伊豆高原シニア・ライフ日記

「老い」を受容しながら自然の恵みに感謝しつつ「残躯天所許不楽復如何」の心境で綴る80老の身辺雑記 

待望の雨が降る

2015年08月18日 | 園芸

8月18日      (火)     /

長かった炎天下燃える暑さの夏がどうやら終わったようである。昨日、待望の雨が降り続き、乾ききった大地をしっかりと潤してくれた。

昨日の雨はまさしく「豪雨」というにふさわしく、地面を雨脚が激しく叩き玄関前の道路には滝のような水が走っていた。

他所とは違い旱魃ともいうべき当地では、豪雨による被害を心配するより、大量の雨水が大地に注ぎ込まれることを多くの人は喜んだのではないだろうか。

    

本当にこの夏は長きにわたってIKOI農園の作物を見ることはなかった。

家からほんのわずかの距離の坂道を歩くだけで行きつくのだが、30度を超す暑さのなかでスーパーシニアが出かければ、ついなにがしかの作業をしてしまうことになり熱中症になりかねないし、そんな危険を考える前にわざわざ出かける気分にもなれなかったのである。

 思えば、庭の土壌改良を狙って庭の一隅にコンポストを設置したことも原因である。毎日家庭で出る残菜を捨てるのにわざわざIKOI農園までいかずとも庭でたやすくできたことも影響している。

そんな気分を一転させてくれた今日、本当に久しぶりにIKOI農園に出かけてみた。

なんと雑草は伸び放題、野菜類は雑草のなかから僅かに頭をもたげている状態、そして時期を終えた胡瓜・茄子などの野菜は枯葉をまとって立ち枯れの姿を呈している。

荒廃した農園の中で、この時期に収穫できる野菜を探してみたら、 ゴーヤとトマト、それになんとからしき姿をとどめているナスが少し見付かった。

ゴーヤは流石に南方の野菜、たった一本の苗なのに暑さにめげず立派な姿の実をいくつもつけていた。黄色く熟しきった実は来年のための種子採りとして最適なのでこれも取り込む。

大玉、フルーティカ、ミニトマトは鳥に食べられることもなくたくさん赤い実を付けていた。これらはとりあえずジュースにする。

茄子の実は乾燥と暑さのなかでかろうじて生き残っていたもの。なんとか食べられそう。

 

だが、これを捥ぎ取るだけでシャツは汗びっしょり。ただ、今になっても蚊がいない。有難いことだが、ミミズも見当たらないし自然の異変を思わせちょっと気になる。

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2 コメント

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なんとか (KZ)
2015-08-19 21:02:49
>暑いです。今年の暑さはいつもの年に比して特に暑いように感じています。
 ・朝起きて畑でもしようか!と思って外に出るとそれだけで汗ビッショリ。・・・やる気を削がれて・・・・クーラー入
>雨も降らず地面は砂漠状態です。庭の片隅に移植した
 金シャボが水不足で枯れる?慌てて水を注入しましたが時既に遅く本日(8/19)枯れ死してしまいました。
>やっとこさ(水乞!しましたよ(#^.^#))雨、それも豪雨で累積降雨量120mm。全ての作物が蘇りました。
>トウモロコシの整理が気がかりでしたが何ともモチベーションが低くて出かけられず放置状態がをに見る始末です。
 やっと8/22(土)にはヤロウ!の気分が湧いてきています。
  トウモロコシさん放置して済みません!
返信する
Unknown (IZ80)
2015-08-21 16:52:23
明日、IKOIでご一緒させてください。

Mr.KZの声を長く聞かないと元気が出ません。

お願いします。
返信する

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