長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

人が一番の公害かもなんばん

2016-04-30 08:26:31 | Weblog

正月は東京の人口がぐっと減る。そのため、なんとなく空気がきれいに

なる気がする。ゴールデンウィークも、行楽のため、東京人が移動するので、

やはり空気がきれいな気がする。スカイツリーにくる人の数も、ピークの600万人

から昨年は400万人代に減少している、と今朝の新聞に書いてあった。

外国人は増えているらしい。英語で蕎麦会のポンビキ成功率の確率の高いのがうなずける。

前日あさすバーに大集合したシェアハウス「旧邸」のめんめんたちは、昨日は信州上田に

仕事半分遊び半分ででかけていった。みさとちゃんは昨日29歳の誕生日。ぼくの生きた年の

半分である。元気シール関連で仕事をする人たちは、みんなそのくらい。アドバイザーのみくちゃん

はまだ中学3年生。来年高校生になったら「女子高生社長」になって、本格的に元気シールの企画

やってくれるらしい。女子高校社長の「かばんもち」なんかも、老後はいいかもなんばん。

「社長、本日はアキバのお店のダンソウサンの誕生日です。」なんて。

5月の予定。

22日(日) タケシィ 三線(サンシン)らいぶ

演奏:タケシィ(三線)

19時開場 19時半開演 ¥4,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)

 

29日(日) ぶらじりあん らいぶ (ブラジル音楽)

演奏:阿部かよこ(ヴォーカル・ギター)・長澤紀仁(ギター)

19時開場 19時半開演 ¥4,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)

 

 


あかすバーにいく。

2016-04-29 08:58:08 | Weblog

昨日の夕方、みさとちゃんが新しい「おまもり」を持ってきてくれた。

雨の中を、しかも少し無理して、つくってもらったので、おかえしに、かえしのきいた

蕎麦をいっしょに食べる。不思議だけど、このおまもりには、「あわじ玉」という縁起のいい

結びが施されていて、それをたくさんつくっているだけで、「運が向いてきた」らしい。

昨日はそれから、bunkanで、「あかすバー」というのがあった。みさとちゃんも、

そこで「テネシーワルツ」を弾き語りで歌うというので、でかけた。

池袋時代から縁のある英語で蕎麦会の岩本先生や、やなかのカフェの女主人Mさん

などがいてびっくりした。メインのテーブルには、「熊本の義援金」とかかれたガラス瓶が

さりげなくおかれていて、この街の人のやさしさが染みる。

カウンターの中では、「旧邸」のゆみちゃんが、山菜料理を手際よくやっていて、

そのシェアハウスのめんめんが、ギターをひきながら歌ったり、観客として聴いたり

して、共に楽しんでいる。

若いけど、そこに住んでいるわかものたちの、「足るを知る」というような生き方には脱帽することしきりだ。

月に二度、木曜日に営業している「あかすバー」。これからの幸せな生き方のノウハウを、あかすバー?

熊本でHPをつくってくれている友達が15日ぶりに、更新をやってくれた。やっと日常がもどり始めたらしい。

「元気シール」のとこに、具体的に天真庵でやっている例をのせてもらった。


行者にんにくを食べてミイラになる

2016-04-28 09:52:36 | Weblog

先月の末に、味噌休みをとって、南信州を旅し、先週も

「おどもカフェ」がオープンしたので、同じ道を旅して、南信州の春を楽しんだ。

味噌休みの時に、阿南町に「行人様」のミイラの御開帳の案内が目についた。

300年以上前に、生きながら即身仏としてミイラになった行人様。一日一椀の

蕎麦粉を食べながら、修行をしたらしい。

昨日は「おんなかっぽれ」だった。お茶の仲間でもある女性が「行者にんにく」を

土産にもってきてくれた。少し低い温度で15分くらいあたためて、小さく刻んで

蕎麦汁につけて、味見。口の中に、にんにくパワーが充満する感じ。

女子がかっぽれをする間、一階で「自然農法という生き方」を読みながら、酒を飲む。

♪ほーねんや~ あ まんさくや・・・・・前日の書の会の飲みすぎの疲れと、こもり

歌のようなかっぽれの調子に、お銚子の酒を残したまま、こっくり。

行者にんにくで、ミイラとりが、ミイラになる?

その後は、楽しい蕎麦会。元気シールで酒の味比べをしながら、談論風発。

今日は朝から雨。昨日古本屋から、どさっと本を買い込んできたので、今日は

これを読みながら過ごそう。夕方には、みさとちゃんが「おまもり」をもってきてくれる。

手作業なので、できあがったら次の日に完売・・・生産性も経済効率も原始的

だけど、確実に元気が優美に伝わっていく感覚がある。明日も「二階でそば遊び」という

普茶料理の会があるので、なくなりそう。


自然農法という生き方

2016-04-26 08:20:44 | Weblog

そんな本が昨日届いた。

東京でクラブのママさんだった友人が、埼玉で自然農法を

始めた。こないだの「染めもん展」の時に、カバンの中から

でてきた本のタイトルにひかれて、アマゾンで頼んだら、昨日やってきた。

ときどき愛媛の南條先生を訪ねると、福岡さんばりの自然農法で野菜をつくって

いる畑の収穫物の「自然で野趣のある菜」という本来の意味を味わされることしばしだ。

今朝は、「暮らしの実験室」から届いた青菜を卵とじにしたものと、具だくさんの味噌汁と、

大好物のしらす大根と、もち麦飯と自家製の香のもの。

「暮らし・・・」の野菜の実験をより多くの人の家庭で実験することになれば、TPPとかいう

下痢しそうな名前の詐欺にあわなくてすむのではなかろうか?

昨日は21年目の「論語の会」と、二階では「蕎麦遊び」をやっていただいたので、二階で

日本酒をいただき、下でそば焼酎をいただきながら、いったりきたりのてんてこだった。

平均年齢還暦プラスのめんめんの携帯ぜんぶに「元気シール」が貼ってあるのは、なかなかおもしろい風景だ。

二階のめんめんさんたちは、帰りに「碁まもり」を土産にされた。元気パワーが優美にひろがりをはじめ、

やさしい元気を伝える人たちの元気な姿があちこちで見られる日も近い。

今日は「書の会」。

天真庵の看板を書いてくれたのも、元気シールをデザインをしてくれたのも、「りゅうじ」こと

貞本りゅうじ先生だ。今日も楽しい書の会になりそうだ。

明日は「おんなかっぽれ」


天下無敵の「おまもり」(碁まもり)

2016-04-25 07:54:28 | Weblog

昨日は「染めもん展」の千秋楽。

近くのシェアハウスの女子たちが、夕方遊びにきた。

みんな「手芸部」の部員でもあり、部長のみさとちゃんが、

「おまもり」を完成させてもってきてくれた。今日はそれを

ぜったいほしいという人たちが、二階の座敷で「そば遊び」をするので、

自分たち用は次会のしようと、おあずけ。

あ、いけない。卵かけごはんの時間だ。

夜は「順受の会」を下、二階で「そば遊び」なので、早朝から

老体に鞭うって、仕込み。でも炭をおこしたり、そんな季節を越したので、

体も楽だ。5月も、これに「やまね組」が27日(金)にある。うぐいすの声といっしょに目白おしあげ。

22日(日) タケシィ 三線(サンシン)らいぶ

演奏:タケシィ(三線)

19時開場 19時半開演 ¥4,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)

 

29日(日) ぶらじりあん らいぶ (ブラジル音楽)

演奏:阿部かよこ(ヴォーカル・ギター)・長澤紀仁(ギター)

19時開場 19時半開演 ¥4,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)


ぜんまい紬 隕石紬 どちらも着物の王子様?

2016-04-24 08:53:53 | Weblog

山菜のおいしい季節だ。

先日長野を旅した時、おそばやで山菜の天ぷらを酒肴に、長野の地酒を燗にして飲んだ。

ぼくは「こしあぶら」のてんぷらほど美味いものはないと思っている。

今日まで、「染めもん展」をやっている。昔から、着物の上級者に好まれるものに「ぜんまい紬」

というのがある。山菜のぜんまいの綿毛を根気よくとって、絹と紡いでつくるらしい。気の遠く

なるような手間をかけている。それを箪笥に一枚いれていると、虫がつきにくい、らしい。

河野夫妻がせんじつ、押上の名店「隕石屋」をのぞいたらしい。最近、一部のマニアでは、

天真庵で蕎麦を手繰り、帰りに隕石屋に立ち寄ることを「押上の宇宙ツアー」というらしい。

うちの蕎麦に隕石は含有していなし、石臼が隕石というわけでもない。でもTQ技術で

できた「元気シール」は、もともとは「宇宙エレルギー」といわれていたこのが確かにある。

隕石屋の主人が、「ぜひ、隕石の糸を紡いで、着物をつくったら、地球上にふたつとない着物ができますよ」

といったらしい。あいかわらず、おもろい王子様である。

昨日は、着物の上級者で池袋時代からこられる人たちがあまたこられた。

そんな奇妙キテレツな話を飲みながらやっていたけど、今日あたりこそっと隕石屋にいって、隕石を

帯どめにしよう、なんて思っている輩がいるに違いない。

今日は「碁利益のおまもり」もやってくる。これもひとつひとつ「あわじ玉」までつくって作り上げる手間が

あるので、なかなかめづらしい品物である。注文におっつかないけど、いずれ自分の分もキープしたいと思う。

今日は日曜日だけど、19時まで営業。

明日は「卵かけごはん」  夜は「順受の会」  二階では「お座敷で蕎麦遊び」もやるので、朝からてんてこな月曜になりそうだ。

火曜日が「書をしよう会」

水曜日が「おんなかっぽれ」

サイトの運営を熊本でやっているので、しばらく更新されないけど、5月27日に「やまね組のクラシックコンサート」

がある。

 


一億くらいの値打ちがあるネクタイ

2016-04-23 08:29:13 | Weblog

昨日から京都の染めをやってはる河野夫妻が、天真庵の二階で

「染めもん展」をやってくれてる。

もともと、トムさんこと、野村富造さんと、陶芸家のふじさんのふたり展から始まったものだ。

平成9年くらいだったので、かれこれ20年くらいになる。トムさんは2010年に生前葬をやり、

2011年の311の10日後くらいに京都で昇華された。

まだ煎茶を習い始めたばかりのころ、トムさんに着物と袴を染めてつくってもらった。

ときどきそれを着て茶会などにでかけると、彼の魂があの世から降りてくるような、会話ができているような、

そんな気持ちになる。IT業界という魔界みたいなところで仕事をしている時、勝負服には、魔封じみたいに

トムさんのろうけつ染めのネクタイをしてでかけた。なんだか、それを身につけていると、難しい商談や、

とてもかないそうでない提携話などがうまくいったりした。お金に換算するのは苦手だけど、軽く億単位の

御利益があった。今はスーツなど着ないけど、お守りみたいにそのネクタイは3本くらい残してある。

ぼくの財産は、最低3億?ということか?

河野夫妻の染めて紡ぐ着物は、着ている人を見るだけで元気がでる着物だ。ぼくは、彼のTシャツを夏はよく着る。

元気なパワーに包まれる、そんな気分になるから不思議だ。人間を60年も生きてきたけど、ますます、わからない

ことのほうが多い。あの不思議な「元気シール」かて、20年くらい遊んでいるけど、まだまだ不思議がいっぱいで、

広がっていく先の縁ある人たちが、不思議な体験をお返ししてくれたりするので、不思議が山積みされていく感じ。

今日、明日も「染めもん展」一色。

 

22日(金)・23日(土)・24日(日) そめもん展

「京の染色工芸」 河野染色工芸スタジオの仕事 会場:二階

13時から19時

              


おとなとこどもで  おどもカフェ?

2016-04-22 08:51:43 | Weblog

先週のインヨガの時、ぼくのそばのお弟子様のかいらしい女子が、

「ついに、おどもカフェが完成しました」とのたまわれた。「おー、そーか」

というやいなや、さっそく水曜日の朝、車でおどもカフェにいった。

中央自動車道で、諏訪から伊那谷を過ぎ、遠山郷にいく道の途中、に

阿南という風光明媚な街があり、そこの阿南病院の裏の元歯医者さんだった

古民家を改装して、カフェができた。お弟子様の友達の女主人も、笑顔が素敵

な女子で、3年間その街で「地域協力隊?」のような活動をする中で、計画していた

ものらしい。東京からだと車で4時間くらいかかる。豊橋あたりからだと2時間くらいで

くる。俗、という言葉から乖離したところで、朝は鳥が合唱し、夜は鹿や猪の光った眼が近くで見られ、合掌したくなる。

伊那谷に眠る友達の命日が今日だ。ちょうどそ界隈の桜がきれいだった。

昨日も信州あちこちで山桜や枝垂れ桜がきれいだった。おどもカフェの主人に、コシアブラやうどや無農薬

の野菜を土産にいただき、おかえしに「元気シール」をおいてきた。今ごろ、山菜をいれたビンや、珈琲とか

お酒の味を変えたりして、遊んでいるに違いない。夕方東京にもどったら、能登に移り住んだお弟子さまより、

うどとこしあぶらなど山菜がいっぱい届いた。東京では味わえない「自然」が地方にはいっぱいある。痴呆

になる前に、そんな場所で自然を満喫したいものだ。今日から天真庵は京都の風が吹く。

夜は「ダメ中」。

22日(金)・23日(土)・24日(日) そめもん展

「京の染色工芸」 河野染色工芸スタジオの仕事 会場:二階

13時から19時

 


碁利益(ごりやく)のおまもり

2016-04-20 07:01:32 | Weblog

昨日は、「お仕覆」(しふく)だった。大事な花器や茶器などを、古布を使い、

包み込む巾着袋みたいなもん作り。古来より日本人は、おめだたい時には、

羽織の紐をむすび、お祝いを風呂敷で結び、最近では「おにぎらず」という

のんが流行っているけど、本来は手でむすび、男と女がむすばれで、できた

男の子を、「むすこ」といい、姫を「むすめ」というのも、みんな「むすぶ」からきたものだ。

昨日は、お仕覆の名人のみさとちゃんが、元気シールを碁石に貼ったものをつつむ「おまもり」

を作ってくれた。なんと「あわじ玉」という縁起のいい結び方をしてくれていて、これを

身につけているだけで、碁利益(ごろやく)がありそうだ。

日本人の「すごさ」を再確認する。週末の「そめもん展」も、日本人に生まれてよかった展。

22日(金)・23日(土)・24日(日) そめもん展

「京の染色工芸」 河野染色工芸スタジオの仕事 会場:二階

13時から19時

 


あなた色に染めまんねん

2016-04-19 09:26:38 | Weblog

明日まで、般若くんが代官山のつたやギャラリーで個展をやっている。

天真庵のカウンターの椅子の作家。

木曽の工房で、名前に負けないくらい精進しながら木工の道を歩んでいる。

ひとつごとをいく人はすごい、といつも思う。

金曜日から天真庵では「染めもんてん」がある。池袋時代から20年近く

やっている。「京都の兄貴」みたいな「とむさん」こと野村富造さんのろうけつ染めの

着物の展覧会をはじめて、2011年に旅立たれるまでやった。

素敵なじいちゃんで、ジャズとか京都の祇園の遊び方などいろいろ教えてもらった。

その意志を受け継いだ河野さんがその後も毎年やってきて、素敵な着物の展覧会をやってくれる。

22日(金)・23日(土)・24日(日) そめもん展

「京の染色工芸」 河野染色工芸スタジオの仕事 会場:二階

13時から19時