4月7日(土)
昨日の激しい雨は止み青空になったが、強い風が相変わらず吹きまくっている。
こんな天気なので外出を控えたほうがいいかとも思ったが、午後になって新緑の中、近所の軽い散歩ならということでMr.TBと出掛ける。
散歩道を二人ぶらぶら歩いていたらいくつかの別荘の庭に咲く満開の石楠花を見掛けた。石楠花が咲くのは早くても4月下旬だと思っていたが、今春に咲く花はいつもよりずーっと早い。我が家の躑躅も早くも満開に近い。
庭の躑躅
石楠花といえば伊東のはずれと伊豆高原の中間辺り国道135号線の道沿いに石楠花の樹がずらり植えられていることを思い出した。
こんな咲きっぷりなら、ひょっとしたらそこで見事な石楠花の花列をみることができるのではないか、ということで急遽「近所ウオーク」を取り止めて「石楠花鑑賞ウオーク」に切り替えることになった。
その国道の両側はかつては人が立ち入れないほど鬱蒼とした檜・杉の薄暗い樹叢だったが、数年前から間伐が進められ明るい林に変貌しただけでなく国道に沿ってたくさんの石楠花が移植され、林間には遊歩道が整備されつつあることは知ってはいたが、歩いたことはなかったのである。
現地には小さな駐車場もあり、粗末な板札に「地久保の森 森の小路」とあった。ただ、思惑は外れて、車道の脇や遊歩道の傍に植えられている石楠花は大室高原でみたものとは違ってまだ小さな蕾をつけているだけだった。
結局、石楠花の花は諦め、整備中の遊歩道を歩くことになった。心配だった杉の花粉は既になく静かな林の佇まい、林間を縫って小川あり池あり、完成したら素敵な遊歩道になるだろう。
場所柄なのか、杉や檜の幹が風を遮ってくれているのか、近所散歩で悩まされていた激しい風は嘘のよう。
遊歩道で辛うじて見つけたのが赤と白の石楠花2本、おそらく種類が違う早咲きの石楠花なのであろう。
遊歩道で見掛けた珍しい花、後で調べてみたらトウダイグサ科の「アカメガシワ(赤芽槲)」。「葉がのび始めは鮮やかな赤色で美しい」とあるが、あとはつまらぬ雑木らしい。
この日、意外に歩いており4000歩。いい運動になった。
精一杯芽吹いたのに・・・きっと春をよろこんでいるのに・・
お調べになった方のせいでは無いのですけど
ご指摘を受けて、さらに調べてみましたら「つまらぬ雑木」ではなく、成長すれば5mから10mまでなる落葉高木、とても大きな樹に成長するようです。
しかも樹皮は漢方薬に、若葉は食用にもなるとか、とほと……。
赤芽柏で 古代の呼び名とのこと。ご存知と思いましたが・・樹木医さんが日本人なら知っていてほしいと・・