのが由縁らしい。
友が遠方よりきたので、普段は口にしない豚の料理をつくり、酒を酌み交わし
ながら談論風発をする。これがアジアのもてなしの基本。
TPPや手練手管の外交などいらない。そのほかに「茶」でもあればけっこう。
ホーチミンでは「ロータス茶」や「ささ茶」をちゃんと急須と茶托つきの煎茶椀
でごちそうになった。ひとりひとりの「思い」がそのあたりをうろつきだしたら、
アジアはしばらく安泰になるのではなかろうか。そんなことを今回の旅で思った。

今日は「書の会」
天安門事件の時に書の留学にいってた貞本さんがやってきて、元気に書を
する日。彼も「東坡肉」を好む。

木曜日は「ダメから始める中国語」
まいか先生も上海にしばらく住んでおられた。
ぼくたちは、島国ニッポンの生まれだけど、DNAの中には
「つかの間の旅人」の記憶が練りこまれている。

沖縄の風を感じながら踊った踊った

2013-05-20 07:33:34 | Weblog
昨日はタケシィのライブ。初めてmikaさんが琉球舞踊をやってくれた。
日本舞踊もそうだけど、琉球のそれも、元気の気を風といっしょに伝えて
くれるような優美でしなやかな動きの一体感がいい。
昨日のリハの時に、「今日はろうそくの明かりでいこう」と決めた。

泡盛がまわり佳境に入ると、みんなで踊りながら楽しむのが沖縄の流儀だ。
昨日はたまたま、みわちゃんの誕生日であり、22日のスカイツリーと同じ
誕生日のタケシィと、これまた偶然に同じ星の下に生まれた豊の国の海老蔵くん
が初参加でおおいに盛り上がった。

タケシィは最初に天真庵にやってきた時、「何かやってみて」といったら、
蘇州夜曲を歌ってくれた。最近ではあの平原綾香さんがカバーした曲。
西條八十翁の作詞。日本人のこころの原風景の歌として、悠久の流れ
といっしょに、ゆらゆらと源流から流れている魂の歌だ。
最後に「寒山寺」がある。そう、寒山拾得(かんざんじゅっとく)の寒山寺。
寒山が文殊菩薩の化身で、拾得が普賢菩薩の化身であると、日本人は
信じてきた。禅林や文人たちが、彼らの絵を書き、彼らの心境にあこがれた。

蘇州夜曲  詩・西條八十

蘇州夜曲

君がみ胸に 抱かれて聞くは
夢の船唄 鳥の唄
水の蘇州の 花散る春を
惜しむか柳が すすり泣く

花をうかべて 流れる水の
明日のゆくえは 知らねども
こよい映(うつ)した ふたりの姿
消えてくれるな いつまでも

髪に飾ろか 接吻(くちづけ)しよか
君が手折(たお)りし 桃の花
涙ぐむよな おぼろの月に
鐘が鳴ります 寒山寺

昨日、八十翁のひ孫にあたるりんちゃんから手紙がきた。
宮崎生まれの坂田くんと結婚したお知らせ。
このあたりの「寒山拾得縁」みたいなもので、いろいろ根っこ
がつながってきた。今回のホーチミンもきっとその流れだった。
何度も挑戦してきたけど、日本がアジアをまとめることができんかった。

小浜くんが「てえぺえぺえ」とかいって無理な囲い込みをしようとしているけど
そんなくくりでは、簡単にいかないと思う。
もっと、心の奥底からみんなが納得するようなことをせんとね。

これから「卵かけごはん」
夜は「易の勉強会」
明日は♪しょしょしょじょうじの「書」

ベトナムの緑米・・・・

2013-05-19 08:47:17 | Weblog
どこの国にいっても、「市場」にいくのがおもしろい。その国の日常、しかも
「食」という根源的なものが垣間見れておもしろい。発展途上の最後あたりに
ある築地にいってもあまりおもしろくないけど、アジアのそこには、命に繋がる息吹が
ある。今回の「ホーチミン蕎麦会」の縁をつくってくれた友達が、あいがも農業をやっていて、
「あったら、ベトネムの緑米を買ってきて」というので、その縁で今回の火付け役になってくれた清水さん
に頼んだら、こころよく引き受けてくれた。正確にいうと彼女といっしょに市場にいく予定だったけど、
ぼくがホテルのベッドで高熱と腹痛でうなっている感に調達してくれた。ほんとうに感謝。
あちらで蕎麦打ち会にきてくれた綺麗なフランス人の経営するレストラン(アヘン工場の後をリノベーション)
で、脱皮がにのからあげがでてきた。そこの衣がわりにその緑米が使われていた。
6月くらいにその女性が天真にくるらしいので、その時に、レシピを聴いてみたいと思う。もっとも
フランス語は皆目わからないが・・

今朝の新聞にベトナムの警察が太りすぎなので、取り締まる?ようなことが書いてあった。
確かに経済発展が著しいので、ワイロがはびこっているらしい。我が国を見てもよくわかる。
あげくのはてが、この国の政治家。「食べたり」「飲んだり」「買ったり」するお金を
自腹でやる人と、自腹でなくやった人では、「品」が違う。今問題になっている慰安婦の問題
の茶番も双方に「品格」なるものが欠如しすぎではなかろうかしらん。
「清貧」なんて、死後になりつつあるけど、サムマネーも必要だが、やはり少し貧しいくらいの
経験も人生には大事だと思う。今朝3日ぶりに普通のごはんを食べた。米櫃の底がつきたわけでは
ないが、空腹の後のメシは美味い。むだ酒もただ酒もまずい。

昨日もリンゴジュースを飲みながら、ライブを楽しんだ。
諸井祥子さんは、少し風邪ぎみだったけど、思いを伝える伝道師
みたいに空気が澄んでくるような歌声だ。じゅんくんのギターも
若者独特の波動が伝わってくる。一年煩悶して昨日完成したという自作
の歌も、満員(ひとり立ち見がでた)のひとりひとりのこころに染みたろう。
特別応援団で途中からアコーディオンを奏でてくれた平松くんもとても人間味
あふれていてよかった。じゅんくんはじめ、ときどき実家にかえってくるような感じの
若者たちに感謝。片付けを終わった後に、日本酒を少し飲んだ。体がもとにもどってきた

しばらく「ベトナム病」

沖縄にいった人が帰ってくると、しばらく沖縄の話をする。それを沖縄病というらしい。
ベトナムにも同じようなことがいえるかも。今日は「沖縄病」にとりつかれたタケシィ
が、やってくる。

19日(日) タケシィ 三線(サンシン)らいぶ

演奏:タケシィ(三線)&琉球舞踊(mika)

19時開場 19時半開演 ¥4,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)
初めて、沖縄の琉球舞踊の女性も参加してサンシンにあわせて、
踊ってくれる!とても酒が美味い夜になりそうだ!
まだ空席があるので、自腹で人生を楽しみたい方は熱烈歓迎!(電話ください)