長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

ねこ

2008-01-30 06:54:14 | Weblog
金曜日から始まったワークショップも今日が最終日。
昨日は、「ねこをつくろう」という日で、雨にもかかわらず、
6名の人が参加。でも仕事中は、声も音も聞こえず、シーン
としていた。「ものつくり」は、人を無心にさせる。

世の中には「ねこ派」と「いぬ派」がいるみたい。
ぼくは「いぬ派」だけど、うちの元気は、しぐさなどを見て
いるとねこのDNAを持っている、とつくづく思う。

本来は今日から連休だけど、ワークショップの関係で、
明日31日と明後日1日(金)を連休にさせていただきます。 感謝

英語で蕎麦会

2008-01-29 07:16:18 | Weblog
今日は英語で蕎麦会。
の新年会。立花の「とんかつや」でやる。
後楽園ホールでは、杉田兄弟が試合をする。
日本ランクの五位になった兄ちゃん(弟?)は、
すこぶる調子がよさそうだ。
昨日の順受の会にきた大学の後輩にチケットを渡し、
私のかわりに応援してもらうことにした。
こぶしひとつで、命をかけて戦う彼らは、まことに美しい。
昨日の「大塩平八郎」の勉強会でもでたけど、「命をかける」
という人間がすくなくなった。

人のためになること、正しいと思うことを、命かけでやる・・・
当たり前だけど、その当たり前をやっている人がいない!

蕎麦打ち

2008-01-28 06:39:40 | Weblog
板橋に「オルト」というイタリアンの店がある。
ぼくはそれ系の店には、ほとんどいかないけど、
ここは、野菜が美味し、ときどきお邪魔している。
そこのオーナーが、昨日「蕎麦打ち道場?」にきた。
料理の分野は違うけど、「おいしいものを作る」という精神は
同じなので、スムーズ に蕎麦打ちができ、お昼は彼の打った蕎麦
を食べた。昨日も一昨日も、3時前に蕎麦が売り切れた。
もっとおそろしいのは、最近コーヒー豆が、足らなくなりうそうな日が
あることだ。米びつの底が見えるのはいいけど・・

今日は「順受の会」。今年から大塩平八郎を勉強する。
この会は、うちでやる会の中では一番地味な会だけど、一番人気がある。
こんな時代を乗り切るためには、それぞれ、「人間性を磨いたり」
「不安を払拭する肝をきたえ」たりしないといけないかも。
明日は「英語で蕎麦会」

今週の31日(木)と1日(金)は連休。


不思議な大島

2008-01-27 06:50:30 | Weblog
昨日の夜、着物関係の仕事をしている女性が不思議な大島の紬を
持ってこられた。バランスのいい文様が描かれていて、見ているだけで、
踊ってしまいたくなるようなものだ。
大阪の堺にある豪商の家に伝わる逸品らしい。
よくよく見ていると、松とか車とかの文様の中に、ひし形、アルファベット・・
いろいろな文様がちりばめられ、ひらがなも書いてある・・・

読める文字で、ネットで検索したら、与謝野晶子の歌であったことが最近解明した。しかも友だちの「初夜」の日につくったもの・・歌だけでも意味深なもの
なのに、不思議な文様が間にあるんから、なおさら、想像を豊にする!

男女の業の歴史もすごいけど、それを歌にしたり、着物にしたりして伝えてきた
古人たちの「粋」もすごい。

着物で蕎麦会

2008-01-26 06:46:57 | Weblog
今日は土曜日。昨日は岩手の炭(6K)を買った。
昨年まで池袋では、6kの袋で2年くらい持ったけど、
今年は2袋め。隙間風のふく長屋には、炭がよく似合う。
このまま石油を使い、今までの生活を続けると、地球が
悲鳴をあげ、終わってしまうような時代。
石油があがり、「このままではたちゆかない」ことが多くある。
たちゆかなくなっても、「自分は知らない」というような利己的
な人間が多い。でもこれからの時代は、またみんなで、ひとつの
ことを助け合っていかないと、いけない時代。いい時代にもどる・かも?

明日は友だちが「着物で蕎麦会」をやってくれる。友だちの友だちも着物
をきる美人が多いので、楽しみ。
着物をきて、「まいぐいのみ」や「まい箸」を持参して、地球や体にやさしい
食べ物や飲み物を楽しむ。「茶」を楽しむように。
天真庵を結んだ意味の大半がそこにある。



手仕事日和

2008-01-25 06:40:13 | Weblog
今日から「手仕事日和」が始まる。
昨日は搬入。かわいらいいぬいぐるみが天真庵の2階に並んだ。
明日は「ワンちゃんを作ろう、パート2!!」

昨日の昼は、銀座の松坂屋でやっている「寺山旦中展」にいってきた。
彼は山岡鉄舟の書に見せられ、禅や書に一生をささげた文人。
昨年69才で旅立たれたけど、晩年の字も、ガンにも助けられ・・と
本人もいっていたようで、「死」と対峙しながらも、自然の中で、ただ
さらさらと流れる川のように、てらいもない素晴らしい書だ。

いっしょにいったたかちゃんと煎茶へいく。ちょうど来月から炎色野で
個展をするチョン・ゴニさんが、玉露を入れていた。
彼は、抹茶もかなりやられていて、「さすが」という所作でおいしい玉露を
入れてくれた。陶芸の話に盛り上がりすぎて、自分がお茶を入れる時間がなくなり、人形町へ急ぐ。そんな時にかぎり、半蔵門線が人身事故で止まっていた。
何事もあわてたり、力が入ったらだめだ。

初雪?

2008-01-24 07:34:11 | Weblog
昨日は朝から雪だった。日本家屋、しかも隙間が多い建物は寒い。
けど、このあたりの人は、当たり前のように、寒さを感じていて、
いい。四季を通じて、いろいろな体感を素直に感じていくのが、自然
だとつくづく思う。

今日は、お休み。明日から「いろいろワーク」。・・・日替わりでワークレッスンを開催する。ネコ、イヌなどをつくるワークレッスンが始まる。
ので今日は休みだけど、朝から搬入などをやる。

最近アーティストたちと、いろいろな話をするたびに、「人間の手」というものは、いろいろな機能があるな、としみじみ感心する。
「じっと手をみる」、今日このごろ。

2008-01-23 07:19:08 | Weblog
昨日は書の会だった。みんなの字が融通無碍というか、自由な感じでのびのびしてきた。それと同時に、みんなの表情が豊かになってきた。芸術とは、特別な人にだけ与えられた才能ではなく、みんなに天与の才があることが、わかった。
それぞれの中にある「個の花」が開けば、ほんとうにこの世は楽しい楽園になる。

株価が暴落したり、アメリカや中国の経済に暗雲がたちこめてきたけど、これから
世界中で、いろいろなことが起きて、今年はいろいろなものが崩壊したり、活きずまったりしそうだけど、人間はこれまでにも、いろいろなことで、「終わり」
を感じてきたけど、やっぱりそこからまた新しい芽がでたり、花が咲いたりするのだと思う。
「終わりは始まり」なのだ。

今日は「タイムドメイン」。夕方、それぞれが好きなCDと、好きな食べものなどを持ち込んで、わいわいやる日。この会も長く続いている。

書をしよう会

2008-01-22 06:58:55 | Weblog
今日は書をしよう会。

うちの義理の弟は、福岡で畳屋をいとなんでいる。天真庵の二階には、半畳に
なったコンパクトな畳がある。彼の作品だ。お茶会などに使っている。

最近、畳の文化が廃れつつある。それにともなって、掛軸、花器、陶器などの
美術品がうごかない。ヤフーオークションなどを見ても、書なんて、とても安い。

天真庵には「文人の書」としては最高峰の、白井晟一さんの書「生」などを飾ってある。
ひょんなことから先週から、副島種臣の書が飾ってある。貞元先生も大好きな書なので、今日は楽しみ。

餅つき

2008-01-21 06:18:16 | Weblog
昨日は餅つきをした。
実は、前日にアクシデントがあった。臼の上に陶器の手あぶりを
置いていて、その手あぶりがぬけなくなった。
水や湯をかけても、回りをたたいても、ビクともしないのだ。
もち米に水をはって、次の日まで待つことにした。

そして、迎えた朝。蕎麦を打つ前に、また力いっぱい挑戦したけど、
手ごたえもなく、ピッタリとふっついたまま、微動だにしない。

蕎麦を打ち、焙煎をして、「これでだめなら、手あぶりを割って使おう」
と思って手をかけたら、パカっと分かれた。まるで、こちらの意思を
わかったみたいに・・・

そして、一升のもち米をついて、黄な粉、大根おろし、あんこ、納豆
などで、食べた。若い人らが10人くらいきたので、「ペロ」で
完売。

毎年2・3回餅つきをやるけど、今年は「金曜日餅つきライブ」をときどき
しようと思う。
昨日は九州から3人もお客さんがきた。いつもながら「友の遠方より来る、またうれしからずや」だ。

明日は「書」。