長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

ねっと31 ライブ   今日は4時まで!(準備)

2012-01-31 08:31:00 | Weblog
昨年から、31日がある日。つまり今日みたいな日に、
「来月も続きますように」みたいな願いもこめて、「ねっと31  ライブ」
を始めた。昔から京都あたりでは、月のみそかに「きらず」(おから)を食べた。
人と人との縁を大切にしてきた古人の生き方が吐露されていていい。
隠元和尚が、京都にやってきて、煎茶や普茶料理や禅がひろがっていった。
精進料理、煎茶の世界では普茶料理というけど、おからや豆腐を使うものが多い。
「きらず」は、そんな禅的なものの影響もあるように思う。

昨日は「順受の会」だった。月に一度、論語好きな文人墨客嗜好の人たちが集まる。
松田先生が鹿児島の人なので、昔から勉強が終わった後の飲み会は、「白波」を
飲むのがならわしだ。最近は「黒霧島」を飲むことが多い。還暦を過ぎた団塊世代
や、アラ還の人たちは、ポテトサラが好きな人が多いので、この日の天真庵のテーブル
には、ポテサラが必ず登場する。

今日は「ねっと21 ライブ」 (19時会場  4000円 歌・国貞雅子 ピアノ・森下滋)
お店は、16時で閉店。
 
明日は休み。夕方には「かっぽれ」をやる。
芸が身を助ける、というけど、なかなか芸の深さに右往左往すること多し。
会社のほうは、65歳が定年になりそうだけど、この「かっぽれ」は、熟練の道が
ありそうだ。健康であれば、死ぬまで踊れるかも?

明日から二月。
2月3日は、「臨時休業」  夜の「ねんどの会」はやります。
ワカこと吉若徹さんの分骨式があるので、それに出席。
ワカが去ってはやくも2年。光陰矢のごとし。

論語の会

2012-01-30 07:24:27 | Weblog
最近、いろいろなところで、論語の会が、盛況らしい。
先週の花の新年会のときに、桐生からこられたご婦人が
足利学校のことなどを誇らしげに話されていた。
昔から論語あたりを勉強していたような藩校などは、今でも
空気が凛然としていて気持ちがいい。

閑谷学校(岡山県)などは、日本人なら一度はいってもらいたい。岡山藩主池田光政が庶民教育のために創らせた学校で、閑静な山あいにあり紅葉、 新緑の季節が美しいし、石垣や建築物も自然と融和していていい。

今日は天真庵でも論語の会がある。正確には順受の会。そして今年は「易経」を勉強する。
戦国時代みたいな時代でもあり、太古の昔から数千年に一度くらいにある天変地異のいそがしい時代。
そんな厳しい時代をのりきるには、「自分」をしっかりさせないといけない。
東洋人が昔から学んできた「哲」には、いろいろな叡智がふくまれている。
「寺子屋」という雰囲気も醸し出されて、好きな勉強会だ。もう15年以上続いている。
3000円(そば会付き)というのも、15年前からおんなじ。19時から

明日は「ねっと31 ライブ」
国貞雅子が歌い、ゲルシー、こと森下滋が、ジャズピアノを軽快に演奏してくれる。19時から4000円(そば会つき)

水仙を生けた

2012-01-29 08:31:39 | Weblog
庭にある水仙は温度が低いのであだ咲いていない。
渡辺愛子さんがくれた水仙は、北国、越前水仙。春爛漫に満開中。きっと
いまごろは、仲間の水仙は雪の下だろごうが、墨田区に
きたのは、どじょっこやふなっこが、春の到来によろこぶがごとくだ。
世の中も五里霧中よろしく、政治も経済も自然も混沌として春遠しの感があるけど、
毎日毎日を一生だと思って、感謝しながら生き暮らしていくしかないのが、賢明だと思う。
北国からきた小さな命に、生き方を教えられた気がした。
「花」とか「お茶」とかは、日本人が清貧の中から見出した春みたいなものだ。

今日は「竹細工の日」
豊の国、大分から先生がきて、竹細工を教えてくれる。
大分は、小鹿田焼きみたいなエコな陶芸の文化があったり、自然にも
恵まれ、ほんとうに豊かなところだ。終の棲家を見つけるのだったら、断然おすすめ。

明日の朝は「卵かけごはん」
夜が「順受の会」  月一の「儒学バー」
今みたいな乱世には、肝を鍛えるようなこと、自分磨きが大切になってきた。
人生には、上り坂と下り坂と、まさかの坂があるらしい。最初のふたつの坂は、
人生経験なんかでなんとかなるらしい。まさかの坂は、「人間力」が勝負らしい。

31日は「ねっと31 らいぶ」
きわの日。31日に、生きていた、を喜ぶ日。国貞雅子と、ゲルシーのピアノを
堪能する日。4000円(そば会付き  19時から)



お花の日

2012-01-28 08:18:26 | Weblog
今日はお花のお稽古。
原田先生が山口の宇部から月にいちどやってきて、わたくしたちへ
指導してくれる。お店があるので、ぼくは午前中の教室。
不思議だけど、男子が多い。表参道でやっている煎茶も、不思議
だけど、男子が多い。もともとは、お茶とかお花は、男子が
やっていたもんだが・・・

陶芸家の久保さんや愛子さんの家にある山野草が、うちの
狭い庭にジャングルよろしく生きている。名前も忘れたものが
あるけど、忘れたころに花をさかせたり、緑ゆたかな葉を見せて
くれたりして、見て楽しんだり、ゆかりの陶芸家の火器に投げ入れて
楽しんだりしている。
お茶やお花を習ったりするのは、高嶺の花のような感じがあるけど、
路傍にも名もなき可憐な花は咲いているのだし、お茶も江戸時代から日常茶飯になった。
気持ちしだい、身の丈をこえないところで楽しめばいい、とつくづく思う。
今日は「墨田珈琲」の主人が花にくる。
できたら、カフェなど、お客さんがくるお店の主人には、少し花とかお茶とかを、
ふれあってもらえば、いい、と思う。


明日が「竹細工」
月曜日は「卵かけごはん」夜は「論語の会」
火曜日が「ねっと31ライブ」

星野村にいこう!

2012-01-27 08:27:18 | Weblog
昨日は煎茶のお稽古の前に、青山ブックセンターにたちよった。
「旅」とう本の特集が「九州の小さな町へ」という題名だった。
日田、筑豊、臼杵などが紹介されている。そのうえに
「長年のご愛読、ありがとうございました」とある。
つまり、この号が最終号。なにか、さみしくなってレジに
もっていった。

煎茶のお稽古がおわり、表参道から銀座線で浅草へ。昨日は
お花の会の新年会。浅草のロシア料理のお店で原田先生を囲んだ。
3月31日に、福岡の星野村という、玉露の生産地で、お花の会
をやることになったらしい。ちょうど「ねっと31の会」と重なって
いるけど、日程を調整してみよう。
天真庵にも「玉露」というメニューがある。星野村の玉露を
久保忠廣さんの蓋付きの茶碗で供す。人生観が変わるくらい、うまい。

明日は「花のお稽古」
明後日が「竹細工」
月曜日は「卵かけごはん」夜は「論語の会」
火曜日が「ねっと31ライブ」

華麗な新年会

2012-01-26 09:34:09 | Weblog
カレーではない。焼き肉を食べに、三河島の「Y」に12人で
押しかけた。「ほぼ毎日」のように江戸一で飲む書の貞本さん
が週に一度自宅から歩いて通う焼き肉家さん。その筋にくろい
人には、名が通った店だ。昨日は「書」をやる文人墨客たちと
そこで、わいわい焼き肉を焼きながら、ワインの炭酸割を飲んだ。
そして、好い気持ちになって、みんなでバスで、あしたのジョー
の舞台になった泪橋を通り、大川(隅田川)を渡って帰ってきた。
今年スカイツリーが開業して、東京にくる人がいたら、泪橋界隈
の安いホテルをキープして、「Y」や界隈の老舗の居酒屋あたりの
夜の梯子をおすすめする。「江戸の旅」を満喫できるに違いない。

今日は煎茶のおけいこ日。終わって浅草で新年会。
今日は「お花の人たちの新年会」
お茶・花・書・・・みんな「つながり」がおもしろい。
やればやるだけ、知らない世界がより広がっていくが、そこが
そこでまたおもしろい。

タイムドメイン

2012-01-25 08:33:33 | Weblog
昨日は「タイムドメインの日」だった。
大手オーディオメーカーをスピンアウトした吉井さんが、タイムドメイン理論の
オーディオ「yoshii9」をつくった。経営は厳しそうだけど、音のクリアーさは
群を抜いてすばらしい。
音にも「人間性」がでるのかも。気骨がある人が魂こめてつくったものを身近におきたいものだ。

昨日はコルトレーンを聴いた。ワカが大好きで、葬儀の時はコルトレーンをかけるようにと
遺言があったらしい。2月3日に三鷹にある彼のお墓に、熊本人吉から遺骨をもってきて、分骨する。
「凍てつく冬の夜、すこし仕事に疲れ、目をつむりながら聴く、そんな時は、コルトレーンがいい」、
と生前話していたことを思い出す。今月31日(火)は、「ねっと31ライブ」があり、ワカとふれあった
仲間たちが集まって、JAZZを聴く。国貞雅子は、ワカが最初につれてきた歌姫。彼女の歌を聴いていると、
悲しみの底の底あたりに見える小さな希望みたいなものが感じられる。ワカを偲ぶにも、タイムリーなライブ
になるに違いない。

28日(土)は、お花の会。
原田先生が山口の宇部から月に一度上京して、花を教えてくれる。
あまり知られていないが、ワカも生前、この教室にきて、花を習っていた。
老後は熊本で、そばやをやりまがら、「お花畑構想」(町中を季節ほとに、いろいろな花が絶えず咲いている)
を熱く語っていた。
お茶やお花は、方程式も到達点もなく、ただ自分自身と向き合うような「道」だけど、繰り返しの中で、繰り帰って
みると、うっすらとでも道らしきものが見えてくるものなかなあ、と最近思う。

30日(日)は「竹細工の日」
大分別府から、毎月二回、竹の匠たちがきて、竹細工を習っている。
昔から、日本人の生活の中には、竹でつくった道具がたくさんある。

30日(月)が、「順受の会」、論語の会だ。
今年は岩波文庫の「易経」(高田真治)の下が教科書。

♪ゆ~きは降る あなたはこない~

2012-01-24 08:29:16 | Weblog
昨日は「元気の約束手形の謎とき会」だった。
先月のその会の様子が、「メトロミニッツ」という地下鉄に
おいてあるフリーマガジンに掲載中。
すごく人気のある雑誌なので、すぐになくなるらしい。
「特集」が、東京シェアLIFE。この会に参加されている界隈のカフェなどの
オーナたちの、「生き様」がうまく表現されていて、勉強になった。
雑誌をつくっている30代前後の人たちの「新しい感覚」に、驚かされる。
脳化社会というか、いろいろな情報が氾濫しているけど、情報もシェアできる。
どうせいっしょにシェアーするなら、食事と同じように、気のおけない仲間
といっしょに脳化したいものだ。そんなことを、つくづく思った。

今日は、昨日の熱い勉強会の途中から降り積もった雪をかくのに、一時間以上かっかった。
今日の夜は「タイムドメイン」
池袋時代から、この日は「持ち込みOK」といより、好きなCD、食べたい(食べさせたい、飲ませたい
)ものを、各自がもってきて、音楽も食事もシェアーする日。
けっこう古くて新しい企画かも。

28日が「お花」 先月やった水仙を生けてみた。コツが少しわかってきた。
29日(日)が
「竹細工」
30日(月)が「順受の会」・・・今年は「易学」
31日(火)が「ねっと31ライブ」・・・国貞雅子がうたってくれる。

TQ研究会

2012-01-23 07:42:43 | Weblog
今日は月曜日。
月曜日の朝は卵かけごはん。
というわけで、それの準備中。これを始めてから、
毎週どこかの農家とか養鶏場とかをまわるようになった。
ついでに、そのムラの界隈のそばやとか、農家がやっているお店
なんかに立ち寄る機会が増え、楽しい寄り道ができるようになった。
空気ごと、景色ごと、ふれあう人ごと、「みなごちそう」な
ので、自分の中にある「おいしい基準」が、だいぶかわってきた。
本来の「観光」とは、自分の足で歩き、自分の感性で、「光を観る」、
つまりは、発見することだと思う。ねっとや、雑誌やテレビや旅行会社がすすめる
企画では、「のせられた」に過ぎない、と思う。

今日は「TQ研究会」
山田くんがイフワークでやっている「TQ」という未来の技術は、
まだ光があたってないけど、もうすぐ花開く技術だと思う。
多士済々な人たちが集まってきて、毎回楽しい勉強会になっている。

28日が「お花」
29日(日)が
「竹細工」
30日(月)が「順受の会」・・・今年は「易学」
31日(火)が「ねっと31ライブ」・・・国貞雅子がうたってくれる。

寒い日もよし

2012-01-22 08:01:13 | Weblog
今朝の東京もみぞれみたいな雨が降っていて寒い。
朝お店にいくと、ホホバオイル(そば包丁のメンテ用)が凍っていた。
10度以下になると、奇跡の油・ホホバが凍る。

昨日は雪の中、論語の会の先生・松田さんが遊びにきた。今年の
論語の会(正確には、順受の会)は、易学をやる。
戦争が終わって、高度成長とかバブルがあって、バブルが泡のように
消えたけど、なんとなくマスコミや政治が「うわむく」とか「おどりば」
とかいう言葉を信じてきたけど、震災後や世界中の景気があやうくなって、
やっと、「しばらくは斜陽になるかも」と思い始めた。でも震災とか
天変地異があちこちで伝えられ、身近には放射能の問題などもあり、
「生きている」ことのありがたさを感じられるくらい、毎日が「乱世」
を感じる今日このごろ。明日の「不安」をいいだすと、みんな枚挙にいとまない
状態だと思う。こんな時は、温故知新よろしく先人たちが、生きてきた知恵を
学んで、糧にするのも一考だと思う。

今日は「エリカ庵」
とになく、一に健康、二に健康、三四がなくて、五に仕事
寒くなると、体が硬くなる。自分ではほぐせないところをコリコリ
やってもらうと、ほんとうに元気になる!

明日は月曜日。月曜日の朝は卵かけごはん。昨年の3月からやっている。
2月に「手前味噌つきり教室」をやるけど、時代のせいもあり、予定の定員を
オーバーして、時間のやりくりに躍起。

明日月曜日の夜は「TQ研究会」元気の約束手形シールには、TQ処理という
ききなれない技術が施されている。「天真庵」のサイトの表紙には、少し
説明文を入れているけど、今の科学で生命しきれない領域のもののため、説明
すればするだけ、唇さむし、といった感がある。それを、山田さんが、謎ときをする、
という企画。