長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

蕎麦屋の必需品?

2010-12-14 08:02:57 | Weblog
昨日は、オーボエのかよちゃんが、クラリネットの岡田渉くんと、
ファゴットの榎戸絢子さんを誘って、初めてのトリオで、バッハからベートーベン
、D・ミヨー、最後はトマジの「田園風コンセール」で〆てくれた。
2007年にオープンして、まだピアノがないときに、かよちゃんが、ぶらり
とやってきて、「コンサートをやらせてください」というので、不肖えーちゃんの
チーズケーキとホボブラジル付バロック音楽祭が始まった。その時に近くの朝日幼稚園に通っていたけんちゃんが聴きにきた。毎朝ステンドガラスの隙間から蕎麦打ちを
のぞいていたけんちゃんも、今は押上小学区に元気に通っている。

そして、朝日幼稚園も舞台にして、「墨田ぶらり下町音楽祭」も始まった。
天真庵も、あまたの縁ある音楽家たちが、やってきていろいろな音楽会が
開催されるようになった。シャッター通りに、時々音楽が流れる。
その「意外性」がいい。ピアノも昭和35年生まれの「カイザー」。
見た目は昔の小学校のオルガン?みたいな庶民的な感じだけど、一流の
ピアニストがいったん鍵盤をたたきはじめると、サティーからベートーベン
まで、融通無碍な音を奏でてくれる。意外性に満ち溢れたピアノだ。
21日に組長よろしく、「つけめん三人衆」をプロデュースしてくれた
ピアニストの赤松林太郎くんも、このカイザーの音を磨いてくれた中心人物である。
昨日「林太郎です」と元気に電話がきて、来年の2月25日(金)に、演奏して
くれることになった。スカイツリーに一番近い場所に住む、若くて元気なピアニスト。

クラリネットの岡田くんの両親は、茨城県の石岡で「まんまや」という蕎麦屋
を営んでいる。常陸秋蕎麦を手打ちする技は、なかなかのものだ。まさに地産地消
であり、休みには畑をするという晴耕雨読なスタイルを貫いている。
先月お邪魔したときには、おいてなかったけど、先週ピアノが入ったらしい。
これからは、「蕎麦屋にピアノ」というのが、新しいスタイルになるかも。
来年の2月あたりから音楽会が始まるそうだ。昨日は車で、わざわざきてくれた。
もとももと「蕎麦食い」というのは、目の前の蕎麦のことしか見ていない、ろくでも
ない、というか、それだけの面々みたいなのが多い。でも音楽があったり、芸術が
あったりすると、視野が蕎麦のそばから、少しずつ広がっていく。何割蕎麦とか、
どうじゃこうじゃとかいう薀蓄は、ウンチになるまでのはかない時間に消えるたわごと


今日は「英語で蕎麦会」
お酒を飲みながら、少し酩酊して、「ままよ きんたま おとこのこ」と
勇気をふりしぼって、下手な英語で会話する日。
先生意外は女性がほとんどだけど・・・

明日は「かっぽれ」
この会は、先生意外は、おとこのこ。「半股引(はんだこ)」で「きんたま」をつつんで
踊る日。

ちんぽこもおそそも湧いてあふるる湯 山頭火



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