伊豆高原シニア・ライフ日記

「老い」を受容しながら自然の恵みに感謝しつつ「残躯天所許不楽復如何」の心境で綴る80老の身辺雑記 

秋の庭の3点景

2015年11月14日 | 園芸

11月14日     (土)      

雨の日が続き、急に寒くなった。冬の気配が強くなってきている。

夏の終りごろだったか、加齢による体力の弱まりでIKOI農園に設置してあったコンポストまで生ゴミ捨てのため往復することに負担を感じるようになつたので、コンポストを我が庭の片隅に移設することにした。

そのお蔭で急坂を上り下りすることが無くなり、朝のゴミ捨て作業は随分楽になってきた。

それだけではない。前日の残滓「生ゴミ」をそのコンポストに投入しEM発酵液をふりかけてきたので、コンポスト内で有益菌が作り出した栄養豊富な土壌が石混じりだった空地を畑に変えてきて来ている。

コンポスト内での土壌が空地に広がっていけば、来年の春にはこの場所でいろいろな葉物野菜を植えることができるだろうと期待している。

 


 

今日も朝の定例作業となった「生ゴミ」をコンポストに投入する作業を終えて、ふと見上げたらコンポストの近くに植えられている「皇帝ダリア」の花がいつの間にか咲いていた。

今年の皇帝ダリアは激しい風と季節外れの寒さに痛めつけられて花がとても少ない。いくつかの枝も折損して無傷なのは一本だけ。

思うに、背がべらぼうに高い皇帝ダリアを風が強い当地で育てるのは難しい。よほど強固な支柱を立てないと強風に茎はすぐ折損してしまう。

皇帝ダリアの花はなかなかのものだが、支柱立という力仕事が容易に出来なくなってきてる状況を勘案すると、いっそ思い切って皇帝ダリアの根を引き抜いてそこにもコンポストの土を投入して庭の畑にすることを検討したい。


皇帝ダリアの花を愛でたので、ついでに庭の植木を見回す。現在庭でもっとも見応えのあるのは黄色付いた実を沢山つけている「花柚」の樹である。

花柚の実は果実酢としての利用価値もある。例年沢山の実がなり、人様に差し上げても取りきれないのでそのままに放置され、やがて栗鼠が忍び寄り残りのすべてを採り尽くしてくれる。

とても役立つ実だが、それは別として、たわわに実をつけたこの樹の姿は十分鑑賞に堪える美しさを見せている。

庭木なので、素人の私が剪定することはなく、すべて本職の庭師が手を加えてくれているため半球型の手頃な大きさに毎年刈り込んでくれているので、庭の点景としても貴重である。

 


もう一つ。庭で今沢山花を咲かせているのがこの花。名前は「アメジストセージ」。

現在、皇帝ダリアと花柚、そしてこの花が現在の我が庭における我が庭の秋の3点景ということになるか。

 

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1 コメント

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Unknown (エイジング)
2015-11-18 19:16:14
花ゆず、ください!
また、東北の友人に送ってあげたいのです・・・
リスに食べさせるよりもいいですよね!
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