長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

三丁目のジャズ

2010-04-30 07:21:22 | Weblog
今日は、19時から、「3丁目のジャズ」があるので、
16時に閉店します。
ピアノ KAZUKO BABA ギター 井上智、
ふたりともニューヨークのブルーノートでも演奏したくらいの
実力の持ち主。今日は、また素晴らしい夜になる。
おかげさまで、ひとりキャンセルがでたけど、どたさん、があり満席御礼。

昨日は、渋谷のオーチャードホールで、N響のコンサートがあった。
当たり前だけど、先週の日曜日に天真庵でやってくれたクラリネットの
山根さんと、ヴィオラの中竹さんの顔も見えた。昨年やってくれたチェロの
宮坂さんも元気に楽しそうに演奏している。
へんなたとえだけど、後楽園ホールで知り合いのボクサーが、リングに
あがるくらいに興奮した。やはりボクシングもクラシックも、もちろん
ジャズも「生」がいい。ビールは生よりビンが好きだけど・・

前半はモーツァルトのピアノ協奏曲第24番。
テレビで見たことがある、ダルビッシュみたいなイケメンの指揮者と、
ピアノの河村尚子さんが、風薫るような明るい表情で入場して、演奏
してくれた。アンコールのノクターンは、よかった。前半は、半分が
夢ごこち、というか、眠っていたようだ。
後半は、ワグナーの有名なオペラ、「ニーベルングの指環」。
現在のオペラの中で最大最長で、全部をやると4日間、10時間以上
かかるそうだ。ワグナーがこれを完成させるのに、四半世紀を費やした。
まさに、彼の人生そのもの。N響の100人以上の構成で、この壮大な宇宙みたいな
音楽を演奏した。その中にあの映画「地獄の黙示録」で使われたサビが何箇所か
でてきた。琴線にふれたことある音律というのは、こころの奥底でなっているものだ。
この演奏の時にしか使わない「ワグナーチューバ」と「バストランペット」も
初めて生で聴いた。

終わった後、山根さんと近くの「S」で食事。東一を、唐津の皮くじらのぐいのみ
で飲む。このお店は、渋谷で40年も家族で切り盛りしているいいお店だ。
「有薫」と同じく、有明海の珍味や、がん漬けなどを酒肴に飲む日本酒が
たまらない。締めは「手打ち蕎麦」。
蕎麦屋の蕎麦ではない、自由な感じのそばを手繰っていると、こんなに
幸せなことはない。この蕎麦は、ここを創業した主人が、舞台を茨城に移し、
そこで蕎麦を打って運んでくるものだ。これまた「人生」が、打ち込まれた
慈しみ深い味がする。こんなお店がまだ渋谷の真ん中にあるのが、いい。


墓参り

2010-04-29 08:32:23 | Weblog
友だちの墓参りにいってきた。
京都時代の後輩が、ぼくが骨のガンに
かかった同じ年に、彼が骨のガンになった。
たまたま、知り合いのコネで、いい病院に
入ることができたので、その後輩も
同じ病院に入院することができた。
ぼくは、骨盤の骨を削って、患部の
右腕に移植して、なんとか生き残った。
彼は、足の甲が患部だったけど、膝の下に移転
したので、足を切断し、その後は、肺や全身に
ガンがまわって、昭和57年4月、23歳で天国に旅立った。
お葬式の時、長野が桜が満開だったがすごく寂しかったのを
今でも覚えている。57年の秋に
京都から東京に拠点を移したので、彼の命日の前後に、車で
墓参りにいくのが恒例になった。そしてぼくも高齢になった。

昨日は、諏訪湖にあるイタリアンで昼食。ぜったいにそれ系のお店
にはいけないけど、その店には、10年くらい通っている。
自家製のパン、とくにクルミパンが、普通に美味い。その普通さ、
がとてもよくて、10年になる。はじめて、ナビを使っていったけど、
お店の名前も、もちろん電話番号も知らないので、いつものように、
迷いながら、「縁があったら、たどりつく」と念じながら、いった。
その後、伊那に向かって、車を走らせた。界隈は今、御柱祭りの最中で
あちこちに、「祝御柱祭り」の看板が目立った。

伊那にある彼の墓には、白いデミカップが置いてある。
そこに、珈琲を入れる、のが、ならわしになった。
朝焙煎をして、「ほぼぶらじる」をポットに入れて、もっていった。
高原のさわやかな風の中で、カッコーやうぐいすのさえずりを聞きながら
飲むコーヒーの美味さは、何ものにもかえられない。
山桜がまだ残っていて、まわりが新緑がみごとに芽吹いていて、その光景が
あざやかか錦絵みたいだった。
「あちら」にいった人とは、自分も「あちら」にいかないと、
「こちら」では話ができないと思っていたけど、こんな風にすると、
お互いに話ができることを、いつの日にか教えてもらった。

こないだブログに書いたけど、今日は赤松林太郎くんのプロデュースした
コンサートがある。ぼくは、前々から約束していたN響のコンサートを
予約しているので、そちらにいくけど、時間がある人は、スカイツリー
もいいけど、そちらにいってはいかが?

明日は「三丁目のジャズ」
KAZUKO BABAさんのピアノと、ニューヨークで活躍中のギタリスト
井上智さんのコラボ。
19時から開場。キャンセルがでて、あとひとりの席あり。
お店は16時で閉店。
ゴールデンウィークは、やっています。
今日は木曜日は、定休日。





異文化コミュニケーション

2010-04-27 07:42:03 | Weblog
昨日は「順受の会」だった。池袋時代から
10年以上もやている「論語の会」。
今は、近江聖人といわれた「中江藤樹」をやっている。
5月の後半は、ぼくが早めの夏休をとるので、
6月に順受の会を2回やることになった。入りにくい店で
やっている、一番入りにくい勉強会だけど、「寺小屋」風な
勉強会のルーツみたいで、ぼくは大好きだ。

今日は「英語で蕎麦会」。これも池袋時代からやっていて、
10年が経過した。最初の先生はビル・スメール。
IT企業の社長をやりながら、月に一度天真庵にきて、
「ぼくビル・スメール、この会は、ビールとスルメで英会話よ」
みたいなギャグよろしく楽しい英会話をやっていた。
二代目の先生は、近所の長屋に住む岩本さん。彼も池袋時代
にうちで、お茶を習いながら、英会話の中に岡倉天心の「茶の本」
を題材にしながら、楽しく学んできた。
最近は、この会に、外国人が多くくるようになった。
フィンランド人のヨーコくんをはじめ、韓国、東ドイツ、フランス・・
いろいろな国の人がやってきて、異文化コミュニケーションを楽しんでいる。
英語だけでなく、いろいろな国の「文化」とふれあうのは、とても
有意義な時間だと思う。5月はビルスメールが来日するので、時間があれば
この会に参加してもらおう、なんて考えている。

明日明後日は、おやすみ。
京都時代の後輩の墓参りにいく予定。

明後日29日は、赤松林太郎プロデュースの音楽会がある。
(わたなべ音楽堂・足立区本町4-12-5 電話03-3889-1662)
こないだ演奏してくれたN響の山根さんや、林太郎くんがお店の近く
に住んでいて、チャリンコでぶらりと天真庵に茶をしにくるようになって、
お店の空気の中に「音楽」が入ってきたように思う。
詳しくは、林太郎くんのブログを見て、ぜひ会場にいってもらいたい。
クリスマスには、今回のメンバーの中の、林太郎くんとふたりにいけめん、もとい、
つけめんの3人で天真庵でコンサートをやってくれるらしい。とても楽しみ。

どんなに、時代が逼迫してきたり、いきずまったりしても、
見上げれば青い空があるし、山にいけば、緑がいっぱい芽吹いたり、
鳥が囀ったり、虫がすだいたり、大きな海では魚がいっぱい泳いだり
している。いい友だちがいて、いい音楽を聴いたり、いい芸術にふれたり
すると、大自然の真・善・美と波長があったりするものだ。
そんな幸せ以上に、何が必要なんだろう・・


クラリネット、ヴィオラ、ピアノ

2010-04-26 07:09:34 | Weblog
昨日は、そんな題名のないような題名のコンサートだった。

お店を早めに閉店して、二階の「エリカ庵」で、整体をやって
もらっていたら、1階のドアをあけて、「おはようございます」
という声がした。3人の演奏家が、待ち合わせをして、リハーサル
が始まった。えりさん、りかさんの整体も、体をリフレッシュしてくれる
けど、これから始まる演奏の素晴らしさの序曲みたいな感じだった。

エリカ庵も時刻どおりに閉店して、彼女たちも、コンサートのお客に
なって、いっしょに堪能した。

前半が、モーツァルトのクラリネット、ヴィオラ、ピアノのための三重奏曲KV.498
「ケーゲルシュタット」
長い演奏で前半は、この一曲を堪能して、蕎麦会になった。
ちなみにケーゲルシュタットというのは、ボーリングという意味らしい。
1786年にあったボーリングとは、今とは、少し違ったものかも知れない。

後半は、マックス・ブルックのクラリネット、ヴィオラ、ピアノのための8つの小品より
5曲を選んで演奏した。
N響の山根さんの説明によると、モーツァルトもブラームスもシューマンも
晩年になると、なぜだかクラリネットの曲をつくる、そうだ。
天国が近づいてくると、クラリネットのえもいわれぬ寂寥感あふれる音色を
奏でる夢でも見るのかしらん。

演奏の前に、熊本出身のヴィオラの中竹さんが、「NHK交響楽団」
と印刷した名刺をくれた。お店に張ってあるワカのことを紹介した。
この2月に旅立ったワカの縁で、ピアノが天真庵にきたり、ジャズやクラシックの音楽家
たちが、集まってくれるようになった。彼は熊本の人吉高校の出身で・・
と紹介したら、なんと、彼も人吉高校だった。また不思議な神の計らいを
感じた瞬間だった。

ピアノの金崎さんは近くに住むピアニスト。N響はじめ、有名なオーケストラの
御用達の女性ピアニスト。よくお店の前を通ったそうだが、「入りにくい」というこ
とで、昨日が天真庵デビューということになった。肺炎を起しておられ、酸素ボンベを
持ちこみながらの演奏だった。けど、ピアノの音を聴いていると、そんな状態の人が
奏でるレベルをはるか凌駕した素晴らしく元気な演奏だった。頂点を極める人たち
の領域の崇高さみたいなものを、垣間見たような昨日の演奏会だった。

今日は「順受の会」。簡単にいうと論語の会。
孔子も、人間が晩年になり、人間性を磨くためには
芸術、とくに音楽は不可欠なものだ、といっていたそうだ。
この会を発足する縁になった故・岡田武彦先生(九州大学の先生)
がそんなことを言っていた。先生も晩年はクラシックをよく
聴いておられたらしい。

30日(金)は、「三丁目のジャズ」
ワカは、今週2度も、天真庵にやってくる。
病気療養中に武蔵小金井から足を運んだことを考えると、
天国から天真庵にやってくるのは、ダムエターにのって
二階からくる、くらい簡単かも知れない。

菖蒲を生けた

2010-04-25 07:26:59 | Weblog
今年は異常気象で、野菜のできも悪い。
同じく、光合成を必要とするので、植物の育ちも
よくない。昨日の菖蒲も、勝負どころで、そんな
地球的な異常気象の影響を受けた。
菖蒲を生けるときは、真になる花以外、つまり葉っぱ
は、表と裏と、つめのむきに、定石はあるが、それらは
みな、V字型に鋏で切って、くばりにさしこむ。その時に、
葉っぱの力が大事になる。例年より葉が、弱かったので、
「気」がより多く必要とした。昔から名店といわれるお店は、
料亭や旅館だけでなく、居酒屋や蕎麦屋、普通の食堂にいたるまで、
めだたぬところに、さりげなく季節の花なんかを生ける、くらいの
花心やお茶心を持っているところが多い。反対にいうと、そんな
当たり前の「こころ」がなく、人を呼ぼうなんて思うのは、本末転倒。
枝葉末節にこだわらず、「根っこ」をしっかりさせないと、何事も
なりゆかないという天地自然の理、みたいなものだ。

お店を個人でやったするのも、世界の情勢をみながら、ねっこが
「みな繋がっている」ことを意識していかないと、なりゆかない
時代である。エコエコとかいっているけど、土と水と光合成で
命を紡いでいる植物と比べると、人間が生きていくには、
「喰らったり」「水飲んだり」「風呂に入ったり」「酒飲んだり」
・・・・お金やめんどうなことが多いものだ。
もっともっと「簡素」にやっていかないと、みんな滅ぶかも。

今日は「N響の3人衆」のコンサートがあるので、5時に起きて
蕎麦を何発か打ってきた。昨日も土曜日だったので、同じ時間に
蕎麦を何発も打った。若いときの「何発」とは、する内容が
違うけど、元気に蕎麦を何発も打てる、というのは、健康な体
があってのことだ。この体をケアーしてくれるのが、「エリカ庵」
のエリさんとリカさん。
今日は、その「エリカ庵」。
お店は、15時でいったん閉店にするけど、「エリカ庵」は
いつものように「12時から18時まで営業」しております。
夕方は、ぼくや、N響の人も、やってもらうので、できたら
早い時間にきたほうが、すいているかも・・・

今日演奏してくれる3人衆は、山根孝司(クラリネット)、
中竹英昭(ヴィオラ)、金崎美和子(ピアノ)。
ここで発表するまでもなく、すぐに満席御免になった。
また7月ころ、あのベルギーのピアニストと山根さんの
定例コンサートを計画中。

明日は「順受の会」
明後日は「英語で蕎麦会」
30日(金)は「3丁目のジャズ」(KAZUKO BABA&井上智(ギター)
この日は、天真庵がニューヨークになる。
ニューヨークといえば、ぼくがボランティアでお手伝いしている「日米陶芸コンテスト」
が、ニューヨークで開催されている。お店をやり始めたので、NYにいけなく
なったのは、寂しいけど、いろいろな音楽家たちが、やってきてくれるので、また
違った世界が広がってきた。感謝。

今日は花の日

2010-04-24 07:25:28 | Weblog
立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花

と昔から言われている。言霊というか、響もいいが、
「いい女」を想像する自分もいい。

今日は、菖蒲を生ける季節である。
なかなか葉っぱの裏表を、きめるところが難儀ではあるが、
寸胴に生け終わった姿は、「小股の切れ上がった、いい女」
を彷彿させる。

昨日は、「ねんどの会」だった。先生の始める「こねる」
の案内もできた。「酔香」も、そろそろ仕上げに入った感じだし、
近くにまた楽しみなお店がぞくぞくとできてくる。
昨日のねんどの会の後も、「元気の約束手形シール」
の実験で盛りあがった。
みくちゃんがミカンジュースで実験して、「おいしくなった」
と目を丸くした。子どもや、女子、こころが精妙な男子には、
この不思議な力を五感で感じることができるみたいだ。昔
からそうだったけど・・

元気のシールにほどこされた力は、ぼくのHPにのって
いるけど、「TQ処理」と呼ばれている。
花が開くときのエネルギーは、ビタミンE(トロフェロール)と、コエンザイムQ
を必要とするらしい。トロフェロールのTと、コエンザイムQのQをとって、
「TQ処理」という。
元気の約束手形も「花」みたいな形だし、このエネルギーも花みたい。
なんだか、そろそろこんなエネルギーが、花咲く時代になったのかもしれない。

明日は「N響3人衆のコンサート」を19時からやるので
3時で閉店。おかげさまで満席。
来週30日(金)の「三丁目のジャズ」
は、まだ少し残り席があります。感謝。

HOKUREA

2010-04-23 07:18:47 | Weblog
昨日は休みだった。
朝、夏用の、のれんができあがった。
1日かけてみたけど、まだ寒い日が
続きそうなので、連休明けくらいから
夏バージョンにしようかと思う。

納品された後は、きらきら橘商店街の
入り口(こちらかいくと出口)にあるBUNNKAN
(珈琲の樹)で遅めの朝食。
雨の日に、明治通を行きかう車や、歩道を
歩く人の往来をボーと見ているのは、
なかなかいいものだ。明治通りの斜向かいに
「HOKUREA」という店ができた。ハワイ島を一番
最初に発見した船の名前から由来する。

ここのオーナーのろくさんは、ろくでなし、
みないな呼び名とは、正反対のがんばりやさん。
天真庵をつくる時にも、尽力をいただいた。
昨年肺がんが発見され、今も検査入院中。
かわりに、従兄弟さんが、ピンチヒッターで
頑張っている。昨日も雨の中、正確しいうと
自分のお店でもないのに、玄関先でビラを配って
いる。その姿にうたれて、珈琲の樹の席をたち、
おなかはいっぱいだったけど、HOKUREA
で親子どんぶりを食べた。

お店の人たちが、協力しながら、一生懸命
切り盛りしているところは、そこにいるだけで
気持ちがいいものだ。
押上界隈には、これからなうての名店や有名店が
できると思うけど、「顔の見える個人商店」なんかが
頑張って、その町の顔みたいになってもらいたいと、
つくづく思う。
ぼくは、最近はとくに、看板やメニューが印刷された
チェーン店には、いかないような習慣がついた。

満腹になった後は、煎茶のお稽古。
南九という名前もいただき、教授資格も
得たので、これからは、もっと煎茶の楽しみ方
を少しでも多くの人に知ってもらいたいと思う。

今日は「ねんどの日」。
まいかさんは「こねる」という雑貨家を始める。
シャネルが、界隈にお店を物色中と、雑誌にでていたらしい
けど、同じような言霊だし、頑張って成功してもらいたい。

明日は「お花の日」。

明後日は「N響3人衆のコンサート」のため、3時に閉店。

元気の約束手形シール

2010-04-22 09:25:06 | Weblog
昨日は、朝一番に陶芸家の渡辺愛子さんが
蕎麦を食べにきた。
新作の信楽の酒器を持ってこられたので、
それを眺めながら、談論風発。
彼女のデビュー戦からずっと応援しているけど、
最近は銀座の黒田陶苑で毎年個展をやるまで
腕をあげた。来月にある。それに向けて今日
あたりから、また伊賀の山の中で作陶。
とても美人だけど、根性がある。

夕方に、タイムドメイン。
「元気の約束手形シール」をコースター代わり
にして、いろいろなお酒の味の変化を楽しむ。
シールには、「TQ処理」という特殊な加工
がしていて、お酒やタバコなどの味がかわる。
ビールは気がぬけた感じになる。カフェインは
まろやかになって、グビグビいけた。あと、
超辛口の日本酒は、かどがまるくなる感じが
いい。ワインなんかは、明らかに別物の味になる。
少し、飲みすぎになるきらいはあるけど、楽しい
会になる。

今日はおやすみ。大安なので、夏用ののれんが今日
これから納品される。「元気の約束手形」も
夏バージョンになる。

書をしよう会

2010-04-21 07:20:38 | Weblog
昨日は、「書をしよう会」だった。

今、二階のギャラリースペースには、京都ゆかりの
「文人の書」が飾ってある。田能村竹田、
太田垣蓮月、頼山陽など。文人ではないが、天竜寺の
高僧が書いた「酒中仙」という字も、のびやかで、酒脱な
雰囲気があって、いい。

書の会に参加する人たちの「字」
も、それぞれの個性や、人格がでていて、とてもよくなってきた。
そもそも、書の先生が、書家でもなく、仙人みたいに酒を
こよなく愛し、飄々と生きているのがいい。

これからは、それぞれが「個」を磨く時代。
無理やりではなく、自然に好きなもので、自分を
陶冶していければいい。
日本人が昔からやってきた、書や花やお茶などの世界には、
まだまだたくさんの「人格陶冶」の道がある。

今日は「タイムドメイン」。好きなCDと、お酒や酒肴を
持ち込んで、つれづれなるままに、「今」を語りあう日。
だいぶメンバーが固まってきて、仲間に入りにくい感もあるけど、
酒がはいれば「酒中仙」な世界に入れる。

23日は「ねんど」。先生のまいかさんも、いよいよ
「こねる」という雑貨やを駅前でオープンさせる。
「ツチコネール」「アタマコネール」ぼくは毎日
「ソバコネール」

25日は、「エリカ庵」
夜は「クラシックコンサート」
N響の三人衆が登場する贅沢な日。

30日は、1年ぶりにニューヨークで活躍
しているジャズギタリストの井上智さんが、
KAZUKO BABAさんと、ジャズライブ
をやってくれる。ふたりとも、ニューヨークの
ブルーノートでも演奏したことがある。
ふたりで、天真庵でやってくれると、
まるでニューヨークのジャズバーにでも
いるような感じになってくるから不思議だ。




元気の約束手形

2010-04-20 07:18:11 | Weblog
長屋茶房天真庵の表紙を
3年ぶりに更新した。元気が旅立った日に、
彼の右手の型を、魚拓みたいに墨でとって
和紙に押した。けどうまくいかなくて、それを
デジカメに撮って、それを書の貞本先生に
トレースしてもらい、それを兵庫県の暖簾の
職人さんにおくり、できあがったものだ。
花が咲いたみたいな形で、元気がでる。

今度は、そこに、花が咲くときのエネルギーを転写して
「元気の約束手形シール」をつくった。
ぼくの友だちの「やまださん」が、親子二代で
研究している技術。TQ技術。
携帯電話の裏あたりに、張って、身につけていると、
「いざ」という時に、役にたつかも?

まだまだ、「これから」の技術だけど、きっと「21世紀に花開く技術」
だと思う。

どんなシールか興味がある方は、今日か明日あたりに、
天真庵の表紙にある「元気の約束手形」にアップする予定。
静かに広がっていけばうれしい。

今日は「書の会」。貞本先生が急用で、本日は自習の日。
夜の勉強会にでてくれる縁ある人たちには、このシールの
実験をしている。